2026年10月現在、俳優の近藤正臣さんは84歳。長年活躍してきたテレビドラマや映画の第一線から出演の機会を減らし、岐阜県郡上八幡での暮らしを続けています。大きな注目を集めたのは、NHKのドキュメンタリー『妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~』です。56年間連れ添った妻・裕子さんとの死別、妻の認知症と介護、そして伴侶を失った後の日常が紹介されました。
近藤さんはなぜ郡上八幡に移住したのでしょうか。妻を亡くした後はどのような生活を送っているのでしょうか。また、2026年のNHK再放送情報や、近年の出演作品、俳優引退の真相も気になるところです。公開されている所属事務所のプロフィールやNHKの番組情報、報道内容をもとに、現在の姿と俳優人生を整理します。
【2026年最新】近藤正臣の現在は84歳!郡上八幡でどんな暮らしをしている?

近藤正臣さんは、京都府京都市出身の俳優です。1942年2月15日生まれで、2026年10月30日時点の年齢は84歳になります。
所属事務所シーズ・マネージメントの公式プロフィールにも、生年月日と俳優としての経歴が掲載されています。
2025年3月に放送されたNHKのドキュメンタリーでは、83歳だった近藤さんの郡上八幡での暮らしが紹介されました。妻を亡くした後、自然に囲まれた土地で生活を続けながら、老いと孤独に向き合う姿が映し出されています。
現在の生活拠点は岐阜県郡上八幡近藤さんが暮らしているのは、岐阜県郡上市の郡上八幡です。
郡上八幡は、清流や山々、歴史ある町並みで知られる地域。近藤さんは40代の頃にこの土地を訪れ、自然の魅力に引きつけられました。
特に好きだったのが釣りです。長年この地域に通い続け、やがて東京から移り住むことを決めました。
2017年には妻とともに郡上八幡へ移住。都会の生活から離れ、自然に囲まれた場所で晩年を過ごすことを選んだのです。
一人暮らしでも愛猫が暮らしの相棒妻を亡くした後の近藤さんは、郡上八幡で一人暮らしをするようになりました。
ただし、文字どおり誰もいない生活というわけではありません。
NHKの番組では、妻と一緒に動物愛護センターから迎えた雄猫「奴(やっこ)」との生活も紹介されています。
長年一緒に暮らした妻との思い出が残る家で、猫とともに日常を送る姿は、番組の印象的な場面の一つでした。
2026年の暮らしについて分かっていること2026年10月25日にNHK総合で放送されたアンコール版でも、郡上八幡での暮らしが取り上げられています。
ただし、この放送は2025年制作のドキュメンタリーの再放送です。2026年に新たに撮影された最新インタビューという意味ではありません。
したがって、2026年現在の生活については、公開された番組で確認できる範囲と、その後の新しい情報を区別して見る必要があります。
少なくとも、近藤さんの晩年を知るうえで、郡上八幡での生活が大切な背景になっていることは間違いありません。
【妻の死去と認知症介護】56年間連れ添った裕子さんとの別れ
近藤正臣さんの現在を語るうえで避けて通れないのが、長年連れ添った妻との別れです。
NHKの番組情報によると、妻の裕子さんは2023年に亡くなりました。結婚生活は56年間に及び、小学生時代から70年以上一緒に過ごしてきた相手でした。
妻は認知症を発症していた郡上八幡へ移住した後、妻の裕子さんは認知症を発症します。
自然に囲まれた静かな土地で、夫婦二人の生活を楽しむはずだった近藤さん。しかし、妻の病気によって暮らしは大きく変わりました。
近藤さんは里山で一人、妻の介護に向き合うことになります。
介護を続ける中では、自身も腰を痛め、手術を受けるなど体調面の問題を抱えていました。
介護する側にも年齢や身体的な限界があります。近藤さんの場合も、自身の健康と妻の介護を両立しなければならない状況だったのです。
2023年、56年間連れ添った妻が死去NHKオンデマンドの番組紹介では、妻の死去は2023年と明記されています。
妻を亡くした当初、近藤さんの喪失感は非常に大きなものでした。
2025年3月のオリコンニュースが紹介した番組担当ディレクターの取材エピソードによると、近藤さんは妻が亡くなったことを伝える際、次のように話していたといいます。
「妻がいないのが不思議、今は困り果てた“ただの老人”です」
この言葉から伝わってくるのは、長年生活をともにしてきた伴侶を失った人の戸惑いです。
加えて、妻の死後には食欲がなくなり、体重が6キロ減ったことも報じられました。
近藤さんにとって妻は、単なる家族という存在ではなく、長い人生をともに歩んできたかけがえのないパートナーだったのでしょう。
「俳優もやめた」という発言の意味同じオリコンの記事では、妻を亡くした直後の近藤さんが「俳優もやめた」と話していたことも紹介されています。
この発言だけを見ると、正式に俳優を引退したように受け取る人もいる可能性があります。
しかし、これは妻を亡くした直後の取材に関する発言です。所属事務所による正式な引退発表とは異なります。
深い悲しみの中で、それまで続けてきた仕事や社会との関わりから距離を置きたいという心境が表れた言葉として受け止めるのが自然です。
【郡上八幡へ移住した理由】釣りを愛した近藤正臣が選んだ第二の人生
近藤さんが郡上八幡を終の住処として選んだ背景には、長年続けてきた釣りへの愛着がありました。
40年間通い続けた自然豊かな町番組担当ディレクターの小久保美葉子さんは、オリコンニュースで取材のきっかけを説明しています。
近藤さんは釣りが好きで、岐阜県郡上八幡に40年間通い続けていたといいます。
長く訪れていた土地だからこそ、旅行先としてではなく、人生の最後を過ごす場所として選ぶことができたのでしょう。
2017年には妻と一緒に東京から移住しました。
妻と築いた暮らしから一人暮らしへ移住後の生活は、当初、夫婦二人で自然を楽しむものでした。
ところが、妻の認知症発症と介護、そして2023年の死去によって、生活は大きく変化します。
NHKの番組では、妻と過ごした日々の記憶が残る家で、近藤さんが新しい生活を模索する姿が描かれています。
注目したいのは、郡上八幡への移住そのものが妻を亡くした後の孤独の原因ではないという点です。
もともと長年愛着を持っていた土地であり、夫婦で選んだ生活の場所でした。
その環境や地域とのつながりが、妻を亡くした後の人生を支える一つの要素になっています。
【近藤正臣の経歴・代表作】柔道一直線から龍馬伝、カーネーションまで
近藤正臣さんは、1960年代から映画やテレビドラマ、舞台で活躍してきた実力派俳優です。
所属事務所の公式プロフィールや作品情報から、代表的な経歴を整理します。
| 年代 | 主な作品・出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 1942年 | 京都府京都市で誕生 | 2月15日生まれ |
| 1966年 | 『人類学入門』 | 今村昌平監督作品で映画デビュー |
| 1969~1971年 | 『柔道一直線』 | 結城真吾役で人気を獲得 |
| 1973年 | NHK大河ドラマ『国盗り物語』 | 明智光秀役で出演 |
| 2010年 | NHK大河ドラマ『龍馬伝』 | 山内容堂役で出演 |
| 2011年 | NHK連続テレビ小説『カーネーション』 | 朝ドラに出演 |
| 2021年 | 映画『心の傷を癒すということ』 | 映画出演 |
| 2022年 | 『ちょこっと京都に住んでみた。』 | テレビドラマ出演 |
| 2025年 | 『空旅中国』 | BS8K番組で語りを担当 |
近藤さんの名前を広く知らしめた作品が、1969年から1971年まで放送されたTBS系ドラマ『柔道一直線』です。
主人公のライバルである結城真吾を演じ、若い視聴者を中心に人気を獲得しました。
当時のテレビドラマは、俳優の知名度を全国規模で押し上げる大きな媒体でした。
近藤さんもこの作品をきっかけに、俳優としての存在感を高めていきます。
『龍馬伝』の山内容堂役で見せた存在感2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』では、山内容堂を演じました。
坂本龍馬を中心に幕末の動乱を描いた作品で、近藤さんは重厚な演技で物語に深みを与えています。
若い頃の青春ドラマで人気を獲得した俳優が、年齢を重ねて歴史上の重要人物を演じるようになったことは、長いキャリアを象徴する出来事です。
『カーネーション』など朝ドラでも活躍2011年のNHK連続テレビ小説『カーネーション』にも出演しました。
近藤さんは大河ドラマだけでなく、朝ドラや時代劇、現代劇など幅広いジャンルに出演しています。
長年にわたり作品ごとに異なる人物像を演じてきたことが、ベテラン俳優としての評価につながっています。
【最近の出演作品】近藤正臣は俳優を引退した?2025年以降の活動
現在の近藤さんについては、テレビドラマへの出演が以前より少なくなったことから、俳優を引退したのではないかという疑問もあります。
しかし、近年の活動を整理すると、俳優としての出演と、ナレーションやインタビューなどのメディア出演を分けて考える必要があります。
2022年の『ちょこっと京都に住んでみた。』テレビドラマとして確認できる近年の出演作品の一つが、テレビ東京系の『ちょこっと京都に住んでみた。』です。
また、映画では2022年公開の実写版『耳をすませば』にも出演しています。
2021年公開の映画『心の傷を癒すということ』も、近年の出演歴に含まれます。
2025年は『空旅中国』の語りを担当所属事務所の公式プロフィールには、NHK BS8Kなどで放送された紀行番組『空旅中国』のナレーション実績が掲載されています。
WEBザテレビジョンの出演情報でも、2025年3月9日の『空旅中国』が確認できます。
俳優として画面に登場する仕事だけでなく、声によって番組の魅力を伝える仕事も続けてきたことが分かります。
火野正平を語った特別番組にも出演2025年12月には、時代劇専門チャンネルの特別番組『火野正平という生き様』にも登場しました。
近藤さんは、火野正平さんと公私にわたって親交が深かった俳優の一人です。
大河ドラマ『国盗り物語』で共演した当時の思い出や、火野さんに伝えた演技のアドバイスなどを振り返りました。
この番組では、坂上忍さん、役所広司さんとともに火野さんの魅力を語っています。
俳優引退は正式に発表されている?2026年10月30日時点で、所属事務所の公開プロフィールには、過去のドラマ・映画・舞台・ナレーションなどの経歴が掲載されています。
一方、2026年の新しい連続ドラマや映画への出演については、確認できる公式発表が見当たりません。
そのため、近藤さんが完全に俳優を引退したと断定することはできません。
現在は、以前のような頻繁な出演活動よりも、自身の生活を大切にしていると見るのが、公開情報に沿った理解です。
【NHKドキュメンタリー妻亡きあとに】2026年の再放送日程と番組内容
近藤正臣さんの現在を知るうえで、最も重要な映像資料がNHKのドキュメンタリー『妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~』です。
この番組は、妻を亡くした近藤さんの生活に長期間密着し、高齢者の孤独や喪失感、これからの人生を描いています。
初回放送は2025年3月初回放送は2025年3月20日、NHK BSで午前8時から放送されました。
翌22日にはNHK BSプレミアム4Kでも放送されています。
番組の長さは約59分です。
主な内容は次のとおりです。
- 2017年の岐阜県郡上八幡への移住
- 妻・裕子さんの認知症発症
- 近藤さん自身も体調を崩しながら続けた介護
- 2023年の妻との死別
- 妻を亡くした後の一人暮らし
- 地域の人々や自然との関わりを通した新しい日常
特に印象的なのは、妻を亡くした悲しみを無理に乗り越えようとせず、自分のペースで日常を取り戻そうとする姿です。
2026年までの再放送履歴2026年10月30日時点で確認できる主な放送履歴は以下のとおりです。
| 放送日 | 放送局 | 放送時間 |
|---|---|---|
| 2025年3月20日 | NHK BS | 8:00~8:59 |
| 2025年3月22日 | NHK BSプレミアム4K | 18:30~19:29 |
| 2025年12月6日 | NHK総合 | 15:45~16:45 |
| 2026年8月29日 | NHK BS | 13:30~14:30 |
| 2026年10月25日 | NHK総合 | 10:35~11:35 |
2026年8月の放送はNHK BSでのアンコール放送、10月25日の放送はNHK総合でのアンコール放送です。
10月25日の放送はすでに終了しています。10月30日時点で、それ以降の新しい再放送日程は確認できません。
なお、地域によってNHK総合の放送内容や時間が異なる場合があります。
NHKオンデマンドでも視聴できるテレビ放送を見逃した人には、NHKオンデマンドという選択肢もあります。
同サービスには『妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~』の番組ページが掲載されています。
購入・視聴条件は変更される可能性があるため、利用時には最新の配信状況を確認してください。
【プロの結論】近藤正臣の現在から見える俳優人生と晩年の生き方
近藤正臣さんの現在を考えるとき、単に「有名俳優が田舎で一人暮らしをしている」という見方だけでは十分ではありません。
今回のNHKドキュメンタリーが伝えているのは、長年の伴侶を失った後も、人はどのように自分の生活を続けていくのかというテーマです。
俳優としての成功と私生活は別の時間を刻む近藤さんは『柔道一直線』で人気を獲得し、『龍馬伝』や『カーネーション』などに出演してきました。
しかし、長年の芸能活動によって培われた知名度があっても、妻との死別という個人的な悲しみが簡単に消えるわけではありません。
仕事で多くの人に知られる人物であっても、家庭での生活は別の意味を持っています。
近藤さんの姿は、著名人もまた、家族との別れや老いに直面する一人の人間であることを伝えています。
一人暮らしは孤独だけを意味しない郡上八幡での生活には、妻との思い出だけでなく、長年親しんできた自然や地域との関係もあります。
愛猫との暮らしも番組で紹介されました。
人との別れによって生活が変わったとしても、慣れ親しんだ場所や日々の習慣が、新しい暮らしを支えることがあります。
近藤さんの場合、長く通い続けた郡上八幡を選んでいたことが、その後の生活を考えるうえで大切なポイントです。
情報を見るときに押さえたい3つの判断基準近藤さんに関する情報を調べる場合は、次の3点を区別すると理解しやすくなります。
1. 年齢と撮影時期を区別すること。 2025年の番組では83歳と紹介されていますが、2026年10月30日時点では84歳です。
2. 俳優引退と出演減少を混同しないこと。 引退を正式発表したという情報と、仕事を減らしているという状況は別です。
3. 再放送を最新の近況報道と混同しないこと。 2026年の放送は、2025年制作の番組のアンコール放送です。
この3点を押さえるだけでも、インターネット上で見かける古い記事や年齢表記の違いに惑わされにくくなります。
【近藤正臣の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:近藤正臣さんは2026年現在何歳ですか?
A1:1942年2月15日生まれで、2026年10月30日時点では84歳です。2025年放送のNHKドキュメンタリーでは83歳と紹介されていました。
Q2:近藤正臣さんは現在どこに住んでいますか?
A2:岐阜県郡上八幡です。2017年に妻とともに移住しました。NHKの番組では、妻を亡くした後の一人暮らしと愛猫との生活が紹介されています。
Q3:近藤正臣さんの妻はいつ亡くなりましたか?
A3:NHKオンデマンドの番組紹介によると、2023年です。56年間連れ添った妻・裕子さんは認知症を発症し、近藤さんは介護に向き合っていました。
Q4:近藤正臣さんは俳優を引退したのでしょうか?
A4:妻を亡くした直後に「俳優もやめた」と話したことは報じられています。ただし、これは正式な引退発表ではありません。近年もナレーションや特別番組への出演が確認されています。
Q5:NHK『妻亡きあとに』は2026年にいつ再放送されましたか?
A5:2026年8月29日13時30分からNHK BS、10月25日10時35分からNHK総合でアンコール放送されました。2026年10月30日時点では、それ以降の追加放送予定は確認できません。
Q6:近藤正臣さんの最近の出演作品は何ですか?
A6:近年の出演歴には、映画『耳をすませば』やドラマ『ちょこっと京都に住んでみた。』があります。また、2025年には『空旅中国』の語りや、特別番組『火野正平という生き様』への出演も確認できます。
まとめ:近藤正臣は郡上八幡で新しい人生を歩んでいる
2026年10月現在、近藤正臣さんは84歳です。
2017年に妻と岐阜県郡上八幡へ移住し、長年続いた夫婦の生活は、2023年の妻・裕子さんとの死別によって大きく変わりました。
妻の認知症と介護、自身の腰の手術、そして56年間連れ添った伴侶との別れ。NHK『妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~』は、そうした人生の転換点を丁寧に映し出しています。
一方、俳優としての近藤さんには、『柔道一直線』『龍馬伝』『カーネーション』など、今も多くの人の記憶に残る作品があります。
2026年10月25日のNHK再放送によって、改めてその晩年の姿に関心が集まりました。
華やかな俳優人生の先にある、静かな日常。近藤正臣さんの現在は、長い人生をともにした人を失った後も、自分らしく生きていくことの意味を考えさせるものとなっています。
今後の出演情報やNHKの追加放送については、所属事務所の公式発表と番組表を確認することが大切です。