2026年11月現在、元フリースタイルスキー・モーグル選手の里谷多英さんは、フジテレビのイベント事業局イベント販売企画部で副部長を務めています。1998年長野オリンピックの金メダリスト、2002年ソルトレークシティ五輪の銅メダリストとして知られる彼女は、2013年の競技引退後、テレビ局の会社員として新たなキャリアを築いてきました。
2026年2月12日にはフジテレビ系「ノンストップ!」に出演し、ミラノ・コルティナ五輪の女子モーグルを解説。さらに同年3月18日公開のWeb Sportivaのインタビューでは、50歳を迎える現在の仕事、36歳から始めた会社員生活、フジテレビに残った理由、そして将来挑戦したいスキーイベントについて語っています。
【2026年最新】里谷多英の現在はフジテレビのイベント販売企画部副部長!仕事の内容とは?

里谷多英さんの現在の勤務先は、現役時代から所属しているフジテレビジョンです。2026年3月18日に公開されたWeb Sportivaのインタビューでは、イベント事業局イベント販売企画部の副部長として紹介されています。
競技を引退してからも会社を離れることなく、一般の会社員と同じように社内業務を続けてきました。五輪金メダリストという肩書を持ちながら、現在はイベントの企画・制作や販売に関わる仕事をしています。
担当してきたのはスポーツだけではない意外に感じる人もいる可能性がありますが、里谷さんが引退後に携わってきたイベントは、スキーやスポーツだけではありません。
2024年の女性誌STORYのインタビューでは、舞台、歌舞伎、美術展、クラシック音楽など、文化・芸術分野のイベントも担当してきたことが紹介されています。
また、営業活動にも携わっており、イベントへの協賛を依頼する際には、現役時代に築いた人脈や知名度が役立つと語っています。
つまり、里谷さんの仕事は単にイベント会場に関わるだけではありません。イベントを成立させるための関係者との調整や営業活動など、複数の人と協力して成果を生み出す仕事です。
会社員として感じる仕事のやりがい2024年のインタビューでは、イベント会場で実際のお客さんの表情を見られることが大きな喜びだと話しています。多くの人が楽しそうに会場へ集まる様子を見ると、自分が関わった仕事の成果を実感できるそうです。
また、2026年3月のWeb Sportivaのインタビューでは、部下や若い社員との仕事についても言及しています。SNSやインターネットなど、自分より若い世代のほうが詳しい分野では、周囲に教えてもらうこともあると明かしました。
50歳になっても自分の知らないことを学び、周囲と協力する姿勢は、現役時代とは違う形での成長を感じさせます。
「いつかはスポーツ系、特にスキーのイベントをやってみたいと思っています」
これは2026年のインタビューで語った今後の目標です。日本ではまだ集客が難しいと感じているスキーイベントだからこそ、自分の経験を生かして盛り上げたいという思いがあります。
なお、同インタビューでは、定年までフジテレビで働き続けたいという意向も明かしています。現在の仕事を大切にしながら、スキー界への貢献も考えているのが、2026年の里谷さんの姿です。
【2026年2月】ノンストップ!でモーグル解説!久しぶりのテレビ出演が話題に
2026年2月、里谷多英さんが久しぶりにテレビでモーグルを解説し、視聴者の注目を集めました。
きっかけとなったのは、イタリアで開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックです。フジテレビ系の朝の情報番組「ノンストップ!」は、2026年2月12日の放送で女子モーグルを取り上げ、長野五輪金メダリストの里谷さんをゲストとして迎えました。
冨高日向子選手の演技を解説番組では、女子モーグルでメダルを目指した冨高日向子選手の演技が取り上げられました。
冨高選手は決勝で78.00点を記録し、3位と同点ながらターンの得点差によって4位となりました。惜しくもメダルには届きませんでしたが、里谷さんは長年の競技経験を踏まえ、選手の滑りや採点について解説しました。
2002年のソルトレークシティ五輪以来、日本女子モーグルのメダル獲得が実現するかという期待が高まっていた大会だけに、過去に同種目でメダルを獲得した里谷さんのコメントには説得力がありました。
2月13日には別番組でも解説さらに2月13日には、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」にも生出演し、男子モーグルで銅メダルを獲得した堀島行真選手について解説しています。
堀島選手が決勝で成功させた大技コークスクリュー1440について、その技術的な難しさや競技全体の進化を踏まえて評価しました。
日刊スポーツなどの報道では、里谷さんの久しぶりのテレビ出演に対して、視聴者から懐かしさや解説の分かりやすさを評価する反応が寄せられたと紹介されています。
普段は会社員として働き、必要な機会に競技経験を生かしてテレビに出演する。このスタイルが、現在の里谷さんの活動をよく表しています。
【五輪メダルの実績】長野オリンピック金・ソルトレークシティ銅の輝かしい経歴
里谷多英さんの名前を語るうえで欠かせないのが、フリースタイルスキー・モーグルでの実績です。
1976年6月12日生まれ、北海道出身。2026年11月現在は50歳です。1998年の長野オリンピックでは21歳で女子モーグルの金メダルを獲得し、日本女子の冬季五輪史に残る快挙を成し遂げました。
里谷多英の主な経歴と転換点| 時期 | 出来事・実績 | 主な意味・関係 |
|---|---|---|
| 1976年6月12日 | 北海道で誕生 | 2026年に50歳 |
| 1994年 | リレハンメル五輪出場 | 初めてのオリンピック |
| 1998年 | 長野五輪女子モーグル金メダル | 日本女子初の冬季五輪金メダル |
| 1999年 | フジテレビ入社 | 人事部に所属しながら競技を継続 |
| 2002年 | ソルトレークシティ五輪銅メダル | 2大会連続の五輪メダル |
| 2006年・2010年 | トリノ・バンクーバー五輪出場 | 5大会連続出場を達成 |
| 2013年 | モーグル競技から引退 | フジテレビの社業に専念 |
| 2026年 | イベント販売企画部副部長 | テレビでモーグル解説も担当 |
日本オリンピック委員会の大会記録やオリンピック関連資料によると、里谷さんは1994年のリレハンメル大会から2010年のバンクーバー大会まで、5大会連続で冬季オリンピックに出場しています。
特に注目すべきは、1998年長野大会と2002年ソルトレークシティ大会での2大会連続メダル獲得です。
1998年長野五輪で日本女子初の金メダル1998年2月、地元開催となった長野オリンピック。女子モーグルに出場した里谷さんは、見事な滑りで金メダルを獲得しました。
当時21歳だった彼女の優勝は、日本女子が冬季オリンピックで獲得した初めての金メダルという歴史的な出来事でした。
モーグルは、雪面に連続して設けられたコブを滑り降りながら、ターン技術、エアの難易度や完成度、スピードを競う競技です。身体能力だけでなく、瞬時の判断力と高度な技術が大切です。
2002年ソルトレークシティ五輪で銅メダル長野五輪の金メダルで注目を集めた里谷さんは、4年後のソルトレークシティ大会でも結果を残しました。
2002年大会では女子モーグルで銅メダルを獲得。前回大会の金メダルが一度限りの活躍ではなかったことを証明しました。
その後もトリノ、バンクーバーとオリンピックの舞台に立ち続け、長年にわたって日本のモーグル界を代表する選手として活躍しました。
【フジテレビ入社の理由】引退後36歳から始めた会社員としてのセカンドキャリア
里谷多英さんがフジテレビに入社したのは1999年です。1998年の長野五輪で金メダルを獲得した翌年、大学卒業後の進路としてテレビ局を選びました。
実は、入社当初から競技を続けることを前提にしていたわけではありませんでした。
フジテレビを選んだ理由はドラマへの興味2021年のWeb Sportivaのインタビューでは、長野五輪を自身の最大の目標として考えており、当初は競技を引退して普通に働くつもりだったと振り返っています。
当時、フジテレビのドラマをよく見ていたことも入社を考えた理由の一つでした。好きなドラマを制作する会社で働きたいという気持ちがあり、希望部署もドラマ制作だったそうです。
しかし、入社を決める時期に競技を続けたいという気持ちが再び強くなりました。会社に相談すると、フジテレビ側は競技継続を認め、スキー部を設けてサポートすることになりました。
こうして里谷さんは、フジテレビの社員でありながらオリンピックを目指すアスリートという、独自のキャリアを歩み始めます。
引退後はイベント制作の仕事を希望現役時代は人事部に所属し、競技活動を続けながら会社員としての業務にも携わっていました。
2026年3月のインタビューでは、1999年の入社から2014年ごろまで約16年間、人事部に所属していたことも語られています。
2013年に競技を引退した後、次の仕事として希望したのがイベント制作でした。
その理由は、選手時代にスキー大会やイベントに関わった経験があったからです。競技者として参加する側だけでなく、イベントを企画し、運営する側にも興味を持つようになりました。
36歳でExcel教室に通い、仕事を一から学ぶただし、オリンピック金メダリストだからといって、会社員としての仕事が最初から順調だったわけではありません。
本人は2026年のインタビューで、36歳までスキー中心の生活を送っており、アルバイトの経験もなかったため、新しい仕事に大きな不安を感じていたと明かしています。
実際、配属後には新入社員と一緒に座学研修を受け直し、Excelの教室にも通いました。文化系イベントの専門用語や仕事の進め方も、周囲に質問しながら一つずつ覚えていったそうです。
ここには、競技の実績と会社員としての能力は別物だという現実があります。五輪金メダリストであっても、未経験の職場では新人として学ぶ必要があったのです。
2026年のインタビューでは、イベントが成功したときの達成感や、周囲の社員と協力する仕事の楽しさについても語っています。現役時代とは違う環境に適応し、長く働き続けてきたことが、現在の副部長という立場につながっています。
【競技引退の経緯】2013年にモーグルを辞めた本当の理由
里谷多英さんが現役を引退したのは、2013年1月です。
1998年の長野五輪で金メダルを獲得し、2002年のソルトレークシティ五輪でも銅メダルを手にした選手が、なぜ競技生活を終える決断をしたのでしょうか。
ソチ五輪を目指していた現役最後の時期2010年のバンクーバー五輪後も、里谷さんは競技を続けていました。次の目標としていたのは、2014年のソチオリンピックです。
しかし、2012年12月18日から21日にかけて北米で行われたFIS大会で、ワールドカップへの昇格基準を満たすことができませんでした。
本人は、この大会を終えた後に引退を決意したと、当時の発表で説明しています。
2013年1月18日、所属するフジテレビを通じて現役引退を発表しました。
25年間の競技生活に区切り引退発表時、里谷さんは12歳で初めて大会に出場してから25年間、挑戦を続けてこられたことを振り返り、充実した競技人生だったという趣旨のコメントを発表しました。
2013年2月には福島県猪苗代町で開催されたワールドカップ大会で引退セレモニーも行われています。
ここで押さえておきたいのは、里谷さんが2010年のバンクーバー五輪直後に引退したわけではないという点です。
ソチ五輪を目指して競技を継続し、2012年末の大会でワールドカップ昇格基準を満たせなかったことが、最終的な決断につながりました。
その後はフジテレビの社員としての仕事に本格的に取り組み、スポーツ選手とは異なる人生を歩み始めています。
【結婚・夫の情報】里谷多英は結婚していた?現在の再婚についても整理
里谷多英さんの名前を検索すると、現在の仕事だけでなく、結婚や夫について知りたいという人も少なくありません。
実際に、里谷さんには過去の結婚歴があります。
2003年に一般男性と結婚、その後離婚デイリースポーツの2013年1月の報道によると、里谷さんは2003年に一般男性と結婚しています。
その後、2006年のトリノオリンピック後に離婚したと報じられました。
このため、結婚歴がないという情報は正確ではありません。少なくとも、過去に結婚し、その後離婚したという経歴は報道で確認できます。
現在の夫や再婚については?2026年3月のWeb Sportivaのインタビューでは、仕事やセカンドキャリア、今後の目標などが詳しく取り上げられていますが、現在の配偶者や再婚についての発表はありません。
また、近年の主要なインタビューでも、現在のパートナーや家庭生活について具体的な情報は公表されていません。
したがって、現在夫がいる、あるいは再婚していると断定できる公表情報はありません。
結婚歴と現在の婚姻状況は別の問題です。過去の結婚・離婚の報道を、そのまま現在の家庭状況に結び付けないことが大切です。
【プロの結論】里谷多英のセカンドキャリアから見える3つのポイント
里谷多英さんの2026年現在を振り返ると、五輪金メダリストとしての知名度だけでは説明できない、興味深いキャリアの変化が見えてきます。
1. 五輪メダリストでも新しい仕事では学び直しが必要里谷さんは、36歳で本格的に会社員としての仕事を始めました。Excelの講習を受け、文化系イベントの専門知識を覚え、周囲の社員に教えてもらいながら経験を積んでいます。
これは、競技で優秀な成績を残した人でも、異なる分野では一から学ぶ必要があることを示しています。
一方で、五輪で培った集中力や目標に向けて努力する姿勢は、仕事にも生かせる強みです。
2. 競技経験はイベント事業でも価値を持つ里谷さんの場合、スキー大会やイベントに選手として参加してきた経験が、引退後の仕事選びにつながりました。
また、五輪金メダリストという知名度は、イベントの協賛を依頼する営業活動でも役立っていると、過去のインタビューで語っています。
つまり、競技経験は引退と同時に失われるものではありません。現場を知っていること、人とのつながり、競技を通じて得た信用は、異なる職種でも活用できる可能性があります。
3. 引退後もスキー界との関係は続いている里谷さんは、競技生活から離れた後も、オリンピック関連の番組などでモーグルの解説を担当しています。
2026年2月の「ノンストップ!」出演は、その代表的な機会でした。
そして2026年3月のインタビューでは、将来的にスキーをテーマにしたイベントを開催したいという目標を語っています。
現在の仕事を辞めて競技の世界に戻るという話ではありません。会社員としての経験と、元トップ選手としての知識を組み合わせ、スキーの魅力を伝える新しい方法を考えているのです。
里谷多英の現在を知るために押さえたい判断基準里谷さんについての情報を確認するときは、次の3点を区別すると、現在の姿を正しく理解できます。
- 会社員としての活動:フジテレビのイベント事業局での仕事が現在の本業。
- 競技関連の活動:五輪などのタイミングでモーグル解説を担当することがある。
- 将来の目標:スキーをテーマにしたスポーツイベントの実現を目指している。
テレビ出演だけを見るとタレントやスポーツ解説者として活動しているように感じる可能性があります。しかし、実際には会社員としての仕事がキャリアの中心です。この違いを理解することが、2026年現在の里谷さんを知るうえで重要です。
里谷多英の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:里谷多英は2026年現在何歳ですか?
A1:1976年6月12日生まれで、2026年11月現在は50歳です。2026年2月のテレビ出演時には49歳でした。
Q2:里谷多英の現在の仕事は何ですか?
A2:フジテレビのイベント事業局イベント販売企画部で副部長を務めています。舞台、歌舞伎、美術展、クラシック音楽などの文化系イベントにも携わってきました。
Q3:里谷多英は結婚していますか?夫は誰ですか?
A3:2003年に一般男性と結婚し、2006年のトリノ五輪後に離婚したと報じられています。2026年現在の再婚について、本人からの公表は確認できません。
Q4:里谷多英はいつ現役を引退しましたか?
A4:2013年1月に現役引退を発表しました。2012年12月の北米FIS大会でワールドカップ昇格基準を満たせなかったことが、引退を決断するきっかけになりました。
Q5:里谷多英のオリンピックでの成績は?
A5:1998年長野五輪で金メダル、2002年ソルトレークシティ五輪で銅メダルを獲得しました。1994年リレハンメル大会から2010年バンクーバー大会まで5大会連続で出場しています。
Q6:里谷多英の今後の目標は何ですか?
A6:2026年3月のインタビューでは、フジテレビで定年まで働き続けたいという意向と、将来的にスキーをテーマにしたスポーツイベントを開催したいという目標を語っています。
まとめ:里谷多英は50歳を迎え、フジテレビで新たな挑戦を続けている
里谷多英さんは2026年11月現在、50歳。長野オリンピックの金メダル、ソルトレークシティ五輪の銅メダルという輝かしい実績を持ちながら、現在はフジテレビのイベント販売企画部副部長として働いています。
2013年の競技引退後、36歳から会社員としての仕事を本格的に学び、文化系イベントの企画・制作や営業など、競技時代とは異なる分野で経験を重ねてきました。
2026年2月には「ノンストップ!」でモーグルを解説し、3月には最新インタビューで自身の仕事や将来について語っています。
特に注目したいのは、これまでの経験を生かしてスキーイベントを実現したいという目標です。
五輪金メダリストという過去の肩書だけにとどまらず、会社員として新しい知識を身につけ、次の目標に向かっている里谷多英さん。競技者としての挑戦を終えた後も、その挑戦する姿勢は変わっていません。今後、彼女がどのような形で日本のスキー界に新しい風を吹き込むのか、引き続き注目されます。
主な参考資料:日本オリンピック委員会、Web Sportiva「NEXT STAGE~トップアスリートのセカンドキャリア」(2026年3月18日公開・5月21日更新)、日刊スポーツ(2026年2月13日)、STORY(2024年8月12日)、デイリースポーツ(2013年1月19日)、シネマトゥデイ(2013年1月18日)。