2026年現在も根強い人気を持つWOWOWの本格警察サスペンス『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』。主演の松岡昌宏をはじめ、泉里香、池田鉄洋、仲村トオル、三浦誠己、戸塚祥太、秋元才加、眞島秀和ら実力派俳優が集結した作品です。
物語の舞台は、警察内部の不正を取り締まる警視庁人事一課監察係、通称「ジンイチ」。警察官が警察官を監視するという異色の設定に加え、過去の未解決事件や仲間への疑念が複雑に絡み合います。2024年には続編『密告はうたう2 警視庁監察ファイル』も制作され、2026年12月にはWOWOWプラスでシリーズの一挙放送が予定されています。
- 主要キャスト: 松岡昌宏が佐良正輝、泉里香が皆口菜子、池田鉄洋が須賀透、仲村トオルが能馬慶一郎を演じる。
- 人物関係: 戸塚祥太演じる斎藤康太の殉職が、佐良と皆口の過去、そしてシリーズ全体の謎をつなぐ重要な要素になっている。
- 続編と2026年情報: 2024年放送の『密告はうたう2』では浜中文一、マキタスポーツらが新たに参加。2026年12月にはWOWOWプラスで両作品の一挙放送が予定されている。
【密告はうたうのキャスト一覧】松岡昌宏・泉里香ら主要出演者と役名

『密告はうたう 警視庁監察ファイル』の第1作は、2021年8月22日にWOWOWで放送が始まった全6話の連続ドラマです。
主演の松岡昌宏を中心に、警視庁人事一課監察係のメンバー、佐良のかつての同僚、未解決事件に関係する人物などが登場します。
まずは、検索されることの多い出演者と役名を整理します。
| 登場人物・役名 | キャスト | 物語における役割・関係 |
|---|---|---|
| 佐良正輝 | 松岡昌宏 | 主人公。警視庁人事一課監察係の刑事 |
| 皆口菜子 | 泉里香 | 佐良の元同僚で、斎藤の元婚約者 |
| 須賀透 | 池田鉄洋 | 人事一課監察係長 |
| 宇田邦弘 | 三浦誠己 | 佐良が刑事だった頃の先輩 |
| 斎藤康太 | 戸塚祥太 | 捜査一課の刑事。物語の鍵を握る人物 |
| 夏木麻美 | 秋元才加 | 佐良の所轄時代の元同僚 |
| 北澤勝俊 | 眞島秀和 | 佐良と同期の鑑識課員 |
| 能馬慶一郎 | 仲村トオル | 人事一課の監察官で佐良の上司 |
| 梶原武治 | 甲本雅裕 | 高井戸南署署長。佐良の元上司 |
| 堤忠男 | 鶴見辰吾 | 吉祥寺署の署長 |
このほか、ブラザートム、松浦祐也、アキラ100%、千葉哲也、木下ほうか、木村祐一らも出演しています。
キャストを確認するときに押さえたいのは、単純な出演者の多さではありません。登場人物の多くが佐良の過去や警察内部の人間関係と結び付いており、それぞれの立場が物語の展開に影響することです。
松岡昌宏が演じる佐良正輝はどんな人物?主人公の佐良正輝を演じるのは松岡昌宏です。
佐良はもともと警視庁捜査一課に所属する刑事でした。しかし、ある殺人事件の捜査中に後輩刑事の斎藤康太を目の前で失います。
その出来事を経て異動した先が、警察内部の不正を調査する人事一課監察係でした。
通常の刑事ドラマでは、刑事が犯罪者を追い詰める構図が中心です。一方、本作の佐良は、同じ警察組織に所属する人間の不正を調べなければなりません。
かつての仲間を疑い、組織の事情にも向き合わなければならない立場です。
松岡昌宏の演じる佐良は、過去の事件に対する苦悩と、監察官としての職務上の冷静さを併せ持つ人物。主人公の内面を追うことが、作品を理解するうえでの要点です。
泉里香が演じる皆口菜子と佐良の関係皆口菜子を演じるのは泉里香です。
皆口は佐良の刑事時代の同僚であり、斎藤康太の元婚約者でもあります。
第1作では、皆口に関する不正の密告が人事一課に届きます。佐良は上司から指示を受け、彼女の行動確認を行うことになります。
ここで物語に生まれるのが、仕事上の疑念と個人的な感情の衝突です。
佐良にとって皆口は、単なる監察対象者ではありません。かつて同じ現場で働き、斎藤の死という共通の過去を持つ人物です。
泉里香が演じる皆口の正義感や行動力も、作品の緊張感を高める要素になっています。
池田鉄洋の須賀透と仲村トオルの能馬慶一郎須賀透を演じるのは池田鉄洋です。
須賀は警視庁人事一課監察係の係長で、監察官・能馬の右腕に当たる存在。公安出身であり、行動確認、つまり対象者の尾行にも優れた能力を持っています。
一方、能馬慶一郎を演じるのは仲村トオルです。
能馬は佐良の上司に当たる監察官。公安出身のエリートで、警察内部の不正に対して容赦のない姿勢を見せます。
警視庁内部では「能面の能馬」と恐れられる人物です。
須賀と能馬は、佐良が監察係で仕事を進めるうえで重要な存在です。二人の厳しさは、ジンイチという組織が通常の刑事部門とは異なる緊張感を持っていることを表しています。
【登場人物と役名を深掘り】斎藤康太・宇田邦弘・夏木麻美の関係
主要キャストの中でも、物語の背景を理解するために注目したいのが、戸塚祥太、三浦誠己、秋元才加、眞島秀和が演じる人物です。
戸塚祥太の斎藤康太が物語の核心をつなぐ斎藤康太を演じるのは戸塚祥太です。
斎藤は警視庁捜査一課に所属していた刑事で、佐良の後輩に当たります。
殺人事件の捜査中に殉職した人物ですが、その死はシリーズを通して重要な意味を持ちます。
加えて、皆口菜子の元婚約者という設定も見逃せません。
佐良と皆口は、斎藤を失ったという共通の経験を持っています。そのため、二人の関係には仕事上の信頼だけでは説明できない複雑な感情が存在します。
第1作では斎藤の死が佐良の過去として描かれ、第2作ではその事件の核心に迫る展開へと発展します。
三浦誠己の宇田邦弘は佐良の過去に関係する人物宇田邦弘を演じるのは三浦誠己です。
宇田は佐良が刑事だった頃の先輩に当たります。
警察組織の中で経験を積んできた人物であり、佐良の過去を知る存在です。
第1作では、皆口をめぐる監察が進むにつれ、宇田の存在も疑惑の中に浮かび上がります。
佐良にとって、かつての先輩が監察対象に関係しているという状況は簡単に割り切れるものではありません。
この人間関係が、作品に単なる事件解決とは異なる重さを与えています。
秋元才加の夏木麻美と眞島秀和の北澤勝俊秋元才加が演じる夏木麻美は、佐良の所轄時代の元同僚です。
佐良が警視庁人事一課に異動する前の人間関係を知る人物であり、主人公の過去を理解するうえで押さえておきたい登場人物です。
一方、眞島秀和が演じる北澤勝俊は、佐良と同期の鑑識課員です。
佐良との間には同期ならではの関係があり、斎藤康太の大学時代の先輩という立場も持っています。
このように、佐良を取り巻く人物は、現在の監察係の同僚だけではありません。過去の職場、刑事時代の先輩や後輩、事件の関係者が複雑に結び付いています。
【密告はうたうのストーリー】警視庁人事一課・監察係が追う警察内部の不正
本作の最大の特徴は、警察官が捜査対象になることです。
警視庁人事一課監察係、通称ジンイチは、警察職員による不正を取り締まる部署として描かれています。
WOWOWの公式番組紹介では、4万人を超える警視庁職員の不正を取り締まる組織として説明されています。
第1作は皆口への密告から始まる物語の始まりは、佐良が警視庁人事一課に異動した後のことです。
ある日、皆口菜子に関する不正の密告文が届きます。
原作小説では、皆口が運転免許証のデータを売っているという疑いが持ち上がり、佐良は彼女の行動確認を命じられます。
監察対象となったのが、かつての同僚であり、斎藤の元婚約者でもある皆口だったことが、佐良の心を揺さぶります。
調査を進めるうちに、事件は過去の未解決殺人事件との接点を見せ始めます。
全6話を通じて、密告の裏側に何があるのか、警察組織の中に何が隠されているのかが徐々に明らかになっていきます。
なぜ監察係の物語が通常の刑事ドラマと違うのか一般的な刑事ドラマでは、捜査対象となるのは警察組織の外にいる人物です。
しかし、ジンイチが向き合うのは同じ警察官です。
監察対象者には組織内での地位や人脈があり、調査する側にも上司や同僚との関係があります。
そのため、証拠を集めるだけでは解決できない問題が生まれます。
誰を信じるのか、どこまで組織の命令に従うのか、正義を守るために何を犠牲にするのか。
こうした葛藤が、作品を支える大きなテーマになっています。
【密告はうたう2のキャスト比較】2024年の続編で何が変わった?
2024年8月11日には、続編『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』が放送・配信を開始しました。
第2作は全8話。第1作から約3年を経て制作され、物語の舞台は佐良がジンイチに異動してから2年が経過した時点に移ります。
続編では、前作の主要キャストが続投する一方、監察係の新しいメンバーや警察内部の新たな関係者が登場します。
続投キャストと新加入キャスト第2作でも松岡昌宏、泉里香、池田鉄洋、仲村トオルが中心人物を演じます。
加えて、戸塚祥太、眞島秀和らも引き続き出演。
新たな監察係のメンバーとして、浜中文一とマキタスポーツが加わりました。
主な追加人物は次のとおりです。
- 毛利洋平:浜中文一
- サイバーセキュリティ対策本部から異動してきた巡査部長。IT知識に詳しく、佐良の部下となる。
- 原西道男:マキタスポーツ
- 佐良や皆口が所属する班の班長。公安出身で、過去について多くを語らない人物。
この二人の加入によって、ジンイチ内部の人間関係にも新しい動きが生まれます。
第2作は特殊詐欺の情報漏洩と未解決事件が中心続編の発端は、警視庁人事一課に届いた新たな密告文です。
今度の疑惑は、捜査二課が追う特殊詐欺事件の捜査情報が漏洩しているというもの。
佐良は能馬と須賀から実態解明の指揮を命じられ、皆口、原西、毛利らと調査に取り組みます。
しかし、調査が進むにつれて、情報漏洩の問題は警察組織全体を揺るがす展開へと広がっていきます。
そして、第1作から残されていた斎藤康太の殉職事件にも再び焦点が当たります。
第2作では、宇野祥平、宮崎秋人、猪塚健太、飯田基祐、村上淳、渡辺いっけい、山本未來、水澤紳吾らも出演しています。
第1作と第2作の違いを整理大きな違いは、監察対象となる事件の規模と、佐良の立場です。
第1作では、皆口に対する密告をきっかけに、佐良が監察係としての仕事に向き合っていきます。
第2作では、ジンイチで経験を積んだ佐良が、情報漏洩事案の指揮を執る立場になります。
また、第1作が斎藤の死をめぐる謎を物語の背景に置いていたのに対し、第2作ではその真相に直接踏み込んでいきます。
単純な事件の続編ではなく、前作の人間関係と未解決の問題を引き継いだシリーズ構成です。
【2026年最新情報】密告はうたうの再放送・配信・DVD情報
2026年11月2日時点で、WOWOWの公式番組ページでは第1作と第2作の通常放送予定は掲載されていません。
一方、WOWOWオンデマンドではシリーズ作品のアーカイブ配信が案内されています。
また、第2作は2025年1月8日にDVD-BOXの発売とレンタルが開始されています。
2026年12月にWOWOWプラスでシリーズ一挙放送2026年の注目情報は、WOWOWプラスによるシリーズ一挙放送です。
公式の番組特集では、以下のスケジュールが掲載されています。
第1作『密告はうたう 警視庁監察ファイル』
- 12月12日(土)18:00~:第1~3話
- 12月12日(土)21:00~:第4~6話
- 12月30日(水)6:00~:第1~3話
- 12月30日(水)9:00~:第4~6話
第2作『密告はうたう2 警視庁監察ファイル』
- 12月19日(土)18:00~:第1~4話
- 12月19日(土)21:30~:第5~8話
- 12月30日(水)12:00~:第1~4話
- 12月30日(水)15:45~:第5~8話
いずれもWOWOWプラスの番組案内に掲載されている予定です。
第1作から第2作まで続けて見たい人にとって、シリーズをまとめて振り返る機会になります。
第3作や新キャストの発表はある?2026年11月2日現在、確認できるWOWOWの公式番組情報では、第1作と第2作がシリーズの映像作品として案内されています。
第3作の制作決定や新キャストについては、公式発表を確認できる段階にはありません。
そのため、松岡昌宏や泉里香らが第3作に出演することが決まったという情報や、新たなキャスト一覧が公表されたという情報はありません。
今後の展開を知りたい場合は、WOWOWのオリジナルドラマ公式発表が判断材料になります。
【原作小説との関係】伊兼源太郎の警視庁監察ファイルシリーズ
『密告はうたう』は、作家・伊兼源太郎による警察ミステリー小説を原作としています。
第1作の原作は、2019年4月5日に実業之日本社から発売された『密告はうたう 警視庁監察ファイル』です。
続編ドラマでは、原作シリーズの『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』と『残響 警視庁監察ファイル』が題材になっています。
第1作の原作『密告はうたう 警視庁監察ファイル』原作小説では、警察職員の不正を取り締まる人事一課監察係の佐良が、皆口菜子の監察を命じられます。
内部からの密告によって始まった調査が、未解決事件との接点を持つ構成です。
ドラマ版を見てから原作を読むと、登場人物の心理や監察業務の背景をさらに深く理解できます。
続編原作『ブラックリスト』『残響』第2作の原作となったのが、伊兼源太郎の『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』と『残響 警視庁監察ファイル』です。
『ブラックリスト』では、特殊詐欺犯罪の捜査資料が流出し、資料に記された詐欺犯たちが次々と変死する事件が描かれます。
『残響』では、警察内部の謎の組織「互助会」と、斎藤殺害事件に関係する真相が重要なテーマになります。
実業之日本社の作品紹介でも、これらの小説が第2作の原作として案内されています。
ドラマと小説を比較する場合は、まず第1作の原作を読み、その後『ブラックリスト』『残響』へ進むと、佐良の変化やシリーズの背景を追いやすくなります。
【よくある質問】密告はうたうのキャストと作品情報
Q1:『密告はうたう 警視庁監察ファイル』の主演は誰ですか?
A1:主演は松岡昌宏です。警視庁人事一課監察係に所属する刑事・佐良正輝を演じています。
Q2:泉里香は何役で出演していますか?
A2:泉里香は皆口菜子役です。佐良の刑事時代の同僚であり、斎藤康太の元婚約者という重要な人物です。
Q3:仲村トオルと池田鉄洋の役名は何ですか?
A3:仲村トオルは監察官の能馬慶一郎、池田鉄洋は監察係長の須賀透を演じています。二人ともジンイチの中心人物です。
Q4:戸塚祥太が演じる斎藤康太はどんな人物ですか?
A4:斎藤康太は元・警視庁捜査一課の刑事です。佐良の後輩で、皆口の元婚約者。殺人事件の捜査中に殉職したことがシリーズ全体の重要な謎につながっています。
Q5:『密告はうたう2』で新しく加わったキャストは誰ですか?
A5:主な新加入キャストは、毛利洋平役の浜中文一と、原西道男役のマキタスポーツです。ほかにも宇野祥平、宮崎秋人、猪塚健太、村上淳らが出演しています。
Q6:『密告はうたう』は2026年に再放送されますか?
A6:WOWOWプラスで2026年12月12日と19日に第1作・第2作の一挙放送が予定されています。12月30日にも再放送枠が案内されています。
Q7:『密告はうたう』の第3作は決定していますか?
A7:2026年11月2日現在、第3作の制作決定や新キャストに関する公式発表は確認できません。現在のシリーズは2021年の第1作と2024年の第2作です。
まとめ:密告はうたうのキャストを知ればシリーズの面白さが深まる
『密告はうたう 警視庁監察ファイル』は、松岡昌宏演じる佐良正輝を中心に、泉里香、池田鉄洋、仲村トオル、三浦誠己、戸塚祥太、秋元才加、眞島秀和らが出演する本格警察サスペンスです。
特に押さえておきたいのは、次の3点です。
- 松岡昌宏の佐良正輝と泉里香の皆口菜子が物語の中心を担う。
- 戸塚祥太演じる斎藤康太の殉職が、第1作と第2作をつなぐ重要な鍵になる。
- 2024年の続編では浜中文一、マキタスポーツらが加わり、警察内部の陰謀と過去の事件に物語が広がる。
作品を初めて見る人には、2021年の第1作から順番に視聴する方法がおすすめです。人物の過去や関係性を理解してから第2作を見ることで、斎藤の事件や佐良の変化をより深く楽しめます。
2026年12月にはWOWOWプラスでシリーズ一挙放送も予定されています。警察内部の不正を追う緊迫したストーリーと、実力派キャストが演じる複雑な人間関係を、ぜひシリーズを通して味わってください。
参照した主な公式資料・作品情報
- WOWOW公式番組情報:第1作・第2作のキャスト、役名、人物設定、全話構成。
- 実業之日本社:伊兼源太郎の原作小説とシリーズ構成。
- WOWOWプラス:2026年12月のシリーズ一挙放送予定。
- WEBザテレビジョン:第1作の主要キャスト・役名一覧。