「シャンプーハット芸人」とは、吉本興業に所属するお笑いコンビシャンプーハットのことです。1994年11月に結成され、メンバーは恋さん(旧芸名・こいで)と、てつじの2人。関西のお笑いシーンを中心に、テレビ、競馬番組、情報バラエティー、漫才と幅広く活動してきました。
2026年は、結成から30年以上を迎えた2人にとって大きな節目となりました。漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」でグランプリファイナルに進出。一方、10月には恋さんが中咽頭がんと活動休止を公表し、コンビの今後にも関心が集まっています。2人のプロフィール、芸名の変遷、受賞歴、代表番組、そして2026年11月時点の最新状況を整理します。
【まず知りたい】シャンプーハット芸人とは?メンバーは恋さんとてつじ

シャンプーハットは、関西を拠点に活動する吉本興業所属のお笑いコンビです。結成は1994年11月。2026年には芸歴31年を超え、関西のテレビ番組や劇場で確かな存在感を築いてきました。
メンバーは、ボケやイラスト制作でも知られる恋さんと、ラーメン好きとしても知られるてつじ。2人とも大阪府出身で、1994年に吉本興業に入社しています。
コンビ名を初めて知った人が気になるのは、どんな芸人なのかという点でしょう。シャンプーハットは、単なるテレビのリポーターや競馬番組の出演者ではありません。漫才で複数の賞を獲得し、2020年には上方漫才大賞の大賞にも輝いた実力派です。
また、2人はそれぞれ異なる得意分野を持っています。恋さんは競馬やイラスト、てつじはラーメンや食に関する活動など、個人でも仕事の幅を広げてきました。コンビとしての漫才と、個々の専門性を生かしたテレビ出演を両立している点が特徴です。
【メンバー徹底紹介】恋さんとてつじのプロフィール・芸名の変遷
恋さん(旧芸名・こいで)恋さんは、1976年2月1日生まれ、大阪府高槻市出身。2026年11月時点で50歳です。吉本興業の公式プロフィールでは、身長172cm、血液型A型と紹介されています。
趣味は競馬、野球、ラグビー、サッカー、絵を描くこと。とりわけ競馬への関心は仕事にも結びついており、関西テレビの「競馬BEAT」では競馬好き芸人として番組に出演してきました。
恋さんを検索すると「こいで」という名前も出てきますが、これは同一人物です。芸名は活動期間によって変化しています。
- 本名名義:小出水直樹
- 2014年8月:「こいで」に改名
- 2021年11月:「恋さん」に再改名
2014年の改名については、本名の姓が珍しく、芸人としての活動が家族や親戚に影響しないようにする意図があったと報じられています。その後、2021年11月12日に自身が出演するラジオ番組で「恋さん」への改名を発表しました。
「こいで」と「恋さん」は別の芸人ではなく、同じ人物の芸名の変遷です。過去のテレビ映像や書籍、受賞歴を調べる際には、この違いを押さえておくと情報を整理しやすくなります。
てつじてつじは、1975年8月7日生まれ、大阪府堺市出身。2026年11月時点で51歳です。吉本興業の公式プロフィールによると、身長178cm、血液型AB型です。
趣味はバドミントン、将棋、ラーメン。特にラーメンへのこだわりは知られており、芸人としての活動に加えて飲食分野でも存在感を示しています。
テレビでは情報番組やバラエティー番組への出演があり、ラジオでは「上沼恵美子のこころ晴天」などに出演。競馬やイラストを得意とする恋さんとは異なる個性を持ち、コンビとしての活動を支えています。
【芸歴と受賞歴】1994年の結成から上方漫才大賞までの歩み
シャンプーハットのキャリアを振り返るうえで見逃せないのが、若手時代から積み重ねてきた漫才賞レースでの実績です。
吉本興業の公式プロフィールには、1996年の「オールザッツ漫才」優勝、1998年の「ABCお笑い新人グランプリ」優秀新人賞、2012年の上方漫才大賞奨励賞、2020年の上方漫才大賞大賞が掲載されています。
特に2020年の上方漫才大賞は、コンビの実績を語るうえで大きな意味を持ちます。若手時代の新人賞から、長年の活動を評価する大賞へと到達したことは、長期にわたって漫才を続けてきた2人の歩みを示しています。
シャンプーハットの主な経歴・受賞歴年表| 時期 | 出来事・受賞 | 意味・ポイント |
|---|---|---|
| 1994年11月 | シャンプーハット結成 | 恋さんとてつじによるコンビ活動を開始 |
| 1996年 | オールザッツ漫才優勝 | 若手時代の実績 |
| 1998年 | 第19回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞 | 新人賞で評価を獲得 |
| 2012年 | 第47回上方漫才大賞奨励賞 | 関西漫才界での評価を示す受賞 |
| 2014年8月 | こいでに改名 | 恋さんの芸名が変化 |
| 2020年 | 第55回上方漫才大賞大賞 | コンビとして最高賞を受賞 |
| 2021年11月 | 恋さんに再改名 | 現在の芸名に変更 |
| 2026年5月 | THE SECOND 2026グランプリファイナル進出 | 決勝トーナメントの1回戦に出場 |
| 2026年10月 | 恋さんが病気を公表し活動休止 | 治療に専念するため芸能活動を休止 |
受賞歴から読み取れるのは、シャンプーハットが一時的なテレビ人気だけで評価されてきたコンビではないということです。1990年代の新人賞、2010年代の奨励賞、2020年の大賞と、異なる時期に漫才師としての評価を得ています。
なお、2020年の上方漫才大賞は第55回の大賞です。関西の漫才文化を代表する歴史ある賞であり、長年の活動を評価する重要な実績として位置づけられます。
【2026年最新】THE SECONDでの戦績と現在の漫才活動
2026年のシャンプーハットを語るうえで大きなトピックとなったのが、フジテレビ系の漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2026」です。
同大会は、結成16年以上のプロ漫才師を対象とした大会。M-1グランプリとは異なる参加条件を持ち、長い芸歴を重ねた漫才師が改めて実力を競う舞台です。
グランプリファイナル進出を達成フジテレビの2026年4月20日付公式発表によると、シャンプーハットは4月18日の「ノックアウトステージ16→8」を勝ち抜き、グランプリファイナル進出を決めました。
同ステージでは、パタパタママとの対戦で285対260と勝利。観客審査員100人による採点で、ファイナリスト8組の一角に入りました。
しかし、5月16日のグランプリファイナルでは、1回戦でリニアと対戦し、279対293で敗退。準決勝進出には届きませんでした。
2026年大会の優勝者はトットです。シャンプーハットは優勝こそ逃したものの、長年活動してきたコンビが全国放送の大舞台に進出したことは、漫才師としての現在地を示す出来事でした。
ここで注意したいのは、ファイナリスト進出と優勝は異なるという点です。シャンプーハットは2026年のグランプリファイナル出場者8組に選ばれましたが、最終的な優勝者ではありません。
【テレビ・ラジオ出演】マルコポロリ・うまんちゅ・競馬BEATの現在
シャンプーハットは、関西ローカルのテレビ番組で長く活動してきました。吉本興業の公式プロフィールに掲載されている主なレギュラー番組は、情報番組、芸人バラエティー、競馬番組など多岐にわたります。
代表的なテレビ出演・レギュラー番組「お笑いワイドショー マルコポロリ!」は、関西テレビで放送されているトークバラエティーです。東野幸治を中心に、芸人や著名人の意外な一面を掘り下げる番組で、シャンプーハットも出演者として知られています。
2026年には番組放送開始20周年を記念した有観客イベントも発表されました。12月15日に開催予定のイベントには、シャンプーハットのてつじも出演者として名前が掲載されています。
「うまんちゅ」は、競馬をテーマにした関西テレビの番組です。競馬好き芸人がレース予想や競馬関係者への取材を通して、競馬の魅力を伝えます。2026年11月の番組情報では、レギュラー出演者としてシャンプーハットのてつじが掲載されています。
「競馬BEAT」は、関西テレビの日曜競馬中継です。番組公式出演者ページでは、菅井友香、シャンプーハット・恋さん、岡安譲がMCとして紹介されています。恋さんは競馬歴25年以上の競馬好き芸人として、番組で競馬の魅力を伝えてきました。
このほか、吉本興業の公式プロフィールには、次の番組もレギュラーとして掲載されています。
- おはよう朝日土曜日です:朝日放送テレビの土曜朝の情報番組。
- よんチャンTV:毎日放送の情報・報道番組。水曜日の出演枠にシャンプーハットが掲載されている。
- マルコポロリ!:関西テレビの芸人バラエティー。
- うまんちゅ:関西テレビの競馬情報番組。
- 競馬BEAT:関西テレビの競馬中継。
テレビだけでなく、ラジオも重要な活動の場です。吉本興業のプロフィールでは、てつじの出演番組としてABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」、MBSラジオ「メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday」が掲載されています。
コンビでのテレビ出演に加えて、個人の専門性やトーク力を生かしたラジオ出演を続けていることも、長期的な活動を支える要素です。
ただし、2026年10月19日から恋さんが治療のため活動休止に入ったことで、番組ごとの出演者構成には変更が生じる可能性があります。番組のレギュラー枠が継続していることと、休養中の本人が実際に出演することは区別して確認する必要があります。
【2026年11月最新】恋さんの中咽頭がん公表と活動休止の現状
2026年秋、シャンプーハットにとって大きなニュースとなったのが、恋さんによる中咽頭がんの公表です。
恋さんは2026年8月、自身の発信で首のしこりについて触れ、医療機関で検査を受けることを報告していました。その後、10月13日に自身のYouTubeチャンネル「こいちゃんパラダイス」を更新し、検査の結果、中咽頭がんと診断されたことを明らかにしました。
本人は病状についてステージ1と説明し、治療に専念するため10月19日から芸能活動を休止すると発表しました。このニュースはテレビ朝日系の報道やスポーツ紙などでも取り上げられました。
10月29日に一時退院を報告治療開始後の10月29日、恋さんは自身のSNSやYouTubeで一時退院したことを報告しました。TBS NEWS DIGの10月30日付報道によると、最初の抗がん剤投与と放射線治療を受けた後の退院で、今後も放射線治療や抗がん剤治療が続く予定です。
つまり、一時退院は治療終了や芸能活動への復帰を意味するものではありません。10月末時点でも治療は継続中であり、本人が発信した内容にも今後の治療に取り組む姿勢が示されています。
相方・てつじが語ったコンビへの思い恋さんの活動休止発表を受け、相方のてつじもラジオやSNSを通じてメッセージを発信しました。
「復帰した時に、いつもと変わらぬ漫才ができるようこちらはしっかり準備しておきます」
これは10月14日付の日刊スポーツが伝えた、てつじのコメントです。相方の治療を支えながら、復帰後の漫才を見据えていることが伝わる内容でした。
2人は1994年からコンビを続けてきた間柄です。テレビでの共演や賞レースへの挑戦だけでなく、舞台で漫才を続けることを大切にしてきた関係性が、今回のメッセージにも表れています。
2026年11月3日時点で確認できる最新の状況は、恋さんが初回の治療を終えて一時退院し、その後も治療を続けているというものです。復帰時期については、治療経過や本人・所属事務所からの発表を待つ段階です。
【プロの結論】シャンプーハットが長く支持される理由と今後の注目点
シャンプーハットのキャリアを振り返ると、長く活動を続けてきた理由は、漫才だけに仕事を限定しなかった点にあります。
1990年代には新人賞で評価され、2010年代には上方漫才大賞の奨励賞、2020年には同賞の大賞を受賞。さらに2026年にはTHE SECONDのグランプリファイナルに進出しました。こうした実績は、テレビタレントとしてだけでなく、漫才師としての実力を継続的に示してきたことを物語ります。
一方で、関西の情報番組、競馬番組、ラジオといった複数の活動領域を持っていることも特徴です。恋さんの競馬やイラスト、てつじの食やラーメンに関する活動など、個人の得意分野がコンビの認知度を広げてきました。
今後の注目点は、大きく3つあります。
- 恋さんの療養と復帰:治療の進行状況や本人からの発信、活動再開に関する正式な案内。
- てつじの個人活動:テレビ、ラジオ、競馬番組などでの継続的な出演。
- コンビとしての漫才:THE SECOND 2026での経験を経て、今後どのような舞台で2人の漫才が披露されるか。
情報を調べる際は、芸名の違いにも注意が必要です。過去の記録にある「小出水」「こいで」は現在の恋さんと同一人物です。また、賞レースについてはファイナリスト進出と優勝を混同しないこと、番組のレギュラー掲載と実際の出演日を区別することが、正確な情報を得るポイントになります。
【よくある質問】シャンプーハット芸人に関するFAQ
Q1:シャンプーハットは何人組の芸人ですか?
A1:2人組のお笑いコンビです。メンバーは恋さんとてつじで、吉本興業に所属しています。
Q2:シャンプーハットはいつ結成されましたか?
A2:1994年11月です。2026年時点で結成から約32年の歴史を持つベテランコンビです。
Q3:恋さんの昔の芸名は何ですか?
A3:以前は「こいで」という芸名で活動していました。それ以前には本名の小出水直樹名義も使用しており、2021年11月に現在の「恋さん」へ改名しました。
Q4:シャンプーハットの代表的な受賞歴は何ですか?
A4:1996年のオールザッツ漫才優勝、1998年のABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、2012年の上方漫才大賞奨励賞、2020年の上方漫才大賞大賞などがあります。
Q5:シャンプーハットはTHE SECOND 2026で優勝しましたか?
A5:優勝はしていません。グランプリファイナルの8組に進出しましたが、5月16日の1回戦でリニアに279対293で敗れました。2026年大会の優勝者はトットです。
Q6:シャンプーハットの現在のレギュラー番組は何ですか?
A6:吉本興業の公式プロフィールには「よんチャンTV」「マルコポロリ!」「うまんちゅ」「競馬BEAT」「おはよう朝日土曜日です」などが掲載されています。恋さんの休養中は番組ごとの出演者や出演形態に変更が生じる可能性があります。
Q7:恋さんは2026年11月現在、芸能活動に復帰していますか?
A7:10月19日から治療のため活動を休止しています。10月29日に一時退院を報告しましたが、その後も治療は継続中です。一時退院と芸能活動への復帰は別であり、復帰時期については正式な発表を待つ必要があります。
まとめ:シャンプーハットの現在とこれからの活動に注目
シャンプーハットは、1994年11月に結成された恋さんとてつじによる吉本興業所属のお笑いコンビです。若手時代から数々の賞を獲得し、2020年には上方漫才大賞の大賞を受賞。2026年にはTHE SECONDのグランプリファイナルにも進出しました。
テレビでは「マルコポロリ!」「うまんちゅ」「競馬BEAT」など、関西を代表する番組で知られています。コンビ活動に加え、恋さんの競馬・イラスト、てつじのラーメンやラジオ活動など、個人の持ち味も長年のキャリアを支えてきました。
2026年秋は、恋さんが中咽頭がんの治療のため活動を休止するという大きな転機を迎えました。10月末には一時退院が報告されたものの、治療は続いています。相方のてつじも復帰後の漫才を見据えたメッセージを発信しています。
長年積み重ねてきた漫才の実績と、関西のテレビ・ラジオで培った存在感。シャンプーハットの今後を追う際には、恋さんの療養と復帰に関する公式発表、てつじの活動、そして2人が再び舞台で並ぶ日を注目していきたいところです。
主な確認資料: 吉本興業公式プロフィール、フジテレビ「THE SECOND 2026」大会結果、関西テレビの番組・出演者情報、MBS「よんチャンTV」公式出演者情報、テレビ朝日系ニュース、TBS NEWS DIG、日刊スポーツの2026年10月報道。