「タカアンドトシのトシさんの画像を見ると生理痛が和らぐ」――。一見すると冗談のようなこの不思議な都市伝説は、2017年ごろからSNSを中心に広まり、テレビ番組でも取り上げられるほど話題になった。なぜ数多くのお笑い芸人の中からトシさんが選ばれたのか。本当に痛みが軽くなるのか、それとも心理的な作用なのか。気になって検索した人も多いはずだ。
2026年11月現在、この噂は単なるネット上の笑い話にとどまらず、プラセボ効果や生理痛への理解、SNSで情報が広がる仕組みを考える興味深い話題になっている。2017年の発端、2019年のテレビでの検証、2025年の医師による解説、そして最新の医学的情報まで、タカアンドトシのトシさんと生理痛をめぐる噂の真相を詳しく整理する。
【2026年最新情報】タカアンドトシのトシを見ると生理痛が和らぐ噂は本当?

最初に、検索する人が最も知りたい疑問に答えたい。
トシさんの画像を見ることで生理痛が和らぐという医学的な効果は、現在も証明されていない。一方、画像を見た人が安心したり、痛みが軽くなったように感じたりする可能性まで否定されているわけではない。
この噂が興味深いのは、単に面白い画像がSNSで流行したというだけではない点だ。実際に痛みが軽くなったと感じた人がいたこと、テレビ番組で取り上げられたこと、医師が心理的な作用について解説したことが、話題を長く維持する要因になっている。
2026年現在も医学的な実証はない2026年11月時点で、トシさんの写真を使った生理痛の緩和効果を医学的に証明する臨床試験や、医療機関による治療効果の認定は確認されていない。
この点については、2020年1月18日公開のWWDJAPANの記事が参考になる。同記事では、ルナルナが開催した新成人向けイベントで、東京大学医学部附属病院産婦人科の甲賀かをり准教授が生理にまつわる都市伝説について回答している。
トシさんの顔を見ると生理痛が和らぐという説について、甲賀准教授は医学的な根拠がないとの見解を示した。
つまり、ネット上で体験談が共有されていることと、医療的な効果が証明されていることは別問題なのだ。
2025年にもテレビ番組で再び話題にこの都市伝説は、2025年1月15日にRKB毎日放送が公開した特別企画「今夜は、おしものハナシさせてください」でも取り上げられた。
番組では、トシさんの画像を見ると生理痛が和らぐという噂を紹介。スタッフが実際に試したところ、安心するような感覚があったという内容が伝えられた。
その理由について、かなざわ整形外科・婦人科の金沢衣見子副院長は、プラセボ効果と同じような心理的作用の可能性を説明している。
2017年に生まれたネット上の噂が、2025年になってもテレビ番組の企画として取り上げられていることは、この話題の独特な広がりを示している。
【噂の発端と経緯】トシの画像が生理痛に効くと言われ始めた理由
この話題の始まりをたどると、テレビ番組の企画や医療関係者の発信ではなく、一般ユーザーによるSNS投稿に行き着く。
2017年5月、タカのInstagram投稿で話題が拡大2017年5月3日配信のTechinsightの記事によると、5月1日、タカさんのInstagramアカウントに、トシさんの画像を見ると生理痛が和らぐという噂を紹介する投稿のスクリーンショットが掲載された。
投稿者は、実際にトシさんの画像を見てお腹の痛みが引いたという体験を紹介していたという。
これに反応したタカさんは、相方にまつわる不思議な噂を面白がり、次のような言葉を投稿したと報じられている。
「都市伝説ならぬ、トシ伝説!!!」
「もはや神の領域だ!!」
この反応が話題をさらに広げた。単なる匿名ユーザーの投稿だったものに、本人の相方であるタカさんのユーモラスな反応が加わったことで、芸能ニュースとしても取り上げられるようになった。
2019年11月「月曜から夜ふかし」で全国的に話題に次の大きな転機は、日本テレビ系の人気バラエティー番組「月曜から夜ふかし」だった。
2019年11月11日の放送では、トシさんの画像を見ると生理痛などの痛みが和らぐという噂が検証企画として紹介された。
2019年11月19日配信のアサジョの記事によると、番組の街頭調査では、トシさんの画像を見せられた女性8人のうち6人が、痛みが軽くなったと回答したと紹介されている。
ただし、この結果は少人数の街頭インタビューであり、医療機関で行われた臨床試験ではない。被験者の選び方や心理状態、回答の主観性などを考慮する必要がある。
番組ではマツコ・デラックスさんも驚いた様子を見せ、トシさん本人も以前から噂を耳にしていたことが紹介された。
2022年から2025年にかけてもネットで再浮上その後も、ベビーカレンダーやムーンカレンダーなど、生理に関する情報を扱うメディアがこの噂を取り上げている。
2022年1月には、漫画形式でトシさんの画像による生理痛緩和説を検証する企画が公開された。同年9月にはトシさんの笑顔を紹介する記事も登場している。
さらに2025年1月のRKB毎日放送の企画でも再び取り上げられた。こうした経緯から、単発の流行ではなく、数年おきにSNSやメディアで再発見されるネットミームとして定着していることが分かる。
【人物・出来事の関係を整理】トシ伝説の年表と噂の真相
ここで、タカアンドトシと生理痛の都市伝説をめぐる人物・メディア・医学的見解の関係を整理しておこう。
| 時期・人物 | 出来事・関係 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2017年5月 | タカさん | Instagramで相方トシさんの画像にまつわる噂に反応。「トシ伝説」と表現。 |
| 2017年 | トシさん | 生理痛が和らぐという都市伝説の中心人物として話題に。 |
| 2019年11月11日 | 月曜から夜ふかし | 街頭調査などを通じて噂を検証する企画を放送。 |
| 2020年1月 | 甲賀かをり准教授 | WWDJAPAN掲載のインタビューで、トシさんの画像に医学的根拠はないと説明。 |
| 2022年 | ベビーカレンダー・ムーンカレンダー | 漫画や動画などを通じて都市伝説を再紹介。 |
| 2025年1月15日 | RKB毎日放送 | 医師がプラセボ効果の可能性を解説。 |
| 2026年11月 | 医学的な評価 | 画像による鎮痛効果を証明する医学的根拠は確立されていない。 |
この関係を見れば、重要なのはトシさん本人が生理痛を治療しているわけではないという点だ。
噂を広げたきっかけはタカさんのSNSでの反応であり、その後、テレビ番組や女性向けメディアが取り上げたことで知名度が高まった。医学的な評価については、産婦人科医や婦人科医が根拠の有無を説明している。
人物の関係性としては、タカさんが相方の噂を面白がって紹介したことが話題の拡散に寄与した。一方、医学的な判断を担ったのは医療の専門家であり、両者の役割は明確に異なる。
【医学的な理由を解説】トシの画像で生理痛が軽くなるのはなぜ?
この都市伝説を理解するうえで鍵となるのが「プラセボ効果」だ。
プラセボ効果とは何かプラセボ効果とは、実際の有効成分による作用とは別に、治療や介入に対する期待、安心感などによって症状の感じ方に変化が生じる現象を指す。
MSDマニュアルの解説でも、プラセボ効果は痛みや吐き気など、本人の主観的な感覚に関わる症状で現れることがあると説明されている。
例えば、ある方法が痛みに効くと期待している人は、その方法を試した際に痛みの感じ方が変化する場合がある。
トシさんの画像についても、次のような心理的な流れが考えられる。
- 生理痛がつらいときに、噂を思い出してトシさんの画像を見る。
- 画像の表情やユーモラスな状況に意識が向く。
- 痛み以外のことに注意が移り、気持ちが落ち着く。
- 期待や安心感によって、痛みの感じ方が変化する可能性がある。
ただし、これはプラセボ効果や注意の移動から考えられる説明であり、トシさんの画像を使った実験で実証されたメカニズムではない。
笑いや安心感が痛みの感じ方に関係する可能性生理痛は身体的な要因だけでなく、心理的な状態や周囲の環境によっても、本人が感じるつらさが変化することがある。
トシさんの画像を見て笑ったり、気持ちが和んだりすることがあれば、それが一時的な気晴らしになる可能性はある。
RKB毎日放送の2025年の企画で、スタッフが「安心する感じはある」と反応したことも、この心理的な側面を考える材料になる。
ただし、画像を見ることによって子宮の収縮を抑えたり、痛みの原因物質を減らしたりすることが確認されたわけではない。
8人中6人という結果をどう見るべきか2019年の「月曜から夜ふかし」で紹介された8人中6人という結果は、ネット上で噂が広まる理由の一つになった。
しかし、8人という少人数の調査では、一般的な生理痛への効果を判断することは難しい。
また、画像を見る前後で痛みを測定する方法、比較対象、調査対象者の体調などが統一されていなければ、画像そのものの効果を切り分けられない。
したがって、この数字はテレビ番組の企画で得られた興味深い反応として捉えるべきであり、医学的な有効率として扱うことはできない。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】なぜトシだけが選ばれたのか
この話題が長く続いている理由の一つは、医学的な正しさとは別のところに、ネットならではの面白さがあることだ。
ネットでは肯定的な体験談と否定的な反応が共存2017年のTechinsightの記事では、トシさんの画像を見ると痛みが和らいだという体験談のほか、「画像を見ると和む」という趣旨の反応が紹介された。
一方で、何度試しても効果を感じないという反応もあった。2019年の報道でも、効いたとする人だけでなく、効果を感じなかった人がいることが伝えられている。
このように、ネット上の反応は一枚岩ではない。面白がって画像を共有する人、実際に試してみる人、医学的な根拠を疑問視する人など、さまざまな受け止め方が存在する。
なぜタカではなくトシなのかこの噂の特徴は、コンビ名ではなく、相方のトシさん個人の画像が対象になっている点だ。
タカさんの画像ではなく、トシさんの表情や顔写真を見るという点が、都市伝説としての分かりやすい特徴になっている。
加えて、タカさん自身が噂に反応したことで、コンビの掛け合いを知るお笑いファンにも話題が広がった。
トシさんの表情が安心感につながるという説明は考えられるものの、なぜ他の芸能人ではなくトシさんなのかについて、医学的・心理学的に確定した理由はない。
炎上したという噂は本当?検索時に「タカアンドトシ 生理痛 炎上」という関連語を見かけることもあるが、この都市伝説の発端として確認できるのは、タカさんのユーモラスなSNS投稿やテレビでの検証企画である。
噂そのものがトシさんの不祥事や重大なトラブルを原因として広がったという経緯は、主要な報道からは確認できない。
また、医学的な根拠がないという説明は、トシさん個人を批判するものではない。あくまで画像による鎮痛効果が科学的に証明されていないという意味だ。
この話題を扱う際に混同したくないのは、ネット上で盛り上がったことと、実際に健康被害や芸能スキャンダルが発生したことは別だという点である。
【生理痛への正しい対処法】トシの画像だけに頼らないための医学知識
都市伝説としては面白いトシさんの画像だが、生理痛に悩む人にとって本当に大切なのは、自分の身体の状態を正しく理解することだ。
生理痛の原因は大きく2種類に分けられるこども家庭庁が2026年1月20日に更新した月経困難症の解説によると、生理中の痛みによって日常生活に支障が出る状態を月経困難症という。
月経困難症には、主に次の2種類がある。
- 機能性月経困難症:明確な原因となる病気がなく、プロスタグランジンという物質が過剰につくられることなどによって子宮が強く収縮し、痛みが生じるタイプ。
- 器質性月経困難症:子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫など、子宮や卵巣に関係する病気が原因となるタイプ。
特に、以前より痛みが強くなった場合や、生理期間以外にも下腹部痛がある場合は注意したい。
2026年の公的情報が示す生理痛の実態こども家庭庁の解説では、内閣府の調査として、女性の73%が生理痛による生活への支障を感じているという結果が紹介されている。また、生理中のだるさや下痢、立ちくらみなどの体調不良についても70%が生活への支障を感じているという。
これは、生理痛が単なる一時的な不快感ではなく、仕事や学校、家庭生活にも影響する健康課題であることを示している。
医学的に認められている主な治療方法月経困難症には、症状や原因に応じた治療方法がある。こども家庭庁の解説では、次のような方法が紹介されている。
- 鎮痛薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などによって、痛みの原因となるプロスタグランジンの生成を抑える。
- ホルモン療法:低用量ピルやプロゲスチン製剤などを使用し、月経量や痛みの軽減を目指す。
- 漢方薬:症状や体質に応じて使用される場合がある。
- 原因疾患への治療:子宮内膜症や子宮筋腫などがある場合は、その病気に応じた治療を行う。
どの方法が適切かは、症状の程度や年齢、妊娠の希望などによって異なる。自己判断で薬を選ぶのではなく、婦人科で相談することが大切だ。
婦人科を受診したほうがよいサイン次のような状態が続く場合は、トシさんの画像を見て気分転換するだけで済ませず、婦人科への相談を検討したい。
- 毎回の生理で鎮痛薬が必要になる。
- 以前より鎮痛薬を飲む回数が増えている。
- 生理痛によって仕事や学校を休むことがある。
- 吐き気や下痢、頭痛なども強く出る。
- 生理期間以外にも下腹部痛がある。
- 年齢を重ねるにつれて痛みが強くなっている。
こども家庭庁や済生会の医療情報でも、日常生活に影響する痛みや鎮痛薬で十分に改善しない症状について、医療機関への相談を勧めている。
トシさんの画像は、気分転換の一つとして楽しむ程度なら問題ない。しかし、必要な治療を先延ばしにする理由にはならない。
【プロの結論】トシ伝説から分かるSNS時代の健康情報との付き合い方
この都市伝説には、ネット時代ならではの情報拡散の仕組みが表れている。
最初は個人の体験談だったものが、タカさんの反応によって芸能ニュースとなり、テレビ番組での検証を経て、医師による医学的な解説へとつながった。
その過程では、面白さ、共感、期待感という異なる要素が重なっている。
体験談と科学的根拠は分けて考えるネット上で「効いた」という声が多数見られても、それだけで医学的な効果が証明されたことにはならない。
反対に、医学的な根拠がないからといって、画像を見て安心した人の感覚まで否定する必要もない。
重要なのは、個人の体験としての感想と、誰にでも再現できる治療効果を区別することだ。
トシ伝説を楽しめる人と注意したい人この噂は、トシさんの表情を見て気分が明るくなる人や、ネット上のユーモアとして楽しめる人にとっては、気軽な気晴らしになる可能性がある。
一方、毎月の生理痛が強く、仕事や学校に支障が出ている人、鎮痛薬が効きにくい人、症状が悪化している人は、画像による気晴らしだけに頼るべきではない。
医学的な対処と心理的な気分転換は、そもそも役割が異なる。両者を混同しないことが、健康情報を正しく利用するための判断基準になる。
タカアンドトシのトシと生理痛に関するよくある質問(FAQ)
Q1:タカアンドトシのトシの画像を見ると本当に生理痛が治る?
A1:医学的に治療効果が証明されているわけではない。画像を見て安心したり、気が紛れたりすることで痛みの感じ方が変化する可能性はあるが、確実な鎮痛方法ではない。
Q2:トシの画像が生理痛に効くという噂はいつ始まった?
A2:2017年ごろからSNSで話題になった。2017年5月にはタカさんがInstagramでこの噂に反応し、2019年11月には「月曜から夜ふかし」で取り上げられた。
Q3:タカさんとトシさんのどちらの画像が生理痛に効くと言われている?
A3:都市伝説の対象になっているのは、相方のタカさんではなくトシさんの画像である。
Q4:トシ本人は生理痛に効くという噂を知っていた?
A4:2019年11月の「月曜から夜ふかし」に関する報道では、トシさんが2~3年前から噂を耳にしていたことが紹介されている。
Q5:2026年現在、トシの画像に医学的根拠はある?
A5:画像そのものに生理痛を抑える作用があるという医学的根拠は確立されていない。2025年のRKB毎日放送の企画では、医師がプラセボ効果の可能性を説明している。
Q6:生理痛がひどい場合、どうすればよい?
A6:毎月の痛みで生活に支障が出る場合や、鎮痛薬が十分に効かない場合は婦人科を受診したい。月経困難症や子宮内膜症など、治療が必要な原因が隠れている可能性もある。
まとめ:タカアンドトシのトシ伝説は面白い都市伝説、治療は医学的な方法で
タカアンドトシのトシさんの画像を見ると生理痛が和らぐという噂は、2017年ごろにSNSで広まり、タカさんの反応や2019年の「月曜から夜ふかし」での紹介を通じて全国的に知られるようになった。
2025年にはRKB毎日放送でも再び取り上げられ、医師がプラセボ効果の可能性を解説している。2026年11月現在も、画像そのものに医学的な鎮痛効果があるという科学的な証明はない。
ただし、トシさんの表情を見て安心したり、笑顔になったりすることまで否定する必要はない。気持ちが楽になるなら、ちょっとした気晴らしとして楽しむのもよいだろう。
一方で、生理痛によって日常生活が制限されるほどつらい場合には、我慢せず医療機関に相談することが大切だ。
トシ伝説は笑って楽しむ。身体の痛みは正しい医学知識で対処する。この2つを分けて考えることこそ、ネットの噂と上手に付き合うための答えになる。