2026年の志朗にとって大きな転換点となったのが、3月28日に両国国技館で開催された「RISE ELDORADO 2026」だ。
メインイベントでRISE世界バンタム級王者として大﨑孔稀と対戦した志朗は、5ラウンドの判定で敗れた。
大﨑孔稀とのタイトルマッチで何が起きた?試合結果は次のとおり。
- 大会:RISE ELDORADO 2026
- 開催日:2026年3月28日
- 会場:東京・両国国技館
- 対戦カード:志朗対大﨑孔稀
- 結果:大﨑孔稀の3対0判定勝ち
- 採点:46対50、45対50、46対49
- 試合展開:3ラウンドに志朗がダウン
この試合は志朗にとって3度目の防衛戦だった。挑戦者の大﨑孔稀は、過去に志朗との対戦経験があり、雪辱を懸けてタイトルに挑んでいた。
結果的に大﨑が勝利し、第2代RISE世界バンタム級王者となった。
志朗は王座を失ったものの、2026年時点でもRISEを代表する実績ある選手の一人である。
志朗は引退したのか?世界王座から陥落したことで、引退や競技生活の終わりを心配する声も出やすい状況だが、王座陥落と引退は別の話だ。
RISE公式プロフィールには2026年3月28日の大﨑孔稀戦までの試合情報が掲載されている。
今後の試合予定や王座奪還への具体的な計画については、本人や所属ジム、RISEからの発表が判断材料になる。
那須川天心との再戦はある?ファンが気になるのは、過去に2度対戦した那須川天心との再戦だろう。
ただし、2026年11月2日時点で、2人の再戦が正式決定したという発表は確認できない。
さらに那須川はプロボクシングに転向しているため、再戦を実現するには競技ルールや契約、階級など複数の条件を考える必要がある。
過去の実績だけで再戦を予測するのではなく、公式発表を待つ必要がある。
【那須川天心の2026年最新ニュース!井上拓真戦と再起の可能性】

那須川天心の2026年を語るうえで外せないのが、プロボクシングでの世界タイトル挑戦だ。
2025年11月24日、那須川は井上拓真とのWBC世界バンタム級王座決定戦で初黒星を喫した。
その後、2026年4月11日に元世界王者のファン・フランシスコ・エストラーダを相手に9ラウンド終了TKO勝ち。再び世界タイトルへの挑戦権を獲得した。
そして9月27日、井上拓真との再戦が実現した。
2026年9月27日、井上拓真との再戦WBC世界バンタム級タイトルマッチ
- 開催日:2026年9月27日
- 会場:TOYOTA ARENA TOKYO
- 対戦相手:井上拓真
- 試合形式:12ラウンド
- 結果:井上拓真の3対0判定勝ち
- 採点:114対113、116対111、116対111
試合では那須川が7ラウンドに左ストレートでダウンを奪う場面があった。
しかし、井上はその後も冷静に試合を立て直し、12ラウンドを戦い抜いた。結果は井上の判定勝ちで、那須川は同じ相手に2連敗となった。
注目すべきなのは、ダウンを奪ったことと試合全体で勝利することは別だという点だ。
ボクシングの判定は各ラウンドの有効打、攻勢、防御、試合の主導権などを総合して決まる。1ラウンドでダウンを奪っても、残りのラウンドで相手がポイントを重ねれば敗れる可能性がある。
敗戦後の炎上と10月19日の非公式会見試合直後、那須川の「僕の中で負けていない」「ボクシングに負けた」という趣旨の発言がSNSで大きな議論を呼んだ。
一部では、判定結果を受け入れていないのではないかという批判も起きた。
これに対して那須川は10月19日、自ら主催した公式YouTube企画「非公式会見」で発言の真意を説明した。
本人が伝えたかったのは、自分の勝敗を否定することではなく、ボクシングという競技に対して敗れたという認識だった。
また、キックボクサーやボクサーという競技者の枠を超えて、人間として自分の可能性に挑戦しているという考えも語っている。
10月31日・11月1日の天心祭で明かした現在敗戦後、注目を集めたのが地元・千葉県松戸市で開催された「天心祭2026」だ。
2026年10月31日と11月1日の2日間、松戸中央公園で開催されたイベントには、盆踊りやカラオケ大会などの企画が用意された。
10月31日に報道陣の取材に応じた那須川は、練習を再開していることを明かした。
一方、再起戦については具体的な日程を発表せず、「ここでしなくてもいい」という趣旨の説明にとどめた。
11月1日の取材でも、現役続行や再起を明確に宣言することはなかった。
また、イベントについては、赤字覚悟でも来場者に楽しんでもらいたいという思いを語っている。11月2日付の日刊スポーツ報道では、2日間の延べ来場者数は約2万5000人と伝えられた。
2026年11月2日時点の状況を整理すると、次のようになる。
- 練習:再開していることを本人が明言。
- 現役続行:正式な再起宣言はまだない。
- 引退発表:確認されていない。
- 次戦:具体的な試合日程は未発表。
- 活動:地元松戸市で天心祭を開催。
つまり、敗戦後に競技から完全に離れたわけではない。次の試合を急いで発表するよりも、まず自身の考えや活動を通して姿勢を示そうとしている段階と受け取れる。
【ネットの反応・炎上・噂の真相を検証】
「那須川天心しろう」と検索する人の中には、2人の仲が悪かったのか、試合後にトラブルがあったのか、現在も因縁が続いているのかを知りたい人もいるはずだ。
ここでは、実際の試合や報道で確認できる内容を整理する。
① 2人は犬猿の仲だった?結論からいえば、2人が私生活でも対立していたと裏付ける情報は見当たらない。
むしろ2021年の再戦後、那須川は志朗への感謝を口にしていた。
志朗も試合後のインタビューで、那須川の距離の支配力や技術について評価していた。
両者とも相手の実力を認めており、試合上のライバル関係と個人的な敵対関係を混同する必要はない。
② 志朗は那須川天心に一度も勝てなかった?RISEで公式に確認できる直接対決は2試合で、いずれも那須川の判定勝ちだ。
ただし、両試合の内容は同じではない。
2019年の試合では、志朗が接近戦を仕掛けて那須川の攻撃を分断する場面があった。2021年の再戦では、那須川が距離の取り方や攻撃のタイミングを変え、より明確な採点差で勝利している。
したがって、2試合を単純に「那須川の圧勝」と
③ 2人の対戦はKO決着だった?これは誤解されやすいポイントだ。
2019年も2021年も、決着は判定だった。どちらも3ラウンドを戦い抜いて勝敗が決まっている。
特に2021年の試合は、派手なKOよりも、相手の動きを読む技術と駆け引きが注目された。
BOUTREVIEWの試合レポートでは、那須川がこの試合を「超玄人が好む技術戦」と振り返ったことも紹介されている。
④ 2026年の炎上は志朗との関係が原因?これは別の話だ。
2026年秋に話題となった那須川の炎上は、井上拓真との世界戦での敗北後に発したコメントが中心だった。
10月19日の非公式会見で本人が発言の真意を説明している。
志朗との過去の試合や人間関係が原因で炎上したわけではない。
この2つの出来事を混同すると、検索結果やSNS上の情報を誤って理解してしまう。
ネット上で注目されるポイントこれまでの報道や試合レポートから整理できる主な論点は次の3つだ。
- 技術面への評価: 志朗の防御力と那須川のスピード、距離をめぐる駆け引き。
- 勝敗への関心: 2試合とも那須川が勝利した一方、志朗がどこまで対応できるかという点。
- 2026年の動向: 那須川の再起と、志朗の王座陥落後の巻き返し。
なお、2026年9月の井上拓真戦後には、7ラウンドのダウンに驚く反応や、判定採点に疑問を示す反応がX上にあったと日刊スポーツが報じている。これらは那須川の現在の話題であり、志朗との過去の対戦への反応とは区別して見る必要がある。
【那須川天心と志朗に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:那須川天心と志朗は何回対戦していますか?
A1:RISEの公式大会で確認できる直接対決は2回です。2019年9月16日と2021年2月28日に対戦し、どちらも那須川天心が判定勝ちしています。
Q2:志朗の本名は何ですか?
A2:松本志朗です。RISEで活動するキックボクサーで、初代RISE世界バンタム級王者の実績があります。
Q3:那須川天心と志朗は現在も仲が悪いのですか?
A3:2人が私生活で対立しているという確かな情報はありません。2021年の試合後には那須川が志朗に感謝を伝え、志朗も那須川の技術を評価していました。
Q4:2026年に那須川天心と志朗の再戦はありますか?
A4:2026年11月2日時点で正式な再戦発表は確認できません。那須川はボクシングに転向しており、志朗はRISEを主戦場としているため、実現には競技ルールなどの調整が必要です。
Q5:那須川天心は2026年に引退したのですか?
A5:引退発表は確認されていません。2026年10月31日の取材では練習再開を明かしましたが、再起戦の日時や正式な復帰宣言は発表していません。
まとめ:那須川天心と志朗の関係はライバルであり、互いを認め合う存在
「那須川天心しろう」という検索キーワードの中心にあるのは、那須川天心とキックボクサー・志朗の過去の対戦関係だ。
2人は2019年9月と2021年2月にRISEで対戦し、那須川が2試合とも判定で勝利した。
しかし、その試合の価値は勝敗だけでは測れない。志朗の高い防御技術と距離管理、那須川のスピードと駆け引きがぶつかったことで、キックボクシングの奥深さを示す好カードになった。
2026年現在、志朗は3月の大﨑孔稀戦で世界王座を失い、那須川は9月の井上拓真戦で2度目の世界王座獲得に失敗した。それぞれが次の目標を探る局面にある。
今後の注目点は、志朗の王座奪還への挑戦と、那須川天心のボクシングでの再起だ。
【プロの結論】
2人の対戦を振り返る際に重要なのは、勝敗だけで選手の実力を判断しないことだ。
格闘技では、攻撃力だけでなく、相手の戦術を読む能力、距離の管理、試合中の修正力も勝敗を左右する。
2019年と2021年の那須川天心対志朗は、そうした技術の違いを理解するうえで価値のある試合だった。
また、2026年の最新ニュースを追う際には、過去の対戦映像、RISEの公式試合結果、帝拳ジムの選手情報、本人の発信を分けて確認すると、噂と実際の動向を混同せずに済む。
今後、両者がどのような舞台で再び注目を集めるのか。格闘技ファンにとって、引き続き目が離せない存在である。