漫才日本一を決める「M-1グランプリ」。2001年の第1回大会から数々の名勝負が生まれ、中川家、サンドウィッチマン、ミルクボーイ、錦鯉、令和ロマンなど、時代を代表する漫才師が歴代チャンピオンに名を連ねてきました。2026年10月30日現在、直近の王者は2025年大会を制した「たくろう」です。2026年大会も12月の決勝に向けて予選が進んでおり、次の王者が誰になるのか注目が集まっています。
この記事では、M-1歴代チャンピオン全21組を2001年から2025年まで年度別に紹介。大会の休止と復活、令和ロマンの史上初2連覇、2025年のたくろう優勝の経緯、審査方式の仕組み、ネットの反応や炎上とされる話題の真相まで、2026年最新情報を交えて詳しく解説します。
【2026年最新情報】M-1歴代チャンピオンと現在の王者は誰?

2026年10月30日現在、M-1グランプリの最新チャンピオンは2025年王者のたくろうです。
2025年12月21日に開催された第21回大会の決勝で、たくろうはドンデコルテ、エバースとの最終決戦を制しました。決勝初進出での優勝という劇的な結果に加え、過去最多となる11,521組のエントリーから頂点に立ったことも大きな話題になりました。
2024年大会では令和ロマンが大会史上初の2連覇を達成。その翌年に新王者が誕生したことで、M-1の歴史は新たな局面を迎えています。
2026年大会は12月の決勝に向けて進行中2026年大会は、8月1日に1回戦が始まり、10月には2回戦へと進みました。公式エントリー情報によると、3回戦・準々決勝・準決勝は10月下旬から12月上旬にかけて予定され、敗者復活戦と決勝大会は12月に開催される計画です。
出場資格は、原則として2011年1月1日以降に結成された2人以上の漫才師。プロ・アマや所属事務所の有無は問われません。優勝賞金は1,000万円です。
2026年10月30日時点では、2026年の優勝コンビはまだ決まっていません。決勝の具体的な開催日や出演者についても、公式発表を確認する必要があります。
したがって、2026年版の歴代チャンピオン一覧を調べる場合は、2025年のたくろうを最新王者として押さえておくのが正確です。
【大会の仕組み】M-1の優勝者はどうやって決まる?
M-1グランプリは、単に決勝で最も高い点数を獲得したコンビが優勝する大会ではありません。ファーストラウンドと最終決戦という2段階の審査方式が採用されています。
ファーストラウンドで上位3組を選出決勝では各コンビが漫才を披露し、審査員が採点します。近年の大会では9人の審査員が各100点満点で評価し、合計点によって順位を決定。上位3組が最終決戦に進出します。
最終決戦は審査員の投票で優勝者を決定最終決戦では、進出した3組が改めて漫才を披露します。その後、審査員が最も面白かったと判断したコンビに投票し、最多票を獲得した組が優勝します。
この仕組みを理解すると、2025年大会の結果も分かりやすくなります。ファーストラウンド1位だったエバースではなく、2位だったたくろうが最終決戦で8票を獲得し、優勝を決めたのです。
つまり、ファーストラウンドの得点と最終的な優勝順位は必ずしも一致しません。最後の1本でどれだけ審査員の心をつかめるかが、M-1の大きな見どころです。
【完全まとめ】M-1歴代チャンピオン全21組の一覧と優勝の歴史
2001年から2025年までのM-1グランプリ歴代優勝者を、開催年とともにまとめました。大会は2010年を最後に一度休止し、2015年に復活しています。そのため、2011年から2014年には優勝者が存在しません。
| 開催年 | 歴代チャンピオン | 主な記録・大会の節目 |
|---|---|---|
| 2001年 | 中川家 | 第1回大会の初代王者 |
| 2002年 | ますだおかだ | 第2代王者 |
| 2003年 | フットボールアワー | 第3代王者 |
| 2004年 | アンタッチャブル | 第4代王者 |
| 2005年 | ブラックマヨネーズ | 第5代王者 |
| 2006年 | チュートリアル | 審査員全員の票を獲得 |
| 2007年 | サンドウィッチマン | 第7代王者 |
| 2008年 | NON STYLE | 第8代王者 |
| 2009年 | パンクブーブー | 第9代王者 |
| 2010年 | 笑い飯 | 第1期の最終大会 |
| 2011~2014年 | 開催なし | 大会休止期間 |
| 2015年 | トレンディエンジェル | 大会復活後の初代王者 |
| 2016年 | 銀シャリ | 第12代王者 |
| 2017年 | とろサーモン | 第13代王者 |
| 2018年 | 霜降り明星 | 当時の史上最年少王者 |
| 2019年 | ミルクボーイ | ファーストラウンド681点 |
| 2020年 | マヂカルラブリー | 漫才の表現方法をめぐる議論も話題に |
| 2021年 | 錦鯉 | 当時の史上最年長王者 |
| 2022年 | ウエストランド | 第18代王者 |
| 2023年 | 令和ロマン | トップバッターから優勝 |
| 2024年 | 令和ロマン | 大会史上初の2連覇 |
| 2025年 | たくろう | 過去最多11,521組の頂点 |
※優勝者と大会記録はM-1グランプリ公式サイトの大会の歴史、各年度の公式結果を基に整理しています。2011~2014年は大会休止期間です。
2001~2010年:漫才頂上決戦の基礎を築いた初期王者第1回大会の王者は中川家。礼二と剛による兄弟漫才は、人物描写や日常の観察を巧みに笑いへ変えるスタイルで、M-1の歴史をスタートさせました。
続く2002年はますだおかだ、2003年はフットボールアワー、2004年はアンタッチャブルが優勝。2005年にはブラックマヨネーズ、2006年にはチュートリアルが頂点に立ちました。
特に2006年のチュートリアルは、決勝の審査員全員から票を獲得した完全優勝として知られています。公式大会資料でも、全審査員がチュートリアルに投票した史上初の勝利として紹介されています。
2007年のサンドウィッチマンは、敗者復活戦から決勝を勝ち上がって優勝したことで強烈な印象を残しました。2008年はNON STYLE、2009年はパンクブーブー、2010年は笑い飯が王者となっています。
2010年大会を区切りにM-1は一度終了。2015年までの空白期間を経て、再び漫才師たちが競い合う舞台として復活しました。
2015~2020年:大会復活と漫才スタイルの多様化2015年の復活大会を制したのはトレンディエンジェル。続く2016年は銀シャリ、2017年はとろサーモンが優勝しました。
2018年には霜降り明星が優勝。当時の史上最年少王者となり、若い世代の漫才師が全国的な注目を集めるきっかけになりました。
2019年のミルクボーイは、ファーストラウンドで681点を記録。公式大会資料でも史上最高得点として紹介される圧倒的な漫才を披露しました。
2020年はマヂカルラブリーが優勝。身体表現を取り入れた独自のスタイルが「漫才とは何か」という議論を呼び、従来の漫才のイメージを改めて考える大会となりました。
2021~2025年:世代を超えた王者と令和ロマンの連覇2021年は錦鯉が優勝。当時の史上最年長王者として大きな話題になりました。若手の登竜門というイメージが強かったM-1において、長年挑戦を続けてきた漫才師が頂点に立ったことは象徴的な出来事です。
2022年はウエストランド、2023年は令和ロマンが優勝。令和ロマンはトップバッターから勝ち上がり、第1回大会以来となるトップバッター優勝を果たしました。
さらに2024年には再び令和ロマンが優勝。大会史上初となる2連覇を達成し、歴代王者の中でも特別な存在となりました。
そして2025年はたくろうが優勝。2年連続の同一王者という展開ではなく、新たな漫才コンビが頂点に立ち、M-1の歴史に第21代王者として名前を刻みました。
【歴代記録を比較】令和ロマン・錦鯉・ミルクボーイが残した功績
歴代チャンピオンを振り返ると、優勝という共通点だけでは語れない記録や特徴が見えてきます。ここでは、特に大会史に残る3つの記録と、近年の注目ポイントを整理します。
令和ロマン:史上初の2連覇令和ロマンは髙比良くるまと松井ケムリによるコンビです。2023年に初優勝を果たすと、2024年も決勝を勝ち抜き、史上初の2連覇を達成しました。
通常、M-1で優勝したコンビは翌年の大会で再び挑戦すること自体に注目が集まります。連覇を実現するには、前回の優勝で知られたネタやイメージを超える新しい漫才を提示しなければなりません。
令和ロマンの2連覇は、優勝経験が次の大会で必ずしも有利に働くわけではないという競技の難しさを示した記録でもあります。
錦鯉:年齢に左右されない優勝の可能性2021年の王者・錦鯉は、長谷川雅紀と渡辺隆によるコンビです。当時の史上最年長王者という記録を持ち、年齢や芸歴だけではM-1の結果を予測できないことを印象づけました。
若手中心の大会という印象がある一方で、錦鯉の優勝は、長いキャリアで磨かれたキャラクターや表現力も大きな武器になることを示しました。
ミルクボーイ:681点という圧倒的な得点2019年王者のミルクボーイは、駒場孝と内海崇によるコンビです。ファーストラウンドでは681点という高得点を記録しました。
繰り返しの構造を巧みに使い、同じテーマを異なる角度から展開していく漫才は、初見の視聴者にも分かりやすく、審査員からも高い評価を受けました。
ただし、得点記録を比較する際には注意が必要です。大会によって審査員の人数や採点方式、出場組数が異なるため、単純に点数だけで歴代王者の実力を順位づけることはできません。
【2025年王者を深掘り】たくろうが優勝した経緯と強さの理由
2025年大会で最も大きなニュースとなったのが、たくろうの初優勝です。
赤木裕ときむらバンドによるコンビで、2016年3月9日に結成。結成から約10年を経て、ついにM-1の決勝で頂点に立ちました。
決勝初進出で11,521組の頂点へたくろうは2025年大会で初めて決勝に進出しました。大会には過去最多となる11,521組がエントリーしており、その中から決勝進出を果たしたこと自体が大きな成果でした。
ファーストラウンドでは861点を獲得して2位。1位のエバースは870点、3位のドンデコルテは845点でした。
最終決戦では3組が改めてネタを披露。審査員9人による投票の結果、たくろうが8票を獲得し、ドンデコルテの1票を上回って優勝しました。エバースは0票でした。
2025年大会の最終決戦結果- 優勝:たくろう(8票)
- 2位:ドンデコルテ(1票)
- 3位:エバース(0票)
この結果は、ファーストラウンドの点数だけでは優勝が決まらないというM-1の特徴を端的に示しています。最終決戦で審査員の支持を集めたたくろうが、最後に勝ち切りました。
たくろうのプロフィールとコンビの歩み赤木裕は1991年生まれ、きむらバンドは1990年生まれ。2人ともNSC大阪校の出身で、それぞれ異なる期を経てコンビを結成しました。
結成後は大阪を拠点に活動し、2019年のytv漫才新人賞決定戦、2024年のNHK上方漫才コンテストなどでも実績を積み重ねてきました。2025年には初のM-1決勝進出を果たし、そのまま優勝しています。
2025年の結果を象徴するのは、決勝初進出という新鮮さだけではありません。長い期間にわたって舞台経験を重ねてきたコンビが、最も大きな舞台で成果を出したことにあります。
2026年には東京進出も果たしており、王者となった後の活動にも注目が集まっています。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】M-1をめぐる誤解を検証
M-1は毎年大きな注目を集めるため、優勝結果だけでなく審査方法やネタの評価をめぐる議論も起こります。特にSNSでは、点数と順位の違いや、漫才の定義に関する話題が取り上げられます。
マヂカルラブリーの優勝は漫才ではなかった?2020年のマヂカルラブリー優勝後、身体表現を取り入れたネタをめぐり「漫才か、漫才ではないか」という議論が起こりました。
大会公式の2020年関連資料でも、この論争は当時の話題として取り上げられています。
ただし、審査員による評価を経て正式に優勝した事実は変わりません。漫才の表現方法には幅があり、伝統的な掛け合いだけでなく、身体の動きや独自の演出を取り入れるスタイルも、M-1の歴史を構成する一部となっています。
2025年はエバースが1位なのに、なぜ優勝しなかった?2025年大会で特に混同されやすいのが、ファーストラウンドの順位と最終的な優勝順位です。
エバースは870点でファーストラウンド1位でした。一方、たくろうは861点で2位。しかし、最終決戦では審査員の投票によって順位が決まるため、たくろうが8票を獲得して優勝しました。
これは採点ミスや不正を意味するものではなく、M-1の公式ルールに沿った結果です。ファーストラウンドでの高得点と最終決戦での支持は、別々に評価する必要があります。
令和ロマンの連覇は歴代初なのか?はい。令和ロマンの2023年・2024年の連続優勝は、M-1グランプリ史上初の2連覇です。
過去の大会で優勝したコンビが再び挑戦することはありましたが、連続する2大会で優勝した例は令和ロマンが初めてです。
ネットで話題になることはすべて炎上なのか?必ずしもそうではありません。審査員の採点に対する意見、漫才の好み、ネタの構成に関する議論などは、視聴者が大会を楽しむ中で生まれる自然な反応です。
批判的な意見があることと、出演者や大会に重大な問題が発生したことは区別する必要があります。特定の投稿や匿名の噂だけを根拠に、コンビの不正や大会運営の問題を断定することはできません。
歴代大会を振り返る際には、公式結果、審査方式、主催者の発表、信頼できる報道を基準に情報を整理すると、噂と事実を混同せずに楽しめます。
【2026年の注目ポイント】次のM-1チャンピオンは誰になる?
2026年大会で注目したいのは、前年のファイナリストがどこまで勝ち進むのか、そして新しい漫才師がどのようなネタで決勝へ進出するのかという点です。
2025年大会では、たくろうが初の決勝進出から優勝するという展開になりました。過去の実績や知名度だけで勝敗が決まらないことを示す結果です。
前年ファイナリストの再挑戦2025年大会で最終決戦に進んだエバースとドンデコルテ、そして上位に入った真空ジェシカやヤーレンズなどは、翌年の大会でも注目される存在です。
前年の決勝進出という経験は大きな財産ですが、同じネタや構成を繰り返すだけでは、再び勝ち上がれるとは限りません。新しいネタの完成度や大会当日のパフォーマンスが重要になります。
新しい王者が生まれる可能性M-1の歴史では、決勝初進出で優勝したコンビも少なくありません。2025年のたくろうもその一例です。
そのため、2026年大会でも、これまで全国的な知名度が高くなかったコンビが一気に注目を集める可能性があります。
2026年の決勝は12月に予定されています。決勝進出者、敗者復活戦の結果、審査員、放送日時などの最新情報は、M-1グランプリ公式サイトとABCテレビの発表を確認するのが確実です。
【M-1歴代チャンピオン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:M-1グランプリの歴代チャンピオンで最新の優勝者は誰ですか?
A1:2025年大会の優勝者である「たくろう」です。2025年12月21日の決勝で、エバースとドンデコルテを破り、第21代王者になりました。
Q2:M-1で2連覇したコンビは誰ですか?
A2:令和ロマンです。2023年と2024年の大会で連続優勝し、M-1史上初の2連覇を達成しました。
Q3:M-1グランプリが開催されなかった年はありますか?
A3:2011年から2014年までの4年間は大会が開催されていません。2010年大会で一度終了し、2015年に復活しました。
Q4:2026年のM-1グランプリ優勝者は決まりましたか?
A4:2026年10月30日時点では、まだ決まっていません。12月の決勝大会に向けて予選が進んでおり、優勝者は決勝終了後に確定します。
Q5:M-1グランプリの優勝賞金はいくらですか?
A5:優勝賞金は1,000万円です。2026年大会の公式エントリー情報にも記載されています。
まとめ:M-1歴代チャンピオンの歴史と2026年の最新動向
M-1グランプリは2001年の中川家から始まり、2025年のたくろうまで、21組のチャンピオンを生み出してきました。
初期の大会を支えたアンタッチャブルやブラックマヨネーズ、若い世代の台頭を象徴した霜降り明星、圧倒的な得点を記録したミルクボーイ、史上初の2連覇を達成した令和ロマンなど、それぞれの時代に印象的な王者がいます。
2025年には、決勝初進出のたくろうが過去最多11,521組の頂点に立ちました。ファーストラウンド2位から最終決戦で8票を獲得した優勝劇は、M-1ならではのドラマを象徴しています。
2026年大会も12月の決勝に向けて進行中です。次の王者が新しいスターになるのか、前年のファイナリストが雪辱を果たすのか。歴代チャンピオンの実績を振り返りながら、今年の漫才頂上決戦にも注目したいところです。
編集上の重要な確認事項: 2026年10月30日時点の大会情報と、2025年までの確定済み優勝記録を区別しています。主な照合資料はM-1グランプリ公式「大会の歴史」「2025年決勝結果」「2026年エントリー情報」、日刊スポーツの2025年決勝報道です。