2026/27シーズンの明治安田J3リーグは、10月31日の第14節終了時点で鹿児島ユナイテッドFCが勝点30を獲得し、首位をキープしている。2位の愛媛FCと3位のレノファ山口FCはともに勝点26。さらに奈良クラブも同勝点で続き、J2昇格をめぐる上位争いは激しさを増している。
Jリーグ公式サイトが2026年10月31日20時22分に更新した順位表によると、全20クラブが14試合を消化。鹿児島と追走するクラブの勝点差、得失点差、得点・失点の特徴を比較すると、首位争いの構図が見えてくる。ここでは全クラブの順位一覧から第14節の結果、J2昇格条件、次節の日程まで整理する。
【2026年10月31日更新】J3順位表の最新状況と上位3クラブの勝点差

2026/27シーズンのJ3は、第14節終了時点で鹿児島ユナイテッドFCが単独首位。勝点30を獲得し、2位グループに4ポイントの差をつけている。
注目すべきは、2位から4位までの3クラブが勝点26で並んでいることだ。愛媛FC、レノファ山口FC、奈良クラブは同じ8勝2分4敗だが、得失点差によって順位が決まっている。
また、勝点25のFC岐阜とSC相模原も上位6クラブに入り、首位との差はわずか5ポイント。14試合を終えた段階では、まだ複数クラブに首位浮上の可能性が残されている。
【全20クラブ一覧】J3順位・勝点・試合数・勝敗・得失点差
以下はJリーグ公式サイトの2026年10月31日20時22分更新データに基づく、第14節終了時点の全20クラブの順位表だ。
| 順位 | クラブ | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島ユナイテッドFC | 30 | 14 | 9 | 3 | 2 | 28 | 17 | +11 |
| 2 | 愛媛FC | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 30 | 21 | +9 |
| 3 | レノファ山口FC | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 19 | 11 | +8 |
| 4 | 奈良クラブ | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 25 | 21 | +4 |
| 5 | FC岐阜 | 25 | 14 | 8 | 1 | 5 | 25 | 13 | +12 |
| 6 | SC相模原 | 25 | 14 | 7 | 4 | 3 | 24 | 15 | +9 |
| 7 | ロアッソ熊本 | 24 | 14 | 6 | 6 | 2 | 16 | 8 | +8 |
| 8 | FC大阪 | 23 | 14 | 6 | 5 | 3 | 23 | 14 | +9 |
| 9 | FC琉球 | 23 | 14 | 7 | 2 | 5 | 21 | 17 | +4 |
| 10 | ツエーゲン金沢 | 20 | 14 | 6 | 2 | 6 | 27 | 19 | +8 |
| 11 | AC長野パルセイロ | 20 | 14 | 6 | 2 | 6 | 20 | 20 | 0 |
| 12 | ギラヴァンツ北九州 | 19 | 14 | 5 | 4 | 5 | 21 | 22 | -1 |
| 13 | 松本山雅FC | 17 | 14 | 4 | 5 | 5 | 15 | 16 | -1 |
| 14 | 栃木SC | 17 | 14 | 4 | 5 | 5 | 14 | 16 | -2 |
| 15 | ガイナーレ鳥取 | 15 | 14 | 4 | 3 | 7 | 15 | 28 | -13 |
| 16 | 福島ユナイテッドFC | 14 | 14 | 4 | 2 | 8 | 27 | 32 | -5 |
| 17 | レイラック滋賀FC | 14 | 14 | 4 | 2 | 8 | 18 | 27 | -9 |
| 18 | ザスパ群馬 | 13 | 14 | 4 | 1 | 9 | 12 | 26 | -14 |
| 19 | カマタマーレ讃岐 | 8 | 14 | 2 | 2 | 10 | 15 | 27 | -12 |
| 20 | 高知ユナイテッドSC | 6 | 14 | 1 | 3 | 10 | 6 | 31 | -25 |
※勝点は勝利3点、引き分け1点、敗戦0点。得失点差は得点から失点を引いた数値。順位・成績は2026年10月31日20時22分時点。
勝点ランキング:鹿児島が単独トップ、2位以下は混戦勝点ランキングを見ると、鹿児島の30ポイントが際立つ。2位から4位までの3クラブが26ポイント、5位と6位が25ポイントで続く。
上位6クラブの勝点差は最大でも5ポイント。1試合の結果によって順位が大きく変わる可能性があり、首位の鹿児島も安泰とはいえない状況だ。
得失点差ランキング:FC岐阜がリーグ最高の+12得失点差では、5位のFC岐阜が+12で全20クラブのトップに立っている。首位鹿児島の+11を上回り、攻守のバランスの良さを数字で示している。
鹿児島は+11、愛媛とSC相模原は+9。レノファ山口とロアッソ熊本は+8となっている。勝点だけでは見えない各クラブの競争力を把握するうえで、得失点差は欠かせない指標だ。
得点・失点ランキングから見える各クラブの特徴チーム総得点では、愛媛FCが30得点でトップ。鹿児島が28得点、ツエーゲン金沢が27得点で追う。FC岐阜と奈良クラブも25得点を記録している。
一方、失点の少なさではロアッソ熊本が8失点でリーグ最少。レノファ山口が11失点、FC岐阜が13失点、FC大阪が14失点と続く。
興味深いのは、得点力の高い愛媛が2位にいる一方、最少失点の熊本は7位に位置していること。得点力と守備力は別の強みであり、勝点を積み重ねるには両面の安定が求められる。
【上位クラブを徹底比較】鹿児島・愛媛・山口・奈良の昇格争い
鹿児島ユナイテッドFC:勝点30で首位を守る鹿児島ユナイテッドFCは9勝3分2敗、勝点30で首位。28得点17失点、得失点差+11という成績を残している。
10月は順風満帆ではなかった。Jリーグ公式の10月マンスリーレポートによると、鹿児島は第10節の松本戦でシーズン初黒星を喫し、第13節ではFC大阪にも敗れた。それでも第11節の愛媛との首位攻防戦を制し、月間3勝を挙げて首位を維持した。
第14節のロアッソ熊本戦では、嵯峨理久が27分に先制ゴールを決めたものの、試合終了間際に追いつかれ、1-1で引き分けた。勝点1を追加したことで首位は守ったが、直近の試合では勝ち切れない試合も出ている。
今後の焦点は、首位を守るだけでなく、追走するクラブとの直接対決で勝点を確保できるかどうかだ。
愛媛FC:リーグ最多30得点の攻撃力が強み愛媛FCは8勝2分4敗、勝点26で2位。30得点は全20クラブで最多となっている。
一方で、21失点という数字は上位陣の中では少なくない。Jリーグの10月レポートでも、愛媛は10月に3勝3敗と五分の成績に終わり、4失点を2度記録するなど守備面の課題が指摘されている。
さらに第14節では栃木SCに0-2で敗戦。これで2連敗となった。攻撃力はリーグ屈指だが、上位を維持するためには失点を抑え、試合運びを安定させる必要がある。
ただし、勝点は首位鹿児島と4ポイント差。残り24試合を考えれば、十分に逆転を狙える位置にいる。
レノファ山口FC:失点11の守備力で首位を追うレノファ山口FCは愛媛と同じ8勝2分4敗、勝点26で3位。得失点差は+8となっている。
特徴は守備の安定感だ。14試合で19得点11失点を記録し、失点数はロアッソ熊本に次ぐ少なさ。大量得点で勝つというより、守備を軸に試合を組み立てるタイプの成績が表れている。
ただし、第14節ではギラヴァンツ北九州に0-2で敗れた。上位進出を目指すうえで、こうした取りこぼしを減らすことが重要になる。
次節には首位鹿児島との直接対決が控えている。山口が勝てば勝点差は1まで縮まり、首位争いはさらに接近する。第15節の最大の注目カードといっていい。
奈良クラブ:同勝点ながら得失点差で4位奈良クラブも8勝2分4敗、勝点26。第14節ではカマタマーレ讃岐を2-0で下し、上位争いに踏みとどまった。
ただし、得失点差は+4で、愛媛の+9、山口の+8を下回る。同じ勝点でも順位が分かれる典型的なケースだ。
Jリーグ公式の10月レポートでは、奈良は岐阜、山口、相模原とともに10月に4勝を挙げたクラブとして紹介されている。安定して勝点を積み上げており、今後も昇格争いの有力な一角となりそうだ。
【第14節の結果を分析】鹿児島のドローと琉球の4連勝が焦点
10月31日に行われた第14節では、全10試合が開催された。上位クラブの勝敗だけでなく、中位以下の順位にも変化をもたらす結果が生まれている。
第14節の主な結果- 鹿児島ユナイテッドFC 1-1 ロアッソ熊本
- 栃木SC 2-0 愛媛FC
- FC岐阜 1-0 FC大阪
- ギラヴァンツ北九州 2-0 レノファ山口FC
- カマタマーレ讃岐 0-2 奈良クラブ
- 高知ユナイテッドSC 1-3 SC相模原
- 福島ユナイテッドFC 1-3 松本山雅FC
- ツエーゲン金沢 4-0 ザスパ群馬
- AC長野パルセイロ 3-1 レイラック滋賀FC
- FC琉球 5-2 ガイナーレ鳥取
この節で最も大きな影響を受けたのは上位3クラブだ。鹿児島は引き分けで勝点1、愛媛と山口はともに敗れて勝点を加えられなかった。
その結果、鹿児島は2位以下との4ポイント差を維持。愛媛と山口は勝点26で並んだまま、第14節を終えた。
琉球は4連勝で9位まで浮上上位争いと並んで見逃せないのがFC琉球だ。第14節ではガイナーレ鳥取を5-2で破り、第11節から続く連勝を4に伸ばした。
現在は勝点23で9位。10月の好調を維持しており、上位進出に向けて勢いを感じさせる。
また、FC岐阜はFC大阪を1-0で破り、勝点25で5位に浮上。10月に4勝を挙げた岐阜、奈良、相模原、山口の4クラブは、いずれも上位争いを続けている。
中位・下位でも順位変動が続くギラヴァンツ北九州は山口に2-0で勝利し、10月の好調を継続。9月終了時点の17位から12位まで順位を上げた。
対照的に、レイラック滋賀FCは10月に勝利を挙げられず、17位まで後退。高知ユナイテッドSCも10月は1分5敗で、14試合終了時点では勝点6の最下位となっている。
第14節は首位争いだけでなく、各クラブの勢いが順位に反映された節だった。
【J2昇格争い2026/27】順位決定方法とプレーオフの仕組み
J3の順位表を確認するうえで、もう一つ押さえておきたいのがJ2への昇格条件だ。2026/27シーズンは20クラブによるホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりで、全38節・380試合が予定されている。
J2への昇格は上位2クラブとプレーオフ優勝クラブJリーグ公式の大会概要によると、基本的な昇格制度は次のとおりだ。
- 年間1位:J2へ自動昇格。
- 年間2位:J2へ自動昇格。
- 年間3位~6位:J2昇格プレーオフに出場し、優勝すればJ2へ昇格。
つまり、J2昇格を目指すクラブにとっては、2位以内を確保することが最も確実なルートとなる。3位以下になっても、6位以内ならプレーオフを通じて昇格を狙える。
ただし、J1またはJ2クラブライセンスの交付判定を受けていることが昇格・プレーオフ参加の条件となる。ライセンス要件を満たさない場合には、順位だけで昇格が決まるわけではない。
勝点が同じ場合は何で順位が決まる?J3の年間順位は、まず勝点の合計で決定する。勝点が同じクラブが複数ある場合は、次の順序で比較する。
- 得失点差
- 総得点数
- 当該クラブ同士の対戦成績(勝点、得失点差、総得点数)
- 抽選(昇降格などの決定で必要と判断された場合)
2026年10月31日の順位表にも、このルールが分かりやすく表れている。
愛媛、山口、奈良は勝点26で並ぶが、得失点差はそれぞれ+9、+8、+4。そのため愛媛が2位、山口が3位、奈良が4位となっている。
また、FC大阪とFC琉球は勝点23で並ぶが、FC大阪は得失点差+9、琉球は+4。琉球のほうが勝利数は多いものの、得失点差の優先順位によってFC大阪が上位となっている。
勝点を獲得することはもちろん、得点を重ねて失点を抑えることも、最終順位を左右する重要な要素だ。
【次節試合日程】J3第15節の注目カードと昇格争いの行方
第14節終了後、次の第15節は2026年11月3日と4日に開催される。上位争いでは、鹿児島と山口の直接対決が最大の注目ポイントとなる。
11月3日(火・祝)の主な試合- 14:00:レノファ山口FC vs 鹿児島ユナイテッドFC
- 14:00:高知ユナイテッドSC vs 愛媛FC
- 14:00:奈良クラブ vs ザスパ群馬
- 14:00:ガイナーレ鳥取 vs SC相模原
- 16:00:FC琉球 vs FC岐阜
- 14:00:FC大阪 vs ロアッソ熊本
最も注目されるのは、11月3日14時キックオフのレノファ山口FC対鹿児島ユナイテッドFCだ。
現在の勝点は鹿児島30、山口26。山口が勝利すれば勝点は29となり、鹿児島との差はわずか1ポイントに縮まる。
反対に鹿児島が勝てば勝点33となり、山口との差は7ポイントに広がる。シーズン序盤の首位攻防戦として、両クラブにとって大きな意味を持つ試合になる。
愛媛FCは同日、高知ユナイテッドSCと対戦する。現在2連敗中の愛媛にとって、攻撃力を生かして勝点3を取り戻せるかが焦点だ。
FC岐阜はFC琉球と対戦する。得失点差リーグトップの岐阜と4連勝中の琉球がぶつかるため、上位の順位変動にも影響する可能性がある。
第15節の結果によっては、鹿児島の独走状態が続くのか、それとも愛媛・山口・奈良・岐阜・相模原が一気に差を詰めるのか、昇格争いの構図が変わってくる。
【J3順位表に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026/27シーズンのJ3で現在1位のクラブは?
A1:2026年10月31日20時22分更新のJリーグ公式順位表では、鹿児島ユナイテッドFCが勝点30、得失点差+11で1位。14試合で9勝3分2敗を記録している。
Q2:J3で2位の愛媛FCと3位のレノファ山口FCの勝点は?
A2:両クラブとも勝点26。愛媛は得失点差+9、山口は+8で、得失点差の差によって愛媛が2位、山口が3位となっている。
Q3:J3で最も得点が多いクラブは?
A3:第14節終了時点では愛媛FCが30得点でトップ。鹿児島ユナイテッドFCが28得点、ツエーゲン金沢が27得点で続いている。
Q4:J3で最も失点が少ないクラブは?
A4:ロアッソ熊本が8失点でリーグ最少。レノファ山口FCは11失点で2番目に少なく、守備の安定感が際立っている。
Q5:J3からJ2に昇格できるのは何クラブ?
A5:基本的には年間順位1位と2位の2クラブが自動昇格し、3位から6位までのクラブによるJ2昇格プレーオフの優勝クラブが加わる。ただし、クラブライセンスの条件が適用される。
Q6:J3の順位は勝点が同じ場合どう決まる?
A6:得失点差、総得点数、当該クラブ間の対戦成績の順に比較する。昇降格などで必要と判断された場合には抽選が行われることもある。
Q7:J3の次節はいつ開催される?
A7:第15節は2026年11月3日と4日に開催予定。注目カードは11月3日14時開始のレノファ山口FC対鹿児島ユナイテッドFCだ。
まとめ:J3順位表は鹿児島が首位、J2昇格争いはこれから本格化
2026年10月31日更新のJ3順位表では、鹿児島ユナイテッドFCが勝点30で首位を維持した。2位愛媛FC、3位レノファ山口FC、4位奈良クラブは勝点26で並び、5位FC岐阜と6位SC相模原も勝点25で追っている。
数字を比較すると、愛媛はリーグ最多30得点、山口は11失点、熊本は8失点、岐阜は得失点差+12と、それぞれ異なる強みを持っている。単純な勝点ランキングだけでなく、得点・失点・得失点差を組み合わせて見ることで、各クラブの現状をより正確に把握できる。
今後の最大の注目要点は、11月3日の鹿児島対山口。山口が勝てば首位との差は1ポイントまで縮まり、鹿児島が勝てば首位の優位性がさらに高まる。
全38節のうち第14節を終えた段階で、残りは24試合。J2への自動昇格だけでなく、3位から6位までのプレーオフ出場権をめぐる争いも続く。次節以降の結果とともに、勝点差や得失点差の変化を追うことが、2026/27シーズンのJ3を楽しむうえで重要になる。
データ参照:Jリーグ公式サイト「明治安田J3リーグ順位表」「J3大会概要」「第14節試合結果」「10月マンスリーレポート」「J3日程・結果」。順位データの基準日時は2026年10月31日20時22分。
主な公式確認資料: Jリーグ公式順位表、大会概要、第14節公式試合結果、10月マンスリーレポート、次節日程。