中山礼都(なかやま・らいと)は、読売ジャイアンツに所属する左打ちの外野手だ。中京大中京高校から2020年ドラフト3位で入団し、内野手として経験を積んだ後、2025年シーズン途中から外野手に挑戦。2026年には登録ポジションも外野手へ変更され、背番号40を背負って新たなポジションで勝負を続けている。
注目したいのは、2025年に記録した打率.265、7本塁打、32打点から、2026年は打率.191、2本塁打、16打点へ数字が変化したことだ。一方、2026年の二軍成績では打率.298を記録している。2025年の飛躍は一過性だったのか、それとも一軍定着に向けた成長過程なのか。NPBの公式年度別成績、球団情報、契約更改報道などをもとに、中山の現在地を整理する。
【中山礼都のプロフィール】読み方・年齢・身長・背番号40を紹介

中山礼都の読み方は「なかやま・らいと」。名前の「礼都」は「れいと」ではなく「らいと」と読む。NPBの選手プロフィールにも、この読み方が登録されている。
2002年4月12日生まれで、2026年11月時点では24歳。愛知県出身で、身長182cm、体重90kg。右投左打というプロフィールを持つ。
現在の所属は読売ジャイアンツ。背番号は40で、2026年のNPB選手登録上のポジションは外野手となっている。
中山礼都の基本プロフィール- 氏名:中山礼都(なかやま・らいと)
- 生年月日:2002年4月12日
- 年齢:24歳(2026年11月時点)
- 出身地:愛知県
- 身長:182cm
- 体重:90kg
- 血液型:A型
- 投打:右投左打
- 所属球団:読売ジャイアンツ
- 背番号:40
- 登録ポジション:外野手
- ドラフト:2020年3位
- 出身高校:中京大中京高校
中山の特徴は、左打席から放つ鋭い打球と、内野手として培った野球センスだ。182cmの体格を生かした打撃には長打力もあり、2025年にはプロ入り後初めてシーズン7本塁打を記録した。
背番号40という数字も、現在の中山を理解するうえで押さえておきたいポイントだ。2026年の公式選手名簿でも40番で登録されており、巨人の外野手として新たな役割を担っている。
【経歴・学歴】中京大中京高校から2020年ドラフト3位で巨人へ
中山礼都の野球人生は、愛知県での少年野球から始まった。プロフィール上の経歴は、高蔵小、沢上中、東海ボーイズ、中京大中京高校、読売ジャイアンツという流れだ。
中京大中京高校では早い時期からレギュラーに中山が進学した中京大中京高校は、愛知県を代表する野球の名門校だ。高校時代は内野手としてプレーし、1年夏からベンチ入り。同年秋にはレギュラーの座をつかんだと週刊ベースボールONLINEの選手紹介で紹介されている。
高校時代から評価されていたのは、打撃技術だけではない。内野を守る能力や、試合の状況を読む判断力もプロ入り後の成長につながる要素だった。
2020年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団2020年のプロ野球ドラフト会議で、巨人は中山を3位で指名した。NPBの公式ドラフト指名選手一覧にも、中京大学附属中京高校の内野手として記録されている。
高校卒業後に大学へ進学するのではなく、プロの世界に飛び込んだ中山。2021年から巨人でプレーし、まずは二軍で実戦経験を積み重ねた。
プロ1年目の2021年は二軍44試合に出場し、打率.309を記録。高卒新人として打撃面で存在感を示した。その後、一軍での出場機会も徐々に増えていった。
中山礼都の主な経歴と転換点高校時代から2026年までの経歴を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 所属・出来事 | 実績・確認できる内容 |
|---|---|---|
| 小学生時代 | 高蔵小 | 愛知県で野球を経験 |
| 中学生時代 | 沢上中・東海ボーイズ | 野球の技術を磨く |
| 高校時代 | 中京大中京高校 | 1年夏からベンチ入り、同年秋からレギュラー |
| 2020年 | 巨人ドラフト3位 | 高校からプロ入りを決断 |
| 2021年 | 巨人二軍 | 44試合、打率.309 |
| 2022年 | 巨人一軍 | 50試合、打率.198 |
| 2023年 | 巨人一軍 | 78試合、打率.239 |
| 2024年 | 巨人一軍 | 32試合、打率.318 |
| 2025年 | 外野手に挑戦 | 103試合、打率.265、7本塁打、32打点 |
| 2026年 | 外野手登録・背番号40 | 一軍60試合、打率.191、2本塁打、16打点 |
特に大きな転換点は2024年と2025年だ。2024年は一軍32試合ながら打率.318を記録し、限られた打席で打撃能力を示した。週刊ベースボールONLINEの選手紹介では、同年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージでプロ初本塁打となる決勝弾を放ったことも紹介されている。
そして2025年、内野手から外野手へと守備位置を広げたことが、出場機会の増加につながった。プロ入り後のキャリアを振り返ると、単純な打撃成績だけではなく、守備位置の変更が大きな意味を持つ選手だ。
【外野手転向の理由】中山礼都が巨人でライトを守るようになった背景
中山礼都が外野に挑戦した大きな理由は、持ち味である打撃を生かしながら、一軍での出場機会を増やすためだ。
入団以来、内野手としてプレーしてきた中山には、複数の内野ポジションを守れる強みがあった。しかし、巨人の内野陣には実績のある選手や競争相手が多く、レギュラーの座を確保するには厳しい状況が続いていた。
2025年シーズン途中から外野に挑戦2025年は春から夏にかけてファームで外野守備に取り組み、一軍昇格後は左翼などで出場機会を得た。8月には右翼での起用も増え、同月22日には初めて右翼を守ったと週刊ベースボールONLINEが報じている。
興味深いのは、阿部慎之助監督が中山の守備範囲について、チームの外野手の中でも広さを示すデータが出ていると評価したことだ。
もちろん、内野と外野では守備の技術が異なる。内野では打球への反応や送球の正確さが求められる一方、外野では打球の落下地点を予測する能力、走るコースの判断、フェンス際の対応などが重要になる。
中山は新しいポジションに挑戦しながら、打撃面でも結果を残した。2025年の103試合出場はプロ入り後の自己最多であり、外野転向が一軍での出場機会を広げたことは数字からも読み取れる。
名前の「らいと」と右翼の関係中山礼都の名前は「らいと」と読む。そのため、右翼を意味する「ライト」と同じ読み方であることも話題になりやすい。
週刊ベースボールONLINEでは、同じ中京大中京高校の先輩でもある父親が、右翼手には優れた選手が多いという理由で名前を付けたと紹介されている。
ただし、実際に外野へ転向した理由は、名前との一致だけではない。出場機会を広げ、打撃力をチームで生かすという競技上の判断が背景にある。
2026年から正式に外野手登録2026年シーズンには、選手登録も内野手から外野手に変更された。前年の途中から取り組んできた外野守備を、本格的なキャリアの軸として位置づけた形だ。
2026年3月のスポニチアネックスの報道では、中山自身も右翼というポジションに特別な思い入れがあると語っている。外野手用のグラブを新調するなど、守備面でも準備を進めていた。
さらに2026年10月29日に発表された巨人の秋季キャンプメンバーでも、中山は外野手として掲載された。シーズン終了後も外野手としての立場が継続していることが分かる。
【2026年最新成績】2025年の打率.265からなぜ.191に下がったのか
中山礼都の2026年成績を評価するうえで、最も重要なのが前年との比較だ。NPB公式の個人年度別成績によると、2025年は103試合に出場して打率.265、7本塁打、32打点。一方、2026年は60試合で打率.191、2本塁打、16打点だった。
2025年と2026年の一軍打撃成績を比較主な数字を並べると、次のようになる。
- 2025年:103試合、312打席、76安打、打率.265、7本塁打、32打点
- 2026年:60試合、157打席、27安打、打率.191、2本塁打、16打点
打率は7分4厘低下し、本塁打は5本減少した。打点も16減っている。出塁率は.319から.255、長打率は.383から.270、OPSは.703から.524へ下がった。
数字の変化で注目したいのは、打率だけでなく長打率も低下している点だ。2025年は76安打のうち13本が二塁打で、7本塁打を記録した。2026年は27安打、二塁打5本、本塁打2本。安打数そのものに加えて、長打によって得点に結びつける力も前年を下回った。
2026年は一軍での出場機会も減少もう一つの要点は打席数だ。2025年は312打席だったのに対し、2026年は157打席。先発出場も2025年の72試合から2026年は34試合へ減少した。
つまり、2026年の成績低下は打撃数字だけの問題ではなく、一軍で継続的に打席を得る立場を確立できなかったこととも関係している。
一軍のレギュラーとして成長するには、与えられた打席で結果を残すだけでなく、首脳陣から継続起用されるだけの安定感を示す必要がある。
2026年の二軍成績は打率.298ただし、一軍の数字だけで中山の2026年を評価するのは早計だ。二軍では38試合に出場し、104打数31安打、打率.298、4本塁打、12打点を記録している。
出塁率は.393、長打率は.452、OPSは.845。二軍では一軍よりも高い打撃成績を残していた。
この数字からは、打撃能力そのものが失われたわけではないことがうかがえる。一方、二軍での好成績を一軍で再現できるかどうかは別問題だ。投手の球威や配球、打席ごとのプレッシャーなど、環境の違いを乗り越える必要がある。
2026年の中山を評価する際は、次の3点を分けて見ることが重要だ。
- 一軍での打撃成績は前年から明確に後退した。
- 一軍での出場試合数と先発機会も減少した。
- 二軍では打率.298、OPS.845と一定の打撃力を示した。
一軍での低迷と二軍での好成績。この差をどのように埋めるかが、次のシーズンに向けた最大のテーマになる。
【中山礼都の年俸】2026年は3800万円にアップした理由
中山礼都の2026年度の推定年俸は3800万円だ。2025年12月3日の契約更改で、前年の2260万円から1540万円増額となった。
この契約更改は、2025年シーズンの飛躍を球団が評価した結果といえる。自己最多の103試合に出場し、打率.265、7本塁打、32打点を残したことに加え、内野から外野へ挑戦して出場機会を増やした点も評価材料になった。
中山礼都の年俸推移- 2021年:600万円
- 2022年:610万円
- 2023年:1260万円
- 2024年:2260万円
- 2025年:2260万円
- 2026年:3800万円
いずれも公表報道などに基づく推定額であり、公式に確定した給与明細ではない。
2026年の3800万円という金額は、2025年の活躍を反映した契約だ。したがって、2026年の成績が前年より下がったからといって、3800万円が1540万円になったわけではない。1540万円は2025年オフに発表された増額分である。
2026年の一軍成績だけを見ると厳しいシーズンだったが、年俸の評価には前年までの実績が反映されている。この時間差を理解しておくと、契約更改の数字を正確に読み取れる。
【侍ジャパン2026】中山礼都は日本代表に選ばれたのか
中山礼都は2026年の侍ジャパン関連情報にも名前が掲載されている。日本野球協議会が運営する侍ジャパン公式サイトでは、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」と「同・宮崎」のトップチーム関連ページにサポートメンバーとして登録されている。
ここで注意したいのは、サポートメンバーと実際に試合へ出場する代表選手は同じではないということだ。
サポートメンバーとしての参加侍ジャパン公式の掲載情報では、中山はサポートメンバーの一人として名前が挙がっている。通常の出場選手リストに記載された外野手とは区分が異なる。
したがって、「2026年に侍ジャパンのサポートメンバーを務めた」という説明が正確であり、「2026年の代表戦に出場した選手」と断定するのは適切ではない。
それでも、若い選手にとって代表チームに関連する活動へ参加することは、異なる球団の選手や指導者と接する機会になる。中山にとっても、今後の成長につながる経験の一つと考えられる。
【今後の期待と課題】背番号40の中山礼都は巨人の右翼レギュラーになれるか
中山礼都に求められるのは、2025年に見せた打撃力を一時的な好調で終わらせず、一軍で継続的に発揮することだ。
外野手としての経験を積みながら、打撃面でも成績を安定させられれば、巨人の外野陣で重要な選択肢になる。特に右翼での出場機会を増やせるかどうかは、今後のキャリアを左右するポイントになる。
課題1:一軍での打率と出塁率を改善する2026年の打率.191、出塁率.255は、レギュラーを目指す選手として改善が必要な数字だ。
2025年に記録した打率.265を再現するだけでなく、四球を含めて出塁機会を増やすことが重要になる。2026年は157打席で13四球、26三振だった。選球眼を維持しながら、好球を確実に捉える打撃が求められる。
課題2:長打力を一軍で再現する2025年の7本塁打は、中山の打撃に長打の可能性があることを示した。2026年は2本塁打にとどまったが、二軍では4本塁打を記録している。
長打率.270からの改善は重要なテーマだ。単打を積み重ねるだけでなく、二塁打や本塁打によって得点圏の走者を返す打撃ができれば、チーム内での評価も変わってくる。
課題3:外野守備の完成度を高める内野手から外野手への転向は、守備経験の蓄積が必要な挑戦だ。打球判断、落下地点への入り方、フェンス際の対応など、外野手として身につけるべき技術は多い。
2025年12月の自主練習では、球際の打球への対応を意識して外野手用グラブを新調したことが日刊スポーツで報じられた。新しいポジションで守備力を高めようとする取り組みも見られる。
外野手としての守備力が安定すれば、打撃が不調の時期にも起用される可能性が高まる。レギュラーを目指すうえでは、攻守両面で信頼を得ることが欠かせない。
【プロの結論】中山礼都の評価は2026年の打率だけでは決まらない中山のキャリアを評価する際には、3つの視点が重要になる。
第一に、2025年の103試合出場と7本塁打は、内野手から外野手へ挑戦した結果として得られた大きな成果だった。これは今後のレギュラー争いに向けた実績になる。
第二に、2026年の一軍打率.191は無視できない課題だ。前年と比べて打率、出塁率、長打率、出場機会がいずれも減少しており、継続的な一軍定着には打撃の安定が必要になる。
第三に、二軍で打率.298を記録した点は、再浮上に向けた材料だ。ただし、二軍で結果を出すことと一軍のレギュラーになることの間には明確な壁がある。
つまり、中山はすでにレギュラーとして完成した選手ではなく、2025年の飛躍を土台に、外野手としての地位を確立する段階にいる。2026年の成績だけで将来性を否定するのも、二軍の好成績だけで復活を断定するのも早い。
【中山礼都に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:中山礼都の読み方は?
A1:中山礼都は「なかやま・らいと」と読む。2002年4月12日生まれの読売ジャイアンツ所属選手だ。
Q2:中山礼都の背番号は何番?
A2:2026年現在の背番号は40。巨人の外野手として登録されている。
Q3:中山礼都の2025年の成績は?
A3:一軍103試合に出場し、打率.265、76安打、7本塁打、32打点を記録した。
Q4:中山礼都の2026年の成績は?
A4:一軍60試合、打率.191、27安打、2本塁打、16打点。出塁率.255、長打率.270だった。
Q5:中山礼都の2026年二軍成績は?
A5:38試合に出場し、104打数31安打、打率.298、4本塁打、12打点。OPSは.845だった。
Q6:中山礼都の年俸はいくら?
A6:2026年度の推定年俸は3800万円。2025年オフの契約更改で1540万円増となった。
Q7:中山礼都はなぜ外野手に転向した?
A7:打撃力を生かしながら一軍での出場機会を広げるため。2025年途中から外野に挑戦し、2026年に外野手登録となった。
Q8:中山礼都は2026年の侍ジャパンに選ばれた?
A8:侍ジャパンシリーズ2026の公式情報にサポートメンバーとして掲載されている。ただし、通常の試合出場選手とは区別される。
Q9:中山礼都の出身高校は?
A9:愛知県の中京大中京高校。2020年のプロ野球ドラフト会議で巨人から3位指名を受けた。
まとめ:中山礼都の2026年は再飛躍への重要な転換点
中山礼都は、中京大中京高校から2020年ドラフト3位で巨人に入団した右投左打の外野手だ。背番号40を背負い、2025年途中からの外野挑戦を経て、2026年は正式に外野手としてシーズンを戦った。
2025年は打率.265、7本塁打、32打点と自己最多の103試合出場を記録した一方、2026年は打率.191、2本塁打、16打点と成績を落とした。ただし、二軍では打率.298、OPS.845を記録しており、打撃面での可能性が残されている。
2026年度の推定年俸3800万円、侍ジャパンシリーズでのサポートメンバー経験、外野手としての継続的な取り組みなど、注目すべき材料もある。
今後の評価を左右するのは、一軍での打撃の安定、長打力の向上、そして右翼を中心とした外野守備の完成度だ。2025年に示した飛躍を再び実現できるか。24歳の中山礼都にとって、次のシーズンは巨人の外野レギュラーをつかむための重要な勝負になる。
主な事実確認資料
- NPB公式・個人年度別成績
- NPB公式・2020年ドラフト指名選手一覧
- 侍ジャパン公式・2026年選手プロフィール
- 週刊ベースボールONLINE・選手プロフィールおよび外野転向関連記事
- 日刊スポーツ・2025年契約更改報道
- スポニチアネックス・2026年外野手登録に関する報道
- 2026年二軍成績データ