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【都道府県別】平均バストサイズ日本地図2026で山形県が1位に!

天海 修平 天海 修平 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2026年の調査で特に目を引くのが、都道府県による平均サイズの違いだ。ラブコスメが公表した「平均バストサイズ日本地図2026」では、山形県が全国1位となった。

2026年の都道府県別ランキングTOP5

公表された平均スコアランキングは次のとおり。上位5地域はいずれも推計Eカップとなっている。

ラブコスメ「2026年1月調査」公表画像をもとに整理

順位 都道府県 推計平均サイズ 平均スコア
1位 山形県 Eカップ 5.67
2位 岩手県 Eカップ 5.50
2位 奈良県 Eカップ 5.50
4位 宮城県 Eカップ 5.07
5位 京都府 Eカップ 5.00

山形県は5.67ポイントでトップ。岩手県と奈良県が同率2位、宮城県が4位、京都府が5位となった。

山形県はなぜ1位になった?

ラブコスメの過去の調査と比較すると、山形県は2023年時点では平均Cカップだった。2026年には推計Eカップとなり、ランキングの首位に浮上している。

岩手県や奈良県についても、2023年時点では平均Cカップだったと紹介されている。京都府は2023年のBカップから2026年のEカップへと変化した。

今回の調査では、16都道府県で平均カップ数が上昇。加えて、2012年の調査開始以降初めて、平均Bカップ以下の都道府県がなくなり、全都道府県がCカップ以上になったと報告されている。

県別ランキングをそのまま信じてよいのか

ここには統計上の注意点がある。470人の回答を47都道府県に分けるため、県別の回答者数は限られる。各県の回答人数や年齢構成、人口に応じた補正の詳細も、公表ページからは十分に読み取れない。

例えば、山形県の5.67というスコアは、今回の回答者の中で算出された平均スコアだ。山形県に住む女性全員の身体的特徴を測定した結果ではない。

また、地域別のサイズが上がった理由について、ラブコスメはバストケアへの関心やSNSを通じた下着の着用方法の情報拡散などを挙げている。ただし、アンケートの地域差だけから、マッサージや美容習慣によって実際の乳房組織が大きくなったと証明することはできない。

正しいサイズのブラジャーを選ぶことで、従来はカップに収まりきっていなかった部分が適切に収まるようになる場合もある。こうした採寸・フィッティングの変化と、身体そのものの変化は分けて考えたい。

【徹底比較】女性の平均バストに公的統計はある?トリンプ2018年データとの違い

女性平均バスト

女性の平均バストを調べると、2026年のラブコスメ調査とは異なり「日本人女性の平均はCカップ」という説明も多く見つかる。その根拠として頻繁に引用されるのが、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの2018年ブラジャー売上割合だ。

トリンプ2018年のブラジャー売上割合

トリンプが2019年8月2日に公表した「下着白書 vol.19」では、1980年から2018年までのブラジャーのカップ別売上割合の推移が取り上げられた。

2018年のカップ別割合は、Cカップが26.9%で最多。Dカップが26.3%、Eカップが18.8%と続いている。

同社の公式発表によれば、Dカップ以上の割合は1980年の4.5%から2018年には53.1%へ増加した。一方、Aカップは1980年に58.6%を占めていたが、2018年には2.1%となっている。

2026年調査と2018年データを比較

両者の違いを整理すると、数字の食い違いが生じる理由が見えてくる。

比較項目 ラブコスメ2026年 トリンプ2018年 調査・集計方法 顧客アンケート 年間売上データ 対象・規模 回答者470人 年間ブラジャー売上 最多サイズ Eカップ20.2% Cカップ26.9% Dカップ 20.0% 26.3% Eカップ 20.2% 18.8% Dカップ以上 約65.9% 53.1% データの性質 回答者の自己申告・アンケート結果 特定メーカーの販売実績

この比較で重要なのは、2026年のEカップ20.2%と2018年のCカップ26.9%を、単純な時系列の変化として扱わないことだ。

ラブコスメは顧客の回答を集計し、トリンプは自社の販売実績を集計している。購入するブランド、ブラジャーの種類、購入頻度、サイズの自己認識などが異なるため、同じ母集団を同じ方法で測定した比較ではない。

女性の平均バストを示す公的統計は存在する?

ここで押さえておきたいのが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」だ。

同調査は健康増進法に基づく政府統計であり、国民の身体状況や栄養摂取、生活習慣を把握するために実施されている。2024年調査の身体状況調査票では、身長、体重、腹囲、血圧、血液検査などが測定・記録項目として設定されている。

しかし、現在の同調査の身体状況調査票には、ブラジャーのカップ数やトップバストとアンダーバストの差を全国集計する項目はない。そのため、厚生労働省の全国代表値から日本人女性の平均カップ数を直接算出することはできない。

つまり、女性の平均カップ数については、国が認定した全国平均として紹介できる単一の数字は確認できない。民間アンケートや下着メーカーの販売実績を、調査主体と集計方法を明示したうえで参考にする必要がある。

【正しい測り方】カップサイズはトップとアンダーの差で決まる

平均カップ数を理解するうえで、もう一つ知っておきたいのがブラジャーのサイズ表記の仕組みだ。

カップサイズは、単純なトップバストの大きさだけでは決まらない。トップバストとアンダーバストの差によって決まる。

カップサイズとトップ・アンダーの対応表

トリンプのサイズガイドに基づく代表的な目安は以下のとおり。

カップ トップとアンダーの差
Aカップ 約10cm
Bカップ 約12.5cm
Cカップ 約15cm
Dカップ 約17.5cm
Eカップ 約20cm
Fカップ 約22.5cm
Gカップ 約25cm
Hカップ 約27.5cm

出典:トリンプ公式サイズガイド。メーカーや商品によって適合サイズの扱いに違いがある。

例えば、トップバストが90cm、アンダーバストが70cmなら、その差は20cm。目安ではEカップに相当する。

一方、トップバストが85cm、アンダーバストが70cmなら差は15cmとなり、Cカップが目安だ。

同じトップバスト90cmでも、アンダーバストが異なればカップ数は変わる。この仕組みを知らずにトップバストだけで比較すると、実際のブラジャーサイズを誤解してしまう。

自宅でできる正しいバストサイズの測り方

正確なサイズを把握するには、柔らかいメジャーと全身鏡を用意する。測定時は薄着または素肌に近い状態にする。

1. トップバストを測る

バストの最も高い部分を通るようにメジャーを回す。背中側でメジャーが斜めにならないよう、床と水平に整える。トリンプの測定ガイドでは、90度に身体を曲げて測る方法も紹介されている。

2. アンダーバストを測る

バストのふくらみのすぐ下にメジャーを回す。床と水平になるように整え、トップバストより少ししっかりとフィットさせて測る。

3. 数値の差を計算する

トップバストからアンダーバストを引き、その差をサイズ表に照らし合わせる。例えば差が17.5cmならDカップ、20cmならEカップが目安となる。

なお、自宅での採寸には誤差が出る場合もある。メジャーのねじれ、測定時の姿勢、バストの位置によって数値は変わるため、ブラジャーが浮く、脇に肉が流れる、ワイヤーが当たるといった問題があれば、下着専門店でフィッティングを受けるのも有効だ。

同じEカップでも見た目が違う理由

カップ数だけで胸の大きさを判断できない理由は、アンダーバストの存在にもある。

例えばE65とE80は、どちらもEカップだが、アンダーバストの数値が異なる。カップの容量も同一ではなく、同じアルファベットだからといって同じボリュームを意味するわけではない。

体格や肩幅、胸郭の大きさ、脂肪のつき方、左右差、バストの形によっても外見の印象は変わる。

そのため「Eカップだから必ず胸が大きく見える」「Cカップなら平均的な見た目」といった判断はできない。ブラジャーのサイズ表記は、身体に合った下着を選ぶための規格として理解するのが適切だ。

【年代別】10代・20代・30代・40代・50代で平均バストは変わる?

女性のバストサイズは、年齢だけで決まるものではない。成長期、体重の増減、妊娠・授乳、加齢など、さまざまな要素が関係する。

10代:成長過程にありサイズの個人差が大きい

10代は身体が成長する時期であり、バストの発達にも個人差がある。年齢が同じでも、成長段階によってサイズは異なるため、成人女性の平均カップ数と単純比較するのは適切ではない。

20代:体型や生活習慣による違いも表れる

20代では身体の成長が落ち着く一方、体重変化や運動習慣、ホルモンの変動などによってサイズが変わることがある。就職や生活環境の変化で体型が変わる人もいる。

30代:妊娠・出産・授乳が影響する場合も

30代は妊娠や出産、授乳を経験する人もいる年代だ。妊娠中や授乳期にはバストの張りやサイズが変化することがあり、授乳終了後に形やボリュームが変わる場合もある。

40代:体重やホルモン環境の変化に注意

40代になると、体重の増減やホルモン環境の変化などがバストの形やサイズに影響する場合がある。以前と同じブラジャーが合わなくなったと感じる場合は、採寸し直すことが大切だ。

50代以降:サイズだけでなく形や着け心地も変化

50代以降は更年期に伴う身体の変化などが表れやすくなる。バストのハリや位置、脂肪の分布が変わり、以前とは違ったフィット感になることもある。

ただし、これらは年代ごとに起こり得る一般的な身体変化であり、「30代は必ずDカップ」「50代になると2カップ小さくなる」といった一律の法則はない。

年代別の全国平均は公表されている?

2026年のラブコスメ調査では、年代別の全国平均カップ数を比較できる詳細な数値は確認できない。また、トリンプの2019年発表資料には年代ごとのカップ推移が調査項目として記載されているものの、発表資料だけでは各年代の具体的な割合を網羅的に比較できない。

したがって、年代別の平均バストサイズを数値でランキング化した情報を見かけても、調査対象や測定方法、集計年を確認することが重要だ。

【プロの結論】女性平均バストの数字より重要な3つの判断基準

2026年の調査でEカップが最多になったことは興味深い。ただし、今回の結果から読み取るべきなのは、日本人女性全体の平均がEカップになったという話ではない。

大切なのは、数字がどのような条件で集められ、何を表しているかを理解することだ。

1. 「平均」と「最多」を混同しない

ラブコスメの調査でEカップが20.2%となったのは、Eカップが最も多い回答だったという意味だ。数学的な平均値や中央値と同じではない。

例えば、AカップからHカップまでの回答がある場合、最も回答が多いサイズがEカップでも、全体の算術平均がEカップになるとは限らない。

ニュースやSNSで「平均Eカップ」と紹介されていた場合は、実際には最多サイズを意味していないか確認したい。

2. 調査人数と母集団を確認する

470人という人数だけを見れば、一定の回答が集まっているように感じる。しかし、全国の女性の体型を推定するには、回答者の年齢や地域、抽出方法、回答率、人口構成に応じた補正なども重要になる。

特定企業の顧客アンケートは、その企業の商品や情報に関心を持つ人が回答しやすい。全国の女性を無作為に抽出した調査とは性質が異なる。

3. 平均カップ数を自分の価値基準にしない

ブラジャーのサイズは、胸の大きさを評価するための順位ではない。身体に合う下着を選び、快適に過ごすための実用的な指標だ。

平均より小さい、大きいという理由だけで、自分の身体を否定する必要はない。サイズが合っていないことで肩や背中に負担を感じたり、カップが浮いたりする場合は、平均との比較よりもフィッティングを優先したい。

また、短期間でのサイズアップをうたう美容商品や施術については、効果の根拠、安全性、費用、リスクを別々に確認することが重要だ。

2026年の470人調査は、女性のサイズ分布やバストケアへの関心を知る資料として興味深い。一方、全国平均を確定するための公的統計の代わりにはならない。こうしたデータの位置づけを理解することが、数字に振り回されないための第一歩となる。

【女性の平均バスト】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の日本人女性の平均バストは何カップですか?
A1:日本人女性全体を代表する公的な平均カップ数は確認できない。ラブコスメの2026年1月の470人アンケートではEカップ20.2%、Dカップ20.0%、Cカップ18.1%で、Eカップが最多だった。

Q2:日本人女性で最も多いカップ数は何カップですか?
A2:調査方法によって異なる。ラブコスメの2026年調査ではEカップが最多。一方、トリンプの2018年ブラジャー年間売上データではCカップが26.9%で最多となっている。

Q3:Eカップの女性は日本人全体の20.2%ですか?
A3:いいえ。20.2%はラブコスメの顧客アンケートに回答した470人の中での割合であり、日本人女性全体の割合を示す数字ではない。

Q4:2026年に平均バストサイズが最も大きかった都道府県はどこですか?
A4:ラブコスメの調査では山形県が1位。推計Eカップ、平均スコア5.67だった。岩手県と奈良県が同率2位となっている。ただし、県民全体の平均を示す公的ランキングではない。

Q5:DカップとEカップの違いは何cmですか?
A5:一般的なトリンプのサイズ目安では、Dカップはトップとアンダーの差が約17.5cm、Eカップは約20cm。差は約2.5cmとなる。

Q6:平均バストサイズは年齢によって変わりますか?
A6:年齢やライフステージに伴って変化する場合がある。成長期、体重変化、妊娠・授乳、更年期などが関係するが、年代だけでカップ数を決めることはできない。

まとめ:2026年の女性平均バストは調査の違いを理解して判断しよう

2026年1月のラブコスメによる470人アンケートでは、Eカップが20.2%、Dカップが20.0%、Cカップが18.1%となり、Eカップがわずかな差で最多だった。都道府県別では山形県が推計Eカップ、平均スコア5.67で1位となっている。

一方、トリンプの2018年ブラジャー売上割合ではCカップ26.9%が最多で、Dカップ26.3%が続く。厚生労働省の国民健康・栄養調査にも、全国平均カップ数を算出するための調査項目はない。

つまり、2026年の最新データから言えるのは、ラブコスメの回答者ではE・Dカップが多かったということ。日本人女性全体の平均がEカップになったと断定するには、調査方法の異なるデータをそのまま比較できないという課題が残る。

平均サイズは参考情報の一つにすぎない。自分のバストを正しく知りたい場合は、トップバストとアンダーバストを採寸し、身体に合ったブラジャーを選ぶことが大切だ。カップ数の大小ではなく、自分の身体に合うサイズと快適さを基準にしたい。

2026年10月時点での最も妥当な見方は、「ラブコスメの調査ではEカップが最多、従来のトリンプの販売データではCカップが最多。そして全国の女性全体の平均カップ数は、公的統計では確定していない」という整理である。

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天海 修平

映画配給会社の広報を経て取材記者に。作品の公式サイトと配給発表、映画祭のプログラミングを公式発表として確認し、興行成績は興行通信社の数字のみを引用します。

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