2023年の独立後、二宮が選んだのは、大手芸能事務所への再所属ではなく、自分の活動を支える会社を立ち上げる道でした。
その中心となるのが、株式会社オフィスにのです。
2023年11月に会社設立を発表2023年11月7日、二宮は自身のXで会社を設立したことを報告しました。
当初は、個人で仕事を受けるための環境を整えるところから始まりました。
12月16日には公式ホームページも公開。公式サイトには出演作品や仕事の告知などが掲載され、個人活動の情報発信拠点として整備されていきました。
個人事務所を設けることには、いくつかの実務的な意味があります。
- 個人の仕事に関する問い合わせや契約窓口を整理できる
- 出演や広告などの仕事について、自分の方針を反映しやすくなる
- ファンクラブや公式コンテンツを独自に運営できる
- 長期的なキャリアを見据えて、仕事の受け方や活動領域を考えられる
ただし、独立すればすべての仕事を本人だけで処理するという意味ではありません。実際の芸能活動には、マネジメントや契約、制作関係者との調整などを担う運営体制が必要です。
2026年10月には竜星涼が所属オフィスにのにとって大きな変化となったのが、俳優・の加入です。
2026年10月1日、オフィスにのは公式サイトで竜星涼の所属を発表しました。
竜星はTBS日曜劇場『VIVANT』で二宮と共演した俳優です。二宮は自身のXでも竜星の加入を報告しました。
これは個人事務所の成長を考えるうえで興味深い動きです。
これまでのオフィスにのは、二宮自身の芸能活動を支える事務所という性格が強いものでした。しかし、別の俳優を所属タレントとして迎えたことで、マネジメント対象を広げる段階に入ったことが分かります。
10月14日には公式ファンクラブ関連のコンテンツ「NINO MAGAZINE」で竜星の加入を記念した特別企画も公開されました。
オフィスにの公式サイトで確認できること2026年10月時点の公式サイトには、次のような情報が掲載されています。
- 二宮和也と竜星涼のアーティストプロフィール
- テレビ・映画・配信作品などの出演情報
- 音楽活動やリリース情報
- ファンクラブ「オフィスにのホールディングス」
- 公式オンラインショップ
- 公式アプリ関連のお知らせ
- 仕事に関する問い合わせ窓口
ここで注目したいのは、二宮が単に所属先を変えたのではなく、仕事を届ける仕組みそのものを自分の会社に移していることです。
独立後の活動を継続するだけでなく、公式サイト、会員向けサービス、所属俳優の受け入れまで進めている点に、現在のオフィスにのの特徴があります。
【嵐との関係】独立後も活動を続けた二宮和也と2026年5月31日のラストライブ

二宮和也の独立について、最も誤解されやすいのが嵐との関係です。
2023年10月の独立発表時点で、二宮は嵐を脱退していませんでした。
むしろ本人は、個人の仕事と嵐の仕事を分けて考え、グループとして活動する機会があれば参加する意思を示していました。
2024年4月、嵐はSTARTOとグループエージェント契約2024年4月10日、嵐はメンバー5人による新会社「株式会社嵐」の設立を発表しました。
その後、4月19日にはSTARTO ENTERTAINMENTとのグループエージェント契約が公表されています。
ここで重要なのは、契約の主体が嵐というグループだったことです。
二宮は個人としてはすでに独立していましたが、グループの仕事についてはSTARTOとの契約を通じて活動できる形になっていました。
株式会社嵐の設立について、メンバーはファンとの距離を縮め、これまで以上に主体的に判断し行動したいという趣旨を説明しています。
つまり、個人事務所とグループの契約を分ける仕組みが実際に機能していたのです。
2026年5月31日、東京ドームで嵐の活動が終了2025年5月、嵐は約4年半の活動休止を経て再始動し、ファンに感謝を伝えるためのコンサートツアーを開催する方針を発表しました。
同時に、このツアーをもってグループとしての活動を終了することも公表しました。
2025年11月に発表されたラストツアーの日程は以下のとおりです。
- 2026年3月13~15日:北海道・大和ハウス プレミストドーム
- 2026年4月1~2日:東京ドーム
- 2026年4月6~8日:バンテリンドーム ナゴヤ
- 2026年4月24~26日:みずほPayPayドーム福岡
- 2026年5月15~17日:京セラドーム大阪
- 2026年5月31日:東京ドーム最終公演
ツアーの名称は『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』。最終日の東京ドーム公演をもって、嵐はグループとしての活動に幕を下ろしました。
二宮がラストライブで語った「ジャニーズ人生」の意味この最終公演で特に印象的だったのが、二宮自身の挨拶です。
TBS NEWS DIGが掲載した挨拶全文によると、二宮は1996年6月の入所から振り返り、ジャニーズJr.時代に先輩たちの背中を見ながらエンターテインメントを学んだこと、嵐としてデビューした後の経験について語りました。
そして、最後に次の言葉を残しました。
「今日僕はジャニーズ人生を終えます。本当にありがとうございました。」
この発言には、独立から約2年7か月を経た二宮の複雑な思いが表れています。
事務所を離れたのは2023年10月でした。しかし、本人にとってジャニーズで過ごした約30年間は、退所した日だけで区切れるものではなかったのでしょう。
加えて、二宮は独立した自分を嵐の活動に迎え入れ、最後にファンへ感謝を伝える機会を与えてくれたSTARTO ENTERTAINMENTの関係者にも感謝を述べています。
この挨拶から分かるのは、独立と過去の否定は同じではないということです。
二宮は個人として独立しながら、長年所属していた環境で得た経験や仲間との関係を大切にし、嵐の最後まで活動をともにしました。
翌6月1日にはXで周囲への感謝を投稿。テレビ朝日系の報道によると、「こんなにも素晴らしい6月1日は人生初です」と記しています。
嵐の活動終了後、STARTOとの関係はどうなった?2026年6月1日、STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトから嵐と二宮、松本潤、大野智のプロフィールが削除されたと報じられました。
女性自身の報道では、相葉雅紀と櫻井翔のプロフィールは引き続き掲載され、ほかの3人と嵐のグループページが削除されたとされています。
二宮については、もともと個人事務所を持っていたため、嵐の活動終了後も個人の仕事を継続できる基盤があります。
したがって、現在の関係を整理すると次のようになります。
- 嵐としての活動:2026年5月31日に終了
- STARTOとのグループエージェント契約:嵐の活動に関する契約の役割を終えたとみられる
- 個人活動:オフィスにのを通じて継続
- 二宮と嵐のメンバーとの関係:グループ活動終了後も、それぞれの道を歩む段階へ
なお、グループ活動終了は、二宮個人の芸能活動終了を意味しません。
【二宮和也の2026年最新】退所後の仕事と現在の活動
2026年10月30日現在、二宮の仕事は俳優、テレビ出演、音楽、CM、司会など幅広い分野に及んでいます。
嵐の活動終了によって表舞台から姿を消したわけではありません。むしろ個人としての活動がより明確になっています。
テレビ・ドラマ・映画での活動オフィスにの公式プロフィールでは、2026年の出演作品として次の情報が掲載されています。
| 分野 | 作品・番組 | 時期・内容 |
|---|---|---|
| ドラマ | 『VIVANT』 | 2026年7月26日放送開始 |
| バラエティー | 『ニノなのに』 | TBS系 |
| バラエティー | 『金曜ミステリークラブ!!!』 | 日本テレビ系 |
| 配信 | 『シークレットNGハウス Season2』 | 2026年5月22日配信開始 |
| 映画 | 『おしり前マン』 | 2026年3月20日公開 |
| 映画 | 『8番出口』 | 2025年8月29日公開 |
| ラジオ | 『BAY NINO』 | BAYFM |
特に『VIVANT』は、二宮の俳優活動を考えるうえで注目したい作品です。
堺雅人らと共演する同作への出演は、独立後も大型ドラマで存在感を発揮していることを示しています。
また、映画やバラエティー、ラジオにも活動の場を持ち、特定のジャンルに偏らないキャリアを継続しています。
2026年12月16日にはセルフカバーアルバム発売2026年10月2日、二宮はセルフカバーアルバム『Me Then / Who I am』の発売を発表しました。
発売予定日は2026年12月16日です。
収録内容は、二宮が過去に発表したソロ楽曲のうち、自身で作詞・作曲した8曲のセルフカバーと、2025年に配信されたYOASOBIの「あの夢をなぞって」のカバーを合わせた全9曲です。
加えて、ファンクラブ会員向けの限定盤には、二宮自身が作詞・作曲した新曲「Me Then / Who I am」が追加収録されます。
この作品の要点は、過去の楽曲を現在の歌声で再録するという構成です。
嵐の活動終了後に発表される音楽作品であり、グループ活動とは別の個人名義の表現を継続していく姿勢がうかがえます。
第77回NHK紅白歌合戦の司会にも決定2026年10月9日、NHKは大みそかに放送する第77回NHK紅白歌合戦の司会者を発表しました。
二宮和也は、堺雅人、芦田愛菜、鈴木奈穂子アナウンサーとともに司会を務めます。
二宮にとっては、嵐として2010年から2014年まで5回、個人として2017年以来2回目の司会です。
嵐の活動終了から約4か月後に、国民的な大型音楽番組の司会を務めることになった点は、2026年の大きなトピックです。
加えて、オフィスにのの公式サイトでは10月26日に丸亀製麺の新CM出演情報も掲載されています。松岡昌宏との共演も発表されており、広告分野での活動も続いています。
このように、2026年10月の二宮は、俳優業、テレビ出演、音楽制作、広告、司会という複数の領域で活動しています。
【プロの結論】二宮和也の独立は「ジャニーズとの決別」だけでは説明できない
二宮和也の独立を理解するうえで重要なのは、所属事務所の変更と、芸能人としてのキャリアの継続を切り離して考えることです。
2023年10月の独立は、旧事務所をめぐる環境の変化と、本人が抱いた将来への不安を背景にした判断でした。
しかし、二宮は嵐を脱退せず、2024年にはグループエージェント契約を通じて活動を継続。2026年5月31日の最終公演まで、メンバーとしての役割を果たしました。
この経緯には、芸能界の働き方が変わるなかで、個人の活動とグループ活動を別々の契約・運営体制で成立させるという選択が表れています。
二宮和也の現在を理解する3つの判断基準① 所属事務所とグループ名を混同しない
二宮個人の活動窓口はオフィスにのです。嵐としての契約関係とは別に考える必要があります。
② 独立と脱退を同じ意味で扱わない
2023年の独立は個人の芸能活動に関するものです。嵐のメンバーとしての活動は2026年5月まで続きました。
③ 過去の所属と現在の活動を分けて見る
ジャニーズ時代の経験は現在も二宮のキャリアを理解する重要な要素ですが、現在の仕事の窓口や所属先は別です。
二宮の場合、独立によって過去の実績が消えたわけではありません。嵐で築いた知名度、俳優としての評価、個人の音楽活動を、新しい運営体制のなかで継続しています。
二宮和也とジャニーズの関係に関するよくある質問(FAQ)
Q1:二宮和也はジャニーズ事務所をいつ退所しましたか?
2023年10月24日付で旧ジャニーズ事務所から独立しました。本人がファンクラブ向けの動画で発表し、個人で芸能活動を続ける方針を明らかにしています。
Q2:二宮和也の現在の所属事務所はどこですか?
株式会社オフィスにのです。2023年11月に会社設立を報告し、現在は公式サイトで出演情報や所属アーティスト情報などを発信しています。
Q3:二宮和也は嵐を脱退したのですか?
2023年の独立時には脱退していません。2024年には嵐としてSTARTO ENTERTAINMENTとグループエージェント契約を結び、2026年5月31日の東京ドーム最終公演まで活動しました。
Q4:2026年5月31日以降、二宮和也は何をしていますか?
オフィスにのを通じて俳優、テレビ、ラジオ、CMなどの仕事を継続しています。2026年12月16日にはセルフカバーアルバムを発売予定で、第77回NHK紅白歌合戦の司会にも決定しています。
Q5:オフィスにのには二宮和也以外の所属タレントもいますか?
います。2026年10月1日に俳優の竜星涼が所属を発表しました。二宮と竜星はドラマ『VIVANT』で共演しています。
まとめ:二宮和也は独立後も第一線で活動を続けている
二宮和也とジャニーズの関係を2026年10月現在の情報で整理すると、次のようになります。
- 1996年6月にジャニーズ事務所へ入所。
- 1999年に嵐としてデビュー。
- 2023年10月24日に旧事務所から独立。
- 2023年11月に個人事務所「オフィスにの」を設立。
- 2024年4月には嵐としてSTARTOとグループエージェント契約を締結。
- 2026年5月31日に嵐としての活動を終了。
- 2026年10月現在はオフィスにのを拠点に個人活動を継続。
そして、2026年後半には竜星涼の所属、セルフカバーアルバムの発売発表、紅白歌合戦の司会決定など、新しい展開が続いています。
二宮和也の独立は、ジャニーズ時代との関係をすべて断ち切ることではなく、個人としての活動基盤を築き直す選択でした。
嵐という26年半の大きな歴史を終えた今、二宮は俳優、タレント、音楽家、そして事務所の活動を広げる立場として、新たなキャリアを歩んでいます。
「ジャニーズを辞めた二宮和也」から「独立した二宮和也」へ。2026年は、その変化が具体的な成果として見え始めた年です。