2026年11月現在、ブラジルのスーパースター、ネイマール(Neymar Jr.)がサントスFCで着用している背番号は「10」番です。ブラジル代表でも2026年ワールドカップの登録番号は10番。かつてサントスやFCバルセロナでは「11」番を背負い、パリ・サンジェルマン(PSG)とアル・ヒラルでは「10」番を着用していました。
ネイマールの背番号の歴史を振り返ると、単なるクラブ移籍に伴う変更だけではなく、憧れの選手ロマーリオ、リオネル・メッシとの共演、ブラジル代表での立場、そしてサントス復帰というキャリアの転換点が見えてきます。2025年に一度だけ着用した特別な「100」番の真相も含め、クラブ別・代表別の歴代背番号と変更理由を整理します。
【2026年最新】ネイマールの背番号はサントスで「10」番!ブラジル代表も10番

ネイマールの現在の所属クラブは、ブラジルの名門サントスFCです。2025年1月に古巣へ復帰し、2026年1月6日には契約を2026年シーズン終了まで延長したことがクラブ公式サイトから発表されました。
サントスは2026年もネイマールをチームの中心選手として位置づけています。クラブ公式発表では、2025年シーズンに12ゴール、6アシストを記録し、ハットトリックを達成したジュベントゥージ戦でクラブ通算150ゴールにも到達したと紹介されています。現在の背番号10番は、単なるユニフォームの番号ではなく、チームを象徴する選手としての存在感にも結びついています。
また、ブラジルサッカー連盟(CBF)が2026年5月30日に公表したワールドカップの背番号一覧でも、ネイマールの番号は10番でした。代表の10番は、ブラジルサッカーの歴史においてペレなどの伝説的選手が着用してきた象徴的な番号です。
CBFは2026年6月26日の公式記事で、ネイマールが2014年、2018年、2022年、2026年の4大会でブラジル代表の10番を着用したことを紹介しています。これにより、4大会でブラジルの10番を背負った選手としてペレに並ぶ記録を達成しました。
したがって、2026年現在の番号を簡潔に整理すると、次のようになります。
- 所属クラブ・サントスFC:10番
- ブラジル代表・2026年ワールドカップ登録:10番
- 現在のキャリアを象徴する番号:10番
なお、クラブの背番号と代表の背番号は別々に決まります。代表では大会ごとに登録番号が設定されるため、クラブと代表で常に同じ番号になるとは限りません。ネイマールの場合、2026年は両方で10番が一致しています。
【歴代背番号一覧】サントス・バルセロナ・PSG・アル・ヒラルの変遷
ネイマールのキャリアを背番号で振り返ると、初期の11番から世界的スターとしての10番へと移行した流れが分かります。
2009年にサントスのトップチームで頭角を現して以降、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、アル・ヒラルを渡り歩きました。2025年のサントス復帰によって、再びブラジルでプレーするキャリアに戻っています。
ネイマールの歴代背番号・年表| 時期 | 所属・カテゴリー | 背番号 | 主な背景 |
|---|---|---|---|
| 2009~2013年 | サントスFC | 11番 | ロマーリオへの憧れから選んだ番号 |
| 2013~2017年 | FCバルセロナ | 11番 | メッシが10番を着用 |
| 2017~2023年 | パリ・サンジェルマン | 10番 | パストーレから10番を譲られる |
| 2023~2025年 | アル・ヒラル | 10番 | 新天地でも10番を継続 |
| 2025~2026年 | サントスFC(復帰後) | 10番 | ペレゆかりの象徴的な番号 |
| 2010~2012年 | ブラジルA代表 | 主に11番など | 代表初期の番号。大会によって異なる |
| 2013~2026年 | ブラジルA代表 | 10番 | 代表のエースナンバーとして定着 |
| 2025年4月16日 | サントスFC(記念試合) | 100番 | ヴィラ・ベルミーロでの通算100試合記念 |
※クラブの在籍期間は主な所属時期を示しています。代表番号は大会や試合ごとの登録によって異なる場合があります。背番号の履歴はTransfermarktの記録、クラブ公式発表、ブラジルサッカー連盟の資料などを照合したものです。
サントス時代:世界的スターへの出発点は11番ネイマールが世界に名前を知られるようになったサントス時代の背番号は11番でした。2009年にトップチームへ昇格した当初から、この番号が彼の代名詞となっていきます。
この時期のネイマールは、南米特有のテクニックとスピードを武器に、ドリブル突破や個人技で観客を魅了しました。サントスでは2011年のコパ・リベルタドーレス優勝などを経験し、欧州のビッグクラブから注目される存在へ成長します。
当時の11番は、後年の10番とは異なる意味でネイマールの個性を表す番号でした。本人が愛着を持っていたこともあり、サントスでの最初のキャリアを象徴するユニフォームとして記憶されています。
バルセロナ時代:メッシと共演した11番2013年、ネイマールはスペインのFCバルセロナへ移籍しました。ここでも背番号は11番でした。
理由として大きかったのが、当時のチームにリオネル・メッシが在籍し、すでに背番号10番を着用していたことです。ネイマールはメッシ、ルイス・スアレスとともに強力な攻撃陣を形成し、いわゆるMSNトリオの一角として活躍しました。
2014-15シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイの三冠を達成。バルセロナの11番は、ネイマールの欧州での成功を象徴する番号となりました。
PSG時代:世界的スターとして10番を獲得2017年、ネイマールはパリ・サンジェルマンへ移籍します。移籍金は契約解除条項に基づく2億2200万ユーロで、当時のサッカー界に大きな衝撃を与えました。
この移籍で大きく変わったのが背番号です。バルセロナで着用していた11番から、パリでは10番へ変更しました。
当時10番を着用していたハビエル・パストーレが、ネイマールの加入を歓迎する意味を込めて番号を譲ったことが報じられています。パストーレは自身の番号を27番に変更し、ネイマールが新たな10番となりました。
PSGでは国内リーグ優勝などを経験し、クラブの攻撃を担う中心選手としてプレー。バルセロナ時代の11番とは異なり、10番を背負うスター選手としてのイメージが強くなりました。
アル・ヒラル時代:サウジアラビアでも10番を継続2023年、ネイマールはサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍しました。中東サッカーへの大型移籍が相次ぐ時期に実現した契約で、ここでも背番号は10番でした。
ただし、アル・ヒラルでの活動は負傷の影響を大きく受けました。ブラジル代表の試合で負傷した後、長期離脱を余儀なくされ、出場機会は限られました。
2025年1月にはアル・ヒラルとの契約を解消し、古巣サントスへの復帰を決断します。欧州と中東を経験したスター選手が、キャリアの原点に戻った転換点でした。
【なぜ11番から10番へ?】ネイマールの背番号が変わった理由
ネイマールの背番号の変遷には、本人の好み、チーム内の番号事情、周囲の選手との関係という複数の要素が関係しています。
理由1:11番を選んだのはロマーリオへの憧れネイマールは2012年、サントスTVの番組で背番号11番を選んだ背景を明かしています。
当初はユース時代に憧れのロビーニョにちなんだ7番を着用していましたが、番号を選べる機会に11番を希望しました。その理由として挙げたのが、ブラジルの伝説的ストライカー、ロマーリオへの憧れです。
ロマーリオは1994年ワールドカップ優勝に貢献したブラジルの名選手で、11番を着用した時代もありました。ネイマールはそのプレーや存在に魅力を感じ、11番に特別な愛着を持つようになったと報じられています。
つまり、サントス時代の11番は、単に空いていた番号を選んだというだけではありません。本人のサッカー観や憧れが反映された番号だったのです。
理由2:ブラジル代表ではダニエウ・アウベスの助言で10番へブラジル代表での番号変更にも興味深いエピソードがあります。
ネイマールは代表初期に11番を着用していましたが、2013年のコンフェデレーションズカップ前後から10番を背負うようになりました。
2018年にUOL Esporteなどで紹介された本人の説明によると、当初は7番か11番を希望していました。しかし、当時のチームメートだったダニエウ・アウベスから「10番を背負うべきだ」という趣旨の助言を受け、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督も10番を勧めたといいます。
この出来事は、ネイマールが代表の中心選手として期待されるようになった象徴的な転換点です。以降、ブラジル代表の10番は彼を象徴する番号として定着していきました。
理由3:バルセロナではメッシが10番だったバルセロナで11番を着用した背景には、メッシの存在があります。
メッシが10番を着用していたため、ネイマールは11番を選択しました。これはネイマールの能力やチーム内での評価が低かったことを意味するものではありません。
実際、MSNトリオの一角としてネイマールは攻撃の重要な役割を担い、チャンピオンズリーグ優勝にも貢献しました。背番号と選手の実力やチーム内での序列は、必ずしも一致しないという好例です。
理由4:PSGではパストーレから10番を譲られたPSG移籍時の10番獲得には、チームメートのパストーレによる配慮がありました。
パストーレはネイマールの加入を歓迎する象徴的な贈り物として、10番を譲ることに同意。自身は27番へ変更しました。
この出来事によって、ネイマールはブラジル代表で定着させた10番をクラブでも着用することになります。バルセロナの11番からPSGの10番への変更は、チーム事情だけでなく、スター選手としての立場が変わったことも感じさせる出来事でした。
【クラブ別比較】サントス・バルセロナ・PSG・アル・ヒラルの10番と11番
ネイマールの背番号を理解するうえで重要なのは、10番と11番に絶対的な優劣があるわけではないという点です。サッカーでは伝統的に10番が司令塔や攻撃の中心選手、11番がサイドアタッカーを連想させることがあります。しかし、現代サッカーではポジションと背番号の関係は固定されていません。
11番はネイマールの原点を象徴する番号サントスとバルセロナで着用した11番は、ドリブル、スピード、創造性を武器にする若きアタッカーとしてのイメージと重なります。
特にサントス時代は、ロマーリオへの憧れという個人的な理由があり、ネイマール自身にとっても思い入れの強い番号でした。
バルセロナ時代も、メッシの10番と並ぶ11番という組み合わせが印象的でした。チームの中心的な攻撃選手でありながら、10番ではないという状況が、当時のバルセロナの豪華な選手構成を物語っています。
10番は代表の象徴から世界的スターの看板へ一方、10番はブラジル代表での活躍を通じてネイマールの象徴的な番号になりました。
ブラジルではペレをはじめ、ジーコ、ロナウジーニョなど歴史的な選手が10番を背負ってきました。そのため、10番には単なるポジション番号を超えた意味があります。
ネイマールが代表で10番を着用するようになった2013年以降、その番号は彼のキャリアと強く結びつきました。PSG、アル・ヒラル、サントス復帰後も10番を着用していることから、現在のネイマールを象徴する番号は11番よりも10番と考えるのが自然です。
ただし、10番を着用したからといって、必ずしもチームの全攻撃を組み立てる司令塔になるわけではありません。ネイマールはサイドからの突破、中央でのチャンスメーク、ゴール前でのフィニッシュなど、多様な役割を担ってきました。
【背番号100の真相】ネイマールがサントスで100番を着用した理由
ネイマールの背番号を調べると、サントス時代に「100」番を着用した記録や写真が見つかります。そのため、現在の背番号が100番なのではないかと疑問に感じる人もいる可能性があります。
しかし、これは通常の登録番号ではありません。2025年4月16日に行われたサントス対アトレチコ・ミネイロ戦で、ヴィラ・ベルミーロでの通算100試合出場を記念して着用した特別ユニフォームです。
ブラジルのCNN Brasilやスポーツメディアのge.globoも、この試合でネイマールが通常の10番ではなく100番の特別ユニフォームを着用したと報じています。
この100番は、サントスの本拠地であるヴィラ・ベルミーロで積み重ねた出場実績を記念するもので、シーズンを通じた正式な背番号変更ではありません。
したがって、背番号100については次のように理解すると分かりやすいでしょう。
- 10番:サントス復帰後の通常の背番号。
- 100番:2025年4月16日の通算100試合出場記念ユニフォーム。
- 現在の番号:2026年は引き続き10番。
なお、2025年1月のサントス復帰時には、契約署名の場で11番のユニフォームが渡されたことも話題になりました。クラブのマルセロ・テイシェイラ会長は、11番はネイマールがサントスで歴史を築いた番号であり、その後の歓迎イベントで伝統的な10番を渡すという趣旨を説明しています。
つまり、復帰時の11番、記念試合の100番、通常の10番は、それぞれ異なる意味を持っています。これらを混同しないことが、ネイマールの背番号を正しく理解するポイントです。
【プロの結論】ネイマールの10番と11番、どちらが本当の象徴なのか
ネイマールの背番号をキャリア全体から見ると、11番と10番は異なる時代を象徴する二つのアイコンです。
11番は、サントスで才能を開花させた若き選手の時代を象徴します。ロマーリオへの憧れから始まり、バルセロナでメッシやスアレスとともに戦った欧州トップレベルでの成功まで、ネイマールの攻撃的な個性と強く結びついています。
10番は、ブラジル代表のエースとして世界的な評価を確立し、クラブでもチームの象徴となった時代を表しています。特に2026年ワールドカップでも10番を着用したことは、彼のキャリアにおける重要な節目となりました。
ネイマールの背番号を選ぶなら、どの時代がおすすめ?- サントス初期の11番:若きネイマールの突破力や南米らしいテクニックを象徴するユニフォームが好きな人向け。
- バルセロナの11番:MSNトリオやチャンピオンズリーグ優勝など、欧州での黄金期を記念したい人向け。
- PSGの10番:世界的スターとしてのネイマールを象徴するユニフォームを求める人向け。
- アル・ヒラルの10番:サウジアラビアでプレーした特別なキャリアを記念したい人向け。
- サントス復帰後の10番:原点回帰とクラブへの思い入れを重視する人向け。
- ブラジル代表の10番:ペレに並ぶ4大会のワールドカップでの背番号という歴史的な意味を重視する人向け。
ユニフォームを購入する場合は、背番号だけでなくシーズン、所属クラブ、当時のユニフォーム仕様も確認したいところです。特にサントスの11番と10番は、どちらもネイマールのキャリアを象徴するため、どちらが正しいというものではありません。
プロの視点で最も注目したいのは、背番号の変遷が選手のキャリアの転換点と重なっていることです。11番は憧れと原点、10番は代表のエースとしての責任と世界的な存在感を象徴しています。番号が変わっても、ネイマールのプレースタイルの根底にある創造性と攻撃的な姿勢は一貫しています。
ネイマールの背番号に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ネイマールの背番号は2026年現在何番ですか?
A1:2026年現在、所属クラブのサントスFCでは10番です。ブラジル代表でも2026年ワールドカップの登録番号は10番でした。
Q2:ネイマールはなぜサントスとバルセロナで11番だったのですか?
A2:サントス時代の11番は、本人が憧れていたロマーリオの影響が大きいとされています。バルセロナではメッシが10番を着用していたため、11番を着用しました。
Q3:ネイマールはPSGで何番を着用していましたか?
A3:パリ・サンジェルマンでは10番でした。当時10番を着用していたハビエル・パストーレがネイマールの加入を歓迎して番号を譲り、自身は27番に変更しました。
Q4:ネイマールのアル・ヒラル時代の背番号は何番ですか?
A4:アル・ヒラルでは10番でした。2023年の加入から2025年1月の退団まで、基本的に10番を着用していました。
Q5:ネイマールがサントスで100番を着用したのはなぜですか?
A5:2025年4月16日のアトレチコ・ミネイロ戦で、ヴィラ・ベルミーロでの通算100試合出場を記念して着用した特別ユニフォームです。通常の背番号が100番になったわけではありません。
Q6:ネイマールはブラジル代表で最初から10番でしたか?
A6:いいえ。代表初期には11番などを着用していました。2013年ごろから10番が定着し、その後はブラジル代表の象徴的な10番として活躍しています。
Q7:ネイマールの背番号は10番と11番のどちらが有名ですか?
A7:現在のネイマールを象徴する番号は10番です。一方、サントス初期やバルセロナ時代の11番も非常に有名で、ファンにとってはそれぞれ異なるキャリアの思い出と結びついています。
まとめ:ネイマールの背番号は11番から10番へ、2026年も歴史を更新
ネイマールの背番号は、2009年以降のサントス時代からバルセロナ時代にかけて11番が中心でした。その後、2017年のPSG移籍を機に10番へ変更し、アル・ヒラルを経て、2025年のサントス復帰後も10番を着用しています。
2026年現在の最新情報を整理すると、サントスFCでは10番、ブラジル代表の2026年ワールドカップ登録番号も10番です。サントス復帰時に話題になった11番や、2025年4月の記念試合で着用した100番は、通常の背番号とは異なる特別な経緯があります。
11番にはロマーリオへの憧れや若き日のサントスでの成功、10番にはブラジル代表のエースとしての責任と世界的な評価が込められています。
ネイマールの背番号を知ることは、単にユニフォームの数字を覚えることではありません。サントスで才能を開花させ、バルセロナで欧州の頂点を経験し、PSGとアル・ヒラルを経て古巣に戻った一人の選手のキャリアを読み解くことでもあります。2026年の10番は、その長い歩みを象徴する番号となっています。
主な事実確認資料
- サントスFC公式発表(2026年1月6日):契約延長、背番号10、2025年の成績。
- ブラジルサッカー連盟(CBF):2026年ワールドカップ登録番号、4大会連続の代表10番。
- UOL Esporte:代表で10番を選んだ経緯と本人の説明。
- ge.globo:ロマーリオへの憧れと11番の由来、2025年の100番記念ユニフォーム。
- CNN Brasil:サントス復帰時の番号と100番の記念試合。