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【結論】アポロ11号乗組員3人のうち死亡したのは2人、1人は存命

黒田 亮 黒田 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2026年11月2日時点で、アポロ11号の乗組員3人のうち亡くなっているのは、ニール・アームストロングとマイケル・コリンズの2人です。バズ・オルドリンは存命で、96歳を迎えています。

この事実は、NASAの宇宙飛行士名簿と月面歩行者に関する公式資料からも確認できます。NASAの資料では、アームストロングは「Deceased(故人)」、オルドリンは「Former(元宇宙飛行士)」として記載されています。NASAの月面歩行者紹介ページでも、オルドリンは存命の月面歩行者の1人として紹介されています。

したがって、「アポロ11号の乗組員は全員死亡した」という情報は正確ではありません。正しくは、3人中2人が死去し、1人が存命という状況です。

また、亡くなった2人の死因も異なります。アームストロングは心血管系のバイパス処置に関連する合併症、コリンズはがんとの闘病の末に亡くなりました。いずれも月面着陸中の事故や宇宙飛行に伴う死亡ではありません。

【ニール・アームストロングの死亡】2012年8月25日、82歳で死去した理由

アポロ11号乗組員死亡


1930年8月5日生まれ・2012年8月25日死去
享年82歳
アポロ11号船長・人類初の月面歩行者

ニール・アームストロングは、アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を指揮した宇宙飛行士です。1969年7月20日、月着陸船イーグルから降り立ち、人類で初めて月面に足を踏み入れました。

その歴史的な偉業から43年後の2012年8月25日、アームストロングは82歳で亡くなりました。

ニール・アームストロングの死因は心血管系の手術に関連する合併症

NASAが掲載したアームストロングの公式プロフィールによると、死亡の原因は、数週間前に受けた心血管バイパス処置に関連する合併症でした。

遺族も2012年8月25日に声明を発表し、心血管系の処置に伴う合併症によって亡くなったことを公表しています。

ここで押さえておきたいのは、アームストロングの死因が月面着陸時の事故ではないという点です。月面着陸を成功させ、無事に地球へ帰還してから43年後のことでした。

NASAのプロフィールでは、アームストロングは宇宙飛行士を引退した後も、航空・宇宙分野に関わり続けた人物として紹介されています。1986年にはスペースシャトル・チャレンジャー号事故の調査委員会で副委員長を務めました。

彼の名前は、2014年にNASAのドライデン飛行研究センターがニール・A・アームストロング飛行研究センターへ改称されたことにも残されています。月面に最初の足跡を残した人物の功績は、現在もNASAの歴史の中で受け継がれています。

参照:NASA「Neil A. Armstrong」公式プロフィール、2012年の遺族発表。

【マイケル・コリンズの死亡】2021年4月28日、がんとの闘病の末に死去


1930年10月31日生まれ・2021年4月28日死去
享年90歳
アポロ11号司令船操縦士

マイケル・コリンズは、アポロ11号で司令船コロンビアの操縦を担当した宇宙飛行士です。

アームストロングとオルドリンが月面に降り立った際、コリンズは月周回軌道上に残り、司令船を操縦していました。地上から見れば同じ歴史的ミッションの一員ですが、2人とは異なる場所で任務を遂行していた人物です。

コリンズは2021年4月28日、90歳で亡くなりました。NASAは同日、公式の追悼声明を発表しています。

マイケル・コリンズの死因はがん

NASAが掲載した2021年4月28日の発表には、コリンズの遺族による声明が含まれています。その中で、コリンズががんとの闘病の末に亡くなったことが公表されました。

遺族の声明によれば、最期の日々は家族に見守られながら穏やかに過ごしたとされています。がんの具体的な種類については、この公式発表では明らかにされていません。

NASAの声明では、コリンズが宇宙探査の普及にも力を注いだことが紹介されています。宇宙飛行士としての活動を終えた後は、国立航空宇宙博物館の館長も務めました。

また、宇宙から地球を眺めた経験を著作に残し、次世代の科学者や技術者に影響を与えた人物として評価されています。

アームストロングの死去から約9年後、コリンズも亡くなりました。これにより、アポロ11号の乗組員で存命なのはバズ・オルドリン1人となりました。

参照:NASA「Statements on Passing of Michael Collins」(2021年4月28日)。

【3人の関係と死亡年月日】役割・月面着陸・その後の人生を比較

アポロ11号の乗組員は、全員が宇宙飛行士でありながら、それぞれ異なる専門的な役割を担っていました。3人の関係を理解すると、なぜコリンズだけが月面に降り立たなかったのか、そして死亡状況が異なるのかも分かります。

NASAのミッション記録をもとに、3人の役割とその後の経緯を整理しました。

人物 ミッションでの役割 死亡・現在の状況 ニール・アームストロング 船長。人類で初めて月面を歩いた。 2012年8月25日死去。82歳。心血管バイパス処置関連の合併症。 マイケル・コリンズ 司令船操縦士。月周回軌道上で待機。 2021年4月28日死去。90歳。がん。 バズ・オルドリン 月着陸船操縦士。人類で2番目に月面を歩いた。 2026年11月現在存命。96歳。

3人は1969年7月16日にフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。7月20日に月面着陸を成功させ、7月24日に太平洋へ着水して地球に帰還しています。

アームストロングとオルドリンは月着陸船イーグルに乗り込み、月面で活動しました。一方、コリンズは司令船コロンビアに残り、2人が戻ってくるまで月周回軌道上で任務を続けました。

つまり、3人は同じ月面着陸ミッションを成功させた仲間ですが、月面を実際に歩いたのはアームストロングとオルドリンの2人だけです。

NASAの公式ミッション記録には、月面活動を終えた2人がコリンズの待つ司令船に戻り、3人そろって地球への帰還を果たした経緯が記されています。

この役割の違いは、アポロ11号を理解するうえで欠かせません。コリンズが月面に立たなかったことは任務の失敗や途中離脱を意味するものではなく、最初から設定されていた重要な任務でした。

参照:NASA「Apollo 11 Mission Overview」、NASA「Apollo 11 Lunar Surface Journal」。

【バズ・オルドリンの現在】2026年は96歳、アポロ11号最後の生存者


1930年1月20日生まれ
2026年現在・存命

96歳


アポロ11号最後の生存乗組員

アポロ11号の乗組員で現在も生きているのが、バズ・オルドリンです。

1930年1月20日生まれのオルドリンは、2026年1月20日に96歳を迎えました。NASAの宇宙飛行士ファクトブックでも、オルドリンは元宇宙飛行士として掲載され、死亡者とは区別されています。

オルドリンは人類で2番目に月面を歩いた人物

オルドリンは、アームストロングに続いて月面に降り立った人物です。

1969年7月20日、アームストロングが月面に降り立った約20分後、オルドリンも月面に足を踏み入れました。月着陸船の操縦士として、着陸後の活動や科学実験などを担当しています。

NASAの公式プロフィールによれば、オルドリンは1966年のジェミニ12号にも搭乗しています。宇宙船同士のランデブーやドッキング、船外活動の技術発展に貢献した人物でもあります。

月面着陸後も宇宙開発の普及に関わる

オルドリンは1971年にNASAを退職し、1972年には米空軍も退役しました。その後も宇宙探査に関する活動や発信を続けてきた人物です。

NASAの月面歩行者紹介ページでは、2026年時点で存命の米国人月面歩行者として、オルドリンのほか、デイビッド・スコット、チャールズ・デューク、ハリソン・シュミットが挙げられています。

ここで注意したいのは、オルドリンが「アポロ11号の最後の生存者」であることと、「人類で最後に生きている月面歩行者」であることは別だという点です。アポロ11号の乗組員という範囲では最後の1人ですが、後続のアポロ計画で月面を歩いた宇宙飛行士にも存命者がいます。

なお、NASAの公開プロフィールや宇宙飛行士名簿は経歴と公式な在籍状況を示す資料です。96歳の現在の日常生活や健康状態の細部までを公表しているものではありません。

参照:NASA「Astronaut Fact Book」、NASA「Moonwalkers」、NASA「Former Astronaut Edwin 'Buzz' Aldrin」。

【アポロ11号乗組員死亡の真相】宇宙で亡くなった人はいたのか?

「アポロ11号乗組員死亡」という検索ワードを見ると、月面着陸時に事故が発生したのではないか、宇宙空間で乗組員が命を落としたのではないかと考える人もいる可能性があります。

しかし、NASAのミッション記録が示す事実は異なります。

3人は全員、1969年7月に無事帰還している

アポロ11号のミッションは、1969年7月16日の打ち上げから7月24日の着水まで、約8日間にわたって行われました。

月面着陸後、アームストロングとオルドリンは月着陸船から司令船へ戻り、コリンズと合流しました。その後、3人は地球への帰還を果たしています。

NASAの記録によると、帰還時の着水地点は太平洋で、回収船はUSSホーネットでした。つまり、3人の死亡は月面着陸ミッション中に起きたものではありません。

アポロ1号の事故と混同してはいけない

もう1つ注意したいのが、アポロ1号の事故との混同です。

1967年、アポロ1号の地上試験中に火災が発生し、ガス・グリソム、エドワード・ホワイト、ロジャー・チャフィーの3人が亡くなりました。

これはアポロ11号とは別のミッションで起きた事故です。NASAのアポロ11号ミッション記録にも、アポロ1号の犠牲者を追悼するメダリオンを月面に残したことが記されています。

同じアポロ計画に関係する出来事であるため、記憶の中で混同されることがありますが、アポロ1号の事故とアポロ11号乗組員の死亡年月日は明確に区別する必要があります。

乗組員の死亡と月面歩行者の死亡は別の話

アポロ11号の乗組員は3人ですが、月面に降り立ったのは2人です。

この違いを整理すると、ニュースやインターネット上で使われる「アポロ11号の宇宙飛行士」「月面着陸した2人」「アポロ11号の乗組員」という表現が、必ずしも同じ範囲を意味していないことが分かります。

死亡状況を正確に把握するには、人物名・ミッションでの役割・死亡年月日を組み合わせて確認することが大切です。

【アポロ11号乗組員の死亡】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:アポロ11号の乗組員3人は全員死亡したのですか?

A1:いいえ。2026年11月現在、ニール・アームストロングとマイケル・コリンズの2人が亡くなっており、バズ・オルドリンは存命です。オルドリンは96歳です。

Q2:ニール・アームストロングとマイケル・コリンズの死亡年月日と死因は?

A2:アームストロングは2012年8月25日に82歳で死去しました。NASAによると、心血管バイパス処置に関連する合併症が原因です。コリンズは2021年4月28日に90歳で死去し、遺族ががんとの闘病の末だったと公表しています。

Q3:バズ・オルドリンは現在も生きていますか?

A3:はい。2026年11月現在、96歳で存命です。NASAの宇宙飛行士ファクトブックでは元宇宙飛行士として掲載され、NASAの月面歩行者紹介ページでも存命者の1人として扱われています。

まとめ:アポロ11号の死亡者は2人、最後の生存者はバズ・オルドリン

アポロ11号の乗組員3人のうち、亡くなったのはニール・アームストロングとマイケル・コリンズの2人です。アームストロングは2012年8月25日、82歳で死去。コリンズは2021年4月28日、90歳で亡くなりました。

一方、バズ・オルドリンは2026年11月現在も存命で、96歳です。人類で2番目に月面を歩いた宇宙飛行士として、アポロ11号の乗組員で最後の生存者となっています。

3人は1969年7月20日の月面着陸を成功させ、同月24日にそろって地球へ帰還しました。死亡した2人も、宇宙空間や月面で命を落としたわけではありません。

アポロ11号乗組員の死亡をめぐる情報を理解するうえで重要なのは、死亡した人物、死亡年月日、公表された死因、そしてミッション中の役割を正しく整理することです。

半世紀以上前の月面着陸は、単なる歴史的な映像ではありません。3人それぞれが異なる役割を果たし、無事に地球へ戻ったという事実と、その後の人生まで含めて、人類の宇宙開発史に残る出来事なのです。

主な参照資料

- NASA「Apollo 11 Mission Overview」
- NASA「Neil A. Armstrong」
- NASA「Statements on Passing of Michael Collins」(2021年4月28日)
- NASA「Astronaut Fact Book」
- NASA「Moonwalkers」
- NASA「Former Astronaut Edwin 'Buzz' Aldrin」

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スポーツ紙で15年の記者歴。試合結果と記録は球団・リーグの公式記録とNPB発表で照合し、移籍報道は球団の公式コメントが出るまで断定しません。

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