2026年11月現在、俳優・映画監督・プロデューサーとして活動する杉野希妃(すぎの・きき)は、芸能事務所アプレに所属し、映画を中心に国内外で活動を続けている。1984年3月12日生まれ、広島県出身の42歳。慶應義塾大学経済学部在学中に韓国へ留学し、現地映画への出演をきっかけに映画界へ入った人物だ。
2025年7月12日にはアプレへの所属を発表。そして2026年には、榎本憲男監督の映画『それって幸せ?』に出演し、第39回東京国際映画祭でのワールドプレミアにも登壇した。2005年の映画デビューから20年以上を経た現在も、俳優という肩書きだけにとどまらない活動を展開している。
【2026年最新】杉野希妃の現在は?アプレ所属と最新出演作

杉野希妃の現在を知るうえで、まず押さえておきたいのが2025年の所属事務所の変更と、2026年の映画出演である。
2025年7月12日にアプレへの所属を発表2025年7月12日、杉野希妃は自身の公式サイトを通じて、同日から株式会社アプレに所属することを発表した。
発表文では、芸歴20年という節目を迎えたことに触れ、これまでの出会いや経験を大切にしながら、新しい環境で活動していく意思を示している。
「自由に、しなやかに、深く。」
これは所属発表の中で掲げられた言葉だ。加えて、世界と改めて真っすぐに向き合い、誰かの心に届く作品を一つひとつ作っていきたいという意向も表明している。
所属変更の具体的な理由や、以前の活動環境との契約上の事情については、公式発表で詳しく説明されていない。したがって、今回の所属を単純な活動再開や方向転換と捉えるよりも、芸歴20周年を機に新しい体制で活動を続けるための節目として理解するのが適切だ。
2026年の出演作は映画『それって幸せ?』2026年の新しい活動として注目されるのが、榎本憲男監督・脚本の映画『それって幸せ?』だ。
本作は2026年製作の日本映画で、上映時間は92分。三浦貴大、杉野希妃、森優作、縄田カノン、小市慢太郎らが出演する。
物語の中心となるのは、周囲から見れば価値がないように思える趣味に熱中する30代後半の男女3人。それぞれの大切にしているものが、ある大事件をきっかけに交差していくという構成だ。
杉野は本作でヒロインを演じている。2026年10月28日には第39回東京国際映画祭の特別上映作品としてワールドプレミアが開催され、上映後のティーチインにも登壇した。翌29日にはイベントの模様が映画メディアで報じられている。
上映後の取材で杉野は、脚本を最初に読んだときには不思議な内容に戸惑ったものの、繰り返し読むうちに「その人の本当の幸せはなんなのか」という深いテーマを感じたと説明した。
自身が演じた人物についても、SNSで「いいね」をもらいたい、服装で自分を飾りたいという表面的な欲求の奥に、誰かに愛されたいという気持ちがあるのではないかと解釈している。
このコメントからは、杉野が単に役柄を演じるだけでなく、人物の内面や行動の背景まで掘り下げて役作りをしていることがうかがえる。
なお、『それって幸せ?』は東京国際映画祭での特別上映が確認できる作品であり、映画祭での上映と一般劇場公開は区別して捉える必要がある。
【プロフィール】広島出身、慶應義塾大学から韓国映画界へ
杉野希妃は、1984年3月12日に生まれた広島県出身の俳優・映画監督・プロデューサーだ。公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおり。
- 名前:杉野希妃(すぎの・きき)
- 英語表記:Kiki Sugino
- 生年月日:1984年3月12日
- 年齢:42歳(2026年11月現在)
- 出身地:広島県
- 身長:162cm
- 学歴:慶應義塾大学経済学部在学中にソウルへ留学
- 職業:俳優・映画監督・映画プロデューサー
- 所属事務所:アプレ
- 特技:韓国語・英語(日常会話)・水泳
杉野希妃の経歴で大きな転機となったのが、慶應義塾大学経済学部に在学していた時期の韓国留学だ。
2016年のNuméro TOKYOのインタビューでは、広島から上京して大学生活を送る中で映画に強く惹かれていった経緯を語っている。
映画好きだった父親から成瀬巳喜男やフランソワ・トリュフォーなどの作品が送られてきたこともあり、学生時代には一日に4本の映画を観ることもあったという。
一方、当時は女優になりたいという気持ちを周囲に公言できず、自分に何ができるのかを模索していた。就職活動をするよりも、新しい世界に飛び込んで自分の可能性を探したいと考え、韓国への語学留学を決意した。
韓国映画への関心が高まった背景には、映画『猟奇的な彼女』を観た経験もあった。留学先では韓国語を学びながら映画のオーディションを受け、出演の機会をつかんでいる。
韓国映画『まぶしい一日』で映画デビュー杉野希妃の映画デビュー作は、韓国のオムニバス映画『まぶしい一日』の一編「宝島」だ。杉野は主人公エイコを演じ、映画初出演にして主演を務めた。
この作品は、日韓関係を背景にした3つの物語で構成されている。「宝島」編では、戦時中に祖父が残した宝物を探すため済州島を訪れるエイコとミエの旅が描かれる。
2006年8月のCINEMATOPICSのインタビューでは、留学中にオーディションを受けて出演が決まった経緯や、初主演に対する率直な感想が紹介されている。
映画デビュー年については、公式プロフィールでは2005年と記載されている一方、作品の日本公開時期を基準にした一部の映画情報では2006年と紹介されている。留学中に出演が決まり、翌年に日本で作品が紹介された経緯を踏まえると、両者は必ずしも矛盾するものではない。
加えて、2006年には韓国の映画監督キム・ギドクによる『絶対の愛』にも出演。韓国での経験が、その後の国際的な映画活動につながっていった。
【経歴年表】韓国映画デビューから監督・プロデューサーへの転身
杉野希妃のキャリアを理解するうえで重要なのは、俳優としての出演歴と、映画を企画・制作する側に進んだ時期を分けずに見ることだ。
2008年から映画制作にも本格的に携わり、2010年の『歓待』では主演とプロデュースを兼任。その後は監督、脚本、プロデュース、出演を組み合わせながら作品を生み出してきた。
杉野希妃の主な経歴と活動の転換点| 時期 | 主な出来事・作品 | 活動上の意味 |
|---|---|---|
| 1984年 | 広島県で誕生 | 3月12日生まれ |
| 大学在学中 | 慶應義塾大学経済学部からソウルへ留学 | 韓国映画界との接点が生まれる |
| 2005年 | 『まぶしい一日』宝島編 | 公式プロフィール上の映画デビュー |
| 2006年 | 『絶対の愛』 | キム・ギドク監督作品に出演 |
| 2008年以降 | 映画制作にも本格的に参加 | プロデューサーとしての活動を開始 |
| 2010年 | 『歓待』 | 主演・プロデュースを担当 |
| 2012年 | 『おだやかな日常』 | 出演・プロデュース。国内外の映画祭で評価 |
| 2014年 | 『欲動』『マンガ肉と僕』など | 映画監督としての活動を本格化 |
| 2016年 | 『雪女』 | 監督・脚本・主演を担当 |
| 2021年 | 『愛のまなざしを』など | 俳優・プロデューサーとして活動 |
| 2025年7月12日 | アプレ所属を発表 | 芸歴20周年の節目に新体制へ |
| 2026年 | 『それって幸せ?』 | 第39回東京国際映画祭の特別上映に出演者として登壇 |
杉野が映画制作に進んだ背景には、俳優として仕事を待つだけでは、自分が本当に演じたい役や作りたい作品に出会えるとは限らないという問題意識があった。
Numéro TOKYOの2016年のインタビューでは、プロデュースを始めた理由について、次のように説明している。
「運を待つのではなく自分で作ればいいという発想に切り替えました」
これは杉野のキャリアを象徴する考え方だ。
出演オファーを待つだけでなく、自ら企画を動かし、必要な人材と組み、作品の成立に関わる。俳優としての表現活動を続けながら、プロデューサーとして制作の入り口にも立つスタイルが形成されていった。
また、韓国留学中に見た、監督・俳優・プロデューサーが役割の境界を越えて映画に関わる姿勢も影響したという。日本だけに活動の範囲を限定せず、アジアやヨーロッパの映画人との共同制作に参加してきた点も特徴的だ。
【代表作を解説】『歓待』『欲動』『雪女』で見える杉野希妃の映画観
杉野希妃の出演作品を知るなら、俳優として注目された作品と、監督・プロデューサーとして評価された作品を分けて見ると理解しやすい。
『歓待』:俳優とプロデューサーとして評価された出発点2010年公開の『歓待』は、深田晃司監督による映画で、杉野は主演とプロデュースを担当した。
杉野が演じたのは小林夏希。日常生活に入り込んでくる他者との関係や、家族という共同体の不安定さを描いた作品で、単なる出演作ではなく、杉野が制作にも関わった重要なキャリア初期の代表作となっている。
第23回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門では作品賞を受賞。さらに第33回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞、おおさかシネマフェスティバル2012の新人女優賞にもつながった。
公式プロフィールでは、同作に対して100以上の映画祭から上映オファーが寄せられたことも紹介されている。国内のインディペンデント映画が国際的な評価を得る過程において、杉野が俳優とプロデューサーの両面で関わった意味は大きい。
『おだやかな日常』:俳優とプロデューサーとしての実績を拡大2012年の『おだやかな日常』は、内田伸輝監督による作品。杉野は主演とプロデュースを担当し、サエコ役を演じた。
本作は第17回釜山国際映画祭をはじめ、ロッテルダム国際映画祭やトライベッカ映画祭など、海外の映画祭でも上映された。
沖縄国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー部門では、最優秀ニュークリエーター賞と最優秀女優賞を受賞。さらに日本映画プロフェッショナル大賞では新進プロデューサー賞を獲得している。
ここで注目したいのは、俳優としての評価とプロデューサーとしての評価が同じ作品を通じて生まれている点だ。杉野は作品の中で演じるだけでなく、映画そのものを成立させる側の人材としても認識されるようになった。
『欲動』:釜山国際映画祭で新人監督賞を受賞2014年の『欲動』は、杉野希妃が監督・共同プロデュース・出演を務めた作品だ。
舞台はインドネシアのバリ島。三津谷葉子、斎藤工らが出演し、杉野は九美役を演じている。出産を控えた女性と、その周囲にいる人々の生や死、身体、欲望などを描いた作品だ。
本作は第19回釜山国際映画祭で上映され、杉野はアジア・スター・アワーズの新人監督賞を受賞。翌2015年にはおおさかシネマフェスティバルの新人監督賞にも選ばれた。
俳優としての出演に加えて、監督として作品全体を統括した経験が、杉野のキャリアにおける大きな転換点となった。
『雪女』:監督・脚本・主演を一人で担った作品2016年の『雪女』は、杉野希妃が監督・脚本・主演を務めた作品だ。
日本の怪談として知られる雪女の物語を題材に、人間社会に入り込んだ存在がどのように生きるのかを描いている。
杉野は本作について、原作を読み直しながら、雪女が人間社会に本当に適応できたのかという問いを考えたことをインタビューで語っている。
第29回東京国際映画祭のコンペティション部門に正式招待され、2017年にはケソン国際映画祭のアジアンコンペティション部門で審査員賞を受賞した。
監督としての杉野の特徴は、既存の物語をそのまま映像化するのではなく、現代社会の価値観や人間の曖昧な感情と結びつけて再解釈する点にある。
そのほかの主な出演作品代表作以外にも、杉野は国内外のさまざまな映画に出演している。
- 『絶対の愛』:2006年、キム・ギドク監督の韓国映画。
- 『クリアネス』:篠原哲雄監督作品。帰国後の主演作。
- 『マジック&ロス』:2010年、リム・カーワイ監督作品。主演・プロデュース。
- 『大阪のうさぎたち』:2011年、イム・テヒョン監督作品。主演・プロデュース。
- 『ほとりの朔子』:深田晃司監督作品。出演・プロデュース。
- 『禁忌』:和島香太郎監督作品。主演・プロデュース。
- 『ユキとの写真』:ラチェザール・アヴラモフ監督によるブルガリア・日本合作映画。主演。
- 『夏、至るころ』:池田エライザ監督作品。
- 『愛のまなざしを』:万田邦敏監督作品。出演・プロデュース。
- 『ぶらぶらタイガー』:2021年のウクライナ短編アニメーション。声優として参加。
こうした作品歴を見ると、杉野が日本映画だけでなく、韓国、マレーシア、インドネシア、ブルガリアなど、国境を越えた映画制作に関わってきたことが分かる。
【受賞歴まとめ】俳優・映画監督・プロデューサーとしての評価
杉野希妃の受賞歴は、一つの職種に偏っていない。俳優としての新人賞、プロデューサーとしての評価、監督としての新人賞と、複数の分野にまたがっている。
主な映画祭・映画賞の受賞歴- 2012年・第33回ヨコハマ映画祭:最優秀新人賞(『歓待』)
- 2012年・おおさかシネマフェスティバル:新人女優賞(『歓待』)
- 2013年・沖縄国際映画祭:最優秀ニュークリエーター賞・女優賞(『おだやかな日常』)
- 2013年・日本映画プロフェッショナル大賞:新進プロデューサー賞(『おだやかな日常』)
- 2014年・第19回釜山国際映画祭:アジア・スター・アワーズ新人監督賞(『欲動』)
- 2015年・おおさかシネマフェスティバル:新人監督賞(『欲動』)
- 2017年・ケソン国際映画祭:アジアンコンペティション部門審査員賞(『雪女』)
ここで区別しておきたいのは、作品自体が受賞した賞と、杉野本人が個人として受賞した賞だ。
例えば『歓待』の第23回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門作品賞は作品に対する賞。一方、ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞は杉野本人に贈られた賞である。
同様に、『おだやかな日常』の沖縄国際映画祭での受賞と日本映画プロフェッショナル大賞の新進プロデューサー賞は、俳優と制作の両面での実績を示すものだ。
監督としての評価を考えるなら、『欲動』の釜山国際映画祭新人監督賞が特に重要となる。国内だけでなく、アジアの国際映画祭で監督として評価されたことは、杉野の活動が単なる俳優の多角化にとどまらないことを示している。
【独自分析】杉野希妃が俳優・監督・プロデューサーを続ける理由
杉野希妃のキャリアを一般的な俳優の経歴と比較すると、特徴的なのは、出演者としての立場を維持しながら、作品の企画や制作にも積極的に関わってきたことだ。
仕事を待つのではなく、自ら作品を生み出す日本の映画業界では、俳優が監督やプロデューサーを兼ねるケースは存在するものの、キャリア初期から制作の中心に関わる人材は限られている。
杉野の場合、韓国留学中に出会った映画人たちの仕事の進め方が大きな影響を与えた。監督、俳優、プロデューサーという肩書きにとらわれず、必要に応じて役割を担う映画制作の姿勢に魅力を感じたという。
また、キム・ギドク監督から、自分で書いたり作ったりできる俳優になればよいという助言を受けたことも、後の活動につながった。
2016年のインタビューでは、演じたい役が与えられるのを待つのではなく、自分で作品を作るという考え方に変わった経緯を説明している。
この考え方は、『歓待』や『おだやかな日常』でのプロデュース参加、そして『欲動』『雪女』での監督活動に一貫して表れている。
国際共同制作と映画祭で築いたキャリア杉野のもう一つの特徴は、海外の映画人とのネットワークだ。
韓国映画への出演からキャリアを始め、その後もマレーシア、インドネシア、ブルガリアなどの映画人と共同制作を行ってきた。
また、2014年のロッテルダム国際映画祭では審査員に選ばれたほか、釜山、台北、エディンバラなどの映画祭でも審査員や特集上映を通じて国際的な活動を続けている。
映画祭は作品を上映する場であると同時に、監督、俳優、プロデューサーが新しい企画や共同制作の相手と出会う場所でもある。杉野にとって、国際映画祭への参加は作品の評価を受けるだけでなく、次の仕事を生み出す機会にもなってきたと考えられる。
杉野希妃の作品を見るなら、どこから始めるべきか杉野の作品は、俳優として見る場合と、監督・プロデューサーとして見る場合で注目点が変わる。
- 俳優としての実績を知りたい人:『歓待』『おだやかな日常』がおすすめ。初期の評価につながった演技を確認できる。
- 映画監督としての表現を知りたい人:『欲動』『雪女』がおすすめ。監督としての作風や題材への向き合い方が分かる。
- プロデューサーとしての仕事を知りたい人:『歓待』『おだやかな日常』『ほとりの朔子』などを通じて、制作への関わり方を比較できる。
- 2026年の活動から知りたい人:『それって幸せ?』に注目。現在の俳優としての仕事を確認できる。
杉野希妃を単に「映画に出演する女優」として捉えると、そのキャリアの重要な部分を見落としてしまう。作品の中で演じることと、作品そのものを成立させること。その両方を続けている点こそ、杉野の独自性だ。
【杉野希妃の現在と経歴】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:杉野希妃は2026年現在何歳ですか?
A1:1984年3月12日生まれで、2026年11月現在42歳です。広島県出身で、身長は162cmと公式プロフィールに掲載されています。
Q2:杉野希妃は慶應義塾大学出身ですか?
A2:慶應義塾大学経済学部に在学していたことが公式プロフィールで紹介されています。在学中に韓国・ソウルへ留学し、現地で映画のオーディションを受けたことが映画デビューにつながりました。
Q3:杉野希妃の代表作や監督作品は何ですか?
A3:俳優・プロデューサーとしては『歓待』『おだやかな日常』、監督作品としては『欲動』『マンガ肉と僕』『雪女』などが代表作です。『欲動』では釜山国際映画祭の新人監督賞を受賞しています。
Q4:杉野希妃は現在どこの事務所に所属していますか?
A4:2025年7月12日から株式会社アプレに所属しています。同日の公式発表では、芸歴20周年を節目に新たな環境で活動を進める意向を示しました。
Q5:杉野希妃の2026年最新出演作は何ですか?
A5:榎本憲男監督の映画『それって幸せ?』です。三浦貴大、森優作らと共演し、2026年10月28日に第39回東京国際映画祭でワールドプレミアが開催されました。
まとめ:杉野希妃の現在は、映画人として新たなステージへ
杉野希妃は、広島県出身で慶應義塾大学経済学部に在学中、韓国留学を経て映画デビューした俳優だ。『まぶしい一日』『絶対の愛』で映画界に入り、『歓待』『おだやかな日常』で俳優とプロデューサーとしての評価を獲得。その後、『欲動』『雪女』などで映画監督としても実績を積み重ねてきた。
2025年7月12日のアプレ所属発表は、芸歴20周年を迎えたタイミングでの新たな一歩だった。そして2026年には『それって幸せ?』が東京国際映画祭で特別上映され、俳優としての現在の活動も確認できる。
杉野希妃の経歴を振り返ると、最も際立つのは、与えられた役を演じるだけでなく、自分自身で作品を作る道を選んできたことだ。韓国留学を出発点に、アジアやヨーロッパの映画人と協働し、俳優・監督・プロデューサーという複数の立場を行き来してきた。
2026年以降も注目したいのは、出演作だけではない。新しい企画への参加、監督作品の発表、国際共同制作など、映画を作る側としてどのような挑戦を続けていくのかという点だ。
杉野希妃の魅力は、一つの肩書きに収まらない映画人としての姿勢にある。2025年の所属変更と2026年の新作出演は、その活動を改めて追ううえで重要な節目となっている。
主な確認資料:杉野希妃公式プロフィール・作品一覧・公式発表、株式会社アプレ公式プロフィール、日本映画データベース(JFDB)、Numéro TOKYO、CINEMATOPICS、映画.com、MOVIE WALKER PRESS、第39回東京国際映画祭公式情報。