「水曜どうでしょう」のミスターとは、出演者の鈴井貴之(すずい・たかゆき)のことです。大泉洋とともに数々の旅企画に参加し、番組では出演者であると同時に企画も担当。北海道テレビ(HTB)の公式FAQによると、「ミスターどうでしょう」という呼び名は、北海道212市町村を巡る「カントリーサインの旅I」で、大泉洋が雨竜町を訪れた際に口にしたことが始まりとされています。
2026年は「水曜どうでしょう」の放送開始30周年に当たる節目の年です。9月には水曜どうでしょう祭UNITE2026が開催され、鈴井貴之、大泉洋、藤村忠寿、嬉野雅道の4人が再び集結。加えて、2026年最新作の先行上映と2027年春の放送予定も発表されました。現在の鈴井の活動やOOPARTSでの舞台制作、2026年の近況まで含め、ミスターという愛称が持つ意味を整理します。
【ミスターの正体】水曜どうでしょうのミスターは鈴井貴之!プロフィールと人物像

水曜どうでしょうを見ていると、藤村Dから「ミスター」と呼ばれたり、大泉洋から独特の扱いを受けたりする人物が登場します。その人物こそ鈴井貴之です。
鈴井は北海道を拠点に活動するクリエイターで、タレントとしての出演だけでなく、舞台の作・演出、映画監督、脚本家、構成作家など複数の顔を持っています。水曜どうでしょうの出演者という肩書だけでは、そのキャリアの全体像を捉えきれません。
鈴井貴之の基本プロフィールクリエイティブオフィスキューの公式プロフィールによると、鈴井貴之は1962年5月6日生まれ、北海道赤平市出身です。2026年10月現在は64歳になります。
大学在籍中に演劇の世界へ入り、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。その後、タレントや構成作家として活動の幅を広げ、HTBの水曜どうでしょうなどの企画・出演に携わりました。
2001年からは映画監督としても活動し、2015年にはテレビ東京系ドラマ24「不便な便利屋」で連続ドラマの脚本・監督を担当。テレビ、映画、舞台、執筆と、北海道を拠点にしながら多彩な表現活動を続けています。
なぜ鈴井貴之は番組の中心人物として認識されているのか水曜どうでしょうの面白さは、単純に出演者が旅をすることだけではありません。企画を考える人物、旅に巻き込まれる出演者、カメラを回し続けるディレクターの関係性が、番組独特の空気を生み出しています。
鈴井はその構造の中で、企画を担当しながら自らも旅に参加する立場でした。自分で考えた企画によって、自分自身が苦労することもある。その立場が、視聴者にとって印象的なキャラクターを生み出しました。
単なる司会者でも、出演者をまとめるリーダーでもありません。企画を考えた側でありながら、出演者として大泉やディレクター陣と同じ状況に置かれる。その二重の立場が、ミスターという存在の特徴です。
【愛称の由来を公式確認】ミスターと呼ばれる理由は大泉洋の一言だった
「ミスター」という呼び名には、長年のファンでも詳しい由来を知らない人がいる可能性があります。実は、この疑問にはHTBの水曜どうでしょう公式サイトが明確に答えています。
始まりは「212市町村カントリーサインの旅I」の雨竜町HTB公式FAQの「鈴井貴之さんは、なぜ『ミスター』と呼ばれてるんですか?」という質問への回答では、愛称の誕生について、「212市町村カントリーサインの旅I」の雨竜町で大泉洋が言ったのが始まりと説明されています。
つまり、鈴井が自ら名乗った芸名でも、事務所が宣伝のために付けた肩書でもありません。番組内での大泉とのやり取りから生まれた呼び名です。
この企画は、北海道の各市町村が設置するカントリーサインを手掛かりに、指定された場所を巡る旅です。放送当時の北海道212市町村を対象にした企画で、行き先を自分たちの都合で決められないという番組らしい仕掛けがありました。
「ミスター」は尊敬と不運を同時に含む番組独特の呼称HTB公式FAQは、鈴井を「水曜どうでしょうの象徴」として「ミスターどうでしょう」と呼ぶようになったと説明しています。
興味深いのは、その象徴という言葉に、必ずしも立派なリーダーという意味だけが込められていないことです。
公式FAQでは、ミスターどうでしょうの象徴性を「不運」「不幸」と結び付け、番組内で起きる出来事を鈴井のせいにするような、冗談めいた意味合いも含んでいると解説しています。
言い換えれば、周囲から尊敬される人物への称号でありながら、同時に愛情を込めてからかわれる存在でもあるのです。
「どうでしょうの象徴」つまり「不運」「不幸」。
出典:HTB「水曜どうでしょう」公式FAQ「鈴井貴之さんは、なぜ『ミスター』と呼ばれてるんですか?」
この説明を知ると、番組内で鈴井がトラブルに巻き込まれた際、周囲がどこか楽しそうに反応する理由も理解しやすくなります。
ミスターは偉い人だから呼ばれているのではなく、番組の笑いを成立させる象徴として定着した愛称なのです。
【番組内の役割と人間関係】大泉洋・藤村忠寿・嬉野雅道との関係
水曜どうでしょうの出演者やスタッフを理解するには、鈴井と大泉洋の関係だけでなく、藤村忠寿と嬉野雅道を含めた4人の役割を知る必要があります。
HTB公式サイトのCAST&STAFF欄では、出演、企画、ディレクションなどが明確に区分されています。これを見ると、ミスターが番組内でどのような位置にいたのかが分かります。
水曜どうでしょうの主要出演者・制作関係者一覧| 人物 | 番組での役割 | 特徴・関係性 |
|---|---|---|
| 鈴井貴之 | 出演・企画 | ミスター。企画を担いながら旅にも参加する番組の象徴的存在。 |
| 大泉洋 | 出演 | 鈴井と旅をする主要出演者。ミスターという愛称の誕生にも関わる。 |
| 藤村忠寿 | チーフディレクター・ナレーション | 番組の演出や進行を担い、ロケ中にも積極的に存在感を示す。 |
| 嬉野雅道 | ディレクター・デジタルビデオ撮影 | カメラを通して旅の空気や出演者の自然な姿を記録する。 |
| 安田顕 | 出演 | HTB公式CAST&STAFF欄に出演者として記載。 |
出典:HTB「水曜どうでしょう」公式CAST&STAFF、CREATIVE OFFICE CUE公式プロフィール。
鈴井貴之と大泉洋はどんな関係なのか鈴井と大泉の関係は、水曜どうでしょうの魅力を理解するうえで欠かせません。
番組がスタートした1996年10月9日、HTBの30周年記念ページによると、大泉は23歳の現役大学生でした。一方、鈴井は34歳。鈴井はすでに演劇人として活動しており、番組では年齢的にもキャリア的にも先輩に当たる存在でした。
しかし、番組の中で鈴井が常に大泉を指導するような上下関係が描かれていたわけではありません。長時間の移動や予想外の出来事に直面する旅の中では、互いに言いたいことを言い合い、時には口論しながらも企画を進めていきます。
大泉の自由な発言や鋭いツッコミに対し、鈴井が困惑したり、思いがけない行動を取ったりする。そのやり取りが番組の笑いにつながりました。
特にミスターという呼称の誕生は、二人の関係を象徴する出来事です。大泉が鈴井を単に先輩として扱うのではなく、番組内のキャラクターとして独自の位置に置いたことで、ミスターという呼び名が視聴者にも浸透していきました。
藤村忠寿と嬉野雅道が作り出した独特の番組構造藤村忠寿はチーフディレクターとして、演出や番組進行を担当。ナレーションも兼任し、番組の表側にも積極的に登場するスタッフです。
嬉野雅道はディレクター兼撮影担当。カメラを回し続けることで、旅先で起こる出来事や出演者の素の反応を記録してきました。
鈴井が企画を担当し、大泉が出演者として反応し、藤村と嬉野がそれを映像作品として成立させる。この関係は、一般的なバラエティー番組のように出演者と制作スタッフを完全に分けて考えると理解しにくいものです。
水曜どうでしょうでは、スタッフ自身も旅の一員として番組に参加します。制作側と出演側の距離が近いからこそ、予定調和ではない会話や思わぬ展開が生まれました。
【2026年最新情報】30周年の水曜どうでしょう祭UNITE2026と最新作
2026年のミスターを語るうえで外せないのが、水曜どうでしょうの放送開始30周年です。
1996年10月9日に北海道ローカル番組として始まった水曜どうでしょうは、2026年に30周年を迎えました。HTBは記念特設ページを開設し、番組を支えてきた出演者やスタッフの歩みを紹介しています。
水曜どうでしょう祭UNITE2026が9月4日から6日まで開催HTB公式発表によると、水曜どうでしょう祭UNITE2026は、2026年9月4日から6日までの3日間、北海道札幌市の大和ハウス プレミストドームで開催されました。
鈴井貴之と大泉洋は9月5日・6日の本祭に出演。藤村忠寿、嬉野雅道らも参加し、トークやライブ、ゲスト企画などを通して30周年を盛り上げました。
HTBが9月7日に公表した開催報告によると、イベントは7年ぶりの開催で、3日間の来場者は延べ4万人。土日の2日間には全国の映画館でライブ・ビューイングも実施されました。
番組の中心人物4人がそろったことは、単なる懐かしさを提供するイベントにとどまりません。30年間続いてきた番組の制作体制と、現在も活動を続ける出演者たちの存在を改めて示す機会になりました。
2026年最新作は2027年春に放送予定祭で大きな注目を集めたのが、30周年記念となる水曜どうでしょうの2026年最新作です。
HTBの特設ページによると、新作の企画が決まったのは2024年8月。札幌市内の飲食店で藤村、嬉野、ミスターの3人を中心とする企画会議が開かれ、わずか2時間ほどで内容が決まったと紹介されています。
その後、約1年半の準備期間を経て、2026年3月末にロケがスタート。撮影は3月から4月にかけて行われました。
HTBの公式説明では、9月5日に第1夜、9月6日に第1夜と第2夜が祭会場で先行上映されています。
そして、9月6日の祭の場で発表された放送・配信計画は、次のとおりです。
- 2027年春ごろ:地上波で放送予定。
- HTBの動画配信サービスhod:北海道内での地上波放送終了後に配信予定。
- Netflix:メイキング映像などを含むディレクターズカット版を世界独占配信予定。
この発表によって、2026年は30周年記念イベントと新作の先行公開、2027年は本格的な放送・配信という流れが明らかになりました。
ミスターとしての鈴井は、過去の人気企画を振り返るだけの存在ではありません。新作の企画決定にも参加し、現在進行形で番組の制作に関わっています。
【鈴井貴之の現在】テレビ出演・OOPARTS・2026年の近況
水曜どうでしょうの印象が強い鈴井ですが、現在の活動は番組出演だけではありません。北海道のテレビ番組、舞台、映画、執筆など、複数の分野で仕事を続けています。
NHK「北海道道」のレギュラー出演とHBC「今日ドキッ!」CREATIVE OFFICE CUEの公式プロフィールでは、鈴井はNHK札幌放送局の「北海道道」にレギュラー出演し、HBCの「今日ドキッ!」にはコメンテーターとして不定期出演していると紹介されています。
2026年10月には、HBC「今日ドキッ!」への出演情報も掲載されています。また、NHK総合・北海道では10月23日に「北海道道Presents『鈴井貴之の道民ドラマ』第2弾」が放送されました。
同日にはNHK札幌放送局でパブリックビューイングとスペシャルトークも開催。テレビ出演だけでなく、北海道の地域文化や人々を題材にした企画にも携わっています。
2026年8月の脳梗塞公表と9月の番組イベント復帰2026年の近況で見逃せないのが、鈴井が8月に脳梗塞を発症し、緊急入院したことです。
HBC北海道放送は10月4日、本人へのインタビューを前編・後編で掲載。鈴井は体調の異変や入院を経験したこと、その後の心境について語っています。
同インタビューによると、退院後は表に出る仕事を控えていましたが、発症から約1か月後の水曜どうでしょう祭で本格的に仕事を再開しました。ステージに立ち、ファンの前に姿を見せたことで、周囲の支えに対する感謝を強く感じたと振り返っています。
9月のイベント出演に加え、10月にはテレビ出演やNHKの関連イベントも行われています。2026年10月現在の活動を把握するうえで、この療養と復帰の経緯は大切な情報です。
舞台プロジェクトOOPARTSでの活動鈴井のもう一つの代表的な活動が、舞台プロジェクト「OOPARTS」です。
OOPARTSは鈴井が1990年に結成した劇団を起点とするプロジェクトです。1998年に劇団としての活動を終えた後、2010年に新しい形で再始動しました。
現在のOOPARTSは、かつての劇団という形に限定されず、鈴井が新しい表現に挑戦するための創作プロジェクトとして展開されています。
CREATIVE OFFICE CUEの公式プロフィールによると、2024年までに7作の舞台公演を上演。2024年の「天国への階段 北海道re-mix」では鈴井自身が作・演出を担当しました。
同作では、森崎博之、小橋亜樹、北川久仁子らが出演。北海道の演劇人や地域で活動する出演者とともに舞台作品を作り上げています。
テレビで見せるミスターの姿と、舞台で作品全体を組み立てるクリエイターとしての鈴井は、異なる魅力を持っています。番組の企画を考える能力や、出演者の個性を生かす感覚は、舞台制作にも通じる部分があります。
【よくある誤解を整理】ミスターどうでしょうの本当の意味と知っておきたいポイント
「ミスター」という言葉だけを見ると、番組の正式な役職や、出演者を統括するプロデューサーのような立場を想像する人もいる可能性があります。しかし、HTBの公式情報を見ると、その理解には修正が必要です。
ミスターは番組の正式な役職名ではないHTB公式CAST&STAFF欄で鈴井の担当として記載されているのは「出演」と「企画」です。「ミスター」は公式の制作職名ではなく、番組内で定着した愛称です。
また、鈴井が番組のすべての演出や撮影を担当しているわけでもありません。チーフディレクターは藤村忠寿、撮影を兼ねたディレクターは嬉野雅道です。それぞれの役割を区別すると、制作体制がより正確に理解できます。
企画担当だからといって、旅の展開をすべて決めているわけではない水曜どうでしょうの特徴は、企画を立てた後の旅が必ずしも予定どおりに進まないことです。
鈴井は企画立案に携わっていますが、現場では出演者として状況に対応します。行き先や移動手段、現地で起きるトラブルなど、予測できない要素が番組の面白さを形作ってきました。
そのため、企画担当という肩書だけで、番組内のすべての出来事をコントロールしていたと捉えるのは適切ではありません。
鈴井貴之の情報を調べるときに見るべき公式情報ミスターの現在や活動を知りたい場合は、情報の種類に応じて確認先を使い分けると、古い情報と新しい情報を混同しにくくなります。
- 愛称の由来:HTB「水曜どうでしょう」公式FAQ。
- 出演・企画の役割:HTB公式CAST&STAFF。
- 現在の出演番組や舞台活動:CREATIVE OFFICE CUE公式プロフィール。
- 新作・30周年イベント:HTBの水曜どうでしょう30周年特設ページとUNITE2026公式発表。
- 2026年の療養・復帰に関する本人の説明:HBC北海道放送のインタビュー。
特に2026年は、30周年の記念イベント、最新作の発表、鈴井本人の療養と復帰が重なっています。古いプロフィールだけでは現在の状況を十分に把握できないため、公式ニュースの更新日にも注目したいところです。
【水曜どうでしょうのミスター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:水曜どうでしょうのミスターは誰ですか?
A1:ミスターは鈴井貴之です。北海道出身のタレント・俳優・映画監督・構成作家で、水曜どうでしょうでは出演者と企画担当を兼ねています。
Q2:鈴井貴之がミスターと呼ばれるようになった理由は?
A2:HTB公式FAQによると、「212市町村カントリーサインの旅I」の雨竜町で大泉洋が呼んだことが始まりです。番組の象徴という意味に加え、不運や不幸を鈴井のせいにする冗談めいたニュアンスも含まれています。
Q3:ミスターと大泉洋はどのような関係ですか?
A3:水曜どうでしょうの主要出演者同士です。鈴井は企画も担当し、大泉は旅の出演者として参加。二人の掛け合いや口論、予想外の反応が番組の大きな魅力になっています。
Q4:鈴井貴之は2026年現在も水曜どうでしょうに出演していますか?
A4:はい。2026年9月の水曜どうでしょう祭UNITE2026に出演し、30周年記念最新作にも参加しています。新作は2027年春ごろの地上波放送が予定されています。
Q5:鈴井貴之は現在何をしていますか?
A5:NHK「北海道道」のレギュラー出演、HBC「今日ドキッ!」への不定期出演などを続けています。また、OOPARTSを通じた舞台制作や映画・執筆活動にも取り組んできました。
Q6:ミスターの2026年最新作はいつ見られますか?
A6:HTBの2026年9月7日発表によると、30周年記念の最新作は2027年春ごろに地上波放送予定です。北海道内での放送終了後にはhodで配信され、メイキング映像を含むディレクターズカット版はNetflixで世界独占配信される予定です。
まとめ:ミスター鈴井貴之は水曜どうでしょうを支える企画者であり出演者
水曜どうでしょうのミスターとは、鈴井貴之のことです。愛称の由来はHTB公式FAQに記録されており、「212市町村カントリーサインの旅I」の雨竜町で大泉洋が呼んだことから始まりました。
鈴井は番組の出演者であるだけでなく、公式スタッフ表に「企画」として名前が記載される重要な存在です。藤村忠寿、嬉野雅道、大泉洋とともに作り上げてきた4人の関係性こそ、水曜どうでしょうの独特な魅力を支えてきました。
2026年は番組の放送開始30周年。水曜どうでしょう祭UNITE2026での再集結と最新作の先行上映は、ミスターが今も番組の中心にいることを示しました。加えて、テレビ出演、OOPARTSでの舞台制作、北海道を拠点とした活動も続いています。
2026年8月の脳梗塞公表と、その後のイベント復帰という出来事を経ても、鈴井は自身の活動を続けています。今後は2027年春に予定される水曜どうでしょう最新作の放送・配信も大きな注目点です。
ミスターという呼び名は、単なる愛称ではありません。企画者であり、出演者であり、時には番組内で不運を背負わされる存在でもある鈴井貴之。その独特の立ち位置を知ることが、水曜どうでしょうをより深く楽しむ手掛かりになります。
主な確認資料:HTB「水曜どうでしょう」公式FAQ・CAST&STAFF・30周年特設ページ・2026年最新作発表、HTBのUNITE2026開催報告、CREATIVE OFFICE CUE公式プロフィール、HBC北海道放送の2026年10月4日付インタビュー。