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【2021年はなぜ中止?】青の洞窟イルミネーションをめぐる事情

桐島 奈緒 桐島 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2021年の青の洞窟イルミネーションが中止になった最大の理由は、新型コロナウイルス感染症の影響です。

「青の洞窟 SHIBUYA」は、渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木にかけて、青色のLEDで街路を彩る大規模なイベントです。多くの来場者が同じ場所に集まり、歩きながら光の演出を楽しむ形式であるため、感染症対策が求められた時期には、従来どおりの開催が難しい状況でした。

2021年12月10日付の日清フーズの公式ニュースリリースにも、前年に続いて開催を見送ったことが記されています。これは単なる点灯期間の短縮や延期ではなく、渋谷・代々木公園でのイルミネーションイベントそのものを実施しなかったということです。

加えて、2023年の開催発表でも、2020年と2021年の2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で実施を見送り、代わりにオンラインイベントを展開した経緯が説明されています。

中止によって何が変わったのか

注目したいのは、イベントのブランドやコンセプトまで消滅したわけではなかった点です。

日清フーズは、現地に足を運べない人にも青の洞窟の世界観を届けるため、オンライン配信を活用しました。2020年には「青の洞窟 XmasオンラインLIVE」、2021年には「青の洞窟 Xmas フェス」という形で企画を展開しています。

つまり、2021年は青の洞窟という企画が完全に休止した年ではなく、リアルイベントからオンライン型のエンターテインメントへと提供方法を切り替えた年だったのです。

【2021年の代替イベント】青の洞窟 Xmas フェスの全貌

青の洞窟イルミネーション2021

2021年の青の洞窟を語るうえで欠かせないのが、音楽特番「青の洞窟 Xmas フェス」です。

このイベントは、2021年12月21日(火)19時から20時まで、動画配信サービスのABEMAで無料配信されました。単純に過去のイルミネーション映像を流すのではなく、札幌・東京・大阪・福岡の4都市に専用ステージを設け、青の洞窟をイメージした演出とライブパフォーマンスを組み合わせた企画でした。

日清フーズが特別協賛し、2つのチャンネルで同時配信するという構成も特徴です。自宅にいながら、アーティストのライブと青の洞窟の幻想的な世界観を楽しめるよう工夫されていました。

出演アーティストは4組


TRF

東京ステージ
「BOY MEETS GIRL」「寒い夜だから…」などの楽曲を披露。2019年の青の洞窟 SHIBUYAの映像を使った演出も行われました。


hitomi

大阪ステージ
「LOVE 2000」「CANDY GIRL」などを披露。2018年の青の洞窟 OSAKAの映像も演出に取り入れられました。


I Don't Like Mondays.

大阪とは別の配信チャンネル
「LEMONADE」「美しき世界」などを披露。スタイリッシュなサウンドでイベントを盛り上げました。


lol-エルオーエル-

札幌ステージ
「xmas kiss」「ONE LAST SONG」などを披露。過去の青の洞窟の映像とクリスマスらしい楽曲を組み合わせました。

上記の出演情報や歌唱楽曲は、日清フーズが公開したイベントレポートに基づいています。

視聴者数は約25万人

イベント終了後に公開された公式レポートによると、当日の視聴者数は約25万人でした。ABEMA公式Xでのサイマル配信視聴数も含む数字です。

見逃し配信は2021年12月21日の番組終了後から2022年3月18日まで無料で提供されました。

この実績からも、現地開催がなくても青の洞窟のコンテンツに関心を持つ人が相当数いたことがうかがえます。オンライン化は単なる代替措置ではなく、全国の視聴者に届ける新しい方法として機能しました。

【歴史と関係者を整理】青の洞窟イルミネーションの年表・相関関係

青の洞窟イルミネーションは、最初から渋谷で開催されていたわけではありません。

2014年に中目黒で始まったイベントが、2016年に渋谷へ移転。その後、全国各地で開催される規模へと成長しました。2021年の中止を正しく理解するには、この変遷を押さえておく必要があります。

開催の歴史と主な転換点
時期 出来事 関係・意味
2014年 Nakameguro 青の洞窟 中目黒で初開催
2016年 青の洞窟 SHIBUYA 渋谷へ開催地を移す
2018年 札幌・大阪で開催 地方展開が進む
2019年 福岡で開催、渋谷も大盛況 渋谷では約320万人超が来場
2020年 現地開催を見送り オンラインLIVEを実施
2021年 現地開催を見送り Xmas フェスをオンライン配信
2022年 渋谷で3年ぶりに復活 12月8日~25日に開催
2023年 DAY&NIGHTをテーマに開催 クリスマスマーケットも登場
2024年 10周年の節目 巨大スノードーム演出を導入
2025年 THE SNOWMANを開催 雪だるま型の巨大バルーンが登場
2026年 東京都が開催予定日を掲載 12月11日~27日

この年表は、青の洞窟 SHIBUYA実行委員会の発表、日清フーズのニュースリリース、渋谷公園通商店街振興組合のイベント情報、東京都の2026年10月の広報資料をもとに整理しています。

主催者・協賛企業・開催地の関係

イベントを支えてきた関係者の役割も整理しておきましょう。

関係者・団体 役割・関係
青の洞窟 SHIBUYA実行委員会 イベントの企画・運営主体
渋谷公園通商店街振興組合 主催構成団体の一つ
東京都公園協会 主催構成団体の一つ
代々木公園サービスセンター 主催構成団体の一つ
日清フーズ 2021年のXmas フェス特別協賛企業
ABEMA 2021年の音楽特番の配信プラットフォーム
渋谷区 渋谷開催の後援団体

なお、日清フーズは2022年1月1日に株式会社日清製粉ウェルナへ社名変更しています。2021年の資料では旧社名で記載されているため、現在の企業名と混同しないよう注意が必要です。

【ネットの反応・炎上・噂の真相】2021年に何が話題になった?

2021年の青の洞窟をめぐる話題は、主に「今年は現地で見られないのか」「オンラインでも楽しめるのか」「翌年は復活するのか」という関心に集約されます。

イベントレポートには、配信中の視聴者コメントとして、青の洞窟を楽しみにしていたことや、翌年は現地でイルミネーションを見たいという趣旨の感想が紹介されています。

ネットの反応はオンライン企画への好意的な声が中心

日清フーズのイベント報告では、視聴者から次のようなコメントが寄せられたと紹介されています。

「最高のクリスマスプレゼント、青の洞窟、今年もありがとう!」

また、オンライン配信でありながらライブを楽しむ姿勢や、翌年の現地開催への期待を示すコメントも掲載されました。TRFのパフォーマンスに対する好意的な感想も紹介されています。

ただし、これはイベント運営側が公表したコメントの一部であり、SNS利用者全体を対象にした世論調査ではありません。実際のネット上の評価を数値化したものとは区別する必要があります。

「2021年に青いイルミネーションがあった」という噂の真相

ここには、少し分かりにくい事情があります。

渋谷公園通りでは、2021年も独自のイルミネーションが実施されていました。渋谷公園通商店街振興組合が2021年12月28日に公開した記事では、代々木公園の「青の洞窟」は中止になった一方、公園通りではクリスマスらしいグリーンカラーのイルミネーションが点灯していたと説明しています。

花壇周辺には白い光も設置され、ミニガーデンを照らしていたとのことです。つまり、2021年の渋谷が完全に暗かったわけではありません。

しかし、これを青の洞窟 SHIBUYAの開催と同一視するのは誤りです。

炎上やトラブルの噂は本当?

2021年の開催見送りについて、重大な炎上事件が起きたことを裏付ける公式発表や信頼できる報道は確認できません。

少なくとも、当時の公式ニュースリリースやイベント終了後の報告で中心となっているのは、感染症対策による現地開催の見送りと、オンラインイベントの実施です。

開催中止に対する残念な気持ちと、イベント自体を批判する炎上騒動は別のものです。SNS上の一部の否定的な意見だけを取り上げて、大規模な炎上があったかのように扱うのは適切ではありません。

【2026年最新情報】青の洞窟 SHIBUYAはいつ開催される?

東京都の2026年掲載情報あり

2026年11月2日現在、今年の青の洞窟 SHIBUYAについては、東京都が公開した2026年10月1日更新の「広報東京都」に開催予定日が掲載されています。



2026年の開催予定期間

12月11日〜12月27日


東京都の広報に掲載

会場イメージ:渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木


開催日程
2026年12月11日(金)〜27日(日)


点灯時間
詳細発表待ち


開催エリア
渋谷公園通り〜代々木公園

出典:東京都「広報東京都」2026年10月号。開催時間などの詳細は主催者の最新案内で確認が必要です。

東京都の広報では「青の洞窟 SHIBUYA 2026」として12月11日から27日までの点灯予定が案内されています。一方、イベント公式サイトは2025年12月25日の終了告知を掲載した状態です。

そのため、2026年の開催日程については東京都の掲載情報を参考にしつつ、点灯時間や具体的な演出内容、当日の運営情報については実行委員会からの追加案内を確認するのが確実です。

2025年は巨大な雪だるまが話題に

2025年のイベントでは「青の洞窟 THE SNOWMAN」が目玉となりました。

これは全長約6メートルの雪だるま型巨大バルーンで、雪や星、オーロラをイメージした映像を投影する演出です。2024年の10周年企画で登場した「青の洞窟 THE SNOW DOME」の演出を発展させたものでした。

2025年12月15日付の実行委員会発表によると、12月14日までの来場者数は35万人を突破。2016年から2019年、2022年から2024年までの開催分を合わせた累計来場者数も1,500万人を超えたと発表されています。

このように、2021年の中止を経てもイベントは復活し、光の演出だけでなく大型バルーンや映像コンテンツを組み合わせた体験型イベントへと進化しています。

【失敗しない楽しみ方】青の洞窟イルミネーションを見に行く際の判断基準

2026年に訪問を検討している人は、2021年の中止経験も踏まえ、開催情報と当日の状況を確認してから予定を立てるのがおすすめです。

こんな人におすすめ

- 青色の光に包まれた幻想的な景色を楽しみたい人
- 冬の渋谷で写真や動画を撮影したい人
- クリスマスシーズンに街歩きを楽しみたいカップルや友人同士
- 代々木公園周辺のイベントと合わせて散策したい人

あまりおすすめできないケース

- 人混みや行列が苦手な人
- 静かな場所でゆっくりイルミネーションを眺めたい人
- 開催時間や演出内容が確定する前に遠方から旅行を計画する人

特に注意したいのが、クリスマス直前の混雑です。実行委員会が過去に公表した情報でも、12月半ばからクリスマスにかけて来場者が増える傾向が紹介されています。

混雑を避けたいなら、開催期間の中でも平日の比較的早い時間帯を候補にするとよいでしょう。ただし、2026年の点灯時間や混雑状況は追加発表を確認してください。

アクセスについては、渋谷駅だけでなく、JR原宿駅や東京メトロ明治神宮前駅から向かう方法もあります。2023年の実行委員会発表では、原宿駅・明治神宮前駅から徒歩約10分と案内されていました。

会場周辺は歩行者が多くなるため、写真撮影の際は通行の妨げにならない場所を選び、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

【青の洞窟イルミネーション2021】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:青の洞窟イルミネーションは2021年に開催されましたか?
A1:渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木で行われる「青の洞窟 SHIBUYA」は開催されませんでした。新型コロナウイルス感染症の影響による実施見送りです。

Q2:2021年は代わりに何が開催されましたか?
A2:12月21日にABEMAで音楽特番「青の洞窟 Xmas フェス」が無料配信されました。TRF、hitomi、I Don't Like Mondays.、lol-エルオーエル-の4組が出演し、全国4都市の特設ステージからライブを届けました。

Q3:2021年のオンラインイベントは何人が視聴しましたか?
A3:主催者側のイベントレポートによると、約25万人です。ABEMA公式Xでのサイマル配信視聴数も含まれています。

Q4:2021年の中止は炎上につながったのでしょうか?
A4:大規模な炎上を裏付ける信頼できる報道や公式発表は確認できません。公表されたイベント情報では、現地開催の見送りとオンライン企画への切り替えが中心となっています。

Q5:2026年の青の洞窟 SHIBUYAはいつ開催されますか?
A5:東京都の2026年10月の広報資料には、12月11日(金)から27日(日)までと掲載されています。点灯時間などの詳細は、主催者の追加案内を確認してください。

Q6:2021年に渋谷でイルミネーションは一切なかったのですか?
A6:そうではありません。渋谷公園通りではグリーンカラーのイルミネーションや花壇周辺の白い照明が設置されていました。ただし、青の洞窟 SHIBUYAとは別の取り組みです。

まとめ:2021年の中止から復活、2026年の新たな開催へ

青の洞窟イルミネーション2021は、新型コロナウイルス感染症の影響で現地開催が見送られました。しかし、その代わりにABEMAの「青の洞窟 Xmas フェス」が企画され、全国4都市からライブパフォーマンスを配信。約25万人が視聴するイベントとなりました。

その後、2022年12月には渋谷で約3年ぶりに復活。2023年にはクリスマスマーケット、2024年には巨大スノードーム、2025年には雪だるま型の巨大バルーンと、年ごとに新しい演出が加わっています。

そして2026年は、東京都の広報資料に12月11日から27日までの開催予定が掲載されました。2021年の中止はイベントの終わりではなく、楽しみ方を変えながら継続してきた歴史の一部です。

【プロの結論】青の洞窟イルミネーションを理解するうえで大切なのは、開催の有無だけでなく、イベントの運営主体、開催地、オンライン企画、年度ごとの演出を分けて把握することです。特に2021年のように現地開催がなくても、関連企画が実施されるケースがあります。

2026年に訪問するなら、東京都が掲載した日程を出発点に、点灯時間や現地の運営情報を確認して計画を立てることが失敗しない方法です。青い光に包まれた渋谷の冬が、今年もどのような景色を見せてくれるのか注目されます。

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桐島 奈緒

芸能担当デスクとして14年。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として照合し、出典の確認できない話は記事にしません。

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