2026年の第76回東京新聞杯は、当初予定されていた2月8日(日曜)から、2月10日(火曜)に変更して開催された。
JRAは2月8日の東京競馬について、積雪の影響で安全な競馬の施行が難しいと判断し、開催中止を発表。代替競馬は2月10日に実施され、東京新聞杯も出走馬と馬番を変更せずに行われた。
レースは東京競馬場の芝1600メートル、良馬場で行われ、C.ルメール騎手が騎乗したトロヴァトーレが1分32秒2で優勝。2着ラヴァンダ、3着ウォーターリヒトという決着だった。
特に注目すべきは、単勝1番人気のエルトンバローズが13着に敗れた一方、2番人気のトロヴァトーレが勝ち切ったことだ。人気上位4頭のうち3頭が3着以内に入っており、上位勢の評価自体は大きく外れていなかった。
2026年の確定着順は次のとおり。
- 1着:トロヴァトーレ(2番人気)
- 2着:ラヴァンダ(4番人気)
- 3着:ウォーターリヒト(3番人気)
- 4着:シャンパンカラー(9番人気)
- 5着:シリウスコルト(13番人気)
勝ち馬と2着馬の差はクビ。さらに3着馬もクビ差で続く接戦となった。上位3頭の実力が接近していたことが、レース結果からもうかがえる。
【東京新聞杯2026の最終オッズ】トロヴァトーレ・ラヴァンダ・ウォーターリヒトの人気順

2026年の東京新聞杯では、エルトンバローズ、トロヴァトーレ、ウォーターリヒトの3頭が単勝5倍台で並ぶ接戦のオッズとなった。
トロヴァトーレの単勝は5.6倍で2番人気。1番人気のエルトンバローズとの差はわずか0.2倍だった。ウォーターリヒトも5.8倍の3番人気で、上位3頭の支持はかなり拮抗していた。
以下は確定オッズと実際の着順を照合した全16頭の一覧だ。オッズはスポーツナビ掲載の確定値、着順はJRAの公式競走成績に基づく。
トロヴァトーレは単勝5.6倍。1番人気のエルトンバローズとほとんど差のない支持を受けていた。
結果は、C.ルメール騎手とのコンビで1着。馬番7番、4枠から出走し、推定上がり3ハロン33秒1の末脚を使って勝利を収めた。
単勝100円の購入なら払戻金は560円。利益は460円となる。人気だけを見れば順当な勝利だが、1番人気が13着に敗れている点を考えると、馬券検討における評価の難しさも感じさせる結果だった。
ラヴァンダは7.5倍の4番人気で2着ラヴァンダは単勝7.5倍の4番人気。2着に入り、トロヴァトーレとはクビ差の接戦を演じた。
岩田望来騎手が騎乗し、推定上がり3ハロン33秒3を記録。勝ち馬と同じく中団から脚を伸ばし、最後まで優勝争いに加わった。
4番人気という評価は、上位人気の中では少し控えめだった。しかし、結果は2着。単勝では勝ち馬に届かなかったものの、複勝や馬連、ワイドを検討するうえでは重要な存在となった。
ウォーターリヒトは5.8倍の3番人気で3着ウォーターリヒトは5.8倍の3番人気。前年2025年の東京新聞杯を制した実績を持つ馬で、2026年も上位人気に支持された。
JRAのレース前情報では、2025年の東京新聞杯で重賞初制覇を果たし、同年のマイルチャンピオンシップでも3着に入った実績が紹介されていた。
今回は3着だったが、上位3頭の一角を守った。前年の勝ち馬としての実績がオッズに反映され、実際の走りも市場の評価に見合うものだったといえる。
【東京新聞杯2026の払戻金一覧】単勝・馬連・馬単・3連複・3連単
2026年の東京新聞杯は、トロヴァトーレ、ラヴァンダ、ウォーターリヒトの順で決着した。
JRAが公表した確定払戻金を券種別に整理すると、次のようになる。金額はいずれも100円あたりの払戻金だ。
単勝・複勝の払戻金- 単勝:7番 トロヴァトーレ 560円(2番人気)
- 複勝:7番 トロヴァトーレ 200円(2番人気)
- 複勝:2番 ラヴァンダ 230円(4番人気)
- 複勝:12番 ウォーターリヒト 190円(1番人気)
単勝はトロヴァトーレの勝利によって560円。複勝は上位3頭がすべて対象となり、190円から230円の払戻金となった。
枠連・ワイドの払戻金- 枠連:1-4 2,220円(11番人気)
- ワイド:2-7 950円(7番人気)
- ワイド:7-12 760円(3番人気)
- ワイド:2-12 880円(6番人気)
ワイドは上位3頭の組み合わせがすべて的中対象となった。最も高い払戻金はラヴァンダとトロヴァトーレの組み合わせで950円だった。
馬連・馬単の払戻金- 馬連:2-7 2,410円(6番人気)
- 馬単:7→2 4,540円(9番人気)
馬連は1着と2着の組み合わせを当てる馬券で、着順は問わない。馬単は1着と2着を順番どおりに当てる必要がある。
今回はトロヴァトーレが1着、ラヴァンダが2着だったため、馬連2-7と馬単7→2の両方が的中対象となった。
3連複・3連単の払戻金- 3連複:2-7-12 4,380円(2番人気)
- 3連単:7→2→12 23,720円(14番人気)
今回の払戻金で特に興味深いのが、3連複と3連単の差だ。
3連複は上位3頭を着順に関係なく当てればよいため、払戻金は4,380円。一方、3連単は1着から3着までの順番も正確に当てなければならず、23,720円となった。
3連単は14番人気という評価で、3連複の2番人気よりも大きく上昇している。上位人気馬同士の決着でも、着順まで正確に予想できるかどうかで配当は大きく変わる。
【過去10年の東京新聞杯オッズ傾向】歴代人気別成績と回収率
東京新聞杯の馬券を考える際、見逃せないのが1番人気の信頼度と中位人気馬の好走率だ。
JRAが2026年のレース前に公表した過去10年の人気別成績は、2016年から2025年までを対象としている。1番人気の勝率は10.0%、3着内率は30.0%だった。
一方、4番人気と5番人気はそれぞれ3着内率50.0%。6番人気も40.0%で、上位人気の中では1番人気以外にも好走の余地が十分にあった。
歴代の単勝人気別成績JRA公表の過去10年のデータを
- 1番人気:1勝・2着1回・3着1回・着外7回
- 2番人気:1着0回・2着2回・3着2回・着外6回
- 3番人気:1着3回・2着0回・3着1回・着外6回
- 4番人気:1着3回・2着1回・3着1回・着外5回
- 5番人気:1着2回・2着2回・3着1回・着外5回
- 6~10番人気:1着1回・2着3回・3着2回・着外44回
- 11番人気以下:1着0回・2着1回・3着2回・着外47回
特に目立つのは3番人気と4番人気の勝利数だ。どちらも過去10年で3勝を挙げており、1番人気の1勝を上回っている。
この傾向は2026年の結果とも重なる。2番人気のトロヴァトーレが勝ち、4番人気のラヴァンダが2着、3番人気のウォーターリヒトが3着に入った。
2026年を含めた単勝回収率・複勝回収率加えて、2017~2026年の10開催を集計したUMASCOPEのデータを見ると、人気別の回収率にも興味深い特徴がある。
同データは152頭の出走成績を対象とし、各馬の単勝・複勝を100円ずつ購入した場合の払戻率を算出している。
- 1番人気:単勝回収率27.0%、複勝回収率40.0%
- 2番人気:単勝回収率56.0%、複勝回収率87.0%
- 3番人気:単勝回収率193.0%、複勝回収率103.0%
- 4~6番人気:単勝回収率114.0%、複勝回収率121.0%
- 全出走馬:単勝回収率62.9%、複勝回収率77.2%
この数字から読み取れるのは、単純に人気上位の馬を買い続ければ回収率が高くなるわけではないということだ。
1番人気の単勝回収率は27.0%にとどまる一方、3番人気は193.0%。4~6番人気も単勝・複勝ともに100%を超えている。
ただし、これは過去の10開催における実績であり、今後も同じ回収率が得られることを意味しない。特に3番人気の数字は限られた勝ち馬の配当に左右されるため、過信は禁物だ。
単勝オッズ別では5~9.9倍が注目ゾーン人気順だけでなく、単勝オッズの範囲からも傾向を確認できる。
2017~2026年の集計では、単勝5.0~9.9倍の馬は28頭中7頭が勝利し、3着以内には14頭が入っている。
このゾーンの勝率は25.0%、3着内率は50.0%。単勝回収率は169.6%、複勝回収率は119.3%だった。
2026年の上位3頭も、トロヴァトーレ5.6倍、ラヴァンダ7.5倍、ウォーターリヒト5.8倍と、すべて5~9.9倍の範囲に収まっている。
この一致は興味深いが、オッズ帯だけで勝ち馬を判断するのは危険だ。出走馬の能力、近走成績、コース適性などと組み合わせて評価する必要がある。
【人気と配当の関係を徹底分析】2026年の結果から見える馬券戦略
2026年の東京新聞杯は、単勝オッズと実際の着順を比較することで、競馬予想に役立つ3つのポイントを示した。
1番人気を無条件で軸にする必要はない今回の1番人気はエルトンバローズで、単勝5.4倍だった。しかし結果は13着。対して2番人気のトロヴァトーレが優勝した。
もちろん、1番人気が敗れたからといって、次回から1番人気を軽視すべきという話ではない。
重要なのは、1番人気と2~4番人気のオッズ差を確認することだ。今回のように5.4倍、5.6倍、5.8倍、7.5倍と支持が接近している場合、人気順位だけで能力差を決めつけるのは合理的ではない。
馬連・ワイドでは相手選びが重要トロヴァトーレを軸に考えた場合、ラヴァンダとウォーターリヒトは有力な相手候補だった。
結果的に馬連は2,410円、ワイドは760~950円。3頭のうち2頭を選ぶ馬券では、上位人気の組み合わせがそのまま結果につながった。
一方、単勝ではトロヴァトーレだけが対象となる。複数の好走候補がいるレースでは、1着を当てる予想と3着以内を当てる予想を分けて考えることが大切だ。
3連単は人気順だけでは配当を判断できない3連複は4,380円だったのに対し、3連単は23,720円。どちらも同じ3頭が対象だが、着順の指定によって払戻金に大きな差が生じた。
今回の3連単は14番人気。上位人気馬同士の決着であっても、1着・2着・3着の順序を正確に当てる組み合わせは、必ずしも人気にならない。
そのため、3連単を検討する場合は、単に3着以内に入りそうな馬を選ぶだけでは不十分だ。勝ち切る可能性、2着に残る可能性、3着に食い込む可能性をそれぞれ分けて考える必要がある。
【プロの結論】オッズは人気順位ではなく評価の差を読む東京新聞杯のオッズを分析するうえで、最も重視したいのは、人気順位そのものよりも馬同士のオッズ差だ。
2026年は上位4頭が5.4~7.5倍に集中していた。1番人気と2番人気の差はわずか0.2倍であり、市場の評価はほぼ横並びだった。
このようなレースでは、1番人気だからという理由だけで軸を固定するよりも、各馬の近走内容や東京芝1600メートルへの適性、末脚、展開との相性を比較する方が判断材料として有効になる。
特に注目したい判断基準は次の3点だ。
- 単勝オッズ5~9.9倍の馬: 過去10開催の集計で好成績を残している価格帯。
- 1~6番人気の馬: JRAの過去10年データでは、上位から中位人気に好走例が集中している。
- 1番人気と2~4番人気のオッズ差: 支持が接近している場合は、人気順だけで能力差を判断しない。
逆に、過去の回収率だけを根拠に馬券を購入する人や、人気薄を選ぶこと自体を目的にする人には、こうしたデータの使い方はおすすめできない。回収率は購入金額と払戻金の積み重ねであり、個別レースの的中を保証するものではないからだ。
【東京新聞杯オッズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の東京新聞杯でトロヴァトーレの単勝オッズはいくらでしたか?
A1:確定単勝オッズは5.6倍で2番人気でした。C.ルメール騎手とのコンビで優勝し、単勝払戻金は560円でした。
Q2:2026年のラヴァンダとウォーターリヒトの人気・オッズは?
A2:ラヴァンダは7.5倍の4番人気で2着、ウォーターリヒトは5.8倍の3番人気で3着でした。両馬とも複勝の払戻対象となっています。
Q3:2026年の東京新聞杯で3連単はいくらでしたか?
A3:3連単7→2→12で23,720円でした。組み合わせはトロヴァトーレ、ラヴァンダ、ウォーターリヒトの順で、14番人気の決着でした。
Q4:東京新聞杯は1番人気が強いレースですか?
A4:JRAが2026年のレース前に公表した過去10年のデータでは、1番人気の勝率は10.0%、3着内率は30.0%でした。4番人気と5番人気は3着内率50.0%で、1番人気以外にも注目すべき成績があります。
Q5:東京新聞杯で回収率が高い単勝オッズは何倍ですか?
A5:2017~2026年の集計では、単勝5.0~9.9倍の馬が単勝回収率169.6%、複勝回収率119.3%を記録しています。ただし、過去の成績であり、将来の利益を保証する数字ではありません。
Q6:2026年の東京新聞杯はなぜ2月10日に開催されたのですか?
A6:当初予定されていた2月8日の東京競馬が積雪の影響で中止となり、2月10日に代替競馬として開催されたためです。出走馬と馬番は当初の予定から変更されませんでした。
まとめ:東京新聞杯2026年の確定オッズと失敗しない予想の判断基準
2026年の東京新聞杯は、単勝5.6倍の2番人気トロヴァトーレが勝利し、7.5倍の4番人気ラヴァンダが2着、5.8倍の3番人気ウォーターリヒトが3着に入った。
払戻金は単勝560円、馬連2,410円、馬単4,540円、3連複4,380円、3連単23,720円。上位人気馬による決着だったものの、組み合わせと着順によって配当には大きな差が生まれた。
過去10年の人気別成績では、1番人気よりも3~5番人気の勝率や複勝率が目立つ。さらに2017~2026年の回収率データでも、3番人気や4~6番人気に興味深い数字が出ている。
東京新聞杯のオッズを見る際は、単純な人気順位だけで判断せず、オッズの差、馬の実績、コース適性、近走内容を総合的に比較することが大切だ。
2026年の確定結果は、人気と実力、そして配当の関係を考えるうえで参考になる一戦となった。次回の東京新聞杯でも、過去の数字を絶対視せず、当日の出走馬とオッズを照らし合わせながら冷静に予想を組み立てたい。
※競馬の払戻金・成績はJRA公表資料を基準としています。回収率は過去の集計値であり、将来の的中や利益を保証するものではありません。馬券の購入は20歳以上の方が、ご自身の責任と無理のない範囲で行ってください。