「トゥームレイダー キンタロー」と検索すると、人気ゲームシリーズとお笑いタレントのキンタロー。にどのような関係があるのか気になる人も多いようです。
実際、両者にはアンジェリーナ・ジョリーのものまねを通じた接点があります。キンタロー。は映画『トゥームレイダー』でララ・クロフトを演じたアンジェリーナ・ジョリーのものまねを披露しており、2025年のイベントや2026年のSNS投稿でも話題になりました。ただし、ゲーム会社や映画制作会社との公式コラボレーションが発表されたわけではありません。
一方、トゥームレイダー自体も1996年の誕生から30年を迎える2026年、大きな節目にあります。累計販売本数、開発会社の交代、Embracer Groupへの権利移管、そして新作の発表まで、シリーズを取り巻く状況は大きく変化しています。
【関係の真相】トゥームレイダーとキンタロー。にはどんな接点がある?

「トゥームレイダー キンタロー」の関係を理解するうえで欠かせないのが、映画版の主人公ララ・クロフトと、アンジェリーナ・ジョリーの存在です。
キンタロー。は、人物の特徴的な表情や動きを誇張するものまねを得意とする芸人です。そのレパートリーの一つとして知られるのが、映画『トゥームレイダー』でララ・クロフトを演じたアンジェリーナ・ジョリーのものまねです。
2025年のイベントで「トゥームレイダー!」と披露2025年2月25日、キンタロー。は「HOT PEPPER Beauty AWARD 2025」の授賞式にプレゼンターとして出席しました。
このイベントでは、受賞者の特徴や名前に合わせた即興ものまねを披露。前田敦子のものまねに加え、アンジェリーナ・ジョリーに扮して「トゥームレイダー!」とポーズを決める場面もありました。
日刊スポーツの報道によると、30組以上の受賞者を相手に次々とものまねを披露し、イベントを盛り上げたといいます。トゥームレイダーという作品名とキンタロー。が結び付けられるようになった、具体的なメディア上の接点の一つです。
2026年もSNSやメディアで話題に2026年4月には、キンタロー。が女性グループHANAのYURIのものまねを披露した際、SNS上で「トゥームレイダー」「アンジー風味」といった反応が寄せられました。
本人が披露したのはYURIのものまねでしたが、目元や表情の印象から、アンジェリーナ・ジョリーを連想する人もいたようです。スポニチアネックスも、この反応を取り上げています。
さらに2026年11月1日付の日刊スポーツは、キンタロー。がハロウィーンに合わせてアンジェリーナ・ジョリー版トゥームレイダーのコスプレ姿を公開したと報道しました。銀色のボディースーツにハーネスを組み合わせた姿で、以前から知られるものまねを改めて披露しています。
アンジェリーナ・ジョリー本人とのエピソードも2026年2月17日の日刊スポーツのインタビューでは、キンタロー。がアンジェリーナ・ジョリー本人の前でものまねを披露した経験を語っています。
本人の説明によると、アンジェリーナ・ジョリーから、コメディーに取り組む人への敬意を示す言葉を掛けられたとのことです。キンタロー。は、このエピソードを自身のものまねが認められた出来事として紹介しています。
ただし、これはキンタロー。本人が取材で語った交流エピソードです。トゥームレイダーの公式キャラクター契約や、映画・ゲームへの出演許可が発表されたという意味ではありません。
つまり、両者の接点はアンジェリーナ・ジョリーのものまねを中心とする芸能上のつながりです。ゲームシリーズの制作スタッフや権利元との公式な業務提携とは区別する必要があります。
【キャラクターの背景】ララ・クロフトと1996年の初代トゥームレイダー
キンタロー。のものまねの元になっているララ・クロフトは、トゥームレイダーを代表する主人公です。
彼女は遺跡や古代文明の謎を追い、危険な地域を冒険する考古学者・冒険家として描かれています。銃器を扱うアクションだけでなく、複雑な仕掛けを解く謎解きや、未知の遺跡を探索する要素もシリーズの大きな魅力です。
初代作品は1996年にイギリスで誕生トゥームレイダーの初代作品は、1996年10月に登場しました。
開発を担当したのはイギリスのゲーム会社Core Design、発売元はEidos Interactiveです。当時の3Dゲームとしては印象的な立体空間の探索や、ジャンプ、登攀、謎解きを組み合わせたゲームデザインが特徴でした。
ララ・クロフトは単なるゲームの主人公にとどまらず、ゲーム文化を象徴するキャラクターへと成長します。2021年の25周年記念に際してスクウェア・エニックスとCrystal Dynamicsが公表した資料でも、シリーズが1996年10月にデビューしたことや、ララが世界的な文化的アイコンになったことが紹介されています。
映画版とゲーム版は同じララでも表現が異なるキンタロー。がものまねの題材にしているのは、アンジェリーナ・ジョリーが主演した実写映画版のララ・クロフトです。
映画版では、黒髪、特徴的な目元、身体にフィットした冒険者の衣装、二丁拳銃などが印象的に描かれています。アンジェリーナ・ジョリーの存在感とキャラクターのビジュアルが組み合わさり、ゲームを知らない映画ファンにも広く認知されました。
一方、ゲーム版のララは、作品ごとに人物像やデザインが変化しています。初期作品の自信に満ちた冒険家としての姿から、2013年のリブート作品における若き冒険者としての成長まで、時代に応じて表現が更新されてきました。
この違いを理解すると、キンタロー。のものまねがゲームのキャラクターそのものというより、映画版のアンジェリーナ・ジョリーを再現する芸として成立していることが分かります。
【歴代シリーズの変遷】Core DesignからCrystal Dynamicsへ
トゥームレイダーが30年間にわたって続いてきた背景には、開発会社の交代と作品の方向転換があります。
初期シリーズを支えたのはイギリスのCore Designです。しかし、シリーズが長期化するにつれて開発体制にも変化が生まれ、2000年代にはCrystal Dynamicsが中心的な開発会社となりました。
Core Designが築いた初期シリーズCore Designは1988年に設立されたイギリスのゲーム開発スタジオです。1996年の初代作品から、第6作『トゥームレイダー 美しき逃亡者』までの開発を担当しました。
初期シリーズでは、古代遺跡を舞台にした立体的な探索、精密なジャンプ操作、仕掛けを解くパズルなど、シリーズの基本となる要素が確立されました。
Crystal Dynamicsがシリーズを再構築第7作『トゥームレイダー レジェンド』からは、アメリカのCrystal Dynamicsが開発を担当します。
2006年に発売された『レジェンド』では、操作性や演出が見直され、シリーズを新しい世代のゲームとして再構築する動きが進みました。
その後、2013年にはシリーズを再始動させるリブート作品が登場。従来の完成された冒険家というイメージから、過酷な状況を経験しながら成長するララ・クロフトへと描写が変化しました。
続編の『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』(2015年)、『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』(2018年)と合わせて、いわゆるサバイバー・トリロジーを形成しています。
主要な歴史と企業の関係を一覧で整理| 時期 | 企業・作品 | 主な役割・出来事 |
|---|---|---|
| 1996年 | Core Design | 初代トゥームレイダーを開発。Eidos Interactiveが発売。 |
| 1996~2003年 | Core Design | 初代から第6作『美しき逃亡者』までを開発。 |
| 2006年 | Crystal Dynamics | 第7作『レジェンド』を開発。以降のシリーズを主導。 |
| 2013~2018年 | Crystal Dynamicsなど | リブート作品とサバイバー・トリロジーを展開。 |
| 2022年5月 | Embracer Group | スクウェア・エニックスから関連スタジオとIPを取得する契約を発表。 |
| 2022年8月 | Embracer Group | Crystal Dynamicsなどの買収手続きを完了。 |
| 2022年9月 | Crystal Dynamics | トゥームレイダーなどのシリーズ権利を管理することを公表。 |
| 2025年12月 | Amazon Games・Crystal Dynamics | 『Legacy of Atlantis』と『Catalyst』の2作品を発表。 |
| 2026年 | Fellowship Entertainment | Embracer Group内でトゥームレイダーなどのIPを管理する事業セグメントに位置付け。 |
この歴史から分かるのは、トゥームレイダーが特定の開発会社だけで成立してきたシリーズではないということです。Core Designが築いたゲームデザインを土台に、Crystal Dynamicsが新しい技術や物語表現を取り入れてきました。
【販売実績の真相】累計8500万本ではなく9500万本超へ
トゥームレイダーの販売実績を調べると、累計8500万本という数字を目にすることがあります。しかし、2026年の読者が知っておきたいのは、その後に公式発表された数字との違いです。
2022年12月、Amazon GamesとCrystal Dynamicsは、新作の開発・販売に関する提携を発表しました。その際の公式資料では、1996年の初代作品から続くトゥームレイダーシリーズの世界累計販売本数が9500万本以上に達したと公表されています。
したがって、8500万本という数字は過去の実績を示す値であり、2022年時点では9500万本以上という公式発表に更新されています。2026年現在の正確な最新累計については、今回参照できる公式資料だけでは断定できません。
混同されやすい850万本という数字さらに注意したいのが、2013年に発売されたリブート版『トゥームレイダー』単体の販売実績です。
スクウェア・エニックスは2015年4月、同作品が世界累計850万本を突破したと発表しました。これはシリーズ全体の8500万本とは異なる数字です。
つまり、次の3つは区別する必要があります。
- 8500万本:シリーズ全体について過去に示された累計実績。
- 9500万本以上:2022年12月のAmazon Games・Crystal Dynamicsによるシリーズ累計の公式発表。
- 850万本:2013年版『トゥームレイダー』単独の2015年時点の販売実績。
数字の桁が似ているため混乱しやすいものの、シリーズ全体と単独タイトルの販売本数を混同すると、実績の評価を誤ってしまいます。
【権利移管の現在】Embracer Group・Crystal Dynamics・Aspyrの役割
トゥームレイダーの現在を理解するには、開発会社と権利元、発売会社の役割を分けて考える必要があります。
2022年にスクウェア・エニックスからEmbracer Groupへ2022年5月2日、スウェーデンのEmbracer Groupは、スクウェア・エニックス・ホールディングスからCrystal Dynamics、Eidos-Montréalなどの開発スタジオと、トゥームレイダーを含むゲームIPを取得する契約を発表しました。
買収金額は3億米ドルです。その後、必要な承認手続きが完了し、2022年8月26日に買収が正式に完了しました。
さらに同年9月、Crystal Dynamicsは公式発表で、トゥームレイダーやLegacy of Kainなどのシリーズを以前の権利元であるスクウェア・エニックスから引き継いだと説明しました。
この経緯から、単に開発会社が変わっただけではなく、シリーズの知的財産を管理する企業体制そのものが変わったことが分かります。
2026年現在はFellowship Entertainmentの位置付けにも注目2026年5月20日、Embracer GroupはFellowship Entertainmentを分離し、2027年中にナスダック・ストックホルムへ上場させる計画を発表しました。
Embracer Groupの公式発表では、Fellowship Entertainmentはトゥームレイダーや『ロード・オブ・ザ・リング』などの知的財産を長期的に管理するエンターテインメント事業として説明されています。
ただし、2026年11月時点では、2027年の分離上場はあくまで計画です。すでにEmbracer Groupから独立した別会社になったわけではありません。
現在の企業関係を整理すると、Embracer Groupの傘下にあるFellowship Entertainmentの事業セグメントがIPを管理し、Crystal Dynamicsが主要なゲーム開発を担う構造です。
Aspyrは日本展開のすべてを担当しているのかAspyrについても誤解されやすい点があります。
Aspyrは『トゥームレイダー I-III リマスター』など、過去作品の現行プラットフォーム向け展開に関わるパブリッシャーです。オリジナル作品の権利元やシリーズ全体の唯一の運営会社というわけではありません。
Aspyrの公式サポート資料では、『トゥームレイダー I-III リマスター』の日本語対応について、プラットフォームごとに対応状況が示されています。日本語の字幕・音声・ユーザーインターフェースの対応は、販売地域や機種によって確認する必要があります。
また、2026年発売予定の『Tomb Raider: Legacy of Atlantis』については、Amazon Gamesの公式案内で日本語テキスト対応が示されています。これは新作のローカライズ情報であり、Aspyrがシリーズ全体の日本展開を独占していることを意味しません。
【2026年最新情報】新作2作品とトゥームレイダーの今後
2026年のトゥームレイダーで特に注目したいのが、シリーズの原点を再構築する作品と、新しい物語を描く作品の2本です。
2026年発売予定『Legacy of Atlantis』2025年12月、Amazon GamesとCrystal Dynamicsは、初代作品を現代向けに再構築する『Tomb Raider: Legacy of Atlantis』を発表しました。
1996年の初代トゥームレイダーをベースに、Unreal Engine 5を採用した新しい映像表現と現代的なゲームプレイを取り入れる作品です。
開発はCrystal DynamicsとFlying Wild Hogの共同体制。単純な旧作の高解像度化ではなく、シリーズの原点を現代のプレイヤーに向けて再解釈するプロジェクトとして位置付けられています。
2027年発売予定『Catalyst』もう一つの新作が『Tomb Raider: Catalyst』です。
こちらは完全新作の冒険として発表されており、舞台は北インド。神話的な大災害によって古代の秘密や守護者の力が目覚める世界を背景に、ララ・クロフトが新たな謎に挑みます。
発売予定は2027年です。Amazon GamesとCrystal Dynamicsが協力する新しいシリーズ展開の柱となっています。
2026年時点で注目すべき3つのポイント- 原点回帰:1996年の初代作品を現代の技術で再構築する動き。
- 新しい物語:北インドを舞台にした『Catalyst』によるシリーズの拡張。
- IPの長期活用:ゲームだけでなく、映像化やライセンス展開を含むFellowship Entertainmentの事業戦略。
2026年は、キンタロー。のものまねが再び話題になっているだけでなく、トゥームレイダーそのものも初代の30周年という節目を迎えています。両者が同じ検索キーワードに現れる背景には、映画版のララ・クロフトが長年にわたって日本でも親しまれてきた事情があります。
【トゥームレイダーとキンタロー。】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キンタロー。はトゥームレイダーの公式キャストなのですか?
A1:いいえ。キンタロー。はアンジェリーナ・ジョリー版ララ・クロフトのものまねを披露していますが、ゲームや映画の公式キャストとして発表された事実は確認できません。
Q2:キンタロー。がものまねしているトゥームレイダーの女優は誰ですか?
A2:アンジェリーナ・ジョリーです。実写映画版で主人公ララ・クロフトを演じた女優で、キンタロー。はその特徴的な表情やビジュアルをものまねの題材にしています。
Q3:トゥームレイダーは現在どこの会社が運営していますか?
A3:2026年11月時点では、Embracer Groupの事業体制に属するFellowship EntertainmentがIPを管理する位置付けです。ゲーム開発の中心はCrystal Dynamicsで、新作の販売にはAmazon Gamesが関わっています。Aspyrは主に旧作のリマスター展開などに関わるパブリッシャーです。
まとめ:キンタロー。との接点はものまね、シリーズは新たな30年へ
「トゥームレイダー キンタロー」という検索キーワードの背景にあるのは、キンタロー。によるアンジェリーナ・ジョリーのものまねです。2025年のイベント、2026年のSNS上の反応、そして11月1日に報じられたハロウィーンのコスプレなど、複数の話題が両者を結び付けています。
ただし、キンタロー。とゲーム制作会社や権利元との公式なコラボレーションが発表されたわけではありません。映画版ララ・クロフトのものまねと、作品の公式な出演・契約関係は別のものです。
一方、トゥームレイダーは1996年の初代作品から続く世界的なゲームシリーズです。Core DesignからCrystal Dynamicsへと開発体制が変化し、2022年にはEmbracer Groupへの権利移管を経て、2026年にはFellowship Entertainmentの事業戦略の中に位置付けられています。
2026年の『Legacy of Atlantis』、2027年予定の『Catalyst』という新作展開も控えています。シリーズの原点を再構築する動きと、新たな冒険の両方が進むなか、ララ・クロフトの存在感はこれからも続いていきそうです。
検索情報を見極める際は、キンタロー。のものまねに関する芸能ニュース、ゲームの販売実績、開発会社、知的財産の所有企業をそれぞれ分けて確認することが大切です。それが「トゥームレイダー キンタロー」の関係と、シリーズの現在を正しく理解するためのポイントです。