2026年11月2日現在、東福岡高校サッカー部は、第105回全国高校サッカー選手権福岡大会の決勝進出を決め、全国への切符を懸けた大一番を迎えている。11月1日の準決勝では、ライバルの東海大福岡を4-2で撃破。今徳蒼太が2得点を挙げるなど、攻撃陣が存在感を示した。決勝の相手は飯塚高校で、11月8日にベスト電器スタジアムで対戦する予定だ。
一方、2026年シーズンの東福岡は、プリンスリーグ九州1部への降格から再出発したチームでもある。平岡道浩監督の指導体制、新人戦28回優勝という圧倒的な県内実績、全国高校サッカー選手権で3度の頂点に立った歴史など、現在の成績だけでは見えてこない強さの背景がある。「赤い彗星」の愛称で知られる名門は、いまどこまで復活を遂げているのか。2026年の試合結果、注目選手、指導陣、歴代成績を整理する。
【2026年最新】東福岡サッカーは東海大福岡に4-2で勝利!選手権福岡大会の決勝へ

2026年の東福岡サッカー部を語るうえで、最も大きなニュースが第105回全国高校サッカー選手権福岡大会の準決勝だ。
11月1日、福岡市のベスト電器スタジアムで行われた一戦で、東福岡は東海大福岡と対戦。結果は東福岡4-2東海大福岡だった。
前半は1-1で折り返し、後半に東福岡が3得点を奪取。最後まで攻撃の手を緩めず、福岡県内の強豪同士による一戦を制した。
東海大福岡戦の得点者と試合結果東福岡の公式試合速報によると、この試合の得点者は次の4人だ。
- 今徳蒼太:2得点
- 窪田琉真:1得点
- 細入巧幹:1得点
特に今徳蒼太の2ゴールは、勝利を引き寄せる大きな働きとなった。
試合の内訳は前半1-1、後半3-1。前半で互いに譲らなかった展開から、後半に東福岡が勝負を決めた形だ。複数の選手が得点に絡んでいることも、攻撃の選択肢が一つに偏っていないことを示している。
決勝までの勝ち上がり2026年の選手権福岡大会で、東福岡は決勝トーナメントに入ってから安定した得点力を発揮している。
| 日程 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 10月17日 | 誠修 | 5-0で勝利 |
| 10月25日 | 博多 | 4-0で勝利 |
| 11月1日 | 東海大福岡 | 4-2で勝利 |
| 11月8日 | 飯塚 | 決勝予定 |
ここまでの決勝トーナメント3試合で、合計13得点を記録している。
特筆すべきは、誠修戦と博多戦で無失点勝利を収めた後、東海大福岡との準決勝では2失点しながらも4得点を奪ったことだ。相手の攻撃力が上がった試合でも、得点を重ねて勝ち切った点は評価できる。
11月8日の決勝は飯塚高校との対戦決勝の相手は飯塚高校。試合は2026年11月8日(日)11時45分キックオフ、ベスト電器スタジアムで予定されている。
飯塚も準決勝で九州国際大学付属高校を0-0からのPK戦で下しており、簡単に勝てる相手ではない。
さらに両校はプリンスリーグ九州1部でも対戦している。10月10日の第15節は1-1の引き分けだった。
リーグ戦で互角だった両校が、今度は全国大会出場権を懸けて激突する。東福岡にとっては、県内のライバルを退けて伝統をつなぐための重要な試合になる。
【2026年のリーグ戦】プリンスリーグ九州1部での順位と試合結果は?
東福岡の2026年シーズンを評価する際、選手権福岡大会だけを見るのは不十分だ。
もう一つの重要な舞台が、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部である。
東福岡は2025年までプレミアリーグWESTに所属していたが、2025年シーズンを12位で終え、プリンスリーグ九州1部への降格が決まった。
長年、全国トップクラスの高校・ユースチームと競い合ってきた東福岡にとって、2026年は再び上位カテゴリーを目指すための再構築のシーズンとなった。
2026年プリンスリーグ九州1部の順位2026年10月30日時点で確認できる順位表では、東福岡は10チーム中7位。
| 項目 | 東福岡の成績 |
|---|---|
| 順位 | 7位 |
| 試合数 | 15試合 |
| 勝利 | 5試合 |
| 引き分け | 5試合 |
| 敗戦 | 5試合 |
| 勝ち点 | 20 |
| 得点 | 17 |
| 失点 | 19 |
| 得失点差 | −2 |
リーグは全90試合のうち75試合が消化された段階で、東福岡は15試合を戦っている。
勝敗が5勝5分け5敗という数字は、安定した試合運びを見せる一方で、上位争いに加わるには勝ち切る力が必要な状況を表している。
首位のV・ファーレン長崎U-18は勝ち点37。東福岡とは勝ち点17の差がある。
また、6位の飯塚も勝ち点20で、東福岡とは勝ち点で並んでいる。
2026年のリーグ戦で注目したい試合東福岡のリーグ戦では、勝利と敗戦の両方に現在のチーム状態が表れている。
| 試合日 | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|
| 8月29日 | 日章学園 | 1-1 |
| 9月5日 | 国見 | 1-4で敗戦 |
| 9月12日 | 大津2nd | 1-2で敗戦 |
| 9月19日 | ロアッソ熊本U-18 | 0-2で敗戦 |
| 9月26日 | 東海大熊本星翔 | 1-0で勝利 |
| 10月3日 | FC琉球U-18 | 2-1で勝利 |
| 10月10日 | 飯塚 | 1-1 |
9月中旬には3連敗を喫したものの、9月26日以降は2勝1分けと持ち直した。
特にFC琉球U-18戦では、アウェーで2-1の勝利を収めている。
一方、飯塚との試合では1-1の引き分け。選手権決勝を前にした直接対決で勝ち切れなかったことは、今後の課題を考える材料にもなる。
プリンスリーグからプレミアリーグへの復帰が目標プリンスリーグ九州1部は、九州地域の強豪チームが競うU-18年代の重要なリーグだ。
上位チームにはプレミアリーグ参入戦への道が開かれる一方、下位チームには降格の可能性がある。
2026年10月30日時点では、東福岡は7位。通常のリーグ構造では下位2チームが降格の目安となるため、まずは安定した順位を確保することが重要になる。
次節は11月21日、ホームで首位のV・ファーレン長崎U-18と対戦する予定だ。選手権決勝とは別に、リーグ戦でも厳しい試合が控えている。
【注目選手・監督】東福岡サッカー部2026年のメンバーと平岡道浩監督
東福岡の強さを支えているのは、伝統的なチーム力だけではない。
2026年は、新人戦で結果を残した世代と、選手権で得点を挙げる選手たちがチームを構成している。
2026年の注目選手現在確認できる公式発表や大会記録から、特に注目したい選手を紹介する。
小熊亮輔
2026年度の東福岡サッカー部で主将として掲載されている選手。
2026年1月31日には、U-17日本高校サッカー選抜候補への選出が発表された。GULLID ASAKURA出身で、選考合宿にも参加している。
高校年代の選抜候補に名前が挙がったことは、個人の能力を評価するうえで注目すべき実績だ。
今徳蒼太
2026年11月1日の東海大福岡戦で2得点を記録した選手。
準決勝という重要な試合で複数得点を挙げたことは、現在の東福岡を語るうえで外せないポイントだ。
窪田琉真
同じ準決勝で1得点を記録。
今徳の2得点に加えてゴールを奪い、東福岡の4得点を構成した。
細入巧幹
東海大福岡戦で得点を記録した選手の一人。準決勝の勝利に貢献した。
この3選手については、11月1日の試合結果に基づく活躍が確認できる。ポジションや背番号などは大会登録情報と照らして確認する必要があるが、少なくとも選手権決勝に向けて名前を押さえておきたい選手たちだ。
平岡道浩監督はどんな指導者なのか2026年シーズンの監督は平岡道浩氏。
東福岡高校サッカー部のOBであり、保健体育科教諭でもある。JFA公認A級ライセンスを保有し、Aチームを含む全チームの責任者を務めている。
監督就任は2023年12月8日。前任の森重潤也氏から引き継ぎ、東福岡の第4代監督となった。
歴代監督の体制は次のとおり。
| 監督 | 在任期間 | 主な位置づけ |
|---|---|---|
| 山内武文 | 1970~1976年 | 創部時の初代監督 |
| 志波芳則 | 1976~2003年 | 90年代の黄金期を築いた監督 |
| 森重潤也 | 2003~2023年 | 20年間にわたりチームを指導 |
| 平岡道浩 | 2023年~ | 2026年現在の監督 |
東福岡の特徴は、長期間にわたって指導体制を引き継ぎながら、時代ごとにチームを進化させてきた点にある。
平岡監督はOBでもあるため、学校や部の歴史、全国制覇を経験した先輩たちが築いた文化を理解したうえで指導に当たる立場だ。
指導陣にも元プロ選手が参加2026年のスタッフ体制を見ると、平岡監督のほかにも経験豊富な指導者が在籍している。
- 森重潤也コーチ:元アビスパ福岡の選手、JFA公認A級ライセンス
- 山形辰徳コーチ:元アビスパ福岡の選手、JFA公認A級ライセンス
- 中村北斗コーチ:元プロサッカー選手
- 木戸晧貴コーチ:FWコーチ、元プロサッカー選手
- 神山竜一コーチ:GKコーチ、元アビスパ福岡GK
特に注目したいのは、FW、GK、Aチーム、1年生など、それぞれの担当が明確に分かれていることだ。
高校サッカーでは、トップチームだけでなく、下級生や控え選手の成長が翌年度以降の戦力を左右する。複数の専門スタッフが関わる体制は、選手層の維持という面でも意味がある。
【歴代成績】東福岡高校サッカー部は全国選手権で何回優勝している?
東福岡の名前が全国に知られるようになった背景には、1990年代後半から2010年代にかけての圧倒的な実績がある。
全国高校サッカー選手権の優勝回数は3回。
1997年度、1998年度、2015年度に全国の頂点に立った。
全国高校サッカー選手権の優勝歴
1997年度:初優勝
第76回大会で帝京高校を2-1で破り、初の選手権制覇。インターハイ、全日本ユース選手権も制し、全国三冠を達成した。
1998年度:2連覇
第77回大会で再び優勝。帝京高校との決勝を4-2で制し、選手権連覇を成し遂げた。
2015年度:17大会ぶりの優勝
第94回大会で國學院久我山を破り、3度目の選手権優勝。同年度のインターハイも制し、夏冬2冠を達成した。
1997年の全国三冠は、東福岡の歴史を象徴する実績だ。
高校サッカー選手権だけでなく、インターハイと全日本ユース選手権も制したことで、特定の大会だけに強いチームではなく、年間を通じて全国トップクラスの力を持つチームとして認識されるようになった。
2024年・2025年の全国大会成績近年の成績も確認しておきたい。
- 2024年度: 第103回全国高校サッカー選手権で全国3位。
- 2025年度: 第104回大会に出場し、全国3回戦で敗退。
- 2026年度: 第105回大会の福岡県予選決勝に進出。
2024年には3年ぶり23回目の福岡大会優勝を果たし、全国でも3位に入った。
2025年は福岡大会を2年連続24回目の優勝で突破したものの、全国大会では3回戦敗退。さらにプレミアリーグWESTでも12位となり、降格を経験した。
この2年間の結果を並べると、東福岡は全国で戦える実力を保ちながらも、リーグ戦では再構築を迫られていたことが分かる。
【新人戦28回優勝】東福岡サッカーが強い理由と「赤い彗星」の伝統
東福岡サッカー部の実績を調べると、全国大会の優勝だけでなく、福岡県内の大会でも際立った数字が並ぶ。
なかでも注目されるのが、福岡県高校サッカー新人大会の優勝回数だ。
2026年新人戦で2大会連続28回目の優勝2026年2月1日、東福岡は福岡県高校サッカー新人大会の決勝で飯塚高校と対戦した。
試合結果は東福岡1-0飯塚。
この勝利によって、東福岡は2大会連続28回目の優勝を達成した。
新人戦の優勝校として、第47回九州高校U-17サッカー大会にも福岡県代表として出場している。加えて、2026年のサニックス杯国際ユースサッカー大会への出場も推薦された。
新人戦で28回優勝しているという事実は、単純に強い選手が集まるだけでは説明しきれない。
毎年、3年生が卒業すればチームは大きく入れ替わる。それでも結果を出し続けてきたことは、下級生の育成やチーム全体の競争力が高いことを示す材料になる。
東福岡サッカー部の主なタイトル| 大会 | 主な実績 |
|---|---|
| 全国高校サッカー選手権 | 優勝3回 |
| 全国高校総体 | 優勝3回 |
| 全日本ユース選手権 | 優勝1回 |
| 高円宮杯プレミアリーグWEST | 準優勝2回 |
| プリンスリーグ九州1部 | 優勝1回 |
| 全九州高校サッカー大会 | 優勝8回 |
| 九州高校U-17サッカー大会 | 優勝6回 |
| 高校サッカー選手権福岡大会 | 優勝24回 |
| 福岡県高校サッカー新人大会 | 優勝28回 |
※東福岡高校サッカー部の公式戦績ページに掲載されている記録。
「赤い彗星」と呼ばれる理由東福岡高校サッカー部の愛称は「赤い彗星」。
全国大会での華やかな実績と、赤を基調とするユニフォームで知られる伝統校のブランドとして定着している。
この愛称には、単に勝利数が多いというだけでなく、全国の舞台で強烈な印象を残してきたチームの存在感も重なっている。
1997年と1998年の選手権連覇、2015年度の全国制覇、そして2024年度の全国3位。世代が入れ替わっても全国を目指し続ける姿勢が、赤い彗星という呼び名を支えている。
東福岡サッカーの強さを支える3つの要素1.伝統的な攻撃スタイルと守備の整備
東福岡は伝統的にサイド攻撃を武器としてきた。
2024年の全国大会出場チームを紹介したサカママの特集では、平岡新体制の特徴として、従来のサイド攻撃に加え、守備の堅さを磨いた点が取り上げられていた。
攻撃だけに偏らず、守備から試合を組み立てる姿勢が現在のチームづくりにもつながっている。
2.継続的な選手育成
新人戦28回優勝という数字は、チームの世代交代が機能していることを示す。
2026年には小熊亮輔がU-17日本高校サッカー選抜候補に選ばれた。こうした個人の評価と、チームとしての県内大会優勝が両立している点も注目に値する。
3.指導者とOBのネットワーク
2026年のスタッフには、森重潤也、山形辰徳、中村北斗、木戸晧貴、神山竜一など、プロとしての経験を持つ指導者が参加している。
加えて、監督の平岡道浩氏も東福岡高校のOBだ。
現役選手にとって、先輩たちが築いてきた伝統を身近に感じられる環境は、技術面だけでなく競技に向き合う意識にも影響を与える。
【評判と実績を検証】東福岡サッカーは現在も全国トップクラスなのか?
東福岡サッカーの評判を考えるとき、過去の優勝回数だけで現在の実力を判断するのは適切ではない。
2026年の実績には、評価できる部分と改善が必要な部分の両方が存在する。
現在の実力をどう評価するべきか最初に、プラス材料は明確だ。
- 福岡県新人大会で2大会連続28回目の優勝。
- 選手権福岡大会で決勝進出。
- 東海大福岡との準決勝で4得点。
- 2026年の主将として掲載された小熊亮輔がU-17日本高校サッカー選抜候補に選出。
一方で、課題もある。
- 2025年プレミアリーグWEST12位で降格。
- 2026年プリンスリーグ九州1部は10月30日時点で7位。
- 2026年5月のインターハイ福岡県予選では準々決勝で筑陽学園に1-2で敗退。
つまり、東福岡は県内での勝負強さを取り戻しつつある一方、年間を通じて全国トップクラスの相手と競う力については、まだ結果を積み上げる必要がある。
東福岡のOBが示す育成実績東福岡は、プロサッカー選手を輩出してきた高校としても知られる。
代表的なOBには次の選手がいる。
- :日本代表や海外クラブで活躍したDF。
- :鹿島アントラーズなどで活躍したMF。
- :東福岡出身の攻撃的選手。
- :東福岡出身のDF。
こうしたOBの存在は、東福岡の育成力を語る際の重要な要素だ。高校時代の実績だけでなく、その後のプロキャリアにつながる選手を送り出してきた歴史がある。
ネット上の評判を見るときの判断基準東福岡について情報を探す際には、次の3点を分けて考えると、現在の実力を把握しやすい。
1. 全国大会の優勝回数: 過去の実績と伝統を示す指標。
2. 直近の公式戦結果: 現在のチーム状態を判断する材料。
3. リーグ戦の順位: 長期的な選手層や安定性を測る指標。
例えば、選手権福岡大会で4-2の勝利を挙げたからといって、リーグ戦でも同じ強さを発揮しているとは限らない。
反対に、プリンスリーグで7位だからといって、トーナメントで勝ち上がる力まで失われたわけではない。
東福岡の2026年は、まさにこの両面を見ながら評価するべきシーズンだ。
【よくある質問】東福岡サッカーに関するFAQ
Q1:東福岡高校サッカー部は全国高校サッカー選手権で何回優勝していますか?
A1:全国高校サッカー選手権の優勝は3回です。1997年度、1998年度、2015年度に優勝しています。1997年度にはインターハイと全日本ユース選手権も制し、全国三冠を達成しました。
Q2:2026年の東福岡と東海大福岡の試合結果は?
A2:2026年11月1日の第105回全国高校サッカー選手権福岡大会準決勝で、東福岡が4-2で勝利しました。得点者は今徳蒼太(2得点)、窪田琉真、細入巧幹です。
Q3:東福岡サッカー部の現在の監督は誰ですか?
A3:2026年現在の監督は平岡道浩氏です。2023年12月に第4代監督として就任しました。東福岡高校サッカー部OBで、JFA公認A級ライセンスを保有しています。
Q4:東福岡サッカー部の2026年のリーグ所属は?
A4:高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ九州1部です。2025年のプレミアリーグWESTで12位となり、2026年からプリンスリーグ九州1部で戦っています。
Q5:東福岡サッカー部の新人戦優勝回数は?
A5:2026年2月1日の福岡県高校サッカー新人大会で優勝し、2大会連続28回目の優勝となりました。決勝では飯塚高校に1-0で勝利しています。
Q6:2026年の選手権福岡大会決勝はいつですか?
A6:2026年11月8日(日)11時45分から、ベスト電器スタジアムで開催予定です。対戦相手は飯塚高校です。勝者が第105回全国高校サッカー選手権大会の福岡県代表となります。
まとめ:東福岡サッカー2026年の現在地と今後の注目ポイント
2026年11月2日現在、東福岡高校サッカー部は、再び全国の舞台を目指して重要な局面を迎えている。
第105回全国高校サッカー選手権福岡大会では、準決勝で東海大福岡に4-2で勝利。今徳蒼太、窪田琉真、細入巧幹らが得点を挙げ、11月8日の決勝へ駒を進めた。
一方、プリンスリーグ九州1部では7位という成績で、プレミアリーグ復帰に向けて課題を残している。
それでも、2026年2月の新人戦28回目の優勝、選抜候補に選ばれた小熊亮輔、そして平岡道浩監督を中心とする指導体制には、チームの将来につながる材料がそろっている。
東福岡の歴史を振り返れば、1997年と1998年の選手権連覇、2015年度の3度目の全国制覇という輝かしい記録がある。さらに2024年度には全国3位に入り、伝統校としての存在感を改めて示した。
ただし、名門であることと、現在の全国トップクラスであることは同じではない。リーグ戦の順位、県大会の勝ち上がり、選手の成長を総合的に見ることが、2026年の東福岡を正しく理解する鍵となる。
次の注目は11月8日の飯塚戦だ。
県内屈指のライバルとの決勝を制し、全国への切符をつかめるのか。赤い彗星・東福岡が再び全国の頂点を目指すための戦いは、ここからさらに熱を帯びていく。