ホーム スポーツ 【試合結果】日本代表がベネズエラに2-1!上田綺世が後半に2発

【試合結果】日本代表がベネズエラに2-1!上田綺世が後半に2発

桐島 奈緒 桐島 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次



2

ベネズエラ対日本

日本代表
逆転勝利


1


ベネズエラ

試合は2026年9月28日19時25分、エディオンピースウイング広島でキックオフ。前半は両チーム無得点で終了したが、後半開始直後から試合が大きく動いた。

46分、ベネズエラのケビン・ヘスス・ケルシー・ヘネスが先制。左サイドから侵入したルイス・フランシスコ・バルボ・ビエイラの折り返しに反応し、左足でゴール右下へ流し込んだ。

日本は失点からわずか3分後に反撃する。相馬勇紀からパスを受けた伊東純也が右足でクロスを供給。相手ディフェンスラインの裏へ抜け出した上田綺世が右足で合わせ、49分に同点とした。

そして試合終了間際の90+6分。久保建英がペナルティーエリア内で相手選手との接触によって倒され、VARによる確認とオンフィールドレビューを経て日本にPKが与えられた。上田がこれを落ち着いて決め、土壇場で逆転に成功した。

日本サッカー協会(JFA)の公式記録では、前半0-0、後半2-1。上田の得点は49分と90+6分、ケルシーの得点は46分と記録されている。入場者数は27,882人。雨天、気温24.8度、湿度90%というコンディションでの一戦だった。

得点時間と試合の流れ



前半8分:日本にアクシデント

熊坂光希が負傷交代。田中聡が急きょ投入される。


前半終了:0-0

ベネズエラのプレッシャーに苦しみながらも、日本は失点を許さず前半を終える。


後半46分:ベネズエラが先制

ケビン・ケルシーが左足でゴール。日本は0-1とリードを許す。


後半49分:上田綺世が同点弾

伊東純也のクロスに反応し、1-1に追いつく。


後半90+6分:上田綺世がPKを決める

VAR確認後のPKを成功させ、2-1で逆転。


試合終了:日本が勝利

6度目の対戦で、日本が90分間の戦いで初勝利を記録した。

【日本代表スタメン】森保一監督が先発10人を変更した狙い

この試合で注目されたのが、森保一監督による大胆なメンバー変更だ。

9月24日のウルグアイ戦で3-1の勝利を収めた日本は、その4日後にベネズエラと対戦。森保監督はウルグアイ戦の先発メンバーから瀬古歩夢だけを残し、残る10人を入れ替えた。

経験豊富な主力選手を温存するだけでなく、代表経験の少ない選手に実戦機会を与える構成だった。実際、4人がこの試合で国際Aマッチデビューを果たしている。

日本代表の先発メンバー一覧
ポジション 選手
GK 小久保玲央ブライアン
DF 渡辺剛
DF 瀬古歩夢
DF 鈴木淳之介
MF 鎌田大地(主将)
MF 相馬勇紀
MF 中野就斗
MF 熊坂光希
MF 齋藤俊輔
FW 後藤啓介
FW 佐藤龍之介

JFAの公式記録に掲載された先発メンバーは以上の11人。小久保、中野、熊坂、齋藤の4人が代表デビューを飾った。

特に注目したいのは、GK小久保玲央ブライアンとDF中野就斗の起用だ。代表での経験を積ませるという意味だけでなく、国際試合特有の強度や判断速度を体験させる機会になった。

一方、前線には後藤啓介や佐藤龍之介ら若い選手が並び、相馬勇紀、鎌田大地らとの連係が試された。JFAの試合レポートによれば、右サイドでは中野と佐藤、左サイドでは相馬と齋藤が連係して攻撃を組み立てようとしていた。

ただし、経験の浅い選手を多く起用した影響もあった。ベネズエラの強いプレッシャーと慣れない組み合わせが重なり、前半は攻撃のリズムをつかみにくかった。森保監督にとっては、選手の可能性を確認すると同時に、課題を把握する45分間でもあった。

代表デビューを飾った4選手


小久保玲央ブライアン

GKとして先発。前半はベネズエラの攻撃に対応し、ゴールを守った。後半から鈴木彩艶と交代。


中野就斗

右サイドで佐藤龍之介らと連係。ベネズエラの左サイドからの攻撃にも対応した。


熊坂光希

先発したものの、前半8分に負傷交代。田中聡が代わって出場した。


齋藤俊輔

左サイドの攻撃に参加。後半開始時に伊東純也と交代した。

4選手のデビューは、この試合を単なる勝敗だけで評価できない理由の一つだ。代表チームの競争力を高めるには、主力選手だけでなく、次の世代が国際舞台でどこまで通用するかを見極める必要がある。

【逆転勝利の理由】上田綺世の2得点と森保監督の交代策を検証

日本の逆転勝利を分析するうえで、重要なのは上田の決定力だけではない。ハーフタイムの5人交代、伊東純也のクロス精度、久保建英のペナルティーエリア内での仕掛け、そして負傷者が出た後の守備対応が連動していた。

1.後半開始時の5人交代で攻撃の質を変えた

森保監督はハーフタイムに5人を同時投入した。

- 上田綺世(後藤啓介に代わって出場)
- 久保建英(佐藤龍之介に代わって出場)
- 伊東純也(齋藤俊輔に代わって出場)
- 田中碧(鎌田大地に代わって出場)
- 鈴木彩艶(小久保玲央ブライアンに代わって出場)

この交代で、前半とは異なる攻撃の選択肢が生まれた。上田が最前線で相手の最終ラインを狙い、伊東がサイドからチャンスを供給。久保も中央へ切り込むプレーで攻撃に変化をつけた。

特に伊東と上田の連係は、交代直後に結果を出した。49分の同点ゴールは、交代選手同士の連係がそのまま得点につながった象徴的な場面だった。

2.上田綺世が示したストライカーとしての価値

上田の1点目は、単にクロスに合わせたゴールではない。相手DFの視界からタイミングよく外れ、ゴール前へ飛び込む動きが決定的だった。

伊東がボールを受けてクロスを上げる瞬間に、上田はディフェンスラインの裏へ動き出している。相手の守備陣が対応しきれないタイミングを突いたことで、ゴール前で右足を合わせることができた。

2点目はPKによる得点。試合終盤のプレッシャーが高まる場面で、上田は冷静にゴール左下を狙い、GKの逆を突いた。

異なる形で2点を決めたことは、上田の得点能力を示している。流れの中での裏抜けと、試合を決めるPK。どちらも日本代表の攻撃に欠かせない武器だ。

3.久保建英の仕掛けが決勝PKにつながった

決勝点の直前には、久保建英がペナルティーエリア内へ持ち込んでいた。相手との接触によって倒れ、当初の状況からVARチェックが行われた。

その後、主審がオンフィールドレビューを実施。最終的に久保へのファウルと判断され、日本にPKが与えられた。

ここで重要なのは、PKが単なる偶然の産物ではなかったことだ。久保が相手守備陣の間へ侵入し、ペナルティーエリア内で勝負を仕掛けたからこそ、判定を確認する場面が生まれた。

4.数的不利になっても勝利を諦めなかった

日本は終盤、渡辺剛が足を負傷。交代枠を使い切っていたため、残り時間を10人で戦うことになった。

森保監督は守備陣形を変更し、伊東を右サイドバック、中村敬斗を左サイドバックに配置するなど、残った選手で守備を再編した。

数的不利になった状況で守備を整えながら、攻撃の機会も探る必要があった。そこで久保がペナルティーエリア内に侵入し、PK獲得につなげたことは、終盤の戦い方を象徴している。

JFAの試合後コメントで森保監督は、選手たちが状況を受け止め、システムとポジションを変更して粘り強く戦った点を評価している。若手のテストだけでなく、予想外のトラブルに対するチーム全体の対応力も、この試合で確認された。

試合の主要人物・出来事と勝敗への関係

以下は、公式記録とJFAの試合レポートを基に、試合の重要な関係を整理したものだ。

人物・時間 出来事・役割 試合への影響 森保一監督 先発10人変更、後半5人交代 新戦力の経験と攻撃力の強化 熊坂光希・8分 負傷交代 田中聡が緊急出場 ケビン・ケルシー・46分 ベネズエラの先制ゴール 日本が0-1とリードを許す 伊東純也・49分 上田へのクロス 同点ゴールをアシスト 上田綺世・49分 裏抜けから右足で得点 1-1に追いつく 渡辺剛・終盤 負傷で日本が10人に 守備陣形を再編する必要が生じる 久保建英・後半AT ペナルティーエリア内でファウルを受ける VAR確認後にPK獲得 上田綺世・90+6分 PKを成功 日本の決勝点となる

この関係から見えてくるのは、上田の2得点だけでなく、交代選手の連係、久保の突破、伊東のクロス、守備陣の再編が一つの勝利につながったということだ。

【過去の対戦成績】日本とベネズエラは互角だった?第6戦で初の90分勝利

ベネズエラ代表は、日本にとって決して簡単な相手ではない。2026年9月28日の試合前まで、両国は5度対戦しており、JFAの事前資料では1勝3分1敗と拮抗した成績だった。

今回の試合は通算6度目の対戦。日本は2-1で勝利し、JFAの試合レポートによれば、ベネズエラ相手に90分間の戦いで初めて勝利した。

過去5試合の対戦履歴
年月日 大会 試合結果(日本側)
2010年2月2日 キリンチャレンジカップ 0-0
2012年8月15日 キリンチャレンジカップ 1-1
2014年9月9日 キリンチャレンジカップ 2-2(後日3-0で日本の勝利に変更)
2018年11月16日 キリンチャレンジカップ 1-1
2019年11月19日 キリンチャレンジカップ 1-4

特に2014年の試合には注意が必要だ。ピッチ上では2-2の引き分けだったが、後日ベネズエラ側の出場停止処分対象選手の出場が判明し、FIFAの裁定によって日本の3-0勝利に変更された。

つまり、試合中のスコアと公式記録上の結果は異なる。過去の対戦成績を調べる際には、この2014年の裁定を考慮する必要がある。

また、2019年11月の対戦では日本が1-4で敗れている。今回の2-1は、その敗戦から続く両国の対戦史においても意味のある結果となった。

ベネズエラ代表のFIFAランキングは47位

JFAが公表した対戦国情報によると、ベネズエラのFIFAランキングは2026年7月20日更新時点で47位だった。

南米サッカー連盟(CONMEBOL)に所属するベネズエラは、アルゼンチンやブラジルなどの強豪国と同じ南米予選を戦ってきたチームだ。2026年のワールドカップ本大会出場は逃したものの、予選では最後までプレーオフ進出の可能性を残していた。

JFAの対戦チーム紹介でも、ベネズエラは南米の強豪を相手に勝利や引き分けを記録する粘り強いチームとして紹介されていた。

ランキングだけで実力を判断するのは適切ではない。南米勢特有の球際の強さや、個人技を生かしたサイド攻撃は、日本にとっても警戒すべき要素だった。

【テレビ放送・ライブ配信】日本対ベネズエラは日テレ・TVer・DAZNで中継

2026年9月28日のベネズエラ戦は、地上波テレビとインターネット配信の両方で中継された。



日本テレビ系列
地上波生中継
全国ネット・19:00放送開始


TVer
ライブ配信
19:00配信開始


DAZN
ライブ配信
当日の配信予定あり


JFAの公式発表では、日本テレビ系全国ネットでの生中継とTVerでのライブ配信が告知されていた。また、Jリーグ公式の試合データにはDAZNも放送・配信サービスとして掲載されている。

したがって、テレビで観戦する場合は日本テレビ系列、スマートフォンやパソコンでの視聴にはTVerやDAZNが利用された試合だった。

なお、2026年11月現在、この試合はすでに終了している。見逃し配信やフルマッチ映像の公開状況は、各サービスの配信期間によって異なるため、現在も視聴できるとは限らない。

【プロの結論】ベネズエラ戦が日本代表に残した3つの収穫

今回の2-1という結果を、単に上田綺世の2ゴールによる勝利として片付けるのはもったいない。試合内容を振り返ると、日本代表の強化にとって要点が3つ見えてくる。

収穫1:上田綺世の決定力を再確認できた

途中出場から2ゴールを決めた上田は、限られた出場時間でも試合を決定づけられる選手であることを示した。特に1点目の裏抜けと2点目のPK成功は、異なる状況で得点できる能力を示している。

今後の日本代表にとって、相手が守備を固めたときや、試合終盤に勝負を決めたいときに上田をどう生かすかは重要なテーマになる。

収穫2:若手を実戦で評価できた

4人の代表デビューに加え、先発10人を入れ替えたことは、選手層の底上げを進めるうえで意味がある。強豪との試合で主力を固定するだけでは、次の世代の成長機会は限られてしまう。

今回の前半は連係不足やプレーの強度という課題も見えたが、それも実戦でしか得られない評価材料だ。経験を積んだ若手が、次の代表活動でどのような成長を見せるかが注目される。

収穫3:予期せぬ状況への対応力を確認できた

熊坂の負傷交代、渡辺の負傷による数的不利、終盤の守備陣形変更。日本にとっては予定どおりに進まない場面が続いた。

それでも最後まで勝利を目指し、PKを獲得して決勝点につなげた。森保監督が試合後に評価したのも、チームが状況に応じてポジションとシステムを変更し、最後まで戦った点だった。

森保一監督は試合後、選手たちが「チーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜く」姿勢を示したと振り返った。

この言葉は、今回の逆転勝利を象徴している。日本代表が目指すのは、先発メンバーが固定されたときだけ強いチームではない。交代選手が結果を出し、負傷や数的不利にも対応できるチームだ。

【ベネズエラ対日本】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ベネズエラ対日本の2026年9月28日の試合結果は?
A1:日本代表が2-1で逆転勝利した。ベネズエラのケビン・ケルシーが46分に先制し、日本は上田綺世が49分と90+6分に得点した。

Q2:上田綺世は何分に2ゴールを決めた?
A2:後半49分に伊東純也のクロスから同点ゴールを決め、90+6分にはPKを成功させて決勝点を挙げた。

Q3:ベネズエラ戦の日本代表スタメンは?
A3:GK小久保玲央ブライアン、DF渡辺剛、瀬古歩夢、鈴木淳之介、MF鎌田大地、相馬勇紀、中野就斗、熊坂光希、齋藤俊輔、FW後藤啓介、佐藤龍之介の11人だった。

Q4:日本とベネズエラの過去の対戦成績は?
A4:2026年9月28日の試合前は1勝3分1敗。今回の勝利で通算6度目の対戦となり、日本は90分間の戦いで初勝利を挙げた。

Q5:ベネズエラ代表のFIFAランキングは何位?
A5:JFAの対戦国情報によると、2026年7月20日更新時点で47位だった。

Q6:日本対ベネズエラ戦はどこで放送・配信された?
A6:日本テレビ系列で地上波生中継され、TVerとDAZNでもライブ配信された。試合会場は広島のエディオンピースウイング広島だった。

まとめ:ベネズエラ戦の逆転勝利は日本代表の選手層を示す一戦

2026年9月28日のキリンチャレンジカップ2026で、日本代表はベネズエラ代表に2-1で勝利した。

試合の主役は、途中出場から2得点を挙げた上田綺世だった。伊東純也のクロスから決めた同点ゴール、久保建英が獲得したPKを成功させた決勝ゴールは、いずれも日本の攻撃陣が持つ個人能力と連係の質を示した。

一方で、前半の連係不足や負傷者の発生、終盤の数的不利など、改善すべき課題も残った。先発10人の変更と4人の代表デビューは、将来を見据えた選手起用という意味で大きな意味を持つ。

この試合を評価する際に見るべきなのは、スコアだけではない。上田の得点力、伊東と久保の攻撃力、若手の成長、そして苦しい状況でのチームの対応力を総合的に見る必要がある。

2-1という結果以上に、日本代表が勝ち切るための選択肢を増やしたこと。それこそが、ベネズエラ戦から読み取れる最大の収穫だ。

今後の日本代表では、上田綺世を中心とした得点力の継続、若手の定着、そして主力と控えの連係が引き続き注目される。

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桐島 奈緒

芸能担当デスクとして14年。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として照合し、出典の確認できない話は記事にしません。

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