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【プロフィール】岩田望来は何者?父・岩田康誠との関係と騎手としての素顔

白川 結衣 白川 結衣 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

岩田望来騎手は、兵庫県出身。2019年にJRA騎手免許を取得し、栗東所属の騎手としてデビューしました。2026年11月現在は26歳です。

父は、同じくJRAで活躍する岩田康誠騎手。望来騎手は父の背中に憧れて騎手を目指したことを、2019年の競馬学校卒業時に語っています。

スポーツニッポンの卒業式報道によると、父の康誠騎手も息子の騎手デビューを喜びながら、実際のレースで経験を積むことの大切さを伝えていました。

父・岩田康誠との関係は師弟でありライバル

岩田康誠・岩田望来親子の対談より

2020年9月には、テレビ東京の競馬番組「ウイニング競馬」で親子対談が実現しました。

この対談では、父と息子が同じ職業に就くことへの思いや、競馬における親子のライバル関係が紹介されています。

望来騎手は、幼い頃から父がGⅠを勝つ姿を間近で見てきたことを振り返り、父の大舞台での勝負根性を尊敬していると話していました。

一方、レースでは親子であっても一人の騎手同士です。

2020年8月の新発田城特別では、JRAのレースで初めて望来騎手が1着、康誠騎手が2着となる親子ワンツーを達成しました。父に追いつき、競争相手として成長していく過程を象徴する出来事です。

現在の望来騎手を評価する際、父の知名度だけで判断するのは適切ではありません。年間124勝、JRA重賞26勝という数字は、本人が積み上げた競技実績です。

【デビューからの経歴】2019年の初騎乗からGⅠ制覇までを年表で整理

岩田望来

岩田望来騎手のキャリアは、2019年3月2日の阪神競馬場から始まりました。

初騎乗はルプレジール。12頭立てのレースで4着となり、デビュー戦から上位争いに加わりました。

その約1か月後には初勝利を挙げています。

その後、重賞での経験を積み、2022年に初タイトル、2024年には初GⅠ制覇を達成。2026年にはGⅠ2勝目を挙げ、年間重賞8勝という大きな飛躍を遂げました。

岩田望来騎手の主なキャリアの転換点

時期 出来事・実績 騎乗馬 2019年3月2日 JRA初騎乗・4着 ルプレジール 2019年3月30日 JRA初勝利 ポップフランセ 2022年2月19日 重賞初制覇・京都牝馬S ロータスランド 2022年5月7日 京都新聞杯・GⅡ制覇 アスクワイルドモア 2023年9月17日 ローズS・GⅡ制覇 マスクトディーヴァ 2024年12月8日 阪神JFでGⅠ初制覇 アルマヴェローチェ 2026年3月28日 毎日杯・GⅢ制覇 アルトラムス 2026年9月27日 スプリンターズSでGⅠ2勝目 ピューロマジック 2026年10月31日 ファンタジーS制覇 ニクスルーナ

キャリア初期から安定して勝ち星を積み上げる

2019年のデビュー初年度は37勝。2020年には76勝、2021年には88勝を記録しました。

2022年には年間103勝を達成し、初めて年間100勝の大台に到達しています。

2023年は113勝でJRAリーディング4位。2024年は89勝、2025年は95勝と、毎年安定した勝利数を残してきました。

特に注目したいのは、2023年以降の成長です。

単に騎乗数を増やすだけでなく、重賞で結果を出せるようになったことが、現在の評価につながっています。

【2026年最新成績】124勝・勝率18.8%・重賞8勝の実力を検証

2026年11月2日最新掲載値

2026年の岩田望来騎手は、年間成績で大きく飛躍しています。

東スポ競馬の騎手データでは、2026年11月2日時点の掲載値は以下のとおりです。




2026年年間勝利数

124勝






年間勝率

18.8%






重賞勝利数

8勝






JRAリーディング順位

2位




出典:東スポ競馬の年度別騎手成績。659騎乗、2着92回、3着68回、3着内率43.1%。

2026年の勝率は18.8%まで上昇

2026年の成績は次のとおりです。

項目 2026年
1着 124回
2着 92回
3着 68回
騎乗回数 659回
勝率 18.8%
連対率 32.8%
3着内率 43.1%
重賞勝利 8勝

特に目を引くのが、勝率18.8%という数字です。

単純計算では約5回に1回の割合で勝利していることになります。さらに3着以内に入る確率を示す3着内率も43.1%で、安定した騎乗成績を残しています。

2025年の勝率14.2%と比較すると、4.6ポイントの上昇です。

勝利数だけでなく、騎乗したレースで結果を出す確率も高まっていることが分かります。

JRAリーディング順位は全国2位

2026年11月2日時点で、岩田望来騎手はJRA騎手リーディング2位に位置しています。

1位はC.ルメール騎手。岩田望来騎手は124勝で、松山弘平騎手らを上回っています。

若手騎手という立場から、年間100勝を達成するトップクラスの騎手へ。そして現在は全国リーディング上位を争う存在へと成長しました。

通算勝利数は725勝

2026年の年間成績だけでなく、デビューからの通算成績も注目に値します。

東スポ競馬のデータでは、JRA通算725勝、通算騎乗回数5,972回、通算勝率12.1%となっています。

重賞通算勝利は26勝。その内訳はGⅠが2勝、GⅡが4勝、GⅢが20勝です。

年間124勝という数字と通算725勝という実績を合わせて見ると、一時的な好調だけではなく、長期的に結果を残してきた騎手であることが分かります。

【重賞・GⅠ成績】アルトラムスの毎日杯制覇と2026年8大タイトル

2026年の岩田望来騎手を語るうえで外せないのが、重賞での活躍です。

年間8勝という数字は、JRAのGⅠ・GⅡ・GⅢにおける勝利数。これまでの重賞成績と比較しても、2026年は大きな飛躍を遂げたシーズンです。

2026年のJRA重賞8勝一覧
開催日 重賞 騎乗馬
3月28日 毎日杯 アルトラムス
5月2日 ユニコーンS シルバーレシオ
7月26日 関屋記念 アンパドゥ
8月8日 エルムS ルクソールカフェ
8月16日 中京記念 ラヴァンダ
8月30日 新潟記念 ゾロアストロ
9月27日 スプリンターズS ピューロマジック
10月31日 ファンタジーS ニクスルーナ

アルトラムスとの毎日杯制覇

2026年3月28日の第73回毎日杯は、岩田望来騎手にとって重要な勝利となりました。

騎乗馬はアルトラムス。阪神競馬場の芝1800メートルで行われたGⅢ競走で、1番人気の支持に応えて優勝しました。

勝ちタイムは1分45秒1。道中は5番手付近でレースを進め、直線でしっかりと脚を伸ばして勝利をつかみました。

JRA公式のレース結果でも、岩田望来騎手とアルトラムスの優勝が記録されています。

この勝利で注目したいのは、道中で無理に位置を上げず、馬のリズムを保ちながら直線で勝負した点です。

後方一気だけに頼らず、馬の能力に合わせてポジションを取れることは、騎手としての強みにつながります。

2024年阪神JFでGⅠ初制覇

岩田望来騎手が初めてGⅠタイトルを手にしたのは、2024年12月8日の阪神ジュベナイルフィリーズです。

パートナーはアルマヴェローチェ。

京都競馬場で行われた芝1600メートルの一戦で、5番人気ながら力強い差し切り勝ちを決めました。

JRA公式のレース回顧によれば、道中は中団で落ち着いて追走し、直線で外に進路を取って伸びています。

この勝利は、岩田望来騎手にとってデビュー6年目でのGⅠ初制覇でした。

2026年スプリンターズSで2度目のGⅠ制覇

2026年9月27日のスプリンターズステークスでは、ピューロマジックに騎乗しました。

注目すべきは、9番人気という評価を覆したことです。

大外16番枠から先頭を奪い、最後まで後続の追撃をしのいで逃げ切り勝ち。勝ち時計は1分9秒2でした。

この結果、岩田望来騎手はGⅠ通算2勝目を達成しました。

2024年のアルマヴェローチェは中団からの差し切り。2026年のピューロマジックは逃げ切り。

まったく異なるレース運びでGⅠを制している点は、騎手としての対応力を示す実績です。

【騎乗スタイルと2026年の評判】岩田望来が評価される理由

岩田望来騎手の騎乗スタイルを理解するには、単純に「差し・追い込みが得意」と分類するだけでは不十分です。

競馬評論家TARO氏による2026年2月の騎手分析では、岩田騎手の基本的なスタイルは、好位から中団で脚をため、直線で差す万能型と説明されています。

道中で馬を急かさず、追い出しのタイミングを見極めて進路を探すことが特徴です。

騎乗スタイルの特徴

1. 馬のリズムを重視する

序盤から無理にポジションを上げるのではなく、馬の走りやすい位置で運ぶことが基本です。

2. 直線での進路選択

差し馬に騎乗する際は、前方の馬との距離や進路を見極める判断が大切です。2026年のファンタジーSでも、中団から内を通り、直線で進路を確保してニクスルーナを勝利に導きました。

3. 逃げ・先行にも対応できる

ピューロマジックとのスプリンターズSでは、大外枠から先頭に立つ積極的な競馬を披露しました。

つまり、差しを基本としながらも、馬の能力や展開に応じて戦法を変更できるところが強みです。

岩田望来騎手の評判はどう変わった?

かつては、重賞での勝負強さについて課題を指摘されることもありました。

競馬評論家のTARO氏も、2026年2月の分析記事で、過去には重賞で勝負弱いと評された時期があったことに触れています。

しかし、2024年の阪神JF制覇、2026年のスプリンターズS制覇、そして同年の重賞8勝という結果は、そうした過去の評価を大きく変える材料になっています。

現在の評価を整理すると、次のようになります。

評価項目 2026年時点の評価
勝利数 年間124勝のトップクラス
勝率 18.8%と高水準
重賞実績 年間8勝
GⅠ実績 通算2勝
騎乗技術 差しを中心とした柔軟な対応力
将来性 JRAリーディング上位を争う存在

特に重要なのは、一般競走で勝てるだけの騎手から、GⅠでも勝ち切れる騎手へと評価が変化していることです。

【主戦馬と騎乗予定】ピューロマジックからJBCの注目騎乗まで

岩田望来騎手の主戦馬について調べると、複数の有力馬とのコンビが見えてきます。

ただし、騎手と馬の関係は固定されるものではありません。特定の1頭だけを主戦馬とするよりも、年度ごとの代表的な騎乗馬を見ると実績を理解しやすくなります。

代表的な騎乗馬

- :2026年スプリンターズSを制したGⅠパートナー。
- :2024年阪神JFでGⅠ初制覇をもたらした馬。
- :2026年毎日杯を制した注目馬。
- :2025年アイルランドT、2026年中京記念で重賞勝利を挙げたコンビ。
- :2023年ローズSを制した代表的な騎乗馬。

これらの馬との実績を見ると、芝のマイルから中距離、短距離、ダートまで幅広い条件で勝利していることが分かります。

2026年11月3日の騎乗予定にも注目

出馬表掲載済み

2026年11月2日時点で、次に注目したいのが金沢競馬場で開催されるJBCです。

岩田望来騎手は、11月3日のJBCで次の2頭に騎乗する予定です。

レース 騎乗馬 発走予定
JBCレディスクラシック(JpnⅠ) タガノミスト 14時25分
JBCスプリント(JpnⅠ) ハッピーマン 15時10分

特にJBCスプリントのハッピーマンは、ダート1400メートルの大舞台に挑むコンビです。

また、同日のJBCクラシックには父・岩田康誠騎手もホウオウルーレットで出走予定です。

親子が同じJBC開催日に騎乗することも、競馬ファンにとって興味深いポイントです。

11月3日の結果はまだ確定していないため、今後の評価を考えるうえでは、この2レースの内容が重要になります。

【岩田望来に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:岩田望来騎手の2026年最新成績は何勝ですか?

A1:2026年11月2日時点の東スポ競馬掲載値では124勝、659騎乗、勝率18.8%です。JRAリーディング順位は2位で、重賞は年間8勝です。

Q2:岩田望来騎手のGⅠ勝利数は何勝ですか?

A2:JRAのGⅠは通算2勝です。2024年の阪神ジュベナイルフィリーズをアルマヴェローチェで制し、2026年のスプリンターズステークスをピューロマジックで制しました。

Q3:岩田望来騎手の父親は誰ですか?

A3:父親はJRA騎手の岩田康誠騎手です。幼少期から父のレースを見て騎手を目指し、現在は親子でありながら競争相手でもある関係を築いています。

まとめ:岩田望来はGⅠでも結果を残すトップジョッキーへ

岩田望来騎手は、2000年生まれの若さを持ちながら、すでにJRA通算725勝、重賞26勝、GⅠ2勝という実績を残しています。

2026年11月2日時点では年間124勝、勝率18.8%、重賞8勝でJRAリーディング2位。数字から見ても、現在の競馬界を代表する騎手の一人です。

特に注目すべき成長は、重賞で勝ち切る能力です。

2024年のアルマヴェローチェによる阪神JF制覇、2026年のピューロマジックによるスプリンターズS制覇は、その象徴といえます。

今後の岩田望来騎手を評価する際には、次の3点に注目するとよいでしょう。

- 年間勝利数とJRAリーディング順位を維持できるか。
- GⅠで3勝目を挙げられるか。
- アルトラムスやピューロマジックのような有力馬とのコンビで、さらなる大舞台のタイトルを獲得できるか。

父・岩田康誠騎手への憧れから始まった競馬人生は、今や自身の実績で評価される段階に入っています。

2026年は岩田望来騎手にとって、若手有望株からトップジョッキーへと存在感をさらに高めたシーズンです。 JBCでの騎乗、そして年末のGⅠ戦線でどのような結果を残すのか。今後も目が離せません。

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白川 結衣

生活情報の編集に9年。化粧品の成分表示と厚生労働省・学会の公開資料を一次情報とし、体験談と公的データを混ぜずに書き分けます。

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