荒巻選手の競技力を数字で見ると、5000mでは13分台、10000mでは28分一桁台という記録を持っています。特に大学4年時の10000m自己ベスト更新は、競技生活の終盤における大きな成果でした。
5000m自己ベストは13分54秒32荒巻選手の5000m自己ベストは13分54秒32です。2023年9月に記録したもので、青山学院大学の公式競技結果にも掲載されています。
当時は大学2年生。5000mで13分台後半の記録を持つことは、大学長距離界で戦ううえでの基礎的なスピード能力を示しています。実際、その後の全日本大学駅伝での区間3位という結果にも、トラック競技で培った走力が生かされたと考えられます。
10000m自己ベストは28分08秒2610000mの自己ベストは28分08秒26です。2025年11月22日のMARCH対抗戦、男子10000m4組で記録しました。順位は10位でしたが、本人にとっては自己記録の更新となるレースでした。
2023年11月のMARCH対抗戦では28分32秒48を記録しており、そこから約2年間で24秒以上の短縮を達成しています。
この記録が注目される理由は、単に28分台前半という数字だけではありません。2025年11月は大学4年生として駅伝シーズンを戦っていた時期です。第57回全日本大学駅伝に出場した後もトラック競技で自己ベストを更新しており、シーズン終盤まで競技力を高めていたことが分かります。
主な自己ベスト一覧| 種目 | 自己ベスト | 記録時期 |
|---|---|---|
| 1500m | 3分48秒06 | 2023年4月 |
| 3000m | 8分23秒95 | 2024年7月 |
| 5000m | 13分54秒32 | 2023年9月 |
| 10000m | 28分08秒26 | 2025年11月 |
| ハーフマラソン | 1時間3分11秒 | 2023年 |
これらの記録からは、短い距離で培ったスピードを長距離へつなげてきた競技歴が読み取れます。とりわけ10000mの自己ベスト更新は、大学最終学年における成長を示す重要な記録です。
【2026年最新】別府大分毎日マラソンで29位!荒巻朋熙のラストレース

2026年2月1日、荒巻選手は第74回別府大分毎日マラソンに出場しました。大学4年生として臨んだこの大会は、箱根駅伝での欠場を経て、自分の走りを応援してくれた人たちに届ける機会にもなりました。
2時間13分56秒
総合29位
大会
第74回別府大分毎日マラソン
開催日
2026年2月1日
選手名
荒巻朋熙
所属表記
青山学院大学
ナンバーカード
269
大会公式の完走者記録速報では、荒巻選手は2時間13分56秒で29位。所属は青山学院大学として登録されています。
途中経過を見ると、ハーフ地点は1時間3分10秒、30km地点は1時間30分44秒、35km地点は1時間47分30秒でした。序盤は先頭集団でレースを進めましたが、25km付近から徐々に集団から遅れ始めたことが報道されています。
THE ANSWERの報道では、荒巻選手は当初2時間8分を目標にしていたとされています。目標タイムには届かなかったものの、最後まで走り切り、29位でフィニッシュしました。
箱根駅伝の欠場を経て別府大分毎日マラソンへこのレースには、2026年の箱根駅伝で1区を走る予定だった荒巻選手の思いが重なっていました。
大みそかの発熱によって第102回箱根駅伝への出走が叶わず、大学最後の箱根路を走る機会を失った荒巻選手。別府大分毎日マラソンは、その悔しさを抱えながら臨んだ大舞台でした。
THE ANSWERの報道によると、荒巻選手は沿道からの応援に支えられて最後まで走り切り、レース後には原晋監督から労われたとのことです。
箱根駅伝の1区で走った経験と、フルマラソンで42.195kmを走り抜いた経験は、競技の種類こそ異なります。しかし、大学4年間の集大成として、自分の走りを最後まで見せようとした点に、この大会の意味がありました。
【高知龍馬マラソン2026】荒巻朋熙はペースランナーとしても参加
荒巻選手の2026年の活動を語るうえで、もう一つ押さえておきたいのが、2月15日に開催された高知龍馬マラソン2026です。
荒巻選手は、この大会に青山学院大学陸上競技部のペースランナーとして参加しました。高知県が2025年12月に公表した大会関連資料では、荒巻選手と黒田朝日選手が3時間30分のペースランナーを担当する予定と発表されています。
また、2026年2月14日には春野総合運動公園陸上競技場で開催されたランニングセミナーにも講師として参加予定者に名を連ねていました。青山学院大学の駅伝経験者が市民ランナーに走り方を伝える企画で、荒巻選手のほか、宇田川瞬矢選手、黒田朝日選手、塩出翔太選手が講師を務めました。
高知龍馬マラソンでの記録は3時間28分09秒青山学院大学陸上競技部の公式競技結果によると、荒巻選手は高知龍馬マラソン2026で3時間28分09秒を記録しています。
この記録は一般の競技者として順位を争ったものではなく、オープン参加のペースメーカーとして掲載されたものです。したがって、別府大分毎日マラソンの2時間13分56秒と単純に比較するのは適切ではありません。
両大会での役割を整理すると、次のようになります。
- 2026年2月1日:別府大分毎日マラソンに競技者として出場。2時間13分56秒、29位。
- 2026年2月14日:青山学院大学陸上競技部のランニングセミナーに参加予定者として発表。
- 2026年2月15日:高知龍馬マラソンで3時間30分のペースランナーを担当。記録は3時間28分09秒。
ここで重要なのは、荒巻選手が自身の記録を追求する競技者としてだけでなく、市民ランナーを支える立場でも大会に参加していたことです。大学駅伝で培った経験を、一般ランナーに還元する活動も2026年の競技生活の一部となりました。
【現在と卒業後】荒巻朋熙は実業団に進んだ?2026年の進路を解説
荒巻朋熙選手の現在について、特に関心を集めているのが大学卒業後の進路です。箱根駅伝や全日本大学駅伝で活躍した選手の場合、卒業後に実業団へ進んで競技を続けるケースも多いため、荒巻選手の所属先についても関心が寄せられています。
卒業後はIT業界へ進むと報道2026年2月2日付のTHE ANSWERの報道では、荒巻選手は青山学院大学卒業後、IT業界へ進む予定と紹介されました。
これは実業団の陸上競技部へ進むという一般的な駅伝選手の進路とは異なる選択です。大学で長距離競技に取り組みながら、卒業後は別の専門分野に進む道を選んだと報じられています。
また、本人のプロフィールとして公開されているWantedlyのページには、青山学院大学コミュニティ人間科学部で2022年4月から2026年3月まで学んだ経歴や、プログラミングを独学してエンジニアを目指している旨が掲載されています。
陸上競技で培った継続力や目標に向けて取り組む姿勢を、IT分野でのキャリアに生かしていくことが期待されます。
現在も陸上競技を続けている?2026年11月2日時点で、荒巻選手が実業団チームに所属して競技を継続していることを示す公式発表は確認できません。
2026年に公表された情報では、2月の別府大分毎日マラソンが競技者としての集大成として報じられ、その後の高知龍馬マラソンではペースランナーを担当しています。
そのため、現時点での状況を整理すると、大学陸上部での競技生活を終え、卒業後はIT業界へ進む予定と報じられた人物という位置付けになります。具体的な勤務先企業名や、2026年11月時点での競技活動の継続状況については、公表情報だけでは特定できません。
少なくとも、特定の実業団チームへの加入や、プロランナーとしての活動を確定情報として扱うことはできません。
【プロの結論】荒巻朋熙の競技歴から分かる3つの評価ポイント
荒巻選手の競技歴を総合的に見ると、単に箱根駅伝に出場した選手という枠に収まらない特徴があります。評価する際には、次の3つの視点が重要です。
1. 駅伝で結果を残せる実戦力第55回全日本大学駅伝の6区で区間3位を記録したことは、荒巻選手の実戦力を示す代表的な実績です。トラック競技の持ちタイムだけでなく、チームの襷をつなぐ駅伝でも結果を残しています。
2. 大学最終学年まで続いた記録更新2025年11月の10000m28分08秒26は、大学競技生活の終盤に達成した自己ベストです。大学4年生になっても成長を続け、最後まで競技力の向上を追求していた点は評価できます。
3. 競技者から次のキャリアへの移行2026年の別府大分毎日マラソンでは29位で完走し、高知龍馬マラソンではペースランナーとして市民ランナーを支えました。その後はIT業界へ進む予定と報じられています。
競技で培った経験を別の分野に生かすという選択は、大学スポーツのキャリア形成を考えるうえでも興味深い事例です。箱根駅伝での実績だけで人物を評価するのではなく、大学卒業後にどのような道を選ぶかまで含めて見ることで、荒巻選手の歩みをより立体的に理解できます。
【よくある質問】荒巻朋熙に関するFAQ
Q1:荒巻朋熙の読み方は何ですか?
A1:あらまき・ともきです。ローマ字ではARAMAKI Tomokiと表記されます。
Q2:荒巻朋熙の出身高校はどこですか?
A2:福岡県の大牟田高校です。高校卒業後、2022年度に青山学院大学へ進学しました。
Q3:荒巻朋熙は箱根駅伝で何区を走りましたか?
A3:第100回箱根駅伝の1区を担当し、1時間1分37秒で区間9位でした。2026年の第102回大会でも1区に登録されましたが、体調不良により当日変更で出走していません。
Q4:荒巻朋熙の5000mと10000mの自己ベストは?
A4:5000mは13分54秒32、10000mは28分08秒26です。10000mの自己ベストは2025年11月22日のMARCH対抗戦で記録しました。
Q5:荒巻朋熙の全日本大学駅伝の成績は?
A5:第55回大会の6区で区間3位(37分42秒)、第57回大会の2区で区間10位(31分56秒)を記録しています。
Q6:荒巻朋熙の2026年別府大分毎日マラソンの結果は?
A6:2026年2月1日の第74回大会で2時間13分56秒を記録し、総合29位で完走しました。
Q7:荒巻朋熙は高知龍馬マラソン2026にも出場しましたか?
A7:はい。2026年2月15日に3時間30分のペースランナーとして参加し、青山学院大学陸上競技部の公式結果には3時間28分09秒と掲載されています。
Q8:荒巻朋熙は現在、実業団で競技を続けていますか?
A8:2026年11月時点で、実業団への加入を示す公式発表は確認できません。2026年2月の報道では、大学卒業後はIT業界へ進む予定とされています。
まとめ:荒巻朋熙の大学駅伝での実績と2026年以降の展望
荒巻朋熙選手は、大牟田高校から青山学院大学へ進学し、大学駅伝の主要大会で経験を積んできた長距離ランナーです。
第100回箱根駅伝の1区で区間9位、第55回全日本大学駅伝の6区で区間3位、第57回全日本大学駅伝の2区で区間10位という実績を残しました。加えて、5000m13分54秒32、10000m28分08秒26という自己ベストも記録しています。
2026年は第102回箱根駅伝への出走が体調不良で叶わなかったものの、2月の別府大分毎日マラソンでは2時間13分56秒で29位。続く高知龍馬マラソンではペースランナーとして大会に参加しました。
大学卒業後はIT業界へ進む予定と報じられており、駅伝選手としての4年間を終えて、新しいキャリアへ歩みを進めています。
荒巻選手の経歴を評価する際に大切なのは、箱根駅伝の出走順位だけに注目しないことです。全日本大学駅伝での区間3位、10000mの自己ベスト更新、そして最後のマラソンへの挑戦までを振り返ることで、大学4年間を通じた競技者としての成長が見えてきます。
2026年以降は、陸上競技で培った経験を新しい仕事や人生にどう生かしていくのか。その歩みにも注目が集まります。
主な参考資料:青山学院大学公式サイト、青山学院大学陸上競技部公式競技結果、東京箱根間往復大学駅伝競走公式記録、日本テレビ箱根駅伝公式サイト、別府大分毎日マラソン大会公式記録、高知県公式発表、高知龍馬マラソン2026大会資料、THE ANSWER(2026年2月2日報道)。