2026年4月13日に日本リサーチセンターが公表した「あなたの好きなキャラクター名は?」の調査では、スヌーピーが総合1位を獲得しました。
調査期間は2025年12月24日~2026年1月7日。全国の15~69歳の男女2,651人を対象に実施され、好きなキャラクターがいると答えた1,154人に、最大3つまで名前を自由に挙げてもらっています。
2026年の好きなキャラクターランキング上位| 順位 | キャラクター | 人気の特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | スヌーピー | 長年にわたる安定した支持 |
| 2位 | ちいかわ | 近年の急速な人気上昇 |
| 3位 | ハローキティ | 幅広い世代への浸透 |
| 4位 | ミッキー&フレンズ | 長い歴史と世界的な知名度 |
| 5位 | ポケモン | 男女を問わない支持 |
| 6位 | リラックマ | 根強いファン層 |
出典:日本リサーチセンター「あなたの好きなキャラクター名は?(2026年1月調査)」。上位順位は公表資料に基づくものです。
注目したいのは、1位のスヌーピーと2位のちいかわの差がわずか1ポイントだったことです。
スヌーピーは過去3回の同調査でも1位を維持しています。一方、ちいかわは2022年12月にはトップ10圏外だったものの、2023年12月に4位、2025年1月調査で2位へと上昇しました。
加えて、ちいかわの回答割合は前回の8.6%から10.4%に増加。単なる一時的な話題性ではなく、継続的な支持の広がりが数字に表れています。
10代女子のランキングではスヌーピーが1位総合ランキングとは別に、マイナビが2026年2月17日に公開した10代女子の調査も興味深い結果となりました。
- 1位:スヌーピー(21.6%)
- 2位:クロミ(20.0%)
- 2位:ハローキティ(20.0%)
- 3位:ちいかわ(19.0%)
調査対象は15~19歳の女子305人です。好きなキャラクターがいると回答した人を対象にしているため、10代女子全体の支持率とは異なります。
この結果から分かるのは、スヌーピーが大人だけでなく若年層にも浸透していることです。
2025年は「PEANUTS」の75周年にあたり、記念企画やイベント、企業コラボレーションなど接触機会が増えました。マイナビの分析では、こうした露出や日常的なグッズ展開も人気を押し上げた要因として挙げられています。
一方、クロミとハローキティが同率2位という結果は、サンリオキャラクターの強さを示しています。
【好感率・認知率を比較】ハローキティ、ちいかわ、リラックマの実力

好きなキャラクターを調べる際、順位と同じくらい重要なのが認知率と好感率です。
認知率は「そのキャラクターを知っている人の割合」、好感率は「そのキャラクターを好きと回答した人の割合」を示します。
日本リサーチセンターが2026年6月30日に公表した第13回全国キャラクター調査では、日本のキャラクター16種類を対象に、全国15~79歳の男女1,200人を調査しました。
その結果、次の3キャラクターが上位に入りました。
ハローキティ:認知率89%、好感率22%89%
認知率
22%
好感率
ハローキティは、今回の日本キャラクター16種類の中で認知率・好感率ともに1位でした。
特に注目したいのは、認知率が年代を問わず約8割以上という点です。若い世代から高齢層まで広く知られており、世代を超えたブランド力を持っています。
加えて、2026年の年代別好感率では、60代・70代で29~30%という高い数字を記録しました。
ハローキティは若者向けの流行キャラクターという枠に収まらず、長い期間にわたって親しまれてきた存在です。
ちいかわ:認知率73%、好感率17%73%
認知率
17%
好感率
ちいかわは認知率73%で対象16種類中4位、好感率17%で2位でした。
特筆すべきなのは、認知率の順位よりも好感率の順位が高いことです。
知名度だけでなく、知っている人の中に好きと答える人が多いことを示唆しています。
また、20代・30代の好感率は25~28%。若年から働き盛りの世代に強く支持されている点も特徴です。
リラックマ:認知率7割台、好感率15%7割台
認知率
15%
好感率
リラックマは、2026年の調査で好感率15%を記録しました。
認知率は2014年の60%から上昇し、2025年には72%に到達しています。長期的に知名度を伸ばしてきたキャラクターです。
さらに2025年の調査では、50代の好感率が27%と高くなっていました。
日本リサーチセンターの2014~2025年の分析によると、リラックマのファンの平均年齢は40.1歳から51.0歳に上昇。女性の割合は78%から70%になっています。
ファン層が年齢を重ねても、キャラクターへの愛着が継続している様子がうかがえます。
【比較表】2026年の主要キャラクター人気調査は何が違う?
ここで、2026年の代表的な調査を整理します。
同じキャラクター人気ランキングでも、調査対象や質問方法が異なれば結果も変わります。
| 比較項目 | NRC自由回答調査 | NRC選択式調査 | マイナビ調査 |
|---|---|---|---|
| 公表時期 | 2026年4月 | 2026年6月 | 2026年2月 |
| 調査対象 | 15~69歳男女 | 15~79歳男女 | 15~19歳女子 |
| 回答者数 | 2,651人 | 1,200人 | 305人 |
| 調査方法 | Web調査 | 訪問留置調査 | インターネット調査 |
| 質問方式 | 自由回答 | 複数選択 | 好きなキャラクターを回答 |
| 主な結果 | スヌーピー1位 | キティの好感率22% | スヌーピー21.6% |
この3つの調査を同じランキングとして単純に並べることはできません。
NRCの自由回答調査は、好きなキャラクターがいると答えた人が対象です。2,651人全員がランキングの回答者ではなく、実際にキャラクター名を挙げたのは1,154人でした。
一方、選択式調査は、あらかじめ用意されたキャラクターの名前を見て、知っているものや好きなものを選ぶ形式です。
加えて、マイナビ調査は、好きなキャラクターがいる15~19歳女子に対象を絞っています。
自由回答と選択式調査の決定的な違い自由回答では、回答者自身が思い浮かべたキャラクターだけがランキングに登場します。
つまり、知名度に加えて、日常的に思い出す頻度や個人的な愛着が順位に影響します。
一方、選択式調査では、提示されたキャラクターの中から好きなものを選びます。普段は意識していないキャラクターでも、名前を見ることで好きだと再認識する可能性があります。
この違いを理解すると、スヌーピーとハローキティの人気が異なる形で表れる理由も分かります。
スヌーピーは自由回答で安定した首位を維持する一方、ハローキティは選択式調査で極めて高い認知率と好感率を示しています。
どちらが本当に人気なのかという問いに対しては、何を人気と定義するかが先に必要なのです。
【男女別・年代別】好きなキャラクターは世代によって変わる?
キャラクター人気をさらに詳しく見ると、男女差や年代差がはっきり表れます。
男性に人気のキャラクター2026年1月のNRC自由回答調査では、男性の上位3位は次のキャラクターでした。
- ちいかわ
- ポケモン
- ドラえもん
3キャラクターの回答割合は近く、特定の作品だけに支持が集中していないことが特徴です。
ポケモンはゲームを通じた長い接触歴があり、ドラえもんはテレビや映画など幅広い媒体で親しまれてきました。
ちいかわが男性の上位に入った点も見逃せません。キャラクター人気が特定の性別に限定されなくなっていることを示す結果です。
女性に人気のキャラクター女性の上位3位は次の通りです。
- 1位:スヌーピー
- 2位:ちいかわ
- 3位:ハローキティ
スヌーピー、ちいかわ、ミッキー&フレンズは男女共通で上位7位に入っています。
ただし、男性ではポケモンやドラえもん、女性ではハローキティが上位に入るなど、好みの傾向には違いがあります。
年代別の1位はどう変わる?NRCの2026年自由回答調査では、年代別の結果にも興味深い特徴が見られました。
| 性別・年代 | 1位のキャラクター |
|---|---|
| 男性15~29歳 | ポケモン |
| 男性30~49歳 | ちいかわ |
| 男性50~69歳 | スヌーピー |
| 女性15~29歳 | シナモロール |
| 女性30~49歳 | ちいかわ |
| 女性50~69歳 | スヌーピー |
特に注目されるのは、男女ともに30~49歳でちいかわが1位になったことです。
また、50~69歳では男女ともにスヌーピーが首位でした。
一方、選択式の好感率では、ハローキティは60代・70代、ちいかわは20代・30代で高い支持を集めています。
この2つの調査を合わせると、単純な若者向け・大人向けという区分では説明できない、キャラクターごとの世代的な強みが見えてきます。
【なぜ好きになる?】人気キャラクターに共通する3つの理由
キャラクターの人気を理解するには、順位だけでなく、なぜ人がそのキャラクターを好きになるのかを考える必要があります。
マイナビが実施した2026年版10代女子調査では、好きなポイントについて具体的な数字が公表されています。
1. 顔や表情、フォルムの魅力好きなポイントの上位は次の通りです。
- 顔・表情:46.9%
- フォルム:35.1%
- 全体的な世界観:25.9%
- 設定・コンセプト:24.3%
最初の接点として、視覚的な魅力が大きな役割を果たしていることが分かります。
スヌーピーのシンプルなデザイン、ハローキティの特徴的なリボン、ちいかわの愛らしい表情などは、キャラクターを認識するうえで印象に残りやすい要素です。
2. キャラクターの世界観と共感見た目だけでなく、作品やキャラクターが持つ世界観も重要です。
例えば、ちいかわは、かわいらしいビジュアルだけでなく、登場人物たちが困難に向き合う物語性を持っています。
スヌーピーは「PEANUTS」の仲間たちとの関係性や、独特のユーモアが長く親しまれてきました。
キャラクターそのものだけでなく、背景にある物語や価値観まで好きになることで、ファンの愛着は深まっていきます。
3. 日常生活に取り入れやすいこと好きなキャラクターは、作品を鑑賞するだけの存在ではありません。
マイナビの調査では、10代女子が持っているキャラクター関連の雑貨・日用品として、ぬいぐるみが53.8%、キーホルダーが43.3%でした。
また、グッズを購入する理由では「持っていると気分が上がるから」が53.2%で1位です。
公式アカウントのフォローは24.6%、新作グッズの購入は23.3%という結果も出ています。
こうした数字からは、キャラクターが日常の気分を支える存在になっていることが読み取れます。
人気を維持するには、作品の魅力だけでなく、グッズやイベント、SNSなどを通じてファンが接触できる機会を持つことも大切です。
【プロの結論】好きなキャラクターランキング2026を正しく読む方法
2026年の調査結果から導ける要点は、人気には複数の尺度があるということです。
ランキングを比較するときは、次の3つの判断基準を意識してください。
① 多くの人が自発的に名前を挙げるキャラクターを知りたい場合
自由回答ランキングを確認します。2026年のNRC調査では、スヌーピーが1位、ちいかわが2位でした。純粋に思い浮かびやすいキャラクターを把握するのに適しています。
② 幅広い世代に知られているキャラクターを知りたい場合
認知率を確認します。2026年の選択式調査では、ハローキティが89%でトップでした。広告や商品企画など、幅広い層への浸透度を考える際に役立ちます。
③ 特定の年代や性別に支持されているキャラクターを知りたい場合
年代別・男女別の好感率を確認します。ちいかわは20代・30代、ハローキティは60代・70代で特に高い好感率を示しました。
反対に、特定の世代だけを対象とした調査を、日本全国の総合ランキングとして扱うのは適切ではありません。
例えば、10代女子のランキングで上位だからといって、60代や70代でも同じ順位になるとは限らないのです。
ランキングを見るときは、調査対象、回答者数、質問形式、実施時期の4点を確認することが、人気の実態を見誤らないための基本です。
【好きなキャラクターランキング2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に日本で一番人気のキャラクターは誰ですか?
NRCの2026年1月自由回答調査では、スヌーピーが1位です。ただし、2026年4月の選択式調査では、日本キャラクター16種類の中でハローキティが好感率1位となっています。調査方法によって結果が異なります。
Q2:2026年のちいかわの順位は何位ですか?
NRCの2026年1月自由回答調査では2位です。2026年4月の選択式調査では、認知率73%、好感率17%で、対象の日本キャラクター16種類中、好感率2位でした。
Q3:ハローキティの好感率は何%ですか?
2026年4月のNRC全国キャラクター調査では22%です。認知率も89%で、対象の日本キャラクター16種類の中で最も高い結果でした。
Q4:リラックマは2026年も人気がありますか?
はい。2026年の選択式調査では好感率15%でした。2025年の調査では50代の好感率が27%と高く、長年にわたるファン層の存在が特徴です。
Q5:10代女子に人気のキャラクターは何ですか?
マイナビの2026年版調査では、スヌーピーが21.6%で1位です。クロミとハローキティが20.0%で同率2位、ちいかわが19.0%で続きました。
Q6:自由回答と選択式では、どちらのランキングを参考にすべきですか?
自発的な人気を知りたいなら自由回答、認知率や好感率を比較したいなら選択式がおすすめです。両方を確認することで、知名度と実際の愛着の違いを把握できます。
まとめ:2026年のキャラクター人気はスヌーピー・ちいかわ・キティが牽引
2026年の好きなキャラクターランキングを調査データから比較すると、スヌーピー、ちいかわ、ハローキティの3キャラクターが特に存在感を示しています。
スヌーピーは自由回答で安定した1位を維持し、ちいかわは若い世代を中心に支持を広げています。そしてハローキティは、認知率89%、好感率22%という数字で、世代を超えた強さを示しました。
リラックマも50代を中心に根強い人気を持ち、キャラクターごとに異なるファン層が形成されています。
今回の調査で最も興味深いのは、単純な順位よりも、調査方法によって人気の見え方が変わることです。
「最も名前が挙がるキャラクター」「最も知られているキャラクター」「特定の世代から最も好かれているキャラクター」は、必ずしも同じではありません。
ランキングを比較する際には、順位だけでなく、その数字が何を測っているのかにも注目したいところです。2026年以降も、SNSでの発信、グッズ展開、映像作品、コラボレーションなどを通じて、キャラクターの支持層がどのように変化していくのかが注目されます。