2026年10月17日にTBS系列で生放送された「キングオブコント2026」は、ジェラードンが合計1342点を獲得し、第19代王者に輝いた。準優勝は蛙亭(1309点)、3位はヤッホイ(1282点)。ファーストステージ、ファイナルステージの両方で最高得点を記録したジェラードンが、3445組の頂点に立った。
今回の大会では、審査員が従来の5人から7人体制に拡大され、さらに大会史上初となる敗者復活戦も導入された。敗者復活枠からはスパイシーガーリックが決勝に進出。決勝11組の順位と採点、審査員別の評価、歴代優勝者との比較まで、2026年大会の結果を詳しく振り返る。
【速報】キングオブコント2026の結果・最終順位!ジェラードンが19代目王者に

2026年10月17日、コント日本一を決める「キングオブコント2026」の決勝がTBS系列で放送された。
今年は3445組がエントリー。10組の通常ファイナリストに敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた、合計11組が決勝の舞台に立った。
頂点に立ったのは、アタック西本とかみちぃによるコンビ・ジェラードン。ファーストステージで671点、ファイナルステージでも671点を獲得し、合計1342点で優勝を決めた。
キングオブコント2026最終結果・上位3組- 優勝:ジェラードン(ファースト671点/ファイナル671点/合計1342点)
- 準優勝:蛙亭(ファースト661点/ファイナル648点/合計1309点)
- 3位:ヤッホイ(ファースト653点/ファイナル629点/合計1282点)
ジェラードンと蛙亭の得点差は33点。蛙亭とヤッホイの差は27点だった。上位3組はいずれもファーストステージで高い評価を獲得しており、最後まで実力が拮抗する展開となった。
特に注目されたのは、ジェラードンが2本のネタで同じ671点を記録したことだ。1本目だけでなく、優勝を左右するファイナルステージでも最高得点を獲得。2ステージを通じた安定した評価が優勝につながった。
優勝賞金は1000万円。MANTANWEBの報道によると、ジェラードンはトリオ時代の決勝進出から5年ぶりに再び決勝へ進み、現在の2人体制では初めての決勝で栄冠をつかんだ。
【決勝11組の得点一覧】ファーストステージの順位とファイナル結果
キングオブコント2026の決勝には、次の11組が出場した。ファーストステージの合計点によって上位3組がファイナルステージへ進出する仕組みだ。
ファーストステージ・最終順位一覧| 順位 | 出場者 | 進出経路 | ファースト | ファイナル | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ジェラードン | 通常枠 | 671点 | 671点 | 1342点 |
| 2位 | 蛙亭 | 通常枠 | 661点 | 648点 | 1309点 |
| 3位 | ヤッホイ | 通常枠 | 653点 | 629点 | 1282点 |
| 4位 | 相性はいいよね | 通常枠 | 643点 | ― | ― |
| 5位 | スパイシーガーリック | 敗者復活 | 636点 | ― | ― |
| 6位 | ダウ90000 | 通常枠 | 635点 | ― | ― |
| 7位 | や団 | 通常枠 | 632点 | ― | ― |
| 8位(同率) | 元祖いちごちゃん | 通常枠 | 629点 | ― | ― |
| 8位(同率) | ザ・マミィ | 通常枠 | 629点 | ― | ― |
| 10位 | ニッポンの社長 | 通常枠 | 627点 | ― | ― |
| 11位 | ななまがり | 通常枠 | 625点 | ― | ― |
※ファイナルステージの得点・合計点は進出した3組のみ。その他の組はファーストステージの順位を掲載。8位は同点のため2組。出典:Quick Japanの採点結果、スポニチアネックスの報道。
ファイナルステージの得点内訳ファイナルステージでは、ヤッホイ、蛙亭、ジェラードンの順にネタを披露した。7人の審査員による採点は次の通り。
- ヤッホイ:93点・91点・85点・90点・91点・89点・90点=629点
- 蛙亭:92点・93点・93点・94点・93点・90点・93点=648点
- ジェラードン:97点・94点・97点・97点・97点・95点・94点=671点
ジェラードンは審査員7人全員から94点以上を獲得。97点をつけた審査員も4人いた。
一方、蛙亭も648点という高得点を記録したが、ジェラードンには23点及ばなかった。ファーストステージの10点差に加え、ファイナルステージでも23点の差がついたことが最終結果を決定づけた。
【審査員7人体制】キングオブコント2026の採点方式はどう変わった?
2026年大会の大きな変更点が、審査員の人数だ。これまでの5人体制から7人体制へと拡大し、異なる世代や芸風を持つコント師の視点が採点に加わった。
2026年の審査員7人- 秋山寛貴:ハナコ(2018年王者)
- 堂前透:ロングコートダディ(2025年王者)
- じろう:シソンヌ(2014年王者)
- 山内健司:かまいたち(2017年王者)
- 秋山竜次:ロバート(2011年王者)
- 小峠英二:バイきんぐ(2012年王者)
- 飯塚悟志:東京03(2009年王者)
このうち新たに加わったのが、秋山寛貴と堂前透の2人。過去の優勝経験を持つ7人が審査を担当した。
採点方式と優勝決定までの流れ各審査員は1組につき100点満点で採点する。7人の合計は700点満点となり、ファーストステージで上位3組に入った芸人だけがファイナルステージへ進める。
ファイナルステージも同じく700点満点。ファーストステージとの合計1400点満点で最終順位を決定する。
つまり、2本目だけが評価対象になるわけではない。1本目の得点を維持しながら、2本目でも高い評価を得る必要がある。
今回のジェラードンは、この方式で理想的な結果を残した。ファーストステージ671点、ファイナルステージ671点という同一得点は、2本のネタが審査員全体から高く支持されたことを示している。
【初導入の敗者復活戦】スパイシーガーリックが決勝進出を獲得
2026年大会で新たに導入されたのが、敗者復活戦だ。従来は準決勝を勝ち抜いたファイナリストが決勝に進出していたが、今回は追加の1枠を敗者復活戦で決定する方式が採用された。
敗者復活戦は2026年10月17日の決勝当日に実施。準々決勝・準決勝進出経験のある芸人60人が審査員を務め、10組の芸人を採点した。
敗者復活戦に出場した10組- 江戸川ジャンクジャンク
- オフローズ
- cacao
- 喫茶ムーン
- しずる
- 生姜猫
- スパイシーガーリック
- そいつどいつ
- ネルソンズ
- 破壊ありがとう
敗者復活戦では、60人の芸人審査員による採点で上位3組を選出。その後、国民投票によって決勝進出者を決定する2段階の仕組みが採用された。
芸人審査の結果、上位3組に残ったのはスパイシーガーリック、そいつどいつ、喫茶ムーンだった。
最終的な国民投票の結果は以下の通り。
- スパイシーガーリック:1万2721票
- そいつどいつ:1万0783票
- 喫茶ムーン:9478票
スパイシーガーリックは芸人審査で279点を獲得して1位となり、国民投票でも最多票を集めた。こうして大会史上初の敗者復活枠を勝ち取り、決勝の11組目として出場した。
この制度の特徴は、同業者による専門的な評価と、視聴者による支持を組み合わせた点にある。決勝進出の機会が1枠増えたことで、準決勝までの結果だけでは測れない芸人の魅力が、改めて注目される仕組みとなった。
【歴代キングオブコント優勝者一覧】2025年との得点比較も解説
キングオブコントは2008年にスタートし、2026年で第19回を迎えた。これまで数多くの実力派コント師が優勝し、その後のテレビ・劇場での活躍につなげてきた。
2008年から2026年までの歴代王者- 2008年・第1回:バッファロー吾郎
- 2009年・第2回:東京03
- 2010年・第3回:キングオブコメディ
- 2011年・第4回:ロバート
- 2012年・第5回:バイきんぐ
- 2013年・第6回:かもめんたる
- 2014年・第7回:シソンヌ
- 2015年・第8回:コロコロチキチキペッパーズ
- 2016年・第9回:ライス
- 2017年・第10回:かまいたち
- 2018年・第11回:ハナコ
- 2019年・第12回:どぶろっく
- 2020年・第13回:ジャルジャル
- 2021年・第14回:空気階段
- 2022年・第15回:ビスケットブラザーズ
- 2023年・第16回:サルゴリラ
- 2024年・第17回:ラブレターズ
- 2025年・第18回:ロングコートダディ
- 2026年・第19回:ジェラードン
2026年のジェラードンは、歴代19組目の優勝者となった。東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、ハナコ、ジャルジャルなど、優勝後もお笑い界で存在感を示してきた芸人たちに続く王者だ。
2025年と2026年の大会形式・得点比較前年との大きな違いは、審査員の人数と決勝出場枠である。
2025年はロングコートダディが優勝。審査員5人による各100点満点、1ステージ500点満点の方式で、ファーストステージとファイナルステージの合計1000点満点で争われた。
2026年は審査員が7人になり、各ステージ700点満点、2ステージ合計1400点満点へ変更された。また、敗者復活戦の導入によって決勝進出者が10組から11組に増えた。
両大会の優勝得点を単純に比較すると、2026年の1342点が2025年の945点を大きく上回る。しかし、これは審査員が2人増えたことによる満点の変更が影響している。点数の大小だけで優勝ネタの質を比較することはできない。
参考として満点に対する得点率を計算すると、2025年のロングコートダディは94.5%、2026年のジェラードンは約95.9%となる。ただし、審査員の構成も評価の視点も異なるため、これは得点水準を把握するための参考値だ。
優勝賞金は2025年、2026年ともに1000万円。大会の基本的な目的であるコント日本一の決定は変わらない一方、2026年は審査の幅と決勝への参加機会が広がった大会となった。
【勝敗を徹底分析】ジェラードンが1342点で優勝できた理由
今回の結果を詳しく見ると、ジェラードンの優勝を支えたのは、ファーストステージとファイナルステージの両方で得点を伸ばしたことにある。
1. ファーストステージで他の出場者をリードジェラードンは1本目で671点を獲得し、蛙亭の661点に10点差をつけて1位通過した。
審査員別の採点は96点、96点、96点、98点、96点、94点、95点。最高点は山内健司の98点で、7人全員が94点以上をつけた。
特定の審査員だけが突出して高く評価したのではなく、7人の合計点として高水準を記録した点が特徴的だ。
2. ファイナルステージでも671点を獲得優勝を決める2本目でも、ジェラードンは671点を記録した。
ファーストステージと同じ得点を獲得したことにより、合計1342点に到達。準優勝の蛙亭を33点上回った。
ファイナルステージでも審査員7人全員が94点以上をつけており、2本目でも評価が大きく崩れなかったことが分かる。
3. トリオ時代から2人体制へ、新たな形での王者獲得ジェラードンは、アタック西本、かみちぃ、海野裕二によるトリオとして活動していた時期を経て、現在はアタック西本とかみちぃの2人体制で活動している。
今回の優勝は、トリオ時代に決勝を経験したコンビが、新体制で再び大舞台に立ってつかんだ栄冠でもある。
日刊スポーツの報道によると、優勝後、かみちぃは次のように喜びを語った。
「トリオでもコンビでも面白いんだぞ!」
体制が変わってもコントで勝負できることを示した優勝だった。単に過去の実績を引き継いだだけでなく、現在の2人で改めて日本一の評価を獲得した点に意味がある。
ジェラードンにとって2026年大会は、過去の決勝経験と現在のコンビとしての実力を結びつけた大きな節目となった。
キングオブコント2026の結果に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングオブコント2026の優勝者は誰ですか?
A1:ジェラードンです。アタック西本とかみちぃの2人が合計1342点を獲得し、第19代キングに輝きました。優勝賞金は1000万円です。
Q2:キングオブコント2026の準優勝と3位は誰ですか?
A2:準優勝は蛙亭で1309点、3位はヤッホイで1282点です。ファーストステージの上位3組がファイナルステージに進出しました。
Q3:キングオブコント2026の審査員は何人でしたか?
A3:7人です。秋山寛貴、堂前透、じろう、山内健司、秋山竜次、小峠英二、飯塚悟志が審査を担当しました。前年の5人体制から2人増えています。
Q4:敗者復活戦から決勝に進出した芸人は誰ですか?
A4:スパイシーガーリックです。芸人60人による審査で279点を獲得して1位となり、国民投票でも1万2721票を集めました。
Q5:キングオブコント2026の決勝はいつ放送されましたか?
A5:2026年10月17日(土)です。TBS系列で生放送され、午後6時から決勝戦が行われました。
まとめ:キングオブコント2026はジェラードンが新時代の王者に
キングオブコント2026は、ジェラードンがファーストステージ671点、ファイナルステージ671点、合計1342点という結果で優勝した。
準優勝は蛙亭の1309点、3位はヤッホイの1282点。3445組がエントリーした大会で、ジェラードンが第19代王者の称号と優勝賞金1000万円を手にした。
今年は審査員が5人から7人に増え、大会史上初の敗者復活戦も導入された。スパイシーガーリックがその枠を勝ち取り、決勝11組による新たな大会形式が実現したことも大きな特徴だ。
歴代王者には東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、ジャルジャル、ロングコートダディなど、時代を代表するコント師が名を連ねる。そこにジェラードンが加わったことで、2026年の大会は歴史に残る節目となった。
今回の優勝を評価するうえで重要なのは、単なる合計点ではなく、審査員構成や採点方式、2本のネタそれぞれの評価を踏まえて結果を見ることだ。次回大会でも、審査方式の変更や新たな才能の登場が、お笑い界にどのような変化をもたらすのか注目したい。
主な事実確認資料: MANTANWEB、Quick Japan、スポニチアネックス、日刊スポーツ、TBSテレビ、マイナビニュース、U-NEXT公式発表。