2026年のワールドシリーズ視聴率は、ミルウォーキー・ブルワーズ対タンパベイ・レイズの対戦で、米国の平均視聴者数が約1,183万人と報じられた。FOX Sportsが公表した速報値をもとにした数字で、両チームによる5試合のシリーズはブルワーズが4勝1敗で制している。第3戦は833万人まで落ち込んだ一方、優勝決定戦となった第5戦は1,422万人を記録した。
一方、日本国内ではNHK総合による第1戦の視聴率がビデオリサーチの週間ランキングに掲載されており、世帯5.0%、個人2.6%だった。2025年のドジャース対ブルージェイズ戦では、NHK総合の第6戦が世帯平均20.7%、NHK BSの第7戦が平均視聴人数1,055万5,000人を記録している。米国の平均視聴者数と日本のテレビ視聴率は何が違うのか。歴代ランキングや大谷翔平・山本由伸の影響も含めて、最新データから人気の実態を整理する。
【2026年最新】ワールドシリーズ視聴率は約1,183万人!ブルワーズ対レイズの結果

2026年のワールドシリーズは、ミルウォーキー・ブルワーズとタンパベイ・レイズの対戦となった。10月24日から始まったシリーズは5試合で決着し、ブルワーズが球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。
米国のテレビ視聴データで注目されたのが、FOX Sports関連の中継で報じられた平均視聴者数約1,183万人という数字だ。
ただし、この1,183万人はFOX単独の視聴者数ではない。報道されたシリーズ平均は、FOX、FOX Deportes、さらに第1戦を同時中継したUnivisionを含む集計として紹介されている。FOX単独の平均視聴者数と混同しないことが大切だ。
第3戦は833万人、第5戦は1,422万人2026年の特徴は、試合によって視聴者数に大きな差が生じたことだ。
特に第3戦は、ブルワーズがレイズに10対1で勝利した試合だったが、視聴者数はFOXとFOX Deportesを合わせて約833万人にとどまった。
この試合は月曜日に開催され、同時間帯にNFLのマンデーナイトフットボールが放送されていた。NFL側はESPNなどを通じて約1,880万人を集めており、強力な競合番組が存在したことが視聴者数に影響した。
一方、ブルワーズが優勝を決めた第5戦は、速報値で約1,422万人を記録。FOX単独でも約1,403万人だったと報じられている。
優勝決定の瞬間を見届けたいという視聴者の関心が集まり、第3戦から大きく回復した形だ。
2026年の米国視聴者数を整理- シリーズ平均:約1,183万人(速報・推計値)
- 第3戦:約833万人
- 第4戦:約1,348万人
- 第5戦:約1,422万人(速報値)
- シリーズ結果:ブルワーズが4勝1敗で優勝
FOX側の速報とスポーツメディアの集計では、対象となる放送プラットフォームや集計時点に違いがある。したがって、約1,183万人を最終確定値として扱うのは適切ではない。
それでも、2023年のレンジャーズ対ダイヤモンドバックス戦の平均約908万人を上回る水準となっており、2026年のシリーズは小規模市場同士の対戦としては健闘した。
【日本国内の視聴率】2026年のNHK中継は何%?公表データを検証
米国の数字だけでなく、日本国内の視聴率にも注目したい。
2026年のワールドシリーズは、日本時間10月24日に開幕した。第1戦はNHK総合でも生中継され、第2戦以降はNHK BSを中心に放送された。
ビデオリサーチが公表した2026年10月19日から25日までの週間リアルタイム視聴率ランキングには、第1戦の数字が掲載されている。
NHK総合の第1戦は、世帯平均視聴率5.0%、個人平均視聴率2.6%。対象となる放送時間は午前9時からの61分間だ。
ここで注意したいのは、これは第1戦の中継全体を通した数字ではなく、ランキングに掲載された放送区間の数値だという点である。
2026年の日本国内データはまだ途中段階2026年11月2日時点で、ビデオリサーチの公式週間ランキングで確認できる最新の対象期間は10月19日から25日までとなっている。
そのため、第2戦から第5戦までのNHK BS中継について、2025年のような比較可能な確定数値が一通り公表された状態ではない。
つまり、2026年の日本国内視聴率が公表されていないという説明は正確ではない。第1戦の世帯・個人視聴率は確認できるが、シリーズ全体の平均やBS中継の詳細な視聴人数は、別の公表資料を待つ必要がある。
また、NHK BSの視聴データは地上波の世帯視聴率と同じ形式で扱えるとは限らない。放送局と調査指標を分けて確認することが重要だ。
【2025年と2026年を比較】大谷翔平・山本由伸が視聴者数に与えた影響
2026年の数字を理解するうえで欠かせないのが、前年の2025年ワールドシリーズとの比較だ。
2025年はロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズが対戦。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希という日本人選手が所属するドジャースが、延長戦までもつれ込む激戦を制して連覇を達成した。
FOXの公式発表によると、2025年のシリーズはFOXでの平均視聴者数が1,570万9,000人。第7戦はFOX単独で平均2,688万2,000人、FOX DeportesやFOX Sportsの配信プラットフォームを含めると2,733万人に達した。
特に第7戦は、ドジャースが5対4で勝利した11回までの激闘だった。シリーズの優勝決定戦という条件に加え、試合内容そのものが視聴者の関心を引きつけた。
日本国内ではNHK総合の第6戦が20.7%日本国内でも2025年の視聴実績は際立っている。
NHK総合が11月1日に生中継したワールドシリーズ第6戦の平均世帯視聴率は、関東地区で20.7%。平均個人視聴率は11.4%だった。
この試合では山本由伸が先発して6回1失点の好投を見せ、大谷翔平も打線の中心として出場。ドジャースが3勝3敗のタイに持ち込み、最終第7戦につなげた。
加えて、NHK BSで11月2日に中継された第7戦について、ビデオリサーチは全国32地区の調査をもとに平均視聴人数1,055万5,000人と発表した。
同じ試合の到達人数は2,191万3,000人。これは放送時間中に1分以上視聴した人を推計した数字であり、平均視聴人数とは意味が異なる。
2025年と2026年の主要データ比較| 対象・関係者 | 公表された数字 | データの意味・背景 |
|---|---|---|
| 2026年ブルワーズ対レイズ | 約1,183万人 | 米国のシリーズ平均視聴者数の速報・推計値 |
| 2026年第3戦 | 約833万人 | NFLとの競合があった試合 |
| 2026年第5戦 | 約1,422万人 | ブルワーズの優勝決定戦 |
| 2026年NHK総合第1戦 | 世帯5.0%・個人2.6% | 関東地区、9時から61分間 |
| 2025年ドジャース対ブルージェイズ | FOX平均1,570万9,000人 | 米国FOXのシリーズ平均 |
| 2025年NHK総合第6戦 | 世帯20.7%・個人11.4% | 関東地区の平均視聴率 |
| 2025年NHK BS第7戦 | 平均1,055万5,000人 | 全国32地区の平均視聴人数 |
| 2025年NHK BS第7戦の到達人数 | 2,191万3,000人 | 1分以上視聴した人の推計 |
| 1978年・1980年の米国WS | 世帯視聴率32.8% | 米国の歴代最高水準 |
この比較から分かるのは、2025年と2026年では米国の視聴者数に差がある一方、日本国内では放送局や試合ごとに異なる指標が使われているということだ。
大谷翔平と山本由伸の存在が日本の関心を高めた可能性は十分に考えられる。ただし、視聴者数の変化を両選手だけの効果として数値化することはできない。対戦カード、試合展開、放送時間、優勝決定のタイミングも関係する。
【歴代ランキング】ワールドシリーズ視聴率が最も高かった年はいつ?
ワールドシリーズの歴代視聴率を見ると、現在とは大きく異なるテレビ環境だった1970年代後半から1980年代前半に、圧倒的な記録が集中している。
AP通信がまとめたニールセンの米国全国視聴率データによると、1978年と1980年のシリーズ平均世帯視聴率はともに32.8%。1968年以降の記録で最高水準となっている。
米国の歴代ワールドシリーズ世帯視聴率ランキング- 1位タイ:1978年 32.8%
- 1位タイ:1980年 32.8%
- 3位:1981年 30.0%
- 4位:1977年 29.8%
- 5位:1975年 28.7%
- 6位:1985年 28.6%
- 7位:1979年 28.5%
特に1978年はニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースが対戦したシリーズだった。1980年はフィラデルフィア・フィリーズとカンザスシティ・ロイヤルズの対戦である。
この時代は、現在ほど動画配信サービスやスマートフォンでの視聴手段が普及していなかった。テレビ放送がスポーツ観戦の中心であり、大型スポーツイベントに視聴者が集まりやすい環境だった。
近年の歴代平均視聴者数では2023年が低水準一方、平均視聴者数という別の指標で近年を比較すると、2023年のレンジャーズ対ダイヤモンドバックスは平均約908万人で、歴史的な低水準となった。
2020年のドジャース対レイズも平均約979万人にとどまっている。
2026年のブルワーズ対レイズは速報値約1,183万人であり、2023年の低水準からは回復した。ただし、2025年と2024年のドジャース出場シリーズには届いていない。
ここで注意したいのは、歴代の世帯視聴率と平均視聴者数を同じランキングに並べないことだ。視聴率は割合、視聴者数は人数であり、比較するには指標をそろえる必要がある。
【解説】平均世帯視聴率と平均視聴者数は何が違う?
ワールドシリーズの数字を調べると、「世帯視聴率20.7%」「平均視聴者数1,055万人」「到達人数2,191万人」といった異なる数字が登場する。
これらはすべて視聴状況を示すものだが、計測対象と意味が違う。
平均世帯視聴率とは平均世帯視聴率は、テレビを所有している調査対象世帯のうち、番組を視聴していた世帯の割合を示す指標だ。
例えば世帯視聴率20%なら、調査対象となるテレビ所有世帯のうち、およそ5分の1がその時間帯に番組を見ていたことになる。
2025年のNHK総合第6戦の20.7%は、この世帯単位の割合である。
平均視聴者数とは平均視聴者数は、番組の放送時間を通じて、平均的に何人が視聴していたかを推計した人数だ。
NHK BSの2025年第7戦で発表された1,055万5,000人が該当する。
世帯ではなく人を単位としているため、家族で一緒にテレビを見ていた場合も、それぞれの視聴者を人数として捉える。
到達人数とは到達人数は、放送中に一定時間以上番組に接触した人の推計値だ。
2025年の第7戦では、1分以上視聴した人が2,191万3,000人と発表された。平均視聴者数の1,055万5,000人より多いのは、途中から見始めた人や途中で視聴をやめた人も含まれるためだ。
数字を比較するときの注意点- 米国の平均視聴者数と日本の世帯視聴率は直接比較できない。
- 世帯視聴率と個人視聴率は分母が異なる。
- 平均視聴者数と到達人数は計測方法が異なる。
- NHK総合とNHK BSでは放送枠や集計方法が異なる。
- 試合全体と中継途中の区間データは同じ条件ではない。
ビデオリサーチは全国32地区を対象とするBS視聴率調査も実施しており、世帯・個人の視聴率を機械式調査によって測定している。
つまり、2025年のNHK BS第7戦の1,055万人を、NHK総合第6戦の20.7%と単純に比較して「どちらが人気だった」と判断するのは正しくない。
【なぜ視聴率が上がる?】ワールドシリーズ人気を左右する5つの要因
ワールドシリーズの視聴率は、出場チームの知名度だけで決まるわけではない。試合展開や放送日程、スター選手の存在など、複数の要素が組み合わさって数字が変動する。
1.大谷翔平や山本由伸などスター選手の存在日本国内の視聴者にとって、大谷翔平と山本由伸の存在は大きな関心材料だ。
2025年のドジャース対ブルージェイズでは、大谷が打者として出場し、山本は投手としてシリーズの重要な局面で活躍した。第7戦では大谷が先発し、山本も救援登板。山本はシリーズ3勝を挙げてMVPに選ばれた。
日本人選手が優勝争いの中心にいることで、普段はMLBを見ない層にも試合が届きやすくなる。
ただし、2026年のブルワーズ対レイズとの視聴者数の差を、スター選手の有無だけで説明することはできない。両チームの市場規模や対戦カード、試合の重要性も考慮する必要がある。
2.優勝が決まる第7戦や接戦への期待2025年の第7戦が平均2,733万人を集めた背景には、優勝が決まる一戦という特別な条件があった。
しかも試合は延長11回までもつれ込み、ドジャースが5対4で勝利。最後まで勝敗が分からない展開が、視聴者を引きつけた。
2026年は第5戦で決着したものの、優勝決定試合となったことで1,422万人まで数字が上昇した。
3.放送日程とNFLとの競合米国ではNFLがテレビ視聴者を集める強力なスポーツコンテンツとなっている。
MLBは2022年からワールドシリーズの開幕を金曜日に設定する日程変更を行い、NFLとの競合を減らそうとしてきた。
しかし2026年の第3戦はマンデーナイトフットボールと重なり、ワールドシリーズ側の視聴者数は約833万人まで低下した。
スポーツイベントの人気を測る際には、競合番組の存在や放送時間帯も無視できない。
4.チームの市場規模と知名度2026年のブルワーズは、米国のテレビ市場規模でMLB最小クラスの市場に属するチームだった。
一方、ドジャースはロサンゼルスという大規模市場を背景に、全米だけでなく日本や海外にも広いファン層を持つ。
2025年と2026年の視聴者数の差には、こうしたチームの知名度や市場規模の違いも関係している。
ただし、小規模市場のチームだから視聴者数が伸びないとは限らない。2026年のブルワーズは優勝を決めた第5戦で1,422万人を集めており、試合そのものの魅力が数字を押し上げた。
5.テレビ以外の視聴手段の広がり現在のスポーツ観戦は、従来のテレビ放送だけでは完結しない。
スマートテレビ、動画配信、スマートフォンなど、視聴方法が多様化している。ニールセンも近年、従来のパネル調査に加えて、スマートテレビやセットトップボックスなどのビッグデータを取り入れた測定方法を導入している。
また、2025年には米国内の場外視聴の測定範囲が拡大され、2026年も共同視聴の把握方法などが改善されている。
そのため、2021年や2022年と2025年・2026年の数字を比較するときには、調査方法の変更も考慮しなければならない。
【プロの結論】ワールドシリーズ視聴率から分かるMLB人気の本当の姿
2026年のワールドシリーズは、ブルワーズ対レイズという対戦カードながら、米国平均視聴者数約1,183万人という水準を記録した。
2025年のドジャース対ブルージェイズと比較すると数字は下がっているが、2023年の歴史的な低水準を上回り、優勝決定戦では1,422万人を集めた。
一方、日本国内では2025年のNHK総合第6戦の世帯20.7%、NHK BS第7戦の平均視聴人数1,055万5,000人という実績が、MLBに対する高い関心を示している。
ここから読み取れるのは、ワールドシリーズの人気が単純なチーム人気だけで決まるわけではないということだ。
スター選手が出場すること、試合が最後までもつれること、優勝が決まる瞬間をリアルタイムで見られること。こうした条件が重なるほど、視聴者が集まりやすくなる。
また、米国と日本では視聴率の調査方法が異なるため、数字を正しく読み解くには、世帯視聴率・個人視聴率・平均視聴者数・到達人数を区別する必要がある。
【ワールドシリーズ視聴率】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のワールドシリーズの米国平均視聴者数は何人ですか?
A1:ブルワーズ対レイズのシリーズ平均は約1,183万人と報じられています。速報・推計ベースであり、FOX単独ではなく複数の放送プラットフォームを含む数字です。
Q2:2026年のワールドシリーズ第3戦の視聴者数は?
A2:約833万人です。マンデーナイトフットボールとの競合もあり、シリーズ中で最も低い視聴者数となりました。
Q3:2026年のワールドシリーズ第5戦の視聴者数は?
A3:約1,422万人です。ブルワーズがレイズを破り、球団初のワールドシリーズ制覇を決めた試合でした。
Q4:2025年のワールドシリーズ第6戦の日本の視聴率は?
A4:NHK総合の平均世帯視聴率は関東地区で20.7%、平均個人視聴率は11.4%でした。
Q5:2025年のワールドシリーズ第7戦は何人が見ましたか?
A5:NHK BSでの平均視聴人数は1,055万5,000人、到達人数は2,191万3,000人でした。世帯平均視聴率とは異なる指標です。
Q6:ワールドシリーズの歴代最高視聴率は何%ですか?
A6:米国の歴代世帯視聴率では、1978年と1980年の32.8%が最高水準です。
Q7:大谷翔平や山本由伸が出場すると視聴率は上がりますか?
A7:2025年は両選手が出場したドジャースのシリーズで米国視聴者数が高水準となり、日本国内でも大きな視聴実績を残しました。ただし、選手個人の影響だけを切り分けた統計はありません。
Q8:2026年の日本国内のワールドシリーズ視聴率は公表されていますか?
A8:第1戦についてはNHK総合の世帯5.0%、個人2.6%がビデオリサーチの週間ランキングに掲載されています。第2戦以降の詳細なBS視聴データやシリーズ全体の平均については、追加の公表情報を確認する必要があります。
まとめ:2026年の視聴率は数字の違いを理解して判断しよう
2026年のワールドシリーズは、ブルワーズ対レイズが5試合で決着し、米国の平均視聴者数は速報・推計で約1,183万人となった。第3戦の833万人から優勝決定戦の1,422万人まで、試合ごとに大きな変動が見られた。
2025年のドジャース対ブルージェイズでは、FOXのシリーズ平均1,570万9,000人、第7戦の複数プラットフォーム合計2,733万人という記録的な数字が残った。日本国内でもNHK総合の第6戦が20.7%、NHK BSの第7戦が平均1,055万5,000人を記録している。
歴代視聴率を比較する場合は、1978年・1980年の32.8%という米国の世帯視聴率記録も参考になる。ただし、昔と現在ではテレビ環境も調査方法も違う。
今後のワールドシリーズ視聴率を正しく追うなら、米国の平均視聴者数、日本の世帯・個人視聴率、NHK BSの平均視聴人数を分けて見ることが大切だ。
大谷翔平や山本由伸のようなスター選手の出場は、日本国内のMLB人気を測るうえで重要な要素となる。加えて、試合展開や優勝決定のドラマ性、放送日程も含めて比較すれば、ワールドシリーズがどれほど多くの人を引きつけたのかが、より正確に見えてくる。
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