狛江市(こまえし)は、東京都の多摩地域東南部に位置する市です。東京都23区の一部ではなく、世田谷区・調布市に隣接し、南側には多摩川を挟んで神奈川県川崎市が広がっています。新宿から小田急線で約20分というアクセスの良さも特徴です。
面積は6.39平方キロメートル。東京都内の市では最も小さく、全国の市の中でも埼玉県蕨市に次いで2番目に小さい自治体です。2026年10月1日現在の住民基本台帳人口は82,210人。コンパクトな市域に住宅地や駅、多摩川沿いの自然が集まっています。
【結論】狛江市は東京都のどこにある?23区ではなく多摩地域の市

狛江市は、東京都の西側に広がる多摩地域のうち、東南部に位置しています。東京都心から見ると、新宿の南西方向にある住宅都市です。
まず押さえておきたいのは、狛江市は東京都に属しているものの、世田谷区や新宿区のような「区」ではないという点です。行政区分上は、東京都にある独立した市の一つです。
そのため、「狛江市は何県?」という質問への答えは東京都、「狛江市は何区?」という質問への答えは何区にも属さず、狛江市という市そのものとなります。
狛江市の基本的な位置関係地理的には、東京都の多摩地域と東京23区の境界に近く、東側で世田谷区と接しています。南側には多摩川が流れ、その対岸は神奈川県川崎市です。
狛江市役所を基準にした位置は、東経139度34分43秒、北緯35度38分06秒。新宿から南西へ約14kmの範囲に位置しています。
東京23区に近い一方、多摩川や住宅地、公園などが身近にあることが、狛江市の地理的な特徴です。
【地図で解説】狛江市の隣接自治体は?世田谷区・調布市・川崎市との位置関係
狛江市の場所を地図で把握する際は、周囲の自治体との位置関係を確認すると分かりやすくなります。
狛江市公式サイトによると、隣接関係は東側が世田谷区、西側と北側が調布市、南側が多摩川を挟んで神奈川県川崎市です。
東側:東京都世田谷区狛江市の東側に位置するのが世田谷区です。世田谷区は東京都23区の一つで、狛江市とは行政区域の境界を接しています。
狛江市は東京23区の外側にあるものの、世田谷区に隣接しているため、都心方面への移動や周辺地域との行き来がしやすい立地です。
西側・北側:東京都調布市狛江市の西側と北側には調布市があります。調布市も東京都の多摩地域に属する市で、狛江市と同じく住宅地としての性格を持つ地域です。
調布方面から狛江市へ向かう場合は、道路やバスなどを利用した移動が選択肢になります。
南側:多摩川を挟んで神奈川県川崎市南側の位置関係で特に重要なのが多摩川です。狛江市の南側には多摩川が流れ、その対岸には神奈川県川崎市があります。
つまり、狛江市は東京都にありながら、川を渡れば神奈川県という場所に位置しています。地図上では東京都と神奈川県の境界に近いことが分かります。
多摩川は単なる行政境界ではありません。狛江市の自然環境や地域の暮らしにも関係する存在です。河川敷にはジョギングやサイクリングを楽しめる場所があり、都市部に近いながら水辺の自然を感じられます。
【面積を比較】狛江市は6.39平方キロメートル!全国で2番目に小さい市
狛江市を語るうえで欠かせない特徴が、市域のコンパクトさです。
狛江市の面積は6.39平方キロメートル。東京都内の市の中では最も小さく、全国の市の中では埼玉県蕨市に次ぐ2番目の小ささです。
ここで注意したいのは、「全国で2番目に小さい市」という表現です。これは全国の自治体すべてを対象にした順位ではなく、あくまで市の中での面積順位を示しています。
狛江市の基本情報と周辺自治体との関係| 項目・エンティティ | 位置・関係 | 基本情報・特徴 |
|---|---|---|
| 狛江市 | 東京都多摩地域東南部 | 独立した市 |
| 世田谷区 | 狛江市の東側 | 東京都23区の一つ |
| 調布市 | 狛江市の西側・北側 | 東京都多摩地域の市 |
| 川崎市 | 狛江市の南側 | 多摩川を挟んだ神奈川県の市 |
| 多摩川 | 狛江市の南側 | 東京都と神奈川県の境界付近を流れる河川 |
| 狛江市の面積 | 市域全体 | 6.39平方キロメートル |
| 全国の市の面積順位 | 全国比較 | 埼玉県蕨市に次いで2番目に小さい |
| 小田急線 | 市内を通る鉄道路線 | 狛江駅・和泉多摩川駅がある |
狛江市公式サイトの都市概要でも、面積6.39平方キロメートル、全国で2番目に小さい市であることが紹介されています。
市域の広さは東西約2.94km、南北約3.66km狛江市の東西の長さは約2,940メートル、南北の長さは約3,660メートルです。
この数字からも、市域が比較的コンパクトであることが分かります。市内の移動では、鉄道だけでなく徒歩や自転車も活用しやすい地形です。
また、市域の大部分は比較的平坦で、北側の台地から南側の多摩川沿岸に向かって緩やかな高低差があります。
小さな市であることは、単に面積の数字が小さいというだけではありません。駅や住宅地、行政施設、河川敷などが比較的近い範囲にまとまっているという都市構造にもつながっています。
【2026年最新】狛江市の人口は何人?基本情報を整理
狛江市の人口は、2026年10月1日現在の住民基本台帳によると82,210人です。
同じ基準日の世帯数は43,701世帯。男女別の人口は男性39,799人、女性42,411人となっています。
狛江市の2026年最新基本データ2026年11月3日時点で確認できる最新の市公表データを整理すると、次のとおりです。
- 自治体名:狛江市(こまえし)
- 都道府県:東京都
- 地域:多摩地域東南部
- 面積:6.39平方キロメートル
- 人口:82,210人(2026年10月1日現在)
- 世帯数:43,701世帯(2026年10月1日現在)
- 隣接自治体:世田谷区、調布市、神奈川県川崎市
- 主な鉄道路線:小田急小田原線
- 市内の主な駅:狛江駅、和泉多摩川駅
- 市制施行:1970年10月1日
人口の数字は統計の種類や基準日によって異なる場合があります。上記の82,210人は、狛江市が公表した2026年10月1日現在の住民基本台帳人口です。過去の国勢調査人口や東京都の人口推計と混同しないよう、基準日と集計方法を確認することが大切です。
人口約8万人のコンパクトな住宅都市狛江市は、東京都心への通勤・通学に便利な住宅都市として発展してきました。
市域は小さいものの、約8万人が暮らしており、住宅地としての機能と多摩川沿いの自然環境が共存しています。
また、市内には古墳時代の歴史を伝える古墳や遺跡も残されています。現在の住宅都市としての姿だけでなく、長い歴史を持つ地域でもあります。
【交通アクセス】狛江駅から新宿駅まで約20分!和泉多摩川駅も便利
狛江市が都心に近いといわれる理由の一つが、小田急小田原線の存在です。
市内には狛江駅と和泉多摩川駅があり、どちらの駅からも新宿方面へ移動できます。狛江市の公式案内では、新宿駅までの所要時間は約20分とされています。
狛江駅:市の中心となる主要駅狛江駅は、市役所や駅周辺の商業施設などにアクセスしやすい、市内の中心的な駅です。
小田急小田原線が利用でき、新宿方面への通勤・通学にも使われています。市役所へは狛江駅から徒歩約3分でアクセスできます。
和泉多摩川駅:多摩川に近い駅和泉多摩川駅は、狛江市の南側に位置する駅です。駅名のとおり、多摩川沿いのエリアに近く、河川敷へ向かう際にも利用できます。
新宿方面への移動にも小田急線を利用できるため、住んでいる地域や目的地に応じて狛江駅と使い分けられます。
新宿以外にもアクセスしやすい小田急線を利用する場合、代々木上原駅で東京メトロ千代田線に乗り換えるルートも便利です。
同駅では同じホームで乗り換えられるため、表参道や大手町方面へ向かう際にも利用しやすい交通経路となっています。
ただし、約20分という所要時間は目安です。利用する駅、列車種別、時間帯、乗り継ぎによって実際の所要時間は変わります。通勤時間帯や休日に移動する場合は、小田急電鉄の最新の時刻表・乗換案内を確認すると安心です。
狛江市と小田急線の歴史狛江市と小田急線の関係は古く、1927年(昭和2年)の小田急線開通時に、狛江駅と和泉多摩川駅も開設されました。
その後、1952年11月10日に狛江村が狛江町となり、1970年10月1日に市制が施行され、現在の狛江市が誕生しました。
鉄道の開通によって都心との移動が便利になったことは、狛江市が住宅都市として発展する背景の一つになっています。
【狛江市の特徴】小さな市域と多摩川の自然が共存する街
狛江市の特徴は、面積が小さいことだけではありません。東京都心に近い住宅都市でありながら、多摩川の自然を身近に感じられることも魅力です。
多摩川沿いの自然環境市の南側を流れる多摩川の河川敷は、散歩やジョギング、サイクリングなどを楽しめる場所として親しまれています。
河川沿いでは野草や野鳥なども見られ、四季によって異なる景色を楽しめます。市内の五本松は、多摩川50景や新東京百景にも選ばれた景観スポットです。
都心への移動に便利な立地と、川沿いの開放的な環境を両立している点は、狛江市の地理的な個性といえます。
コンパクトな街だからこその移動のしやすさ狛江市はほぼ平坦な地形で、市域も比較的小さいため、徒歩や自転車で移動しやすい環境が整っています。
もちろん、住む場所によって駅までの距離やバスの利用状況は異なりますが、市内の施設や住宅地が比較的まとまっていることは、日常生活を考えるうえでの特徴です。
狛江市に住むことを検討する場合の判断基準狛江市への転居や住宅購入を検討するなら、次のポイントを確認すると地域との相性を判断しやすくなります。
- 都心への通勤を重視する人:小田急線で新宿方面へアクセスしやすい点が魅力。
- 自然環境を重視する人:多摩川沿いの散歩やサイクリングを日常に取り入れやすい。
- 自転車や徒歩で生活したい人:比較的平坦でコンパクトな市域が利点になる。
- 広い商業エリアを求める人:周辺の世田谷区や調布市なども含めて生活圏を考えるとよい。
- 水害リスクを確認したい人:多摩川沿いの立地を踏まえ、住所ごとの洪水ハザードマップや避難場所を確認したい。
特に多摩川沿いの住宅を検討する場合は、駅からの距離だけでなく、標高や浸水想定区域、避難経路なども確認しておくことが重要です。
狛江市はコンパクトな市ですが、駅周辺と河川沿いでは街の雰囲気や環境が異なります。市全体のイメージだけでなく、実際に住む場所単位で比較することが大切です。
【狛江市どこ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:狛江市は何県にありますか?
A1:狛江市は東京都にあります。東京都多摩地域の東南部に位置する市で、神奈川県や埼玉県ではありません。
Q2:狛江市は何区にありますか?
A2:狛江市は区に属していません。東京都23区とは異なる独立した市で、正式な自治体名は狛江市です。
Q3:狛江市の隣にはどのような自治体がありますか?
A3:東側は世田谷区、西側と北側は調布市、南側は多摩川を挟んで神奈川県川崎市です。
Q4:狛江市は全国で何番目に小さい市ですか?
A4:面積6.39平方キロメートルで、埼玉県蕨市に次いで全国で2番目に小さい市です。東京都内の市の中では最も面積が小さい市です。
Q5:狛江市の現在の人口は何人ですか?
A5:2026年10月1日現在の住民基本台帳人口は82,210人です。世帯数は43,701世帯です。
Q6:狛江駅から新宿駅までは何分かかりますか?
A6:狛江市の公式案内では、小田急線で約20分です。実際の所要時間は列車種別や時間帯によって異なります。
Q7:狛江市にはどのような鉄道駅がありますか?
A7:小田急小田原線の狛江駅と和泉多摩川駅があります。どちらも新宿方面への移動に利用できます。
まとめ:狛江市は東京都多摩地域東南部にあるコンパクトな住宅都市
狛江市は、東京都多摩地域の東南部に位置する、面積6.39平方キロメートルのコンパクトな市です。
東側には世田谷区、西側と北側には調布市、南側には多摩川を挟んで神奈川県川崎市があります。東京都23区の一部ではなく、独立した市であることが地理を理解するうえでのポイントです。
2026年10月1日現在の住民基本台帳人口は82,210人。全国で2番目に小さい市でありながら、小田急線の狛江駅・和泉多摩川駅を通じて新宿まで約20分でアクセスできます。
加えて、多摩川沿いの自然や古墳などの歴史的資源も残されています。
狛江市の場所を簡単に覚えるなら、「東京都の多摩地域東南部、世田谷区の西側、多摩川の北側にある小さな市」という理解が最も分かりやすいでしょう。
都心へのアクセスと自然環境を兼ね備えた狛江市は、東京の地理を知るうえでも、住まい探しや周辺地域への移動を考えるうえでも、位置関係を押さえておきたい街です。