『フルーツバスケット』には、本田透や草摩由希、草摩夾を中心に、十二支の物の怪に憑かれた草摩家の人々、そして彼らの運命を左右する草摩慊人など、個性豊かなキャラクターが登場します。キャラクターごとに憑いている動物や性格、過去、人間関係が異なり、物語が進むにつれて草摩家に隠された呪いの秘密も明らかになります。
2026年11月現在、キャラクターを理解するうえで押さえておきたいのは、十二支と動物の対応、本来の十二支に含まれない猫憑き・夾の立場、透と由希・夾の関係、そして当主・慊人の正体です。2019年版アニメは2021年放送の「The Final」までで物語を完結させており、2001年版との違いや声優陣も含めて整理すると、作品の全体像が見えてきます。
【フルーツバスケットキャラ一覧】本田透・草摩由希・草摩夾など主要人物のプロフィール

『フルーツバスケット』の原作は高屋奈月による少女漫画で、白泉社の少女漫画誌『花とゆめ』において1998年から2006年まで連載されました。単行本は全23巻で完結し、全世界累計発行部数は3,000万部を突破しています。
物語の中心となるのは、母親を亡くした女子高校生・本田透と、十二支の呪いに縛られた草摩家の人々です。透が草摩家の秘密に触れることで、それぞれが抱える孤独や過去、家族との葛藤が少しずつ描かれていきます。
本田透(ほんだ とおる)|優しさと芯の強さを持つ主人公2019年版の声優は石見舞菜香です。
本田透は、父親を早くに亡くし、母親の本田今日子も交通事故で失った女子高校生です。母親を亡くした後はテントで一人暮らしをしていましたが、草摩家の敷地で暮らしていたことをきっかけに、草摩紫呉の家で生活するようになります。
性格は素直で心優しく、相手の気持ちを尊重することを大切にしています。天然で少し世間離れしたところもありますが、困っている人を放っておけない芯の強さが特徴です。
透の人物像で見逃せないのは、草摩家の人々を特別視せず、一人の人間として受け止めるところです。動物に変身する体質や家庭の事情を知っても、相手を拒絶しません。その姿勢が、長年孤独を抱えてきた十二支たちの心を少しずつ変えていきます。
草摩由希(そうま ゆき)|鼠憑きの王子様2019年版の声優は島﨑信長です。
草摩由希は透の同級生で、草摩家の十二支では子、つまり鼠の物の怪に憑かれています。容姿端麗でスポーツも得意なことから、学校では「王子」と呼ばれ、ファンクラブまで存在する人気者です。
しかし、周囲から羨望を集める姿とは裏腹に、本人は人付き合いや自己表現に苦手意識を持っています。幼少期から草摩家の複雑な事情に翻弄されてきたため、他人との距離をうまく縮められない一面があります。
透との出会いは、由希にとって自分自身を見つめ直すきっかけになります。また、夾との対立も彼の成長を描く重要な要素です。
草摩夾(そうま きょう)|十二支から外された猫憑き2019年版の声優は内田雄馬です。
草摩夾は、十二支に含まれない猫の物の怪に憑かれた少年です。短気で負けず嫌いな性格ですが、根は優しく、困っている人を見過ごせないところがあります。
由希をライバル視しており、彼に勝つことを目標に修行を続けています。しかし、その対立の背景には、単純な勝敗では説明できない草摩家の差別や序列が存在します。
猫憑きという立場から一族内で疎外されてきた夾にとって、透との出会いは大きな転機です。自分の弱さや過去と向き合いながら、他人を信頼することを学んでいきます。
草摩紫呉(そうま しぐれ)|本心を見せない小説家2019年版の声優は中村悠一です。
紫呉は草摩家の一員で、十二支では戌、犬の物の怪に憑かれています。小説家として活動し、透や由希、夾が暮らす家の家主でもあります。
普段は穏やかで冗談を口にすることも多い人物ですが、何を考えているのか分かりにくい一面があります。草摩家の事情にも精通しており、慊人との関係や一族の運命に深く関わっています。
物語が進むほど、紫呉の言動には単なる気まぐれではない意図が隠されていたことが分かります。
草摩家を取り巻く重要人物主要人物以外にも、透の親友である魚谷ありさと花島咲、夾の師匠である草摩藉真、由希の兄・草摩綾女などが登場します。
魚谷ありさは、かつて不良だった過去を持ちながら、透と深い友情を築く人物です。声優は種﨑敦美。花島咲は人の思念を感じ取る不思議な能力を持ち、佐藤聡美が声を担当しています。
草摩藉真は空手道場の師範で、夾の師匠であり父親代わりでもあります。声優は森川智之です。夾の祖父が猫憑きだったことから、幼い夾を引き取りました。
【十二支キャラ一覧】草摩家の動物とキャラクター・性格・声優の対応
草摩家の呪いを理解するには、十二支の動物とキャラクターの対応を覚えることが近道です。
『フルーツバスケット』では、十二支の動物に対応する物の怪の魂が草摩家の人々に憑いています。一般的な十二支の動物と同じ順序で整理すると、鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬、猪です。
ただし、夾が憑かれている猫は十二支に含まれていません。また、慊人は十二支を束ねる「神」に相当する存在です。
| キャラクター | 動物・立場 | 2019年版声優 | 性格・人物関係 |
|---|---|---|---|
| 草摩由希 | 子・鼠 | 島﨑信長 | 容姿端麗で繊細。夾のライバル |
| 草摩潑春 | 丑・牛 | 古川慎 | マイペースで穏やか。由希の理解者 |
| 草摩杞紗 | 寅・虎 | 上田麗奈 | 内気で優しい。いじめの経験を持つ |
| 草摩紅葉 | 卯・兎 | 潘めぐみ | 明るく、大人びた一面もある |
| 草摩はとり | 辰・龍 | 興津和幸 | 草摩家専属医師。冷静で責任感が強い |
| 草摩綾女 | 巳・蛇 | 櫻井孝宏 | 由希の兄。個性的で華やかな性格 |
| 草摩依鈴 | 午・馬 | 豊崎愛生 | 気丈で意志が強い |
| 草摩燈路 | 未・羊 | 大地葉 | 口達者だが思いやりがある |
| 草摩利津 | 申・猿 | 河西健吾 | 気が弱く、過剰に反応しやすい |
| 草摩紅野 | 酉・鳥(鶏) | 梅原裕一郎 | 慊人のそばに仕える人物 |
| 草摩紫呉 | 戌・犬 | 中村悠一 | 小説家。慊人と深い関係を持つ |
| 草摩楽羅 | 亥・猪 | 釘宮理恵 | 感情表現が豊かで夾を慕う |
| 草摩夾 | 猫(十二支外) | 内田雄馬 | 短気だが優しい。透と深い関係になる |
| 草摩慊人 | 神 | 坂本真綾 | 草摩家当主。十二支を束ねる存在 |
| 本田透 | 憑き物なし | 石見舞菜香 | 主人公。草摩家の人々を支える |
十二支のキャラクターは、動物のイメージをそのまま性格に当てはめた単純な設定ではありません。それぞれに異なる悩みや過去があり、同じ呪いを背負っていても受け止め方は異なります。
例えば、由希は周囲から人気を集めながらも孤独を感じています。潑春は普段こそ穏やかですが、怒りが爆発すると攻撃的になる二面性を持っています。紅葉は明るく振る舞う一方、家族に関する深い悲しみを抱えています。
杞紗は過去のいじめによって人と話すことが苦手になりましたが、透との交流を通して少しずつ自信を取り戻します。燈路も口の悪さの裏に、身近な人を大切に思う気持ちを持っています。
このように、十二支の設定はキャラクターの個性を示すだけでなく、それぞれが抱える心理的な問題や成長を描くための重要な仕掛けになっています。
龍なのにタツノオトシゴ?草摩はとりの動物の秘密十二支の動物の中でも、初見の読者が意外に感じやすいのが草摩はとりです。
はとりは辰、つまり龍に対応していますが、変身後の姿は一般的な龍ではなく、タツノオトシゴのような姿です。十二支の動物としての龍と、実際に変身する姿の違いが特徴的なキャラクターです。
この設定は、作品独自のユーモアを感じさせるポイントでもあります。
【キャラ相関図を解説】本田透・由希・夾・慊人の関係性
『フルーツバスケット』の人間関係は、恋愛だけでなく、友情、家族、主従関係、依存、過去の傷などが複雑に絡み合っています。特に重要なのは、透を中心にした関係と、草摩家内部の力関係です。
本田透と草摩夾|物語の中心となる恋愛関係透と夾は、最初から互いに好意を持っていたわけではありません。
夾は短気で不器用な性格から、透に対しても素直になれない場面があります。一方、透は夾の乱暴な言葉の裏にある優しさや孤独を理解しようとします。
二人の関係が深まるにつれて、夾は自分の過去や猫憑きとしての運命と向き合うようになります。透もまた、誰かを助けることだけではなく、自分自身の幸せを考えるようになっていきます。
物語の最終的な恋愛関係は、透と夾です。二人の関係は、呪いや過去に縛られていた人物が自分の意思で未来を選ぶという作品のテーマを象徴しています。
草摩由希と草摩夾|犬猿の仲に隠された本当の関係由希と夾は、作中を通じて何度も衝突します。
表面的には、学校で人気のある由希と、彼に勝とうとする夾という対照的な関係です。しかし、その背景には草摩家の中での立場の違いがあります。
由希は鼠憑きとして十二支の一員に位置づけられている一方、夾は猫憑きとして疎外されています。夾が由希を強く意識する理由には、単なる競争心だけでなく、草摩家の序列や自身の境遇に対する複雑な感情があります。
一方、由希も夾の存在を意識し、自分にはないものを彼に見いだしています。
物語が進むと、二人の関係は単なるライバル関係ではないことが分かります。互いに理解できなかった部分を認め、自分自身の生き方を見つけることが、それぞれの成長につながっていきます。
草摩由希と倉伎真知|もう一つの重要な恋愛関係由希の恋愛面で重要な人物が、倉伎真知です。2019年版の声優は加隈亜衣です。
真知は生徒会の会計係で、整然としたものや完璧さに強い苦手意識を持っています。周囲から理想的な人物として見られがちな由希とは、異なる悩みを抱えています。
由希は真知との関係を通じて、誰かに理想の自分を求められるのではなく、ありのままの自分を受け入れてもらうことの意味を知ります。
そのため、透と由希の関係を恋愛関係だと思い込んでいると、後半の展開で意外に感じる可能性があります。透と由希の間にあるのは、恋愛とは異なる大切な信頼関係です。
草摩慊人と十二支|支配と依存で結ばれた関係草摩家の当主である慊人は、十二支の人々を束ねる立場にあります。
慊人と十二支の間には、普通の家族関係や友人関係とは異なる特殊な結びつきがあります。十二支の人々は慊人に強い感情を抱き、慊人の存在を無視して自由に生きることが難しい状況に置かれています。
慊人はその関係を絆として守ろうとする一方、権力や暴力によって十二支を縛りつけることもあります。
物語の後半では、慊人自身もまた家族や周囲の期待、孤独に苦しんできたことが明らかになります。支配する側でありながら、強い不安を抱えているという二面性が、人物像を複雑にしています。
【草摩家の呪いと猫憑きの本当の姿】十二支の秘密をネタバレ解説
ここからは物語後半の重要なネタバレを含みます。慊人の正体や夾の本当の姿、呪いの結末を知りたくない人は、2019年版の「The Final」を視聴してから読むことをおすすめします。
草摩家の呪いはどのように始まったのか草摩家の呪いは、神と十二支の動物たちとの間に結ばれた古い約束に由来します。
この物語の背景には、神が動物たちを宴に招いたという十二支の伝承があります。作品では、この神と動物たちの関係が、草摩家の人々に受け継がれる不思議な結びつきとして描かれています。
そのため、草摩家の呪いは単に動物に変身する能力ではありません。神である慊人と十二支の人々が、長い年月にわたって精神的にも結びつけられていることが本質です。
十二支の人々には、異性に抱きしめられたり、体調を崩したりした際に、憑いている動物の姿へ変身してしまう特徴があります。
この体質は日常生活にも影響し、普通の人間関係を築くうえで大きな障害になります。草摩家の人々が秘密を隠し続けてきた理由の一つです。
草摩夾の猫憑きと本当の姿夾は十二支に含まれない猫憑きです。
猫は十二支の仲間として認められておらず、草摩家の中でも特別に低い立場に置かれています。夾が由希との勝負にこだわる理由にも、この差別的な扱いが関係しています。
夾は普段、数珠を身につけています。この数珠は、猫憑きの本当の姿を抑えるための重要な道具です。
数珠を外すと、夾は通常の猫とは異なる、異形の姿へと変わります。その姿は周囲の人々を遠ざけるほど恐ろしいものであり、夾自身もその姿を見られることを恐れています。
この本当の姿を知ることは、透にとっても大きな試練になります。それでも透は、夾の外見だけで判断せず、彼の気持ちや抱えてきた苦しみと向き合おうとします。
猫憑きの設定は、作品の中で繰り返し描かれる「見た目や立場だけで人を判断してはいけない」というテーマと深く結びついています。
草摩慊人の正体は女性だった慊人は草摩家の当主として登場し、周囲から男性として扱われています。しかし、物語が進むと、実際には女性であることが明らかになります。
この秘密は、慊人の人物像を理解するうえで重要です。
慊人は家の中で特別な存在として育てられ、神と十二支の絆を守る役割を背負ってきました。その役割を維持するために、周囲から期待される姿を演じることを求められていたのです。
しかし、その立場は慊人自身の自由を奪い、他者との関係にも深い影響を及ぼします。
慊人の行動は決して正当化できるものではありません。それでも、単純な悪役として片づけるのではなく、なぜ他人を支配しようとするのか、その背景まで理解することで作品のテーマがより鮮明になります。
十二支の呪いは最後にどうなる?物語の終盤では、十二支と慊人を結びつけていた呪いに変化が訪れます。
十二支の絆は永遠に続くものではなく、古い約束が終わりを迎えることで、それぞれが自分の人生を選べるようになっていきます。
その過程では、紅野の呪いがすでに解けていたことや、慊人と十二支の人々の関係が変化していくことなど、長く隠されてきた秘密も明らかになります。
2019年版の「The Final」では、こうした出来事を経て、透と夾、由希と真知をはじめとする登場人物たちの未来が描かれます。
この結末で重要なのは、呪いが解けること自体だけではありません。長年続いた関係に終わりが訪れた後、それぞれが自分の意思で誰と生きていくのかを選ぶことにあります。
【フルーツバスケットの声優一覧】2001年版と2019年版のキャストを比較
『フルーツバスケット』は2001年と2019年にテレビアニメ化されています。二つのシリーズではキャストや制作スタッフが異なり、物語の描かれる範囲にも大きな違いがあります。
2019年版の主要キャラクター声優2019年版は原作者の高屋奈月が総監修を務め、キャストとスタッフを一新した新シリーズとして制作されました。
主な声優は以下のとおりです。
- 本田透:石見舞菜香
- 草摩由希:島﨑信長
- 草摩夾:内田雄馬
- 草摩紫呉:中村悠一
- 草摩楽羅:釘宮理恵
- 草摩紅葉:潘めぐみ
- 草摩潑春:古川慎
- 草摩はとり:興津和幸
- 草摩綾女:櫻井孝宏
- 草摩杞紗:上田麗奈
- 草摩燈路:大地葉
- 草摩利津:河西健吾
- 草摩依鈴:豊崎愛生
- 草摩紅野:梅原裕一郎
- 草摩慊人:坂本真綾
- 草摩藉真:森川智之
- 魚谷ありさ:種﨑敦美
- 花島咲:佐藤聡美
- 本田今日子:沢城みゆき
- 真鍋翔:江口拓也
- 倉伎真知:加隈亜衣
さらに「The Final」では、草摩楝役に折笠愛、草摩晶役に石田彰、神様役に神谷浩史が出演しています。
2001年版の声優とキャスト2001年版では、現在とは異なる声優陣がキャラクターを演じています。
- 本田透:堀江由衣
- 草摩由希:久川綾
- 草摩夾:関智一
- 草摩紫呉:置鮎龍太郎
- 草摩楽羅:三石琴乃
- 草摩紅葉:齋藤彩夏
- 草摩はとり:井上和彦
- 魚谷ありさ:今井由香
- 花島咲:安原麗子
2001年版はスタジオディーンが制作し、大地丙太郎が監督を担当しました。全26話で放送され、当時の原作の展開に合わせた構成になっています。
2001年版と2019年版は何が違う?最も大きな違いは、原作の物語をどこまで映像化しているかです。
2001年版は原作連載中に制作されたため、物語の途中までを中心に描いています。一方、2019年版は原作の結末までを見据えて制作され、3シーズンを通して物語全体を映像化しました。
2019年版は1st seasonが全25話、2nd seasonが全25話、The Finalが全13話で、合計63話です。
初めて作品を見る人や、草摩家の呪いの結末まで知りたい人には2019年版が向いています。2001年版は当時の演出や声優陣、主題歌を楽しみたい人におすすめです。
【2026年最新】The Final・劇場版・フルーツバスケットanotherの現在
2026年11月2日時点で、テレビアニメの本編は2019年版の「The Final」によって完結しています。新たな第4期の公式発表は確認できず、物語の続きや関連作品を知りたい場合は、劇場版とスピンオフ作品を押さえておくとよいでしょう。
フルーツバスケット The Finalは全13話で完結「The Final」は2021年4月5日に放送を開始し、同年6月28日に最終回を迎えました。全13話で構成され、透、由希、夾、慊人を中心に、草摩家の呪いの核心と登場人物たちの未来が描かれています。
最終話のタイトルは「いってきます」です。透と夾の新しい門出、由希と真知の関係など、それぞれのキャラクターが新しい人生へ進んでいく姿が描かれました。
劇場版『フルーツバスケット-prelude-』2022年2月18日に公開された劇場版『フルーツバスケット-prelude-』は、本編を補完する重要な作品です。
中心となるのは、透の両親である本田今日子と本田勝也の物語です。テレビシリーズでは詳しく描かれなかった二人の出会いや関係が映像化されています。
また、夾が語るテレビシリーズの総集編に加え、本編後の透と夾に関する新作エピソードも収録されています。
透がなぜあれほど母親を大切に思っていたのか、今日子がどのような人生を歩んできたのかを知ることで、本編の人物描写にも新しい見方が生まれます。
フルーツバスケットanotherは本編の数十年後が舞台原作ファンにとって見逃せないのが、スピンオフ漫画『フルーツバスケットanother』です。
本編から数十年後の世界を舞台に、三苫彩葉を中心とした新しい登場人物たちの物語が描かれます。草摩家の次世代の人物も登場し、本編で描かれた人間関係や家族の歴史が次の世代にどのようにつながっていくのかが見どころです。
単行本は全4巻で、2022年2月18日に最終巻が発売されました。
なお、『another』は本編の直接的なアニメ続編ではなく、漫画によるスピンオフ作品です。2026年現在、アニメ本編の続きと混同しないように整理しておきましょう。
初めて見る人におすすめの視聴順初めて『フルーツバスケット』に触れるなら、2019年版を放送順に視聴するのがおすすめです。
- フルーツバスケット 1st season(2019年・全25話)
- フルーツバスケット 2nd season(2020年・全25話)
- フルーツバスケット The Final(2021年・全13話)
- 劇場版 フルーツバスケット-prelude-(2022年公開)
2001年版は2019年版の続きではなく、同じ原作を別のスタッフ・キャストでアニメ化した作品です。そのため、2001年版を見ていなくても2019年版のストーリーは問題なく理解できます。
物語の全体像を知りたい人は2019年版、懐かしいアニメの雰囲気を楽しみたい人は2001年版、透の両親の過去まで知りたい人は劇場版という選び方が適しています。
【フルーツバスケットキャラに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:フルーツバスケットの主人公は誰ですか?
A1:主人公は本田透です。母親を亡くした女子高校生で、草摩家の人々と暮らすことになったことから、十二支の呪いや一族の秘密に関わっていきます。2019年版の声優は石見舞菜香です。
Q2:草摩家の十二支キャラは全部で何人ですか?
A2:十二支に対応するキャラクターは12人です。鼠の由希、牛の潑春、虎の杞紗、兎の紅葉、龍のはとり、蛇の綾女、馬の依鈴、羊の燈路、猿の利津、鳥の紅野、犬の紫呉、猪の楽羅です。夾は十二支に含まれない猫憑きです。
Q3:草摩夾の動物は何ですか?
A3:夾は猫の物の怪に憑かれた猫憑きです。十二支から外された存在で、数珠によって本当の姿を抑えています。猫憑きであることが、草摩家での差別や由希との関係に深く関係しています。
Q4:草摩慊人の正体は男性ですか、女性ですか?
A4:慊人は女性です。草摩家の当主として男性のように扱われていましたが、物語の途中で女性であることが明らかになります。十二支を束ねる神のような立場にあり、草摩家の呪いの中心人物です。
Q5:草摩由希と草摩夾は最後に仲直りしますか?
A5:二人は長く対立していましたが、物語の終盤では互いの事情や気持ちを理解するようになります。単純な勝ち負けを超えた関係へと変化し、それぞれが自分の未来に進んでいきます。
Q6:フルーツバスケットの2019年版は全部で何話ですか?
A6:全63話です。1st seasonが25話、2nd seasonが25話、The Finalが13話で構成されています。原作の物語の結末までアニメ化されています。
Q7:2026年現在、フルーツバスケットのアニメ続編はありますか?
A7:2026年11月2日時点で、新たなテレビアニメシリーズや第4期の公式発表は確認できません。テレビシリーズは2021年のThe Finalで完結しており、2022年公開の劇場版『-prelude-』や漫画『フルーツバスケットanother』が関連作品として楽しめます。
まとめ:フルーツバスケットのキャラクターは関係性と成長を知るともっと面白い
『フルーツバスケット』の魅力は、十二支という分かりやすい設定だけではありません。本田透、草摩由希、草摩夾をはじめとする登場人物が、それぞれ異なる孤独や苦しみを抱えながら、自分らしい生き方を見つけていくところにあります。
十二支の動物とキャラクターの対応を覚えておけば、草摩家の人間関係が理解しやすくなります。加えて、夾が猫憑きとして疎外されている理由や、慊人と十二支を結びつける呪いの仕組みを知ることで、物語の奥深さも見えてきます。
キャラクターの関係性を中心に楽しみたいなら、透と夾の恋愛、由希と夾のライバル関係、由希と真知の成長、慊人と十二支の絆に注目してみてください。
初めて見る人には2019年版の全63話、旧作ファンには2001年版、さらに登場人物のその後や家族の歴史を知りたい人には『-prelude-』と『フルーツバスケットanother』がおすすめです。
2026年現在も、世代を超えて読み継がれる作品として、『フルーツバスケット』はキャラクター一人ひとりの人生を振り返ることで新たな発見が生まれる物語です。