2026年10月30日現在、日本の内閣総理大臣は高市早苗(たかいち・さなえ)氏です。首相官邸の歴代内閣一覧では、第105代内閣総理大臣として掲載されており、現在は第2次高市内閣を改造した「第2次高市改造内閣」が政権を担っています。高市氏が初めて首相に就任したのは2025年10月21日で、2026年2月18日に改めて第105代として指名されました。
「今の首相は誰なのか」「高市早苗氏はいつ首相になったのか」「石破茂前首相からどのような経緯で政権が交代したのか」と疑問を持つ人もいるでしょう。加えて、同じ高市氏なのに第104代と第105代という異なる代数が付いている理由も、知っておきたいポイントです。
この記事では、2026年10月30日時点の政府公式情報をもとに、首相の就任日、第2次高市内閣の発足経緯、直近の政策、歴代首相との違い、日本の首相が選ばれる仕組みまで整理します。
- 現在の首相: 高市早苗氏。2026年10月30日時点で第105代内閣総理大臣。
- 就任時期: 初就任は2025年10月21日、第105代としての指名は2026年2月18日。
- 現在の内閣: 2026年2月18日に第2次高市内閣が発足し、9月17日に内閣改造を実施。
- 前首相: 石破茂氏。第102代・第103代を務めた。
- 直近の政策課題: 物価高対策、エネルギー価格への対応、責任ある積極財政、経済成長、安全保障。
【2026年最新】今の首相は誰?第105代・高市早苗氏のプロフィール

第105代 内閣総理大臣
- 生年月日:1961年3月7日
- 出身地:奈良県
- 初就任:2025年10月21日
- 第105代指名:2026年2月18日
- 現在の内閣:第2次高市改造内閣
今の日本の首相は、高市早苗氏です。
首相官邸の公式プロフィールには、2026年2月18日から第105代内閣総理大臣として在職していることが記載されています。高市氏は1961年3月7日生まれで、奈良県出身です。
高市氏について押さえておきたいのは、2025年10月に初めて首相に就任し、2026年2月に再び国会で指名されたという経歴です。
そのため、単純に「2026年2月に初めて首相になった」と理解すると、就任時期を誤ってしまいます。
第104代と第105代の両方に名前がある理由高市氏は、首相官邸の歴代内閣一覧で第104代と第105代の両方に掲載されています。
これは別人の首相が交代したという意味ではありません。
2025年10月21日に第104代として指名され、第1次高市内閣が発足。その後、衆議院議員総選挙を経て、2026年2月18日に再び首相に指名されたため、第105代となりました。
同じ人物が複数の代数を持つのは、日本の歴代首相の記録方法によるものです。石破茂氏も第102代と第103代の両方に記録されています。
【就任日はいつ?】高市早苗首相の誕生から第2次政権発足まで
高市早苗氏の首相就任を理解するには、2025年10月から2026年2月までの政治的な流れを確認する必要があります。
2025年10月21日、第104代として初就任2025年10月21日、衆参両院で内閣総理大臣の指名投票が行われ、高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に指名されました。
同日、首相官邸で閣僚名簿が発表され、皇居で内閣総理大臣の親任式と国務大臣の認証式が実施されました。その後、初閣議と記念撮影が行われ、高市内閣が正式に発足しています。
2026年1月23日、衆議院を解散2026年1月23日、高市首相は衆議院を解散しました。
1月19日の記者会見では、自身が首相を務めることへの信任を国民に問う必要があるとの考えを説明しています。
また、責任ある積極財政、安全保障政策の強化、政府のインテリジェンス機能の強化などを重要政策として挙げました。
2026年2月18日、第105代として再指名総選挙後の2026年2月18日、衆参両院で再び首相指名投票が実施され、高市氏が第105代内閣総理大臣に指名されました。
2月18日の記者会見で高市氏は、最初の首班指名では衆議院で237票だったのに対し、今回は350票を上回る支持を得たと説明しています。
この結果を受け、同日、第2次高市内閣が発足しました。
2026年9月17日、第2次高市改造内閣が発足さらに9月17日には、第2次高市内閣として初めての内閣改造が実施されました。
臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた後、日本維新の会との与党党首会談が行われ、木原稔官房長官から新しい閣僚名簿が発表されました。
その後、新任の国務大臣の認証式、記者会見、初閣議を経て、第2次高市改造内閣が発足しています。
つまり、2026年10月30日現在の政権は、2月に発足した第2次高市内閣を9月に改造したものです。
【歴代首相と比較】高市早苗・石破茂・岸田文雄の違い
日本の首相は、同じ人物が複数回指名されることがあります。
歴代首相を比較すると、高市氏の第104代・第105代という記録の意味や、石破茂前首相との関係が分かりやすくなります。
直近の歴代内閣総理大臣一覧| 代数 | 首相 | 在職期間・日数 |
|---|---|---|
| 第105代 | 高市早苗 | 2026年2月18日~現在 |
| 第104代 | 高市早苗 | 2025年10月21日~2026年2月18日・121日 |
| 第103代 | 石破茂 | 2024年11月11日~2025年10月21日・345日 |
| 第102代 | 石破茂 | 2024年10月1日~2024年11月11日・42日 |
| 第101代 | 岸田文雄 | 2021年11月10日~2024年10月1日・1,057日 |
| 第100代 | 岸田文雄 | 2021年10月4日~2021年11月10日・38日 |
| 第99代 | 菅義偉 | 2020年9月16日~2021年10月4日・384日 |
出典:首相官邸「歴代内閣」。在職日数は官邸掲載の各代の記録。第105代は現職のため終了日はありません。
石破茂前首相との関係氏は、第102代と第103代の内閣総理大臣を務めました。
2024年10月1日に第102代として就任し、同年11月11日に第103代として再び指名されています。
その後、2025年10月21日に高市氏が第104代として指名されたことで、石破政権から高市政権へ移行しました。
したがって、石破氏は高市氏の直前の首相にあたります。
歴代首相を比較するときの注意点歴代首相の代数は、首相を務めた人物の人数を示しているわけではありません。
例えば、高市氏は一人の政治家ですが、第104代と第105代の二つの記録を持っています。
同様に、石破氏や岸田文雄氏もそれぞれ複数の代数で記録されています。
また、首相の在職日数と政権全体の評価は別の問題です。長く在職したから政策成果が大きいとは限らず、短期間でも重要な政策決定を行う場合があります。
比較する際には、在職期間、政権の政策、国会での議席状況、内閣改造の回数などを分けて見る必要があります。
【高市内閣の最新政策】2026年10月に注目すべき3つの課題
2026年10月時点の高市政権を理解するうえで、特に重要なのが経済政策、物価高対策、外交・安全保障です。
首相官邸が9月17日に公表した基本方針では、「責任ある積極財政」を掲げ、経済成長と中長期的な財政の持続可能性を両立させる考えを示しています。
1. 責任ある積極財政と成長投資高市政権が掲げる経済政策の柱が、責任ある積極財政です。
政府が官民連携のもとで投資を促進し、日本の産業競争力や成長力を高めることを目指しています。
9月17日の基本方針では、日本成長戦略の17の戦略分野を中心に、危機管理投資と成長投資を推進する方針が示されました。
また、地域未来戦略に基づく産業クラスターの形成も重点項目に含まれています。
注目したいのは、単に公共支出を増やすだけではなく、将来的な産業競争力や地域経済の成長につなげるという政策設計です。
一方、積極的な財政支出には、財源の確保や将来の財政負担という課題も伴います。
2. 物価高とエネルギー価格への対応2026年10月29日、高市首相は中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置の今後の対応について、首相官邸で記者会見を行いました。
会見では、燃料油価格への支援、電気・ガス料金の負担軽減、食料品価格への対応などが説明されています。
特に注目されるのが、冬季の電気・ガス料金支援です。
政府が会見で示した内容は次のとおりです。
- 電気料金は2026年12月に1kWh当たり1円を支援。
- 2027年1月と2月は1kWh当たり4.5円を支援。
- ガス料金についても負担軽減策を実施。
- 標準的な家庭では、2026年12月から2027年2月までの3か月間で電気・ガス合計約7,000円の負担軽減を見込む。
燃料油については、原油価格の動向を見ながら、2026年12月以降、春先に向けて基準価格を毎月5円ずつ引き上げることを基本とする考えが示されました。
これは補助制度を急に終了させるのではなく、段階的に見直す方向性を示したものです。
また、高市首相は年末調整における納税者1人当たり3万円から6万円の所得税負担軽減や、2027年4月以降の飲食料品の消費税率引き下げにも言及しています。
ただし、会見で示された政策方針と、法律・制度として実際に施行される内容は区別して確認する必要があります。
3. 外交・安全保障と経済安全保障高市政権の基本方針では、外交と安全保障の強化も重要な柱です。
政府は、法の支配などの基本的価値を共有する国々との連携を重視し、国際情勢の変化に対応する方針を掲げています。
2026年10月28日には、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との日独首脳会談が行われました。
翌29日には、モンゴルのニャムオソル・オチラル首相との電話会談も実施されています。
外交は首相の重要な職務の一つです。首脳会談や国際会議での発言は、日本の安全保障だけでなく、貿易、エネルギー供給、企業活動にも影響します。
今後は、経済成長を促す政策と国際的な安全保障環境への対応を、どのように両立させるかが政権運営の焦点になります。
【首相官邸の最新情報】2026年10月30日の高市首相の動向
今の首相について最新情報を知りたい場合、ニュース記事だけでなく、首相官邸の「総理の一日」と「総理の演説・記者会見など」を確認すると、政府の公式発表を把握できます。
2026年10月30日時点で、政府広報オンラインには、広島市長・長崎市長による高市首相への表敬に関する情報が掲載されています。
直近の主な動向を整理すると、次のようになります。
- 10月30日: 広島市長・長崎市長による表敬。
- 10月29日: 中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置についての記者会見。
- 10月29日: 令和8年第15回経済財政諮問会議を開催。
- 10月29日: モンゴル首相との電話会談。
- 10月28日: ドイツ首相との首脳会談。
- 10月21日: 総理就任1年の節目を迎えての記者会見。
特に10月29日の記者会見は、日常生活に直結するエネルギー価格や物価高対策について説明したもので、現政権の政策を知るうえで重要な発表です。
首相官邸の情報を読むときには、次の3種類を区別すると理解しやすくなります。
- 総理の一日: 首相が実際に出席した会議や外交日程。
- 総理の演説・記者会見: 首相自身が説明した政策や政府の考え。
- 閣議・本部決定: 政府として正式に決定した事項。
政治ニュースでは、首相が発言した段階の構想と、閣議決定や法令によって確定した政策が混同されることがあります。情報の種類を見分けることが大切です。
【仕組みを解説】内閣総理大臣の役割と日本の首相の選び方
日本の首相は、国民が直接投票して選ぶ大統領制とは異なる仕組みで決まります。
日本は議院内閣制を採用しており、内閣総理大臣は国会議員の中から国会の議決によって指名されます。
日本の首相が選ばれるまでの流れ日本国憲法第67条では、内閣総理大臣を国会議員の中から国会の議決で指名すると定めています。
基本的な流れは次のとおりです。
1. 国民が衆議院議員選挙・参議院議員選挙で国会議員を選ぶ。
2. 国会が首相指名選挙を実施する。
3. 衆議院と参議院がそれぞれ首相を指名する。
4. 両院の指名が異なる場合、憲法の規定に従って調整し、一定の場合には衆議院の議決が優先される。
5. 国会の指名に基づき、天皇が内閣総理大臣を任命する。
6. 新しい首相が国務大臣を任命し、内閣を組織する。
天皇による任命は憲法第6条に定められた国事行為です。首相を政治的に選ぶ主体は国会であり、天皇が独自に首相を決定する仕組みではありません。
内閣総理大臣にはどのような権限がある?首相は、内閣のトップとして行政全体を統括します。
日本国憲法第72条と第73条には、首相と内閣の職務が定められています。
主な役割は次のとおりです。
- 行政の統括: 行政各部を指揮監督する。
- 国会への説明: 内閣を代表して議案を提出し、国政や外交について報告する。
- 外交: 外国との外交関係を処理する内閣を代表する。
- 予算: 政府予算を作成し、国会に提出する。
- 法律の執行: 法律を誠実に執行し、国政を運営する。
- 閣僚人事: 国務大臣を任命し、必要に応じて罷免する。
ここで重要なのは、首相がすべての政策を一人で決定できるわけではないという点です。
内閣は国会に対して連帯して責任を負います。法律や予算の成立には国会の審議と議決が必要であり、政策を実現するには各省庁や与野党との調整も欠かせません。
また、衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散しない限り総辞職しなければならないと、憲法第69条で定められています。
このように、首相の権限は大きい一方で、国会による民主的な統制を受ける制度になっています。
【プロの結論】今の首相を理解するために押さえたい3つの判断基準
2026年10月30日現在、日本の首相が高市早苗氏であることは、首相官邸の歴代内閣一覧と政府の最新情報から確認できます。
ただし、首相の名前を知るだけでは、現在の日本政治の動きを十分に理解できません。
重要なのは、次の3つの視点です。
1. 首相の代数と就任日を混同しない高市氏は2025年10月21日に第104代として初就任し、2026年2月18日に第105代として再指名されました。
「首相になった日」と「現在の代数が始まった日」は異なります。
この違いを理解すれば、第104代と第105代の記録が存在する理由も分かります。
2. 内閣の発足と内閣改造を区別する第2次高市内閣は2026年2月18日に発足し、9月17日に内閣改造を実施しました。
内閣改造は首相が交代したことを意味しません。
首相が続投したまま、閣僚の顔ぶれや担当分野が変更されることがあります。
そのため、ニュースで「新内閣発足」「改造内閣」という言葉を見た際には、首相自身が交代したのか、閣僚人事が変更されたのかを確認する必要があります。
3. 政策の発表と実施結果を分けて見る高市政権の政策では、物価高対策、エネルギー支援、積極財政、外交・安全保障などが重要な論点になっています。
しかし、首相の会見で説明された政策が、そのまま実施済みの制度になるわけではありません。
政府の方針、閣議決定、法案成立、実際の施行という段階を分けて追うことで、政策の進捗や生活への影響を正しく判断できます。
【今の首相】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月30日現在、日本の首相は誰ですか?
A1:高市早苗氏です。第105代内閣総理大臣として、2026年2月18日から在職しています。
Q2:高市早苗氏が初めて首相に就任した日はいつですか?
A2:2025年10月21日です。この日に第104代内閣総理大臣に指名され、高市内閣が発足しました。
Q3:なぜ高市早苗氏は第104代と第105代の両方なのですか?
A3:2025年10月に第104代として就任し、2026年2月18日に総選挙後の国会で改めて首相に指名されたためです。首相の代数は、同じ人物が複数回指名された場合も、それぞれ別の代として記録されます。
Q4:現在の内閣は第2次高市内閣ですか?
A4:はい。2026年2月18日に第2次高市内閣が発足し、同年9月17日に内閣改造が実施されました。現在は第2次高市改造内閣です。
Q5:高市早苗氏の前の首相は誰ですか?
A5:石破茂氏です。石破氏は第102代・第103代を務め、2025年10月21日に高市氏へ首相の座を引き継ぎました。
Q6:日本の首相は国民が直接選挙で決めるのですか?
A6:いいえ。国民が選挙で国会議員を選び、その国会議員の中から国会が首相を指名します。天皇は国会の指名に基づいて首相を任命します。
Q7:高市首相の現在の主な政策は何ですか?
A7:責任ある積極財政、成長投資、物価高対策、エネルギー価格の負担軽減、外交・安全保障の強化などです。2026年10月29日の記者会見では、冬季の電気・ガス料金支援や燃料油補助の見直しについても説明されました。
まとめ:2026年10月30日現在の首相は高市早苗氏
2026年10月30日現在、日本の内閣総理大臣は第105代・高市早苗氏です。
初めて首相に就任したのは2025年10月21日で、2026年2月18日に第105代として再び指名されました。現在は、9月17日の内閣改造を経た第2次高市改造内閣を率いています。
石破茂前首相から政権を引き継いだ高市首相は、責任ある積極財政や成長投資、物価高対策、外交・安全保障を重点課題として掲げています。
特に10月29日の記者会見で示された電気・ガス料金の負担軽減や燃料油支援の見直しは、家計や企業活動にも関係する重要な動きです。
今後の政治ニュースを見る際には、首相の交代、内閣改造、政策発表、法案成立をそれぞれ区別することが大切です。
最新の首相情報を確認するなら、首相官邸の「歴代内閣」「総理の一日」「総理の演説・記者会見など」の3つが基本的な確認先になります。現職の確認だけでなく、政策が実際にどこまで進んだのかを追うことが、日本の政治を正しく理解するための判断基準です。