女子プロゴルファーの小祝さくらは、2026年11月1日に最終日を迎えた「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で、通算14アンダーの2位に入りました。優勝した佐久間朱莉とはわずか1打差。最終18番でバーディーを奪い、最後まで逆転を狙いましたが、今季初優勝には届きませんでした。
小祝のJLPGAツアー通算優勝回数は12勝。最後の優勝は2025年7月20日の「明治安田レディスゴルフトーナメント」です。2025年9月には左手首のTFCC損傷による手術を受け、長期離脱を経験しました。2026年3月に復帰してから着実に調子を上げ、11月1日の2位は手術後の自己最高成績となっています。
【2026年最新速報】小祝さくらの優勝はいつ?樋口久子 三菱電機レディスで1打差の2位

2026年11月1日、埼玉県飯能市の武蔵丘ゴルフコースで開催された「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」が閉幕しました。
小祝さくらは初日から好調なプレーを見せ、最終日も優勝争いに加わりました。3日間の合計は202ストローク、通算14アンダー。優勝した佐久間朱莉の通算15アンダーに1打届かず、単独2位で大会を終えています。
最終日のスコアと優勝争い小祝の3日間のスコアは次のとおりです。
- 第1ラウンド:65(7アンダー)
- 第2ラウンド:68(4アンダー)
- 第3ラウンド:69(3アンダー)
- 合計:202ストローク、通算14アンダー
第2ラウンド終了時点では、佐久間朱莉、山路晶と並ぶ通算11アンダーの首位タイ。最終日は優勝を十分に狙える位置からのスタートでした。
最終日は中盤の11番でボギーを記録し、佐久間との差が一時3打に広がりました。それでも小祝は崩れません。13番では10メートルを超えるロングパットを沈め、16番でも巧みなアプローチでスコアを伸ばしました。
勝負を決めたのは最終18番です。小祝は約3メートルのバーディーパットを決め、通算14アンダーまで伸ばしました。一時は佐久間に並ぶ展開となりましたが、佐久間もバーディーを奪い、最終的に1打差で優勝を決めました。
小祝さくらと佐久間朱莉、明暗を分けた最終日2026年大会を制した佐久間朱莉は、通算15アンダーで今季4勝目、ツアー通算8勝目を達成しました。対する小祝は通算14アンダーで2位。両者の差は最終的にわずか1打でした。
佐久間は4バーディー、ノーボギーの68。小祝は5バーディー、2ボギーの69でした。小祝も十分に優勝を争える内容でしたが、佐久間が最後までスコアを落とさなかったことが勝敗を分けました。
大会後、小祝はJLPGAを通じて、悔しさをにじませながらも最後までプレーできたことへの手応えを語っています。特に18番のバーディーパットについては、決め打ちした結果入ったことを喜び、次週以降に向けて課題を見つけたいと話しました。
この2位は、単なる惜敗ではありません。2025年9月の手術から競技復帰を果たした小祝にとって、手術後最高の順位です。優勝まであと一歩というところまで戻ってきたことを示す結果になりました。
【通算12勝の全貌】小祝さくらの歴代優勝大会と最後の優勝
小祝さくらのJLPGAツアー通算優勝回数は12勝です。2019年の初優勝から2025年まで、7年連続で優勝を記録してきました。
特筆すべきは、特定の年だけに勝利が集中しているわけではないことです。2021年には年間4勝を挙げ、2024年には2勝、2025年にも優勝。長期間にわたって優勝争いに加わる力を備えています。
2019年から2025年までの優勝大会一覧| 年度 | 優勝大会 | 勝利数・主な記録 |
|---|---|---|
| 2019年 | サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント | 1勝目・プロ初優勝 |
| 2020年 | ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント | 2勝目 |
| 2021年 | ダイキンオーキッドレディス、Tポイント×ENEOS、NEC軽井沢72、CAT Ladies | 4勝・年間最多勝 |
| 2022年 | リゾートトラスト レディス、スタンレーレディスホンダ | 2勝 |
| 2023年 | ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ | 9勝目 |
| 2024年 | ヤマハレディースオープン葛城、アース・モンダミンカップ | 10勝目・11勝目 |
| 2025年 | 明治安田レディスゴルフトーナメント | 12勝目・最後の優勝 |
| 2026年 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント | 佐久間朱莉に1打差の2位 |
上記の優勝歴は、JLPGAの通算記録とダンロップの選手戦績に掲載されている内容に基づいています。特に2021年の4勝は、小祝の勝負強さを象徴するシーズンでした。
最後の優勝は2025年7月20日の明治安田レディス小祝さくらの直近の優勝は、2025年7月20日に宮城県の仙台クラシックゴルフ倶楽部で開催された明治安田レディスゴルフトーナメントです。
最終日を10位からスタートした小祝は、1イーグル、5バーディー、1ボギーの66をマーク。通算15アンダーまでスコアを伸ばし、3打差を逆転して優勝しました。
この勝利は2024年6月のアース・モンダミンカップ以来の優勝であり、ツアー通算12勝目でした。2019年の初優勝から続いていた連続シーズン優勝記録も7年連続に伸ばしています。
ただし、2025年はこの大会の翌週に左手首を痛めて途中棄権し、その後のシーズンを欠場することになりました。12勝目を挙げた直後に長期離脱を余儀なくされたことは、キャリアの大きな転換点となりました。
【左手首手術と復帰】小祝さくらは2026年にどう復活した?
小祝さくらの2026年を語るうえで欠かせないのが、左手首の負傷と手術です。
2025年7月の大東建託・いい部屋ネットレディスで左手首の痛みが悪化し、第2ラウンド途中で棄権しました。その後も復帰に向けて治療を続けましたが、十分な回復が得られず、専門医の診断によってTFCC損傷と判明しました。
TFCC損傷とはどのようなけがなのかTFCCとは、手首の小指側にある三角線維軟骨複合体のことです。軟骨や靱帯などで構成され、手首の安定性や回旋動作に関係しています。
ゴルフではスイング中に手首を繰り返し使います。クラブを握り、インパクトを迎え、フォロースルーまで手首に負荷がかかるため、この部分の負傷は競技への影響が大きくなります。
小祝は2025年9月に手術を受け、同シーズンの残り試合をすべて欠場しました。治療とリハビリを優先したのは、短期間で無理に復帰するよりも、長く競技を続けることを重視した判断でした。
2026年3月、ダイキンオーキッドレディスで復帰2026年2月、日本女子プロゴルフ協会は小祝のトーナメント特別保障制度による復帰届を承認しました。復帰戦は3月5日開幕のダイキンオーキッドレディスとなりました。
この制度は、けがなどで長期離脱した選手の出場機会を保障するものです。小祝は2025年のメルセデス・ランキングで14位だったことから、2026年のシード権も確保して復帰シーズンを迎えました。
復帰前の2026年3月には、ショット練習の再開から本格的なラウンド練習までの経過を報道陣に説明しています。最初は打球への怖さがあり、感覚的には以前の30%ほどだったものの、復帰直前には70%程度まで回復してきたと話していました。
復帰戦では、約7か月ぶりに国内ツアーの舞台へ戻りました。第2ラウンドではホールインワンも達成。長期休養明けの大会で明るい話題を届けました。
ただし、復帰直後から完全復調していたわけではありません。ショットの感覚や試合勘を取り戻しながら、少しずつ順位を上げていく過程が続きました。
手術後ベストの2位が示す回復の進展2026年11月1日の樋口久子 三菱電機レディスでの2位は、手術後の最高成績です。
GDOの大会報道によると、小祝は左手首の違和感が夏場に入って改善してから状態を上げてきました。今回の18番のバーディーについても、自信につながる一打だったと振り返っています。
注目したいのは、単にスコアが伸びたことだけではありません。最終日に一時3打差をつけられても崩れず、終盤に追い上げて最後まで優勝争いを続けた点です。
長期離脱を経て競技に戻る選手にとって、実戦で優勝争いを経験できることは大きな意味を持ちます。12勝の実績を持つ小祝が、再び優勝を狙える位置に戻ってきたことを示す大会でした。
【2026年最新成績】小祝さくらの順位・賞金・スタッツを分析
2026年11月1日の樋口久子 三菱電機レディス終了時点で、小祝は国内女子ツアー30試合に出場しています。
ALBA Netに掲載された2026年の成績では、獲得賞金は4,858万7,757円で25位、ポイントランキングも25位。11月1日の2位を含め、トップ10入りは5回となっています。
2026年の主な成績と数字- 国内ツアー出場:30試合
- 獲得賞金:48,587,757円
- 賞金ランキング:25位
- ポイントランキング:25位
- 平均ストローク:71.24(17位)
- 平均パット数:1.772(8位)
- パーオン率:66.31%(47位)
- 平均バーディー数:3.45(13位)
- トップ10入り:5回
- 最高順位:2位
2026年の大会別成績を見ると、シーズン序盤は苦戦もありましたが、夏以降に上位進出が増えています。
8月のニトリレディスでは6位、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは7位。9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでも9位に入りました。そして10月末から11月初めの樋口久子 三菱電機レディスでは、今季最高の単独2位を記録しました。
2026年のスタッツで特に目を引くのが平均パット数です。1.772でランキング8位と、ツアー上位の数字を残しています。一方、パーオン率は47位、フェアウェイキープ率も上位とはいえない水準です。
この数字からは、ショットの安定性に改善の余地を残しながらも、グリーン上のプレーでスコアをまとめている姿が見えてきます。平均バーディー数も13位であり、チャンスを得た際にスコアへ結びつける力は戻りつつあります。
11月1日の2位は、こうした数字の改善が優勝争いという形で表れた結果です。今後の焦点は、ショットの精度をさらに高め、3日間または4日間を通じて安定したプレーを続けられるかどうかにあります。
【プロの結論】小祝さくらが再び優勝するための注目ポイント
小祝さくらの強みは、長期間にわたって安定した競技力を維持できることです。2019年から2025年まで毎年優勝し、通算12勝を積み上げた実績は、その裏付けになっています。
2026年は手術からの復帰という特殊なシーズンでした。序盤の順位だけを見れば、以前のような優勝争いに戻るまで時間がかかっているようにも見えます。しかし、夏以降の上位成績と11月1日の2位を合わせて考えると、状態は着実に上向いています。
注目ポイント1:平均パット数の強さを維持できるか平均パット数8位という数字は、復帰後の小祝にとって大きな武器です。パッティングが安定していれば、多少ショットが乱れてもスコアをまとめることができます。
特に優勝争いでは、終盤の短いパットを決めきれるかどうかが勝敗に直結します。今回の18番でバーディーを決めたことは、プレッシャーのかかる場面での対応力が戻っていることを感じさせます。
注目ポイント2:ショットの安定性と手首への負担パーオン率やフェアウェイキープ率は、今後の改善が期待される部分です。ショットが安定すれば、無理なリカバリーショットを減らし、バーディーチャンスを増やすことにもつながります。
一方、左手首は長期離脱の原因となった部位です。短期的な順位だけを追い求めるのではなく、コンディションを維持しながら試合を重ねられるかも重要な評価軸になります。
注目ポイント3:佐久間朱莉ら若手実力者との優勝争い今回の樋口久子 三菱電機レディスでは、佐久間朱莉が通算15アンダーで優勝しました。佐久間は2026年シーズン4勝目を挙げており、年間を通じて高い競争力を発揮しています。
小祝が再び年間優勝を重ねるには、こうした勢いのある選手たちとの接戦を制する必要があります。今回のように最終日まで優勝争いを続けられる状態を維持できれば、13勝目の可能性は十分にあります。
よくある誤解:2026年の2位は通算13勝目ではない検索結果や大会ニュースで「小祝さくら2位」「14アンダー」といった情報を見て、優勝回数が更新されたと誤解する人もいる可能性があります。
しかし、2位は優勝回数には加算されません。2026年11月1日終了時点の通算優勝回数は12勝のままです。13勝目を達成するには、今後の大会で改めて優勝する必要があります。
また、2025年の明治安田レディスでの優勝と、2026年の同大会での6位は別の大会結果です。年度を確認することで、最後の優勝時期と最新成績を正しく理解できます。
【小祝さくらの優勝に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:小祝さくらの優勝回数は何勝ですか?
A1:2026年11月1日時点でJLPGAツアー通算12勝です。2019年の初優勝から2025年まで7年連続で優勝しています。
Q2:小祝さくらの最後の優勝はいつですか?
A2:2025年7月20日の明治安田レディスゴルフトーナメントです。最終日に3打差を逆転し、通算15アンダーで通算12勝目を挙げました。
Q3:小祝さくらは2026年に優勝しましたか?
A3:11月1日終了時点では、2026年の優勝はありません。樋口久子 三菱電機レディスで通算14アンダーの単独2位に入り、今季最高成績を記録しました。
Q4:小祝さくらの左手首のけがは何だったのですか?
A4:TFCC損傷です。手首の小指側にある三角線維軟骨複合体を損傷し、2025年9月に手術を受けました。
Q5:小祝さくらはいつツアーに復帰しましたか?
A5:2026年3月5日開幕のダイキンオーキッドレディスで復帰しました。2025年7月以来、約7か月ぶりの実戦復帰でした。
Q6:小祝さくらの2026年の最高順位は何位ですか?
A6:11月1日の樋口久子 三菱電機レディスで記録した単独2位です。左手首の手術後では自己最高の成績となりました。
Q7:小祝さくらの2026年の優勝争いで注目された相手は誰ですか?
A7:樋口久子 三菱電機レディスでは佐久間朱莉です。佐久間が通算15アンダー、小祝が通算14アンダーで、1打差の決着となりました。
まとめ:小祝さくらの13勝目は近い?2026年の復調と今後の展望
小祝さくらのJLPGAツアー通算優勝回数は12勝。最後の優勝は2025年7月の明治安田レディスで、2026年11月1日時点では13勝目には届いていません。
しかし、2025年9月の左手首手術を経て、2026年3月に復帰したことを考えると、今季の歩みは着実な回復を示しています。夏以降はトップ10入りを重ね、樋口久子 三菱電機レディスでは通算14アンダーの2位まで順位を上げました。
佐久間朱莉に1打差で敗れた悔しさは残りますが、最終18番でバーディーを決めて優勝争いを最後まで続けたことは、次の大会につながる収穫です。
今後の注目点は、ショットの精度と左手首のコンディションを維持しながら、優勝争いを継続できるかどうか。通算12勝を誇る実力者が、復帰後初優勝となる13勝目をいつ手にするのか。小祝さくらの次戦以降のプレーから目が離せません。
主な情報確認資料: JLPGA公式の大会結果・選手記録、ダンロップ公式の優勝歴、ゴルフダイジェスト・オンラインの大会報道、ALBA Netの2026年成績、スポーツ報知の復帰報道。