センチュリオン・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行する最上位クラスのクレジットカードとして知られている。一般にブラックカードと呼ばれ、通常のカードのように誰でも申し込める商品ではない。
年会費と入会金はいくら?2026年10月現在、日本で発行されるセンチュリオン・カードの年会費と入会金は、アメリカン・エキスプレスの一般公開情報では確認できない。
一方、保有者へのインタビューを掲載した金融情報メディアなどでは、2024年7月時点の費用として次の金額が紹介されている。
保有者証言に基づく参考金額・2024年7月時点
年会費550,000円

入会金660,000円
初年度の合計目安1,210,000円
いずれも公式料金ではなく、保有者証言に基づく情報。2026年現在の適用額は非公表。
なお、2023年のROLANDさんに関する報道では入会金38万5,000円、年会費55万円という金額が掲載されていた。2024年の保有者証言とは入会金に差がある。このことからも、古い記事の金額を2026年の確定料金として扱うのは適切ではない。
アメリカン・エキスプレスの公式サイトで確認できる比較対象として、一般申し込み可能なプラチナ・カードの年会費は165,000円(税込)となっている。
招待されるための年収や利用額は?センチュリオンの招待基準は公開されていない。
ネット上では、年収1億円以上、年間カード利用額数千万円、プラチナ・カードの長期利用など、さまざまな条件が紹介されている。
2025年11月には、実業家の坂井秀人さんがSNSで年間約5,000万円以上、通算数億円規模の利用実績に触れた投稿を行い、前澤友作さんの反応とともにニュースになった。ただし、投稿内でも公式条件は非公開とされており、この金額はアメリカン・エキスプレスが定めた審査基準ではない。
年収だけで招待の可否を判断できるわけではなく、具体的な利用額や利用年数を一律の取得条件として扱うこともできない。
【芸能人が持つ理由】ステータスだけではないセンチュリオンの価値
なぜ芸能人や著名な実業家がセンチュリオンに関心を持つのか。背景には、カードの希少性だけでなく、時間や手間を節約するという実用面もある。
1.多忙な生活を支える予約・手配の利便性芸能人は撮影、収録、イベント、海外渡航など、予定が複雑になりやすい職業だ。急なスケジュール変更や、通常の方法では手配が難しいサービスを必要とする場面もある。
上位カードに付帯するコンシェルジュサービスは、旅行や宿泊、レストランなどの手配をサポートする仕組みだ。時間の確保が難しい人にとって、こうしたサービスは単なるぜいたくではなく、業務効率を高める手段にもなる。
2.海外移動の多い著名人との相性海外公演、撮影、ビジネスミーティングなどで移動が多い場合、空港ラウンジや旅行関連サービスの価値は大きくなる。
アメックスのセンチュリオン・ラウンジは、食事やドリンクなどを提供する専用ラウンジとして運営されている。日本では羽田空港にも設置されており、海外の主要空港にも展開している。
ただし、ラウンジの利用だけを目的にするなら、センチュリオンでなければならないわけではない。プラチナ・カードも利用対象に含まれている。
3.カードそのものが持つ社会的なイメージセンチュリオンという名称は、富裕層向けカードの象徴として広く認知されている。ROLANDさんのアーニャデザインの投稿が話題になったのも、カードの希少性と本人の個性的な発信が組み合わさったためだ。
ただし、カードの保有は人物の人格、仕事上の能力、資産総額を保証するものではない。クレジットカードはあくまで決済サービスであり、社会的信用を評価する唯一の指標ではない。
【2026年最新ニュース】ネットの反応・炎上・センチュリオンラウンジの変更点
2026年に押さえておきたい動きは、芸能人の保有者リストだけではない。センチュリオン・ラウンジの利用条件にも変更があった。
2026年7月8日からラウンジの同伴条件が変更アメリカン・エキスプレスの公式案内によると、2026年7月8日から、対象空港のセンチュリオン・ラウンジで一部の利用条件が変更された。
主な変更内容は次のとおり。
- プラチナ・カード、ビジネス・プラチナ・カードについて、対象空港で無料利用できる同伴者を1名に変更。
- 対象カードの会員と同伴者は、同一便の搭乗券を提示する必要がある。
- 乗り継ぎ便の場合の利用開始時間なども一部変更。
対象空港には羽田、アメリカ各空港、ロンドン・ヒースロー、香港、シドニー、メルボルンなどが含まれる。なお、利用条件はカード種別や空港によって異なる。
特に重要なのは、センチュリオン・ラウンジはセンチュリオン会員だけの施設ではないという点だ。プラチナ・カードなども利用対象となるため、ラウンジを利用している芸能人を見かけたとしても、それだけでセンチュリオン所有者と判断することはできない。
ROLANDのカード公開に対するネットの反応2023年のROLANDさんの投稿では、アーニャがデザインされたカードの意外性が話題になった。
ENCOUNTが紹介した反応には、デザインへの称賛や「かわいい」といった好意的な声、通常のブラックカードとは違う組み合わせを面白がる声があった。
高級カードは格式や希少性が重視されがちだが、ROLANDさんの事例は、カードのカスタマイズや個性を楽しむ方向にも話題が広がることを示した。
前澤友作の投稿は炎上したのか?2025年11月の前澤さんの投稿には、興味深い反応が集まった。
センチュリオンを出すことに気恥ずかしさを感じ、KABU&の赤いカードを使うという発言に対しては、カードの価値観をめぐる驚きやユーモアを交えた反応が見られた。
一方で、自社のカードを宣伝する意図ではないかという疑問や、他のカードを引き合いに出すことへの批判的な意見も報じられた。
ただし、こうした賛否の存在と、社会的に大きな炎上騒動になったことは別である。今回確認できる報道からは、センチュリオン所有そのものが大規模な炎上を引き起こしたとは判断できない。
【プロの結論】芸能人の保有情報を見極める3つの判断基準
アメックスセンチュリオンに関する情報を調べる際は、単に有名人の名前が掲載されているかどうかではなく、情報の出どころを見ることが大切だ。
判断基準1:本人が正式名称を明かしているか「ブラックカードを持っている」という説明だけでは不十分だ。ブラックカードという表現は、センチュリオン以外のカードにも使われることがある。
本人がセンチュリオンという正式名称を発言したか、カード画像が公開されたかを確認したい。
判断基準2:報道に具体的な年月日と根拠があるかテレビ番組の財布公開企画、本人のSNS、ラジオでの発言など、元になった出来事が特定できる情報は判断材料になる。
反対に、出典のない芸能人ランキングや、別のまとめ記事を引用しているだけのページは慎重に扱う必要がある。
判断基準3:過去の所有と現在の所有を区別する2023年にカードを公開したことは、2026年にも会員であることを意味しない。クレジットカードの契約状況は変化するため、情報の掲載日と対象時点を必ず確認したい。
また、芸能人が持っているからという理由だけで、自分も同じカードを目指す必要はない。旅行や出張の頻度、コンシェルジュの利用機会、年間コストを考慮して判断することが合理的だ。
センチュリオンの希少性に魅力を感じる人と、日常的な特典を重視する人では、最適なカードは異なる。
【アメックスセンチュリオン芸能人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アメックスセンチュリオンを持っている芸能人は誰ですか?
公開情報で具体的に確認できる例として、2023年にカード画像を公開したROLANDさんがいます。また、前澤友作さんは2025年11月に自身の投稿でセンチュリオンについて言及しています。なお、前澤さんは芸能人ではなく実業家です。
Q2:霜降り明星のせいやさんはセンチュリオンを持っていますか?
2022年のラジオ番組で「アメックスのブラック」と発言したことは報道されています。しかし、カードの正式名称までは確認できず、センチュリオン所有と断定することはできません。
Q3:センチュリオンの年会費は55万円ですか?
年会費55万円という金額は、2024年7月時点の保有者証言として紹介されています。アメリカン・エキスプレスの日本向け公式公開情報では料金が確認できないため、2026年現在の確定料金とは区別する必要があります。
Q4:芸能人でなくてもセンチュリオンを取得できますか?
芸能人であることが取得条件ではありません。一般に招待制カードとして知られていますが、招待基準や年収、利用額などの具体的な審査条件は公表されていません。
Q5:センチュリオン・ラウンジはプラチナでも使えますか?
利用できます。アメリカン・エキスプレスの公式案内では、センチュリオン・カードに加えて、プラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードなども対象です。ただし、空港ごとの利用条件や同伴者規定があります。
まとめ:アメックスセンチュリオン芸能人の最新情報と今後の注目点
2026年10月現在、アメックスセンチュリオンの芸能人保有者について、公式の完全な一覧は公開されていない。
公開情報で特に注目されるのは、2023年にカード画像を披露したROLANDさん、2025年にセンチュリオンについて自身の考えを発信した前澤友作さんだ。一方、せいやさんのようにブラックカードへの言及があっても、正式なカード名が分からない事例もある。
また、年会費や入会金、招待条件についても、インターネット上には複数の数字が流通している。公式情報と保有者証言を区別し、古い情報を最新情報として受け取らないことが重要だ。
センチュリオンの本質は、単なる黒いカードや芸能人が持つステータスアイテムというだけではない。旅行、予約、時間の有効活用など、日常や仕事にどれほどの価値をもたらすかという実用面にもある。
今後も著名人本人によるカード公開や発言、アメリカン・エキスプレスのサービス変更があれば、保有者情報を判断する新たな材料になる。噂の知名度ではなく、本人の発信と具体的な報道を基準にすることが、情報を正しく読み解く近道だ。