2026年11月2日、埼玉県で地震は発生したのでしょうか。熊谷市やさいたま市、川口市などで揺れが観測されたのか、最新の地震情報を気にしている人も多いはずです。
気象庁の発表情報と11月2日に確認できる地震記録を整理すると、今日の埼玉県内では震度1以上の観測は確認されていません。一方、前日の11月1日午前7時15分には、三重県南東沖を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生。埼玉県北部・南部で震度2、埼玉県秩父で震度1を観測しました。震源の深さは約350kmで、津波の心配はありませんでした。
【今日11月2日】埼玉県で地震は観測された?最新速報を確認

2026年11月2日の埼玉県の地震情報について、まず押さえておきたいのは、今日の震度1以上の観測記録に埼玉県が含まれていないことです。
気象庁の情報を取得している地震履歴の公開記録では、11月2日15時20分時点で、直近24時間に国内で震度1以上を観測した地震は5回。そのうち11月2日発生分として確認できるのは、次の4件です。
- 1時07分ごろ:岐阜県飛騨地方、M2.5、最大震度1
- 1時21分ごろ:熊本県熊本地方、M3.1、最大震度1
- 9時34分ごろ:熊本県天草・芦北地方、M2.5、最大震度1
- 10時57分ごろ:熊本県天草・芦北地方、M3.0、最大震度1
いずれも埼玉県を震度1以上の観測地域として含む地震ではありません。したがって、11月2日の埼玉県内については、少なくとも15時20分時点で確認できる公開記録上、震度1以上の地震は観測されていない状況です。
なお、これは確認できた記録の時点を示すものであり、それ以降の地震発生を否定するものではありません。リアルタイムの状況は、気象庁の地震情報で更新を確認する必要があります。
また、11月2日午前2時01分には与那国島近海を震央とするM4.7の地震について緊急地震速報(予報)の履歴がありますが、同記録の最大震度は「観測なし」を示す表示でした。速報の履歴に掲載された地震と、実際に震度1以上が観測された地震は区別して見ることが大切です。
【前日11月1日】三重県南東沖M6.1で埼玉県内はどこが揺れた?
11月2日に埼玉県の地震速報を調べる際、混同しやすいのが前日11月1日に発生した三重県南東沖の地震です。
気象庁の発表によると、地震が発生したのは2026年11月1日午前7時15分ごろ。震源地は三重県南東沖で、震源の位置は北緯33.7度、東経137.1度、マグニチュードは6.1、深さは約350kmでした。
全国での最大震度は3で、福島県浜通りの大熊町、双葉町、浪江町などで観測されました。埼玉県でも広い範囲で揺れが記録されています。
埼玉県内の震度2・震度1の観測地域気象庁が11月1日7時22分に発表した震源・震度情報では、埼玉県北部と南部で震度2、秩父地域で震度1となりました。
震度2を観測した主な市町村・地点
- 熊谷市
- 行田市
- 加須市
- 鴻巣市
- 久喜市
- さいたま市北区・緑区
- 川口市
- 春日部市
- 狭山市
- 幸手市
- 吉川市
- 川島町
- 宮代町
熊谷市では大里・妻沼など、さいたま市では北区宮原・緑区中尾などの観測地点が震度2を記録しました。川口市では中青木分室の観測地点で震度2が確認されています。
震度1を観測した主な市町村・地点
本庄市、東松山市、羽生市、深谷市、滑川町、嵐山町、小川町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、埼玉美里町、埼玉神川町のほか、さいたま市西区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区、川越市、所沢市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市、白岡市、伊奈町、三芳町、毛呂山町、越生町、松伏町などでも震度1が観測されました。
秩父地域では秩父市や長瀞町などで震度1が記録されています。
11月1日と11月2日の地震情報を比較| 確認項目 | 11月1日 | 11月2日 |
|---|---|---|
| 主な地震 | 三重県南東沖 | 熊本県・岐阜県など |
| マグニチュード | M6.1 | M2.5~M3.1など |
| 震源の深さ | 約350km | 約10km・ごく浅いなど |
| 全国の最大震度 | 震度3 | 震度1 |
| 埼玉県北部 | 震度2 | 震度1以上の観測なし |
| 埼玉県南部 | 震度2 | 震度1以上の観測なし |
| 埼玉県秩父 | 震度1 | 震度1以上の観測なし |
| 津波の心配 | なし | 確認した各地震で津波の心配なし |
この比較から分かるのは、検索で目立っている埼玉県の震度2という情報は、11月2日当日の新しい地震ではなく、11月1日の三重県南東沖の地震に関する記録だということです。
埼玉新聞も11月1日付の速報で、県内の震度2・震度1の観測地域と、全国最大震度3、津波の心配がないことを報じています。
【震源と深さ350km】なぜ三重県から遠い埼玉で揺れたのか
今回の地震で注目されたのは、震源が三重県南東沖だったにもかかわらず、震源から離れた関東や東北で震度2以上の揺れが観測されたことです。
通常、地震の揺れは震源から離れるほど弱くなる傾向があります。しかし、今回のように震源が非常に深い地震では、一般的な震度分布とは異なる揺れ方をすることがあります。
深発地震に特徴的な「異常震域」とは今回のM6.1の地震は、深さ約350kmで発生した深発地震です。こうした地震で見られる特徴的な震度分布は、異常震域と呼ばれます。
気象庁の解説によると、日本列島の下には海洋プレートが沈み込んでいます。プレート内部は地震波を伝えやすい性質を持つため、深い場所で発生した地震の揺れが、沈み込んだプレートを通じて遠くの太平洋側まで効率よく伝わる場合があります。
その結果、震源の真上に近い地域よりも、離れた関東・東北などで相対的に大きな震度が観測されることがあります。
「異常」という言葉から、地震活動そのものに異常が発生したと考える人もいますが、これは震度分布の特徴を表す名称です。深発地震に伴って起こり得る自然現象であり、それ自体が異常な地震活動を意味するわけではありません。
南海トラフ巨大地震の前兆なのか三重県南東沖という震源地から、南海トラフとの関係を心配する人もいる可能性があります。
しかし、今回の地震は深さ約350kmの深発地震です。ウェザーニュースの地震解説でも、深く沈み込んだ太平洋プレートで発生したとみられ、南海トラフのプレート境界型地震とは発生の仕組みが異なると説明されています。
今回の地震が観測されたという事実だけを根拠に、南海トラフ巨大地震が迫っていると判断することはできません。大きな地震への備えは必要ですが、単独の地震を過度に結びつけて不安を広げないことも大切です。
津波の心配はあったのか11月1日の三重県南東沖M6.1の地震について、気象庁の地震情報では津波の心配はないと発表されました。
マグニチュード6.1という数字だけを見ると、津波が発生するのではないかと心配になる可能性があります。しかし、津波の発生はマグニチュードだけで決まるものではなく、震源の深さや断層の動きなども関係します。
津波に関しては、地震の規模だけで判断せず、気象庁が発表する津波警報・注意報を確認してください。
【熊谷市・さいたま市・川口市】埼玉県の地震観測地点と震度の違い
埼玉県の地震速報を見ると、同じ県内でも市町村によって震度が異なることがあります。これは、震度が県全体や市町村全体の平均値ではなく、実際に設置された震度計で測定した地点ごとの値だからです。
熊谷市ではどこで震度2を観測した?11月1日の地震では、熊谷市が震度2の観測地域に含まれました。観測地点として熊谷市大里や熊谷市妻沼が記録されています。
熊谷市は県北部に位置し、今回の地震では埼玉県北部の観測地域として震度2を記録しました。熊谷市で地震の震度を調べる場合は、市名だけでなく、個別の観測地点も確認すると状況を把握しやすくなります。
さいたま市の地震情報は区によって違うさいたま市では、11月1日の地震で北区と緑区の観測地点が震度2を記録しました。
一方、西区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区などでは震度1が観測されています。
つまり、さいたま市全域が一律に震度2だったわけではありません。さいたま市の地震情報を確認する際は、区ごとの観測結果を見ておくことが重要です。
川口市の地震速報は震度2川口市では、中青木分室の観測地点で震度2を観測しました。
東京都に隣接する川口市でも揺れが記録されたことから、今回の地震が埼玉県の北部だけでなく、南部にも及んでいたことが分かります。
埼玉県内の震度観測地点はどこにある?気象庁は、全国の気象庁、地方公共団体、防災科学技術研究所などが設置する震度計の観測結果を集約し、地震情報として発表しています。
気象庁が公開する震度観測点一覧表には、埼玉県内の観測地点として、次のような場所が掲載されています。
- 熊谷市桜町:熊谷地方気象台
- 久喜市下早見:久喜市内の観測地点
- 鳩山町大豆戸:鳩山町内の観測地点
- さいたま浦和区高砂:埼玉県庁
- 秩父市上町:秩父特別地域気象観測所
- 小鹿野町両神薄:秩父地域の観測地点
これらは気象庁が公開する観測点一覧の掲載例です。県内の震度観測網はこれだけに限られるわけではありません。
また、気象庁は震度計の設置地点で測定した値を発表しているため、同じ市町村の中でも地盤や地形の違いによって揺れの強さが変わることがあります。
そのため、住んでいる場所で感じた揺れと、自治体名に表示された震度が完全に一致しない場合もあります。
【地震速報の確認方法】埼玉県の最新情報を正しく調べるには
埼玉県で地震が発生したかどうかを確認するときは、速報の見出しだけでなく、発生時刻、震源地、震度、発表時刻を順番に確認することが大切です。
1.気象庁の地震情報を確認する最も基本となる確認先は気象庁の公式地震情報です。
確認したい項目は次の5つです。
- 発生時刻:実際に地震が起きた時間
- 発表時刻:気象庁が情報を発表した時間
- 震源地:地震が発生した場所
- マグニチュード:地震そのものの規模
- 最大震度・各地の震度:各観測地点で記録された揺れの強さ
特に、発生時刻と発表時刻を混同しないことが重要です。例えば、11月1日の三重県南東沖の地震は7時15分ごろに発生し、震源・震度情報は7時22分に発表されました。
2.震度データベースで過去の地震を調べる過去に熊谷市や川口市でどの程度の揺れが観測されたのかを調べる場合は、気象庁の震度データベース検索が役立ちます。
都道府県、市区町村、観測地点、震度などの条件を指定できるため、特定の日付の地震記録を調べる際にも便利です。
今日の速報と過去の観測履歴を区別して確認できるので、今回のように前日の地震情報が検索結果に残っている場合にも有効です。
3.自治体の防災情報も確認する埼玉県や各市町村の防災情報では、地域の避難情報、被害状況、道路やライフラインに関する情報などを確認できます。
地震が発生した場合、震度だけで被害の有無を判断することはできません。実際に揺れを感じた場合は、建物の損傷や家具の転倒、火災などにも注意してください。
4.緊急地震速報と震度情報を混同しない緊急地震速報は、地震波を検知して強い揺れが到達する前に知らせるための情報です。発表時点では予測に基づく内容であり、実際に観測された震度とは異なる場合があります。
気象庁によると、震度3以上の地震では、発生から約1分半後を目安に震度速報が発表され、その後、約5分程度で震源や各地の震度に関する情報が発表されます。
速報の予測震度だけを見て判断せず、その後に発表される観測結果まで確認することが、正確な情報収集につながります。
地震に備えて今できること今回の埼玉県内の最大震度は2でしたが、今後の地震に備えることは欠かせません。
- 家具や大型家電の転倒防止を確認する。
- 懐中電灯、飲料水、非常食、携帯電話の充電手段を用意する。
- 家族と避難場所や連絡方法を共有する。
- 揺れを感じたら、まず頭を守り、落下物から身を守る。
- 津波警報が発表された場合は、沿岸部では速やかに高い場所へ避難する。
地震速報は状況を把握するための情報であり、実際の安全確保には日頃の備えも必要です。
【地震今日の埼玉県の震度情報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月2日、埼玉県で地震はありましたか?
A1:15時20分時点で確認できる震度1以上の地震記録では、埼玉県内の観測はありません。最新の状況は気象庁の地震情報で確認してください。
Q2:11月1日の三重県南東沖M6.1で埼玉県は何震度でしたか?
A2:埼玉県北部と南部で震度2、埼玉県秩父で震度1でした。全国の最大震度は3で、福島県浜通りで観測されました。
Q3:熊谷市や川口市でも揺れましたか?
A3:はい。11月1日の地震では、熊谷市や川口市の観測地点で震度2を記録しました。
Q4:さいたま市の震度は2でしたか?
A4:さいたま市では北区と緑区の観測地点で震度2を記録しました。一方、西区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区などでは震度1でした。
Q5:三重県南東沖の地震で津波の心配はありましたか?
A5:ありませんでした。気象庁は11月1日のM6.1の地震について、津波の心配はないと発表しています。
Q6:震源が三重県なのに、なぜ埼玉県でも揺れたのですか?
A6:震源が約350kmと非常に深い深発地震だったためです。沈み込んだ海洋プレートを通じて地震波が遠方まで伝わる異常震域という現象が関係しています。
Q7:埼玉県の地震速報はどこで確認できますか?
A7:気象庁の地震情報が基本です。過去の観測結果は気象庁の震度データベース、地域の避難情報や防災情報は埼玉県や各市町村の公式発表で確認できます。
まとめ:埼玉県の今日の地震情報と今後の確認ポイント
2026年11月2日の埼玉県の地震情報を整理すると、15時20分時点で確認できる公開記録では、県内で震度1以上の揺れは観測されていません。
一方、前日の11月1日には、三重県南東沖を震源とするM6.1、深さ約350kmの地震が発生しました。この地震では埼玉県北部・南部で震度2、秩父地域で震度1を観測。熊谷市、さいたま市北区・緑区、川口市などでも揺れが記録されています。
今回の地震は深発地震に特徴的な異常震域によって、震源から離れた関東や東北でも揺れが観測された事例です。津波の心配はないと発表されました。
【プロの結論】
地震情報を正確に理解するためには、次の3つを区別が必要です。
- 日付:今日発生した地震なのか、前日の地震なのか。
- 震度とマグニチュード:地震の規模と、各地点で観測された揺れの強さは別の指標。
- 観測地域:県全体や市全体の震度ではなく、個別の観測地点の結果を確認する。
埼玉県で地震速報を見かけたときは、見出しだけで判断せず、気象庁の発生時刻、震源、震度、津波情報を確認してください。最新の観測情報と日頃の防災対策を組み合わせることが、落ち着いた判断と安全につながります。
主な確認資料: 気象庁の地震情報・震度観測点一覧・震度階級解説、埼玉新聞の2026年11月1日付速報、防災みえ.jp、tenki.jpの地震履歴。