リーグ内対戦125試合の中心となるのが、25回戦総当たりという仕組みです。これは、自分の所属球団以外の5球団と、それぞれ年間25試合ずつ対戦する方式を指します。
2026年のセ・リーグ6球団は、次の顔ぶれです。
- (巨人)
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例えば、巨人の場合、阪神・DeNA・広島・中日・ヤクルトと、それぞれ25試合ずつ対戦します。
この25試合は、ホームとビジターに分かれます。2026年のNPB公式日程では、対戦カードごとにホーム13試合・ビジター12試合、またはホーム12試合・ビジター13試合という配分です。
つまり、同じ相手と戦う場合でも、必ずしもホームとビジターが同じ試合数になるわけではありません。25という奇数のため、どちらか一方が1試合多くなります。
なぜ25試合なのか?セ・リーグは6球団で構成されており、各球団が残り5球団との対戦を重ねることでリーグ順位を競います。
25回戦総当たりにすることで、同じリーグのライバルと年間を通じて繰り返し対戦できます。特定の球団との相性や直接対決の勝敗が、ペナントレースの順位に反映されやすい仕組みです。
【ホーム・ビジターは何試合?】2026年の主催試合数を比較

年間143試合という数字を考えるとき、もう一つ押さえておきたいのがホームとビジターの配分です。
2026年のセ・リーグ公式日程では、交流戦のホームゲームが各球団9試合、ビジターゲームが9試合です。一方、リーグ内対戦ではホーム63試合または62試合となっています。
そのため、年間の主催試合数は71試合または72試合です。143試合は奇数なので、ホームとビジターが完全に同数になることはありません。
2026年セ・リーグ球団別のホーム・ビジター内訳出典:日本野球機構「2026年度 セントラル・リーグ公式戦 試合日程補足説明」。年間ホーム数には交流戦のホーム9試合を加算。年間ビジター数は143試合からホーム数を差し引いた数。
2026年は阪神・横浜DeNA・読売の3球団がホーム72試合、ビジター71試合です。中日・広島・東京ヤクルトはホーム71試合、ビジター72試合となっています。
この差は、対戦カードごとの主催試合数を調整した結果です。143試合制では、各球団のホームゲーム数が71試合か72試合になるため、年度ごとの日程編成によって配分が変わります。
なお、ホームとビジターの違いは、単に球場が変わるだけではありません。移動距離、球場の特性、応援環境なども試合の条件に関わるため、シーズン全体を分析する際には主催試合数も確認しておきたいポイントです。
NPBの公式日程補足説明には、各対戦カードの主催試合数も掲載されています。年間143試合という総数だけでなく、球団別のホーム・ビジター配分を見ることで、日程の仕組みをより具体的に把握できます。
【パ・リーグとの試合数比較】2026年は両リーグとも143試合
セ・リーグとパ・リーグでは、試合数や対戦方式に違いがあるのでしょうか。
2026年については、両リーグとも1球団あたり143試合です。リーグ内対戦125試合と交流戦18試合という基本構成も共通しています。
セ・リーグとパ・リーグの比較| 比較項目 | セ・リーグ | パ・リーグ |
|---|---|---|
| 所属球団数 | 6球団 | 6球団 |
| リーグ内対戦 | 125試合 | 125試合 |
| 交流戦 | 18試合 | 18試合 |
| 年間試合数 | 143試合 | 143試合 |
| リーグ内対戦方式 | 25回戦総当たり | 25回戦総当たり |
| 交流戦の対戦数 | 各球団3試合 | 各球団3試合 |
| 交流戦ホーム・ビジター | 各9試合 | 各9試合 |
パ・リーグに所属するのは、北海道日本ハム、東北楽天、埼玉西武、千葉ロッテ、オリックス、福岡ソフトバンクの6球団です。
それぞれの球団も、同じリーグの5球団と25試合ずつ戦い、セ・リーグの6球団と交流戦を3試合ずつ行います。
セ・パ交流戦は両リーグの公式戦交流戦は、通常のリーグ内対戦とは異なる組み合わせで行われる公式戦です。
2026年の交流戦は5月26日に始まり、各球団がホーム9試合、ビジター9試合を戦います。全12球団を合計すると108試合です。
また、交流戦のホーム・ビジターは年度をまたいで調整されます。2026年にホームで対戦したカードは、2027年にはビジターとして対戦する方式です。
この仕組みにより、セ・リーグとパ・リーグの球団は、異なるリーグの球場や環境で戦う機会を得られます。リーグを越えた対戦成績を比較できることも、交流戦ならではの特徴です。
なお、2026年のパ・リーグ側でも、北海道日本ハム・埼玉西武・福岡ソフトバンクが年間72試合の主催、残る3球団が71試合の主催となっています。
【プロ野球の試合数はどう変わった?】144試合制と2020年の120試合制
現在の143試合制が最初から採用されていたわけではありません。プロ野球の年間試合数は、セ・パ交流戦の試合数や社会情勢によって変化してきました。
144試合制から143試合制への変更2014年のセ・リーグ公式戦は1球団あたり144試合でした。当時の交流戦は各球団24試合で、リーグ内対戦120試合と合わせて144試合という構成でした。
その後、2014年8月11日の12球団代表者会議では、2015年と2016年のセ・パ交流戦を18試合とする方針が決定しました。
交流戦が24試合から18試合に減少する一方、リーグ内対戦は120試合から125試合へ増加。結果として、年間の合計は144試合から143試合になりました。
ここで重要なのは、143試合制への変更が単純にリーグ内の試合を減らした結果ではないことです。リーグ内対戦を増やしながら、交流戦を減らすことで年間試合数を調整した仕組みです。
2020年は新型コロナウイルスの影響で120試合制に年間試合数が大きく変わった例が2020年です。
新型コロナウイルスの感染拡大によって開幕が延期され、当初予定されていた3月20日から約3か月遅れの6月19日に開幕しました。
NPBの2020年シーズン総括によると、1球団あたりの試合数は当初予定の143試合から120試合に変更されました。セ・パ交流戦、オールスターゲーム、クライマックスシリーズも中止となっています。
この年は通常のレギュラーシーズンとは異なる特別な日程でした。感染拡大防止や選手のコンディション維持を考慮し、試合数だけでなく延長戦や登録人数などにも特例が設けられました。
2021年以降は143試合制に復帰2021年には143試合制に戻り、セ・パ交流戦も2年ぶりに開催されました。その後も143試合を基本とするレギュラーシーズンが続いています。
主な変遷を整理すると、次のようになります。
- 2014年: 144試合制。交流戦24試合。
- 2015年: 143試合制へ移行。交流戦18試合。
- 2016~2019年: 143試合制が継続。
- 2020年: 新型コロナウイルスの影響で120試合制。
- 2021年: 143試合制に復帰。
- 2022~2026年: 143試合制を基本として継続。
この推移を見ると、現在の143試合制は、リーグ内対戦と交流戦のバランスを調整した結果として定着していることが分かります。
【NPB公式戦の日程を見るときの注意点】143試合に含まれるもの・含まれないもの
143試合という数字を正しく理解するには、どの試合がレギュラーシーズンに含まれるのかを区別する必要があります。
143試合に含まれる試合基本的には、セ・リーグ内の125試合と、セ・パ交流戦の18試合が対象です。交流戦もNPBの公式戦であり、通常のリーグ戦と同じくレギュラーシーズンの成績に反映されます。
143試合に含まれない試合次の試合は、年間143試合の内訳には含まれません。
- オープン戦
- オールスターゲーム
- クライマックスシリーズ
- 日本シリーズ
- ファーム公式戦
特に混同しやすいのがクライマックスシリーズです。レギュラーシーズン終了後に行われるポストシーズンの試合なので、143試合とは別枠です。
雨天中止や振替試合はどうなる?レギュラーシーズンの日程には、雨天中止などに備えた予備日が設けられています。試合が中止になった場合には、公式日程や予備日の設定に従って振替試合が組まれることがあります。
そのため、日程表に掲載された143試合という予定数と、実際に特定の時点までに消化した試合数は区別して考える必要があります。
シーズン途中の順位表を見るときは、各球団の消化試合数も確認してください。消化試合数が異なる状態では、単純な勝利数だけでチームの優劣を判断できない場合があります。
試合日程や中止・振替の最新状況は、NPBの2026年度セ・パ公式戦日程および各球団の公式発表で確認できます。
【セ・リーグの試合数に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年のセ・リーグは全部で何試合ですか?
A1:1球団あたり143試合です。内訳はリーグ内対戦125試合とセ・パ交流戦18試合です。
Q2:同じセ・リーグの球団とは年間何試合対戦しますか?
A2:自球団を除く5球団と、それぞれ25試合ずつ対戦します。合計すると125試合です。
Q3:セ・パ交流戦は何試合ありますか?
A3:1球団あたり18試合です。相手リーグの6球団と各3試合ずつ対戦し、ホーム9試合・ビジター9試合となります。
Q4:セ・リーグとパ・リーグで年間試合数は違いますか?
A4:2026年は同じ143試合です。両リーグともリーグ内対戦125試合、交流戦18試合という構成です。
Q5:144試合制から143試合制になった理由は何ですか?
A5:2015年にセ・パ交流戦が24試合から18試合に変更されたことが大きな理由です。リーグ内対戦が125試合に増え、年間合計が143試合になりました。
Q6:2020年だけ120試合だったのはなぜですか?
A6:新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期され、試合日程が短縮されたためです。交流戦なども中止となり、1球団あたり120試合で実施されました。
まとめ:2026年のセ・リーグは143試合、内訳を知れば日程が分かる
2026年のセ・リーグは、1球団あたり143試合のレギュラーシーズンを戦います。その内訳は、同じリーグの5球団との125試合と、パ・リーグ6球団との交流戦18試合です。
特に覚えておきたいのは、次の3つの数字です。
- 143試合: 1球団あたりの年間試合数
- 125試合: セ・リーグ内の対戦数
- 18試合: セ・パ交流戦の試合数
また、ホーム・ビジターは年間71試合または72試合ずつで、2026年は阪神・DeNA・巨人がホーム72試合、中日・広島・ヤクルトがホーム71試合です。
144試合制から143試合制への移行、2020年の120試合制という例外を振り返ると、プロ野球の試合数はリーグ運営や社会情勢に応じて調整されてきたことも分かります。
試合数を把握することは、単なる数字の確認にとどまりません。対戦カードの組み方、交流戦の位置づけ、ホームとビジターの配分を知ることで、ペナントレースの見方も変わります。2026年のプロ野球を追いかける際には、143試合という年間スケジュールを基準に、各球団の順位争いや直接対決にも注目してください。