世良公則の現在を理解するには、1977年のデビューから1981年のツイスト解散までを振り返る必要がある。
1977年「あんたのバラード」で一躍有名に世良公則&ツイストは、1977年に「あんたのバラード」でレコードデビューした。
同曲は第14回ポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)と第8回世界歌謡祭でグランプリを獲得。世良のハスキーな歌声と、感情を前面に押し出すシャウトは、それまでの日本の歌謡曲とは異なるインパクトを与えた。
その後も「宿無し」「銃爪」「燃えろいい女」などのヒット曲を発表。
特に「銃爪」はオリコン1位を獲得し、バンドの人気を決定づけた。ドリーミュージックの公式プロフィールによれば、1978年にはシングル3作品で合計144.2万枚を売り上げている。
1981年12月、ツイスト解散。その後はソロ活動へ人気絶頂期を経験したツイストだったが、1981年12月に解散した。
その後、世良はソロボーカリストとして活動を継続。音楽だけでなく、俳優としても映画やテレビドラマに出演するようになった。
日本アカデミー賞の受賞歴にも名前があり、音楽家とは異なる分野でも実績を残している。
現在も「あんたのバラード」が重要な理由世良公則の代表曲である「あんたのバラード」は、単なる懐メロではない。
世良の歌唱スタイルを象徴する楽曲であり、現在のライブ活動にもつながる原点だ。
ツイスト時代の楽曲を大切にしながら、ソロ作品や他のアーティストとの共演にも取り組む。この両立が、長期間にわたって音楽活動を続けられる理由の一つになっている。
なお、現在の世良公則を「ツイストが再結成して活動している」と理解するのは正確ではない。公式プロフィール上では1981年の解散後、ソロアーティストとして活動している。
神本宗幸との共演はツイスト時代の仲間との再会を感じさせるものだが、KNOCK KNOCKはゲストを迎える特別企画であり、ツイストの正式な再結成とは別の活動である。
【音屋吉右衛門】野村義男とのユニットは現在も継続

世良公則の音楽活動を語るうえで、もう一つ欠かせない存在が「音屋吉右衛門(おとやきちえもん)」だ。
これは、世良公則とギタリストの野村義男によるユニットである。
音屋吉右衛門
世良公則 × 野村義男
アコースティックギターを中心に、洋楽ロックから世良のオリジナル曲まで幅広く演奏する。
公式プロフィールによると、2008年1月30日に「ヤッターマンの歌」でメジャーデビュー。その後、タツノコプロ関連の楽曲を取り上げたアルバムなども発表している。2015年にはライブアルバム「オトコノウタ」をリリースした。
野村義男との演奏は何が違う?世良公則のソロライブでは、ボーカリストとしての表現力が中心になる。
一方、音屋吉右衛門では野村義男のギタープレイが加わり、二人の掛け合いそのものがステージの見どころとなる。
公式プロフィールでは、Jimi Hendrix、T-Rex、Creamなどの洋楽ロックから世良のオリジナルまで、多彩な選曲とアレンジを特徴として紹介している。
また、野村義男のトークもユニットの魅力の一つだ。
2026年1月には、通常のアコースティックギター2本によるスタイルから、エレクトリックギター2本に持ち替える特別公演「音屋エレキ門」も開催された。
そして、2027年1月30日には東京・町田市民ホールで「音屋吉右衛門 LIVE 2027」が予定されている。
70歳を迎えても、世良公則はボーカルとしてだけでなく、ギタリストとの対話を楽しむ音楽活動を続けている。
【公式チャンネル・テレビ出演】2026年も音楽以外の発信が活発
ライブ活動と並んで注目されるのが、世良公則自身による情報発信だ。
2026年にはテレビ出演やラジオ出演、インターネット番組など、活動の場が広がっている。
BS-TBS「Sound Inn S」に出演
Sound Inn S
BS-TBS・第135回
ゲストとして世良公則が出演。
BS-TBSの番組アーカイブには、2026年6月21日放送の第135回ゲストとして世良公則の名前が掲載されている。
「Sound Inn S」は、アーティストとサウンドメーカー、ミュージシャンが一緒に音楽を作り上げる番組だ。
ライブとは異なる環境で、歌手としての表現力や楽曲の魅力に触れられる出演となった。
TOKYO FMではつるの剛士と対談2026年7月7日には、TOKYO FMの「TOKYO SPEAKEASY」に出演。
つるの剛士との対談が放送された。
世良の公式サイトでは、二人の出会いから17年が経過していることにも触れている。
4月のライブ共演、8月のライブ音源リリースに続く対談であり、二人の関係が音楽活動だけにとどまらないことが分かる。
世良公則の公式チャンネルはYouTubeとニコニコチャンネル+2026年7月には、世良公則CHANNELの新しい配信展開が始まった。
ここで押さえておきたいのは、YouTube公式チャンネルとニコニコチャンネル+の役割の違いだ。
| 配信媒体 | 内容 |
|---|---|
| YouTube世良公則公式チャンネル | 番組の無料パートなどを視聴可能 |
| ニコニコチャンネル+ | 有料チャンネルの本編を含めて視聴可能 |
| 世良公則CHANNEL | 「諸君『知らない壁』を越えて行け!」という番組を展開 |
公式発表では、2026年7月3日にチャンネル開設が告知され、7月8日に初回配信が予定された。7月15日にはYouTubeとニコニコチャンネル+の視聴範囲についても案内されている。
テレビ出演だけでは伝えきれない話題や、ゲストとの対談を届けられることは、こうした公式配信の強みだ。
長年のファンにとっては、ライブの予定を確認するだけでなく、世良自身の発信を通じて現在の考え方や活動を知る機会にもなる。
【世良公則の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:世良公則は2026年現在何歳ですか?
A1:1955年12月14日生まれで、2026年10月30日現在は70歳です。2026年12月14日に71歳を迎えます。
Q2:世良公則は現在も歌手活動をしていますか?
A2:はい。2026年も「KNOCK KNOCK 2026」、アコースティックソロライブ、音屋吉右衛門などの音楽活動を継続しています。11月・12月にも複数の公演が公式発表されています。
Q3:世良公則とツイストは現在も活動していますか?
A3:ツイストは1981年12月に解散しています。世良公則はその後ソロアーティストとして活動しており、現在のKNOCK KNOCKはゲストを迎えるライブ企画です。
Q4:世良公則と野村義男の関係は?
A4:二人は「音屋吉右衛門」という音楽ユニットを組んでいます。世良公則がボーカル、野村義男がギターを担当し、洋楽ロックやオリジナル曲を演奏しています。
Q5:2026年の世良公則の最新リリースは何ですか?
A5:2026年8月5日に発売された、世良公則 feat.つるの剛士の「同胞たちの賛歌(LIVE at OTEMACHI-YOMIURI HALL)」です。4月18日のKNOCK KNOCK 2026での共演を収録したライブ音源です。
Q6:世良公則の2026年の今後のライブは?
A6:10月30日時点では、11月3日の小山市立文化センター、11月21日の坂東市民音楽ホール、11月29日の深谷市民文化会館、12月6日の豊川市文化会館、12月12日の八ヶ岳高原音楽堂などが公式サイトに掲載されています。
まとめ:世良公則は70歳でも進化を続ける現役ロックシンガー
2026年の世良公則は、70歳を迎えても音楽活動の第一線に立ち続けている。
今回確認できた活動を整理すると、次の5点が重要だ。
- 年齢は70歳。 1955年12月14日生まれで、2026年12月には71歳になる。
- KNOCK KNOCK 2026が活動の柱。 宇崎竜童、神本宗幸、渡辺美里、NAOTO、つるの剛士らとの共演を展開。
- つるの剛士との新作を発表。 8月5日に「同胞たちの賛歌」のライブ音源をリリース。
- 野村義男との音屋吉右衛門も継続。 2027年の公演予定も発表されている。
- 公式チャンネルやテレビ出演も活発。 BS-TBS、TOKYO FM、YouTube、ニコニコチャンネル+など活動領域を広げている。
世良公則の魅力は、1970年代のヒット曲を歌い続けていることだけではない。
ツイスト解散後もソロ活動を続け、アコースティックギターを取り入れ、国内外のミュージシャンとセッションを重ねてきた。その積み重ねが、現在のKNOCK KNOCKや音屋吉右衛門につながっている。
「あんたのバラード」で日本のロックシーンに登場した世良公則は、70歳の今も新しい音楽仲間とステージを作り続けている。
2026年11月・12月の公演、そして2027年の活動予定を見る限り、これからもライブを中心とした音楽活動への期待は大きい。往年のファンはもちろん、つるの剛士や渡辺美里との共演をきっかけに世良公則を知った世代にとっても、現在のステージは見逃せないものになっている。