2026年のレギュラーシーズンにおける阪神対DeNAは、3月31日に始まり、10月4日の対戦で終了した。予定された28試合のうち3試合が中止となり、実際に行われたのは25試合だった。
試合結果を阪神側から見たスコアで整理すると、次のようになる。
3月・4月:開幕直後から点の取り合い
- 3月31日:阪神 4-1 DeNA
- 4月1日:阪神 1-4 DeNA
- 4月2日:阪神 4-3 DeNA
- 4月21日:阪神 9-16 DeNA
- 4月22日:阪神 6-7 DeNA
4月21日の16失点は、この対戦で特に目立つ試合だった。翌22日も6-7で敗れ、横浜での連戦はDeNAが連勝。阪神にとっては投手陣の立て直しが課題となった。
5月:甲子園でDeNAが先行
- 5月8日:阪神 1-10 DeNA
- 5月9日:阪神 1-3 DeNA
- 5月10日:阪神 3-0 DeNA
最初の2試合はDeNAが連勝したが、第3戦では阪神が3-0で完封勝利。3連戦を3連敗で終えなかったことは、シーズン全体の勝敗を考えるうえでも意味がある。
6月・7月:阪神が巻き返す
- 6月19日:阪神 11-3 DeNA
- 6月21日:阪神 2-1 DeNA
- 7月20日:阪神 0-7 DeNA
- 7月21日:阪神 2-1 DeNA
- 7月22日:阪神 5-4 DeNA
6月19日は阪神が11得点を挙げて快勝。翌21日も接戦を制した。
7月の甲子園3連戦では初戦を0-7で落としたものの、残り2試合を連勝。大差で負けた次の試合で立て直す阪神の粘りが見えた時期だ。
8月:互いに譲らない展開
- 8月4日:阪神 0-1 DeNA
- 8月5日:阪神 7-11 DeNA
- 8月6日:阪神 10-5 DeNA
- 8月21日:阪神 4-1 DeNA
- 8月23日:阪神 5-3 DeNA
8月5日は両軍合わせて18得点の打撃戦となった。翌6日は阪神が10得点で取り返している。
21日と23日も阪神が勝利し、横浜での対戦では阪神が優勢な結果を残した。
9月・10月:シーズン終盤の直接対決
- 9月5日:阪神 2-3 DeNA
- 9月6日:阪神 1-4 DeNA
- 9月20日:阪神 8-1 DeNA
- 9月21日:阪神 3-2 DeNA
- 9月25日:阪神 1-2 DeNA
- 9月26日:阪神 8-3 DeNA
- 10月4日:阪神 1-2 DeNA
9月5日、6日はDeNAが連勝。その後、阪神は20日、21日に連勝して巻き返した。
9月25日、26日も1勝1敗で、最後の10月4日はDeNAが2-1で勝利。最終的に阪神が13勝12敗で勝ち越したものの、最後まで一方的な展開にはならなかった。
なお、4月23日、6月20日、8月22日は試合中止。これらは25試合の勝敗には含まれない。試合日程とスコアは2026年の球団別対戦記録に基づく。
【打率・本塁打・投手成績】数字で見る両チームの違い

2026年の阪神対DeNAを分析する際、勝敗だけを比較しても両チームの特徴は見えてこない。
注目したいのは、打率ではDeNAが上回り、本塁打数と防御率では阪神が上回った点だ。
以下は2026年の直接対決25試合に限定したチーム成績である。
出典:Baseball Chronicleの2026年チーム別対戦詳細成績。三振は打者側と投手側を区別して掲載。
阪神は長打力と出塁で勝ち越した阪神の特徴は、本塁打23本と四球86個という数字に表れている。
DeNAより打率が低かったにもかかわらず、得点は阪神99点、DeNA98点とほぼ同じだった。
阪神は四球を選んで出塁機会を増やし、長打や盗塁を絡めて得点につなげた。長打率も阪神.374、DeNA.363で阪神が上回っている。
一方、打者三振は阪神232個に対してDeNA184個。阪神は打率だけでは測れない得点力を持つ反面、三振の多さという課題も抱えていた。
DeNAは投手の奪三振力が際立ったDeNAの投手陣は直接対決25試合で232奪三振を記録。阪神の184奪三振を大きく上回った。
WHIPもDeNAが1.28、阪神が1.29とほぼ同水準だ。
ただし、防御率は阪神3.47、DeNA3.60。阪神のほうがわずかに優秀だった。
この数字から読み取れるのは、阪神が本塁打と四球を含めた得点機会の創出で勝ち越し、DeNAは打率と投手の奪三振力で対抗したという構図だ。
球場別に見ると、さらに興味深い阪神主催試合では、阪神が7勝6敗と勝ち越した。
一方、横浜での試合は6勝6敗。完全な五分だった。
得点に目を向けると、阪神主催試合ではDeNAが43点、阪神が35点を記録。逆に横浜での試合では阪神が64点、DeNAが55点だった。
勝敗と総得点が必ずしも一致しないところに、このカードの難しさがある。
【CSファイナルステージ】DeNAの4連勝はなぜ起きたのか
2026年の阪神対DeNAで最大の注目を集めたのが、10月14日から甲子園で行われたクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージだ。
レギュラーシーズンを79勝62敗2分で制した阪神には、リーグ優勝による1勝のアドバンテージが与えられた。
対するDeNAは71勝69敗3分の3位。ファーストステージで巨人に2連勝し、阪神への挑戦権を獲得した。
ファイナルステージ全4試合の結果阪神側から見た試合結果は以下のとおり。
- 第1戦・10月14日:阪神0-2 DeNA
- 第2戦・10月15日:阪神0-1 DeNA
- 第3戦・10月16日:阪神0-4 DeNA
- 第4戦・10月17日:阪神5-8 DeNA
特筆すべきは、最初の3試合で阪神が一度も得点できなかったことだ。
DeNAは2-0、1-0、4-0と3試合連続完封。最後の第4戦では阪神が5得点を挙げたものの、DeNAが8-5で逃げ切った。
結果はDeNAの実戦4連勝。阪神のアドバンテージ1勝を含めると、シリーズ全体ではDeNA4勝1敗となった。第5戦、第6戦は開催されていない。
先発投手の顔ぶれにも注目両チームの先発投手は次のとおりだった。
- 第1戦:阪神・村上頌樹、DeNA・平良拳太郎
- 第2戦:阪神・髙橋遥人、DeNA・尾形崇斗
- 第3戦:阪神・才木浩人、DeNA・片山皓心
- 第4戦:阪神・大竹耕太郎、DeNA・東克樹
阪神は村上、髙橋、才木という実績ある先発投手を投入したが、最初の3試合で得点を奪えなかった。
DeNAは平良、尾形、片山、東と異なる投手を送り込み、阪神打線に連続して得点を許さなかった。
特に第3戦は、奪三振王のタイトルを獲得した才木と、ルーキーの片山という対照的な顔合わせでも注目された。
2025年とは逆の結果になったもう一つ興味深いのが、前年との比較だ。
2025年のCSファイナルステージでは阪神がDeNAに3連勝していた。ところが2026年はDeNAが4連勝。
同じ甲子園でのファイナルステージながら、わずか1年で勝敗が完全に逆転した。
レギュラーシーズンの対戦成績が13勝12敗と拮抗していたことを考えても、短期決戦における投手運用と打線の状態が、最終結果に大きく影響したことが分かる。
【今日の試合・スタメン・先発予告・放送予定】2026年10月30日の最新状況
阪神DeNAの今日の試合や放送予定を探している人が注意したいのは、レギュラーシーズンとCSがすでに終了していることだ。
2026年10月30日時点では、阪神対DeNAの公式戦もCSファイナルステージも予定されていない。
そのため、当日のスタメン発表、予告先発、試合速報、リアルタイムスコアはない。
2026年CSファイナルの放送予定開催当時の放送情報では、GAORA SPORTSが第2戦、第3戦、第6戦の生中継を予定していた。
| 試合 | 日程 | GAORA SPORTSの予定 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月14日 | 中継予定の対象外 |
| 第2戦 | 10月15日 | 17:30から生中継 |
| 第3戦 | 10月16日 | 17:30から生中継 |
| 第4戦 | 10月17日 | 中継予定の対象外 |
| 第5戦 | 10月18日 | 開催されず |
| 第6戦 | 10月19日 | 予定されていたが開催されず |
第6戦が実施されなかったのは、DeNAが10月17日の第4戦で勝利し、シリーズの決着をつけたためだ。
現在、これらは過去の放送予定であり、ライブ中継の予定を示すものではない。
過去の試合を視聴したい場合は、各放送局や配信サービスの番組表で再放送・見逃し配信の対象期間を確認する必要がある。
【阪神DeNA通算対戦成績】2026年を加えた歴代の数字
2026年の25試合だけでなく、長い歴史の中で阪神と横浜DeNAがどのような対戦を重ねてきたのかも気になるところだ。
2025年までのレギュラーシーズン通算成績は、阪神側から見て以下のとおりだった。
- 試合数:1,942試合
- 勝利:1,063勝
- 敗北:821敗
- 引き分け:58試合
- 勝率:.564
この数字には、前身球団との対戦も含まれている。
ここに2026年の公式戦25試合、阪神13勝12敗を加えると、次の累計になる。
- 通算試合数:1,967試合
- 阪神の通算勝利:1,076勝
- 阪神の通算敗北:833敗
- 引き分け:58試合
- 通算勝率:約.564
2026年を加算しても、阪神が歴代のレギュラーシーズン対戦で優位に立っている構図は変わらない。
ただし、通算成績は長期間の結果であり、2026年のチーム力を直接示す数字ではない。
CSの対戦成績はレギュラーシーズンと分けて考える2026年のCSファイナルではDeNAが4勝0敗。前年の3連敗を取り返す結果になった。
レギュラーシーズンでの通算成績が阪神優勢であっても、ポストシーズンでは別の結果が生まれる。
この2つの記録を混同しないことが、阪神対横浜の歴史を正確に理解するポイントだ。
【プロの結論】阪神とDeNAの勝負を見極める3つの判断基準
2026年の阪神対DeNAを振り返ると、単純な勝敗以上に興味深い数字が並んでいる。
最も重要なのは、レギュラーシーズンの優位性と短期決戦の強さは必ずしも一致しないという点だ。
1. 打率だけでチームの攻撃力を判断しないDeNAは打率.257で阪神の.240を上回った。
しかし、得点は阪神99点、DeNA98点。本塁打も阪神が23本でDeNAの19本を上回った。
打率だけを見てDeNAの打線が優勢だったと判断するのは早計だ。
四球、長打率、OPS、盗塁などを組み合わせて評価する必要がある。
2. 防御率と奪三振数をセットで見る阪神は防御率3.47でDeNAの3.60を上回った。
一方、DeNAの投手陣は232奪三振を記録している。
防御率が低いからといって、必ずしもすべての試合で相手打線を圧倒できるわけではない。奪三振、WHIP、被本塁打、与四球なども合わせて確認したい。
3. 短期決戦では直近の打線と先発陣を重視する2026年のCSで象徴的だったのは、阪神が最初の3試合で無得点に終わったことだ。
レギュラーシーズンの直接対決で勝ち越していても、短期決戦で得点できなければ勝ち抜くことは難しい。
今後、両チームが再び対戦する場合は、シーズン通算成績だけでなく、直近の打線の状態、先発投手の調子、救援陣の負担を確認することが大切になる。
【阪神対横浜の2026年最新情報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の阪神対DeNAの公式戦は何勝何敗?
A1:25試合で阪神13勝12敗。引き分けはなく、阪神が1勝差で勝ち越した。
Q2:2026年のCSファイナルステージはどちらが勝った?
A2:DeNAが4連勝して日本シリーズ進出を決めた。阪神の1勝のアドバンテージを含めたシリーズ成績はDeNA4勝、阪神1勝だった。
Q3:2026年の阪神対DeNAの打率と本塁打数は?
A3:直接対決25試合では阪神が打率.240、本塁打23本。DeNAは打率.257、本塁打19本だった。
Q4:2026年10月30日に阪神対横浜の試合はある?
A4:ない。公式戦とCSファイナルステージはすでに終了しており、当日の阪神対DeNA戦は予定されていない。
Q5:2026年の阪神対DeNAの先発投手は誰だった?
A5:CSファイナルステージでは、阪神が村上頌樹、髙橋遥人、才木浩人、大竹耕太郎の順に先発。DeNAは平良拳太郎、尾形崇斗、片山皓心、東克樹が先発した。
Q6:阪神とDeNAの歴代通算対戦成績は?
A6:2025年までの通算成績に2026年の公式戦25試合を加えると、阪神側から見て1,076勝833敗58分となる。前身球団との対戦を含むレギュラーシーズンの集計だ。
まとめ:2026年の阪神対横浜はシーズンとCSで明暗が分かれた
2026年の阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズの対戦は、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズで異なる結果になった。
公式戦25試合では阪神が13勝12敗と勝ち越し、本塁打23本、防御率3.47でもDeNAを上回った。
しかし、CSファイナルステージではDeNAが4連勝。特に最初の3試合で阪神打線を無得点に抑えた投手陣の働きが、シリーズの流れを決定づけた。
今回の対戦から分かるのは、シーズン全体の実績だけでは短期決戦の結果を予測できないということだ。
今後の阪神対DeNAをチェックする際は、次の3点を押さえておきたい。
- 打撃面: 打率だけでなく本塁打、四球、OPSを比較する。
- 投手面: 防御率、奪三振、WHIP、先発ローテーションを確認する。
- 試合展開: レギュラーシーズンの勝敗とCSの結果を分けて評価する。
2026年は阪神が公式戦で勝ち越しながら、最後の短期決戦ではDeNAが勝ち抜いたシーズンだった。両チームの次回対戦でも、この明確な課題と強みの違いが大きな見どころになる。