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【最終回は2014年3月31日】昼の通常放送と夜のグランドフィナーレで二度の幕引き

黒田 亮 黒田 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

放送日確定 2014年3月31日(月)

「笑っていいとも!」の最終日は、昼の通常放送と夜の特別番組という、二部構成で行われた。

昼の最終回はフジテレビ系で正午から午後1時まで生放送。夜には午後8時から午後11時14分まで「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が放送された。

このため、昼の放送終了時点で番組の歴史が完全に終わったわけではない。夜のグランドフィナーレが、32年にわたる番組全体の最後を飾った。

昼の最終回はビートたけしの登場でスタート

最後の通常放送では、タモリが神父姿で登場した。

冒頭から涙を見せたことを話題にしながらも、「花粉が多いな」と冗談を交える。いつもと変わらないタモリらしい進行だった。

番組の象徴的コーナー「テレフォンショッキング」には、ビートたけしがゲストとして出演。最終回にふさわしい大物ゲストの登場となった。

番組終盤には、曜日レギュラーを代表する中居正広、太田光、笑福亭鶴瓶、関根勤らも集まり、タモリに感謝を伝えた。

最後は観客に向けて、いつもの決め台詞を投げかけた。

「明日も見てくれるかな?」

会場から返ってきたのは、おなじみの「いいとも!」。

毎日のように繰り返されてきたやり取りが、これほど特別な意味を持つ瞬間はなかった。

夜の「感謝の超特大号」で本当のフィナーレ

夜の特番には、現役・歴代レギュラーや豪華ゲストが集結した。

タモリと明石家さんまのトークをはじめ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題など、普段は同じ舞台に並ぶ機会が少ない芸人たちが次々に登場。

加えて、タモリが長年憧れていた吉永小百合も中継で出演した。

番組後半では現役レギュラーからタモリへの感謝の言葉が贈られ、最後は全員でテーマ曲「ウキウキWatching」を歌唱。タモリを胴上げする場面もあった。

昼の最終回が「いつものいいとも」の最後だったとすれば、夜の特番は「いいともを作った人々」が一堂に会する最後の時間だった。

【タモリの最後の言葉】ビートたけしの表彰状から感動のスピーチまで

いいとも最終回

いいとも最終回を振り返るうえで欠かせないのが、タモリとビートたけし、そして明石家さんまとのやり取りだ。

ビートたけしが最後のテレフォンショッキングに出演


2014年3月31日、最後のテレフォンショッキングに登場。1982年11月以来、4度目の出演だった。タモリへの感謝を込めた表彰状を読み上げた。

たけしは紋付きはかま姿で登場し、長年司会を務めてきたタモリに対する表彰状を披露した。

その際に飛び出したのが、次の冗談だった。

「これはすべてゴーストライターが書いたものです」

最後まで笑いを忘れない、たけしらしい演出だった。

加えて、電話を使って明石家さんまにも話を振る展開となり、最後のテレフォンショッキングは単なるゲスト出演にとどまらない豪華な内容となった。

タモリがグランドフィナーレで語った32年間の思い


32年間、番組の総合司会を務めた。最後のスピーチでは、出演者、スタッフ、視聴者への感謝を伝えた。

夜のグランドフィナーレでは、歴代レギュラーたちからタモリに向けて感謝の言葉が贈られた。

タモリは、番組が始まった当初の自分についても率直に振り返った。

本人は当時の自分を「気持ちの悪い男」と冗談交じりに表現。初めは番組が3カ月から半年程度で終わると思っていたことも明かしている。

しかし、視聴者に長く見守られるうちに、自分自身も変わっていったという。

特に印象的だったのが、視聴者への感謝を伝えた次の言葉だ。

「32年間、本当にありがとうございました。お世話になりました」

そして、最後にやりたいことを尋ねられると「早く酒飲みたいな」と笑いを誘った。

湿っぽくなりすぎず、最後までタモリらしいユーモアを残したスピーチだった。

その後、草なぎ剛の提案で出演者全員が「ウキウキWatching」を歌う。

歌い終わったタモリは、最後にもう一度、いつもの決め台詞を口にした。

「それでは、またあしたも見てくれるかな?」 出演者全員「いいともー!」

このやり取りをもって、32年にわたる番組の歴史が閉じられた。

【歴代レギュラーと伝説の共演】ダウンタウン、とんねるず、爆笑問題が集結

グランドフィナーレがテレビ史に残る出来事として語られる最大の理由は、豪華な出演者だけではない。

それまで共演が珍しかった人気芸人たちが、タモリを中心に同じステージに集まったことにある。

歴代レギュラー・主要出演者の関係一覧
人物・グループ いいともとの関係 最終回・特番での見どころ
タモリ 1982~2014年の総合司会 32年間の感謝を語る
ビートたけし ゲスト 最後のテレフォンショッキング
明石家さんま 元レギュラー タモリとの名物トークを披露
ダウンタウン 元レギュラー ウッチャンナンチャンと登場
ウッチャンナンチャン 元レギュラー ダウンタウンと共演
とんねるず 不定期出演など ダウンタウンのいる舞台に乱入
爆笑問題 レギュラー とんねるずとともに登場
吉永小百合 特別ゲスト 中継で初出演
SMAP 歴代レギュラーが在籍 グランドフィナーレで歌を披露

ダウンタウンとウッチャンナンチャンの登場

グランドフィナーレの中盤、タモリとさんまのトークが続くなか、ダウンタウンとウッチャンナンチャンがステージに登場した。

長時間のトークに対して、浜田雅功がツッコミを入れる展開となり、スタジオの笑いは一気に大きくなった。

そのなかで松本人志が口にしたのが、後に有名になる「ネットが荒れる」という言葉だった。

とんねるずと爆笑問題まで乱入

松本人志がとんねるずの登場を予告するような形で「ネットが荒れる」と話すと、実際にとんねるずがステージに登場。

石橋貴明は長いトークに「長えーよ!」と突っ込み、松本は「ネットが荒れるから、ダメだって!」と反応した。

さらに爆笑問題も加わり、舞台上は予想外の展開になっていく。

当時、インターネット上ではダウンタウンととんねるず、ダウンタウンと爆笑問題の共演をめぐる不仲説や共演NG説が話題になっていた。

しかし、この場面で出演者たちは、そうした世間のイメージそのものを笑いに変えていた。

石橋がタモリを守ると宣言し、太田光が「荒れろ!荒れろ!」と盛り上げる。松本人志も含め、各人が自分のキャラクターを生かしたやり取りを展開した。

重要なのは、この共演が不仲説の真偽を証明するものではなく、噂を逆手に取ったテレビ上の演出として成立していたことだ。

この一連の場面は、単なる芸人同士の共演を超え、当時のテレビ界を代表する人気者たちが一つの番組のために集まった象徴的な出来事となった。

歴代レギュラー77人が集まった意味

オリコンニュースの2024年の振り返り記事によると、グランドフィナーレでは歴代レギュラー77人が客席に並んだ。

番組最終期のレギュラーにも、各曜日を代表する人気タレントが名を連ねていた。

- 月曜日: 香取慎吾、三村マサカズ、千原ジュニア、渡辺直美、指原莉乃、武井壮
- 火曜日: 中居正広、大竹一樹、バナナマン、ローラ、澤部佑
- 水曜日: 太田光、タカアンドトシ、柳原可奈子、栗原類
- 木曜日: 笑福亭鶴瓶、山崎弘也、ベッキー、ピース
- 金曜日: 関根勤、草なぎ剛、田中裕二、劇団ひとり、木下優樹菜

これらは2013年度下半期の最終期の顔ぶれであり、32年間の全歴代レギュラーを網羅した一覧ではない。

時代ごとに出演者が入れ替わり、若手芸人、アイドル、俳優、文化人などが同じ番組に参加してきたことも、いいともの大きな特徴だった。

【全8054回の歴史】ギネス世界記録に認定された32年間

「笑っていいとも!」は、1982年10月4日にフジテレビ系で放送を開始した。

正式名称は「森田一義アワー 笑っていいとも!」。タモリが平日正午の生放送を担当するスタイルで、昼休みの時間帯に視聴者が気軽に楽しめるバラエティーとして定着した。

番組の代名詞となったのが、テレフォンショッキングだ。

ゲストとの会話を中心に展開し、次のゲストを電話で紹介するという形式は、芸能人同士の意外なつながりや普段は見られない素顔を引き出した。

いいとも32年間の主要年表
年月 出来事 意味・記録
1982年10月4日 レギュラー放送開始 タモリが総合司会に就任
2002年4月 放送5000回達成 長寿生放送番組として記録
2013年10月22日 終了を番組内で発表 翌年3月末の終了が決定
2014年3月31日・昼 最終回を放送 通算8054回
2014年3月31日・夜 グランドフィナーレ 32年間の歴史が完結

ギネス世界記録は8054回だけではない


2014年3月31日、番組最終回の放送中に公式認定証の授与が行われた。

実は、ギネス世界記録として認定されたのは、単純な放送回数だけではない。

ギネスワールドレコーズの公式発表によると、次の2つの記録が認定されている。

1. 同一司会者による生放送バラエティ番組の最多エピソード数:8001回

タモリ個人に対する記録。番組全体の放送回数とは異なる。

2. 同一チャンネルによる生放送バラエティ番組の最多エピソード数:8054回

「笑っていいとも!」という番組自体に対する記録。

この違いは重要だ。

番組の通算放送回数は8054回だが、タモリの司会出演回数として認定された数字は8001回だった。

つまり、8054回と8001回は別々の認定項目なのである。

最終回の番組エンディングには認定員が登場し、タモリに認定証を手渡した。32年間の歴史を締めくくるのにふさわしい場面となった。

【なぜ終了した?】いいとも終了理由と真相を公式発表から検証

長年続いた国民的番組が終了すると発表された際、多くの視聴者が疑問に感じたのが「なぜ終わるのか」という点だった。

2013年10月22日、番組内で終了が発表された。

この日、タモリに終了を尋ねたのは、当時木曜レギュラーだった笑福亭鶴瓶。タモリは翌年3月いっぱいで終わることを明かした。

突然の発表に、スタジオの観客からは驚きの声が上がった。

フジテレビが説明した終了の背景

フジテレビの2013年11月度社長会見要旨には、終了決定について具体的な説明が残されている。

当時の亀山千広社長は、タモリ側と番組側の双方と話し合いを続けたうえで、終了を決断したと説明している。

特に重要なのが、次の部分だ。

- フジテレビの年間視聴率が3位に低迷していた。
- 局全体のタイムテーブルを変更する必要があった。
- 新しい番組編成を構築するための検討が進められていた。
- タモリ側、番組側と協議したうえで終了が決まった。

つまり、フジテレビの公式説明から読み取れるのは、長寿番組の終了が、テレビ局全体の編成改革と経営判断の一環だったということだ。

視聴率低迷も大きな背景だった

番組開始当初から、いいともはフジテレビの昼の看板番組だった。

1988年4月29日には、番組史上最高となる27.9%(関東地区)の視聴率を記録した。

しかし、2010年代に入ると状況は変化する。

スポーツニッポンが2013年10月に報じたデータでは、2012年の平均視聴率は6.5%、2013年は10月21日までの平均で6.3%だった。

かつてのような圧倒的な視聴率を維持することが難しくなっていたのである。

「タモリが辞めたかったから」という説は本当?

終了理由をめぐっては、タモリ自身の意向や年齢、番組のマンネリ化など、さまざまな説明が語られてきた。

ただし、フジテレビの公式説明で明らかにされているのは、タモリ側・番組側との協議と、局の編成改革を踏まえた終了決定だ。

タモリの個人的な事情だけで終了が決まったと断定できる公式発表はない。

また、共演者との不仲や番組内のトラブルが終了の直接原因だったとする説明も、フジテレビの公式発表には見当たらない。

長寿番組であっても、テレビ局にとっては番組編成や視聴率、視聴者層の変化を考慮する必要がある。

いいともの終了は、タモリ一人の問題というよりも、テレビ業界の世代交代とフジテレビの経営戦略が重なった出来事として捉えるのが適切だ。

【視聴率28.1%の衝撃】最終回がテレビ史に残った理由

いいとも最終回は、長寿番組の終了という話題性だけでなく、実際の視聴率でも大きな数字を残した。

ビデオリサーチ調べによる関東地区の視聴率は次の通りだ。


2014年3月31日の視聴率


昼・最終回の平均

16.3%


瞬間最高18.4%


夜・特番の平均

28.1%


瞬間最高33.4%


全8054回の平均視聴率

11.5%



すべて関東地区・ビデオリサーチ調べ

グランドフィナーレの瞬間最高33.4%はいつ?

夜のグランドフィナーレでは、午後11時10分に瞬間最高視聴率33.4%を記録した。

その瞬間に放送されていたのが、出演者全員による「ウキウキWatching」の大合唱だった。

昼の最終回でも、タモリの「明日も見てくれるかな?」に観客が「いいとも!」と応えた場面で瞬間最高18.4%を記録している。

昼と夜で、それぞれ異なる形の感動が数字にも表れた。

なぜグランドフィナーレはこれほど注目されたのか

大きな理由は、出演者の顔ぶれにあった。

ダウンタウン、とんねるず、爆笑問題、ウッチャンナンチャン、明石家さんまなど、普段は別々の番組で活躍する芸人たちが一堂に会した。

それぞれの芸人には長年築いてきた独自の笑いのスタイルがある。

しかし、グランドフィナーレでは、誰か一人が主役になるのではなく、全員がタモリという中心人物を囲んでいた。

これは、いいともが32年間にわたってさまざまな出演者を受け入れてきた番組だったからこそ成立した光景でもある。

また、視聴率は単純な番組人気だけでなく、最終回というイベント性や出演者の豪華さ、長年の視聴者の関心が重なった結果と考えられる。

28.1%という数字は、長年親しまれた番組との別れを、多くの視聴者が同時に見届けたことを示す記録でもあった。

【いいとも最終回に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:笑っていいとも!の最終回は何年何月何日ですか?

A1:2014年3月31日(月)です。昼の通常放送が午後0時から1時まで行われ、夜8時から11時14分まで「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が生放送されました。

Q2:いいとも最終回の最後のゲストは誰ですか?

A2:昼の最終回における最後のテレフォンショッキングのゲストはビートたけしです。タモリへの表彰状を読み上げ、最後のゲストにふさわしい笑いを届けました。

Q3:タモリの最後の言葉は何ですか?

A3:グランドフィナーレの最後に「それでは、またあしたも見てくれるかな?」と呼びかけました。出演者全員が「いいともー!」と返し、番組が終了しました。

Q4:いいとも最終回の視聴率は何%でしたか?

A4:昼の最終回は平均16.3%、夜のグランドフィナーレは平均28.1%です。夜の瞬間最高視聴率は33.4%でした。いずれも関東地区の数字です。

Q5:笑っていいとも!は全部で何回放送されましたか?

A5:通算8054回です。ギネス世界記録では、番組の放送回数8054回と、タモリの司会出演回数8001回がそれぞれ別の記録として認定されました。

Q6:いいともが終了した本当の理由は何ですか?

A6:フジテレビの公式説明では、年間視聴率の低迷を背景とした番組編成改革が大きな理由でした。タモリ側と番組側との協議を経て、2014年3月での終了が決まりました。

まとめ:【プロの結論】いいとも最終回が12年後も語り継がれる理由

「笑っていいとも!」の最終回は、2014年3月31日。昼の通常放送と夜のグランドフィナーレをもって、約32年間の歴史に幕を下ろした。

振り返るべき重要な出来事は、次の5つに集約できる。

- 最後のテレフォンショッキングにビートたけしが出演したこと。
- 夜の特番でダウンタウン、とんねるず、爆笑問題、ウッチャンナンチャンらが共演したこと。
- 歴代レギュラー77人が集まり、タモリに感謝を伝えたこと。
- 通算8054回の放送とタモリの司会出演記録がギネス世界記録に認定されたこと。
- 最後まで「明日も見てくれるかな?」という決め台詞を貫いたこと。

2026年から振り返ると、いいとも最終回の価値は、単に高視聴率を獲得した特番だったという点だけにはない。

32年間という長い時間のなかで、出演者も視聴者も世代交代していった。それでも、毎日正午になるとタモリが画面に登場するという習慣が、多くの家庭に根付いていた。

そして最後の日には、番組から巣立った芸人たちや歴代レギュラーが再び集まり、その歴史を一緒に締めくくった。

特に印象深いのは、タモリが最後まで番組を必要以上に感傷的なものにしなかったことだ。

「ありがとうございました」と感謝を伝えながら、最後にはいつもの問いかけをする。その姿勢こそが、32年間変わらなかった「笑っていいとも!」の魅力だった。

いいとも最終回は、一つのテレビ番組の終了であると同時に、日本のお昼のテレビ文化を象徴する時代の区切りだった。

8054回という記録以上に、人々の記憶に残り続けているのは、最後の「いいともー!」という声なのかもしれない。

主な参照資料:フジテレビ「2013年11月度社長会見要旨」、ギネスワールドレコーズ「笑っていいとも!認定」(2014年3月31日)、オリコンニュース、MANTANWEB、スポーツニッポン、日刊スポーツ、WEBザテレビジョンの当時の報道および2024年の回顧記事。

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スポーツ紙で15年の記者歴。試合結果と記録は球団・リーグの公式記録とNPB発表で照合し、移籍報道は球団の公式コメントが出るまで断定しません。

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