日本テレビ系の大型音楽特番「THE MUSIC DAY 2023」は、2023年7月1日(土)15時00分~22時54分に、千葉・幕張メッセから約8時間にわたって生放送された。2013年の番組スタートから10周年を迎えた記念回で、テーマは「あなたを変えた音」。総合司会の櫻井翔を中心に、羽鳥慎一、バカリズム、水卜麻美らが番組を進行し、45組を超えるアーティストが出演した。
今回の見どころは、日テレ開局70周年を記念した名曲シャッフルメドレー、ブルーノ・マーズと櫻井翔の特別対談、YOSHIKIによる「Requiem」の披露など、通常の音楽ライブとは異なる多彩な企画にある。2026年に過去の放送を振り返りたい人に向けて、出演者一覧、時間帯別タイムテーブル、代表的な歌唱曲、特別企画、見逃し配信の実施状況まで整理する。
【THE MUSIC DAY 2023はいつ?放送日・放送時間・会場を解説】

THE MUSIC DAY 2023の放送日は2023年7月1日(土)。日本テレビ系列で15時から22時54分まで生放送された。
この年は番組開始10周年という節目にあたり、日本テレビの夏を代表する音楽イベントとして、過去の名曲と最新のヒット曲を融合させた構成が採用された。
THE MUSIC DAY 2023の基本情報- 番組名:THE MUSIC DAY 2023
- 放送日:2023年7月1日(土)
- 放送時間:15:00~22:54
- 放送局:日本テレビ系
- 放送形式:約8時間の生放送
- 会場:千葉県・幕張メッセ
- 番組テーマ:あなたを変えた音
- 総合司会:櫻井翔
- 出演規模:総勢45組超のアーティスト
番組は2013年にスタートし、2023年で10周年を迎えた。毎年、世代やジャンルを超えたアーティストが集まる形式を継続しており、この年は日本テレビ開局70周年というもう一つの節目も重なっていた。
テーマ「あなたを変えた音」に込められた意味2023年のテーマは「あなたを変えた音」。単に人気曲や新曲を披露するだけでなく、出演者それぞれの人生に影響を与えた音楽を紹介する点に特徴があった。
音楽との出会いは、幼少期の家庭環境、青春時代の記憶、人生の転機などと結び付いている。番組ではアーティスト本人の音楽的ルーツに触れる対談や、出演者が大切にしてきた楽曲を歌う企画を通じて、楽曲の背景にも焦点を当てた。
櫻井翔自身も、デビューコンサートでファンから受けた歓声を、自分を変えた音として挙げていた。音楽そのものだけでなく、誰かから届いた声や歓声も人生に影響を与えるというテーマの広がりが感じられるエピソードだった。
【司会者一覧】櫻井翔・羽鳥慎一・バカリズム・水卜麻美の役割
THE MUSIC DAY 2023の総合司会を担当したのは、嵐の櫻井翔。番組開始時から総合司会を務めてきた存在であり、10周年記念回でも番組全体の進行を担った。
総合司会・MC・進行担当- 櫻井翔:総合司会。番組全体の進行とアーティストへのインタビューを担当。
- 羽鳥慎一:MC。フリーアナウンサーとして安定した進行を支えた。
- バカリズム:MC。独自の視点とトークで番組に変化を加えた。
- 水卜麻美:MC。日本テレビアナウンサーとして番組を進行。
- 市來玲奈:ネクストゲート進行を担当。
櫻井翔は、音楽番組の司会だけでなく、ニュース番組や大型特別番組でも進行を経験してきた人物だ。アーティストとの対談では相手のキャリアや音楽的背景を引き出し、ライブパフォーマンスの場面では出演者の魅力を視聴者に伝える役割を担った。
特に2023年は、世界的アーティストのブルーノ・マーズとの対談が実現した。日本の音楽ファンにとっても関心の高い企画であり、櫻井が音楽とアーティストの人生を結び付けるインタビュアーとして登場した点が印象的だった。
羽鳥慎一、バカリズム、水卜麻美という異なる個性を持つMC陣との組み合わせも、約8時間の長時間生放送を支える構成の一つだった。
【出演者一覧・タイムテーブル】時間帯別に全体像をチェック
THE MUSIC DAY 2023には、J-POP、K-POP、アイドル、ロック、アニメソングなど、幅広いジャンルの出演者が集まった。
以下は、放送前に公表されたタイムテーブルを基にした時間帯別の出演者・企画一覧。アーティスト名は各時間帯内で50音順に掲載されたものであり、実際の登場順や分単位の出演時間を示すものではない。
15時台:番組の幕開けを飾る多彩なアーティスト出演アーティスト
- AARON
- NiziU
- 乃木坂46
- 星街すいせい
- 由薫
歌って踊るSing-Alongメドレー
- AKB48
- ジャニーズWEST
- BE:FIRST
90年代ソング企画
- 久宝留理子
- T-BOLAN
- 平松愛理
冒頭からアイドル、ダンスボーカルグループ、VTuber、ソロアーティストが登場。さらに90年代のヒット曲を振り返る企画が組まれ、幅広い世代が楽しめる構成だった。
16時台:櫻坂46・THE RAMPAGE・NEWS- 櫻坂46
- THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
- NEWS
16時台は、ダンスパフォーマンスやグループとしての表現力に定評のある出演者が並んだ時間帯。アイドルとダンス&ボーカルグループの異なる魅力が楽しめる編成となった。
17時台:アイドルソングメドレーも登場出演アーティスト
- IVE
- KAT-TUN
- 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
- ジャニーズWEST
- BiTE A SHOCK
アイドルソングメドレー
- AKB48
- 浅香唯
- 菊池桃子
- 櫻坂46
- 西田ひかる
- 日向坂46
- 松本伊代
この時間帯の注目企画は、世代を超えたアイドルソングメドレー。80年代から現代までのアイドル文化を一つのステージで楽しめる内容となっていた。
18時台:King & Prince・&TEAM・マカロニえんぴつ出演アーティスト
- &TEAM
- King & Prince
- マカロニえんぴつ
あなたを笑顔に変えるアゲアゲソングメドレー
- AI
- バブルガム・ブラザーズ
- hitomi
- 松平健
- Mrs. GREEN APPLE
その他の企画
- ジブリ企画:瀧本美織
- 80年代ソング:海援隊、ZIGGY、渡辺美里
King & Princeやマカロニえんぴつなどの人気アーティストに加え、懐かしいヒット曲を取り上げる企画も充実。世代間の音楽の違いを楽しめる時間帯だった。
19時台:ブルーノ・マーズ対談とシャッフルメドレー出演アーティスト
- XY feat.YOSHIKI
- Kis-My-Ft2
- TOMORROW X TOGETHER
- NewJeans
- 日向坂46
- LE SSERAFIM
特別企画
- ブルーノ・マーズ×櫻井翔対談
- 日テレ開局70年名曲シャッフルメドレー PART1
19時台は海外アーティストとの対談と、番組を代表する大型メドレーが重なる注目の時間帯だった。
20時台:人気グループとアニメソングメドレー出演アーティスト
- IVE
- UVERworld
- Kep1er
- SixTONES
- Snow Man
- Sexy Zone
- なにわ男子
- Mrs. GREEN APPLE
アニメソングメドレー PART1
- 高橋洋子
- Da-iCE
- 松本梨香
アニメファンにもなじみ深い歌手が集まり、J-POPの人気アーティストとアニメソングの魅力を同時に楽しめる構成だった。
21時台:豪華コラボと番組対抗ライブ出演アーティスト
- SEKAI NO OWARI
日テレ開局70年名曲シャッフルメドレー PART2
アニメソングメドレー PART2
- Aimer
- Hey! Say! JUMP×Sexy Zone
超豪華アーティストのスペシャルコラボ
- 奥田民生×はっとり(マカロニえんぴつ)
- LE SSERAFIM×本田真凜
- ヒロミ×Snow Man
番組対抗!生ライブ企画
- 行列バンド:井上芳雄、後藤輝基、滝沢カレン、フワちゃん
- ヒルナンデス!バンド:南原清隆、横山裕、大沢あかね、井桁弘恵、王林、浦野モモ
歌おう!私を変えた曲コーナー
- 葵わかな
- 大橋和也(なにわ男子)
- 藤原紀香×齊藤京子(日向坂46)
- 松下洸平
- Aimer
- 関ジャニ∞
- Hey! Say! JUMP
- YOSHIKI
番組終盤には、YOSHIKIによる特別なステージも予定され、10周年記念回を締めくくる重要な時間帯となった。
【特別企画・セットリスト】シャッフルメドレーと豪華コラボの全貌
THE MUSIC DAY 2023を象徴する企画が、日本テレビ開局70周年を記念した名曲シャッフルメドレーだ。
日本テレビのドラマ、バラエティー、スポーツなどを彩ってきた楽曲を、異なるグループのメンバーが組み合わせを変えて歌う内容で、10グループ52人が参加。19時台と21時台の2部構成で披露された。
日テレ開局70年名曲シャッフルメドレーの歌唱曲メドレーでは、過去の人気ドラマやバラエティー番組と結び付いた楽曲が選ばれた。
PART1(19時台)
- D-51「NO MORE CRY」
- ゴダイゴ「モンキー・マジック」
- 修二と彰「青春アミーゴ」
- 嶋大輔「男の勲章」
- 中島みゆき「空と君のあいだに」
- KinKi Kids「愛されるより 愛したい」
PART2(21時台)
- SPEED「Body & Soul」
- 猿岩石「白い雲のように」
- B.B.クィーンズ「ドレミファだいじょーぶ」
- ブラックビスケッツ「Timing~タイミング~」
- 嵐「Monster」
出演した10グループは、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、なにわ男子。
特に「青春アミーゴ」「Monster」「NO MORE CRY」など、テレビドラマの主題歌として親しまれてきた楽曲が、異なるグループのメンバーによって歌われた点が特徴的だった。
出演者・企画・楽曲の関係を一覧で整理番組の中心的な企画を、出演者と楽曲の関係から整理すると次のようになる。
| 出演者・関係者 | 企画・楽曲 | 番組内での役割・意味 |
|---|---|---|
| 櫻井翔・ブルーノ・マーズ | 「あなたを変えた音」対談 | 音楽的ルーツや人生に影響を与えた楽曲を語る |
| YOSHIKI | 「Angel YOSHIKI ver」「Requiem」 | テレビでの初歌唱と亡き母への追悼を込めた演奏 |
| XY・YOSHIKI | 「Crazy Love」 | YOSHIKIがプロデュースするXYとの特別ステージ |
| ジャニーズ10グループ52人 | 日テレ開局70年名曲シャッフルメドレー | 日本テレビのドラマ・バラエティーなどの名曲を披露 |
| 奥田民生・はっとり | スペシャルコラボ | 異なる世代・音楽性を持つアーティストの共演 |
| LE SSERAFIM・本田真凜 | スペシャルコラボ | 音楽とフィギュアスケートの表現を融合 |
| ヒロミ・Snow Man | スペシャルコラボ | タレントと人気グループによる特別ステージ |
| 大橋和也・松下洸平ほか | 歌おう!私を変えた曲 | 出演者の人生に関係する楽曲を歌唱 |
番組テーマをより直接的に表現した企画が「歌おう!私を変えた曲コーナー」だった。
この企画では、出演者が自身の人生と関係の深い楽曲を歌唱。特に、次のパフォーマンスが紹介されている。
- 大橋和也:竹内まりやの「元気を出して」
- 松下洸平:DREAMS COME TRUEの「未来予想図Ⅱ」
- 藤原紀香・齊藤京子:中森明菜の名曲を披露
単にヒット曲を並べるのではなく、なぜその曲が本人にとって大切なのかという背景を添えることで、視聴者自身の思い出とも重ね合わせられる企画になっていた。
【ブルーノ・マーズ対談とYOSHIKI「Requiem」】10周年回の象徴的な見どころ
THE MUSIC DAY 2023の特別企画の中でも、特に大きな注目を集めたのが、ブルーノ・マーズと櫻井翔の対談、そしてYOSHIKIのテレビ歌唱だった。
ブルーノ・マーズと櫻井翔の対談世界的な人気を誇るブルーノ・マーズが来日し、総合司会の櫻井翔との対談が実現した。
この企画では、ブルーノの音楽的ルーツや人生に影響を与えた音楽が取り上げられた。TVガイドWebの放送レポートによると、ブルーノは音楽家だった両親から影響を受け、エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンなどの音楽に親しんできたことを紹介した。
さらに印象的だったのが、坂本九の「上を向いて歩こう」についてのエピソードだ。
ブルーノの故郷であるハワイでは、両親がこの曲をよく歌っていたという。櫻井から日本のファンに向けて歌ってほしいと促されると、ブルーノが日本語で同曲の一節を披露する場面もあった。
また、ブルーノは2020年に嵐へ楽曲提供した全編英語の楽曲「Whenever You Call」にも関係している。櫻井が東京ドーム公演を観覧した経験を振り返るなど、両者の音楽的な接点も対談の背景にあった。
世界的なスターの成功の裏側にある家族との音楽体験を紹介した点で、「あなたを変えた音」というテーマを象徴する企画だった。
YOSHIKIが「Angel」と「Requiem」を披露もう一つの大きな見どころが、YOSHIKIの特別ステージだ。
YOSHIKIは番組出演のために緊急帰国し、X JAPANの8年ぶりの新曲「Angel」の特別バージョンと、自身のソロ曲「Requiem」を披露した。
特筆すべきなのは、1989年のデビュー以来、テレビで歌唱するのが初めてだったという点だ。
「Angel YOSHIKI ver」では、ピアノを演奏しながら自身の歌声を披露。続いて演奏した「Requiem」は、前年に亡くなった母親へ捧げる楽曲だった。
YOSHIKIの公式発信や放送後の報道によると、このステージは単なる新曲披露にとどまらず、亡き母への思いを音楽で表現する特別な機会となった。
加えて、YOSHIKIがプロデュースするボーイズグループXYのステージにも参加。デビュー曲「Crazy Love」に特別アレンジを加え、ピアノ演奏とDJプレイでも存在感を見せた。
新曲、追悼、プロデュースするグループとの共演という複数の要素が重なったステージは、2023年の放送を振り返るうえで欠かせない場面の一つだ。
世代とジャンルを超えたスペシャルコラボこの年は、通常のアーティスト単独出演以外にも、意外性のある共演が用意された。
- 奥田民生×はっとり:マカロニえんぴつのボーカル・ギターであるはっとりとの共演。
- LE SSERAFIM×本田真凜:韓国発の人気グループとフィギュアスケーターのコラボ。
- ヒロミ×Snow Man:タレントと人気グループによる特別パフォーマンス。
こうした企画は、音楽番組をアーティストの新曲披露だけで終わらせず、異なるジャンルのファンが同じステージを楽しめる場にする役割を持っていた。
【THE MUSIC DAY 2023の見逃し配信】TVer・日テレTADAはいつまで見られた?
THE MUSIC DAY 2023では、番組史上初となる見逃し配信が実施された。
2023年7月1日の生放送終了後、日本テレビはTVerと日テレTADAでの配信を発表。翌日の7月2日(日)19時頃から2週間限定で視聴できる予定となった。
当時の見逃し配信情報- 配信サービス:TVer・日テレTADA
- 配信開始:2023年7月2日(日)19時頃
- 配信期間:約2週間
- 対象:THE MUSIC DAY 2023の見逃し配信
- 注意事項:権利上の都合により、一部配信されない内容があった
当時のTVer・日テレTADAによる公式見逃し配信は、2週間限定だったため、2026年現在は終了している。
そのため、2023年の放送を当時と同じ見逃し配信枠で視聴することはできない。過去の番組全編を探す場合は、現在の日本テレビ公式サービスや各権利元の配信・映像公開状況を確認する必要がある。
なお、放送後にはYOSHIKIの公式YouTubeチャンネルなどで「Angel YOSHIKI ver」や「Requiem」のパフォーマンス映像が公開された記録もある。番組全編と個別の公式パフォーマンス映像は別物なので、視聴したい内容に応じて探すのがよい。
また、TVerで過去の番組名を検索しても、当時の配信期間が復活するわけではない。2026年に視聴可能な映像があるかどうかは、各サービスの現在の掲載状況によって異なる。
【THE MUSIC DAY 2023に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:THE MUSIC DAY 2023の放送日はいつでしたか?
A1:2023年7月1日(土)です。日本テレビ系で15時00分から22時54分まで、千葉・幕張メッセから約8時間の生放送が行われました。
Q2:THE MUSIC DAY 2023の総合司会は誰でしたか?
A2:櫻井翔です。MCは羽鳥慎一、バカリズム、水卜麻美が担当し、市來玲奈がネクストゲート進行を務めました。
Q3:THE MUSIC DAY 2023のシャッフルメドレーには誰が出演しましたか?
A3:NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、なにわ男子の10グループ、合計52人が参加しました。PART1とPART2に分けて、全11曲の名曲を披露しました。
Q4:THE MUSIC DAY 2023は2026年もTVerで見られますか?
A4:2023年に実施された公式見逃し配信は2週間限定で、すでに終了しています。現在視聴できる関連映像については、TVerや日本テレビの公式サービス、アーティストの公式チャンネルで最新の公開状況を確認してください。
まとめ:THE MUSIC DAY 2023は10周年にふさわしい音楽の祭典だった
THE MUSIC DAY 2023は、2023年7月1日に幕張メッセから生放送された、日本テレビの大型音楽特番だ。2013年のスタートから10周年を迎え、「あなたを変えた音」をテーマに、45組を超えるアーティストが出演した。
櫻井翔を総合司会に、羽鳥慎一、バカリズム、水卜麻美がMCを担当。日テレ開局70周年名曲シャッフルメドレーでは10グループ52人が参加し、テレビの歴史を彩った11曲を披露した。
加えて、ブルーノ・マーズと櫻井翔の対談では音楽的ルーツが語られ、YOSHIKIは「Angel」と亡き母に捧げる「Requiem」を披露。世代を超えたコラボレーションや、出演者自身の思い出に結び付いた歌唱企画も実施された。
見逃し配信については、番組史上初めてTVerと日テレTADAでの配信が実現したものの、期間は2023年7月2日から2週間に限られていた。
【プロの結論】
この放送を振り返る際に注目したいのは、出演者の豪華さだけではない。番組の中心にあった「あなたを変えた音」というテーマが、シャッフルメドレー、ブルーノ・マーズとの対談、YOSHIKIの「Requiem」、出演者自身の思い出の曲という異なる企画を一つにつないでいた点だ。
音楽特番の価値は、ヒット曲を何曲披露したかだけでは決まらない。過去の名曲を新しい組み合わせで届けたり、アーティストの人生に刻まれた音楽を紹介したりすることで、視聴者自身の記憶を呼び起こすことにもある。
THE MUSIC DAY 2023は、番組10周年と日本テレビ開局70周年という節目を、音楽とテレビの歴史を重ね合わせて表現した記念回だった。2026年に振り返っても、単なる大型音楽番組ではなく、世代やジャンルを超えて音楽の記憶を共有した放送として位置付けられる。