- 人物の正体: UFCバンタム級の中村倫也(なかむら・りんや)。俳優の中村倫也(ともや)とは別人。
- レスリング実績: 2017年U-23世界選手権男子フリースタイル61kg級で優勝。専修大学出身。
- MMA戦績: プロ通算10勝2敗。10勝のうち6勝がKO・TKO、1勝が一本勝ち、3勝が判定勝ち。
- 2026年最新試合: 9月26日(日本時間27日)、ブレイディ・ヒースタンドに2ラウンド4分7秒で一本負け。
- 所属: 米国の名門ジム、アメリカン・トップチーム(ATT)でトレーニング。
- 次戦: 2026年11月2日現在、次回の試合日程は公式発表されていない。
【中村りんやの正体】UFCバンタム級の中村倫也とは?プロフィールと読み方

中村倫也選手は、1995年3月23日生まれ、埼玉県出身の総合格闘家です。身長は170cm、主戦場はUFCのバンタム級。ニックネームは「Hybrid(ハイブリッド)」です。
UFC公式プロフィールでは、ファイティングスタイルをレスラーと紹介しています。レスリングで培った組み技を土台にしながら、パンチやキックによるKO能力も備えている点が特徴です。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 中村倫也 |
| 読み方 | なかむら・りんや |
| 英語表記 | Rinya Nakamura |
| 生年月日 | 1995年3月23日 |
| 年齢 | 31歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 身長 | 170cm |
| 所属 | アメリカン・トップチーム |
| 階級 | UFCバンタム級 |
| ニックネーム | Hybrid |
| プロデビュー | 2021年 |
| UFCデビュー | 2023年8月 |
| プロ通算戦績 | 10勝2敗 |
プロフィールの生年月日や身長は修斗の公式選手紹介、所属・階級・戦績はUFC公式プロフィールなどで確認できます。なお、所属ジムや競技活動は俳優とは異なります。
「りんや」という読み方は本当?答えは、「りんや」が正しい読み方です。
漢字は俳優と同じ「倫也」ですが、格闘家の中村選手は、2017年の世界選手権優勝を伝えた博報堂の公式発表でも「中村倫也(なかむら りんや)」と記載されています。
つまり、「中村りんや」は漢字の読み間違いではなく、格闘家の名前をひらがなで検索したものです。
英語圏ではRinya Nakamuraとして登録されており、UFCの公式選手ページでも同じ表記が使われています。
【レスリング時代の経歴】専修大学から2017年U-23世界王者へ
中村選手の強さを理解するうえで欠かせないのが、総合格闘技に転向する前のレスリング経歴です。
MMAのプロ選手としては2021年デビューですが、レスリングではそれ以前から国内トップクラスの実績を積み重ねていました。
5歳からレスリングを始めた少年時代中村選手は5歳からレスリングを始めています。
インタビューでは、格闘技との出会いについて、父親が運営するジムにMMAファイターが集まっていたことや、山本美憂選手が開いたキッズレスリングスクールに参加したことを振り返っています。
幼い頃から格闘技が身近にある環境で育ったことが、競技人生の出発点になりました。
専修大学でレスリングの実績を伸ばす花咲徳栄高校から専修大学へ進学。
大学時代には全日本学生選手権や全日本大学選手権で優勝し、国内の有力レスラーとして頭角を現します。
特に2016年、2017年の全日本選抜選手権での優勝は、その後の国際大会につながる重要な実績です。
2017年、U-23世界選手権で金メダル2017年11月21日から26日まで、ポーランドのブィドゴシュチュで開催されたU-23世界選手権。
中村選手は男子フリースタイル61kg級に出場し、見事に優勝しました。
この結果は、所属先だった博報堂DYスポーツマーケティングも公式発表しています。
同社の発表には、専修大学出身であることや、2017年の全日本選抜選手権優勝、世界選手権5位という実績も記録されています。
当時の主な実績を整理すると、次のとおりです。
| 年 | 大会・出来事 | 結果 |
|---|---|---|
| 2013年 | JOC杯ジュニア | 55kg級優勝 |
| 2014年 | 全日本学生選手権 | 57kg級優勝 |
| 2014年 | 全日本大学選手権 | 57kg級優勝 |
| 2016年 | 全日本選抜選手権 | 57kg級優勝 |
| 2017年 | 全日本選抜選手権 | 61kg級優勝 |
| 2017年 | 世界選手権 | 61kg級5位 |
| 2017年 | U-23世界選手権 | 61kg級優勝 |
| 2018年 | 全日本選手権 | 65kg級3位 |
この経歴を見ると、MMAへの転向が単なる競技変更ではなかったことが分かります。
世界レベルのレスリング技術を持つ選手が、その技術を総合格闘技に持ち込んだという点に、中村選手の大きな特徴があります。
【総合格闘技への転向理由】25歳で決断しRoad to UFCを制覇
レスリングで世界の頂点を経験した中村選手は、なぜ総合格闘技に転向したのでしょうか。
本人のインタビューによれば、MMAへの転向は以前から考えていたものの、タイミングを慎重に検討していたといいます。
東京オリンピックを待たずに転向した理由2023年のRDX SPORTS JAPANのインタビューで、中村選手は転向時期について語っています。
高校卒業後、リオデジャネイロ五輪の選考会後、そして東京オリンピック後など、複数のタイミングを考えていたそうです。
しかし、東京オリンピックの次の大会までレスリングを続けると、MMAに挑戦する年齢がさらに上がってしまいます。
そこで、25歳で総合格闘技への転向を決断しました。
本人は、当時は年齢面で不安があり、肩の脱臼という怪我も抱えていたと振り返っています。
この決断には、競技者としての時間をどう使うかという判断がありました。
レスリングの実績を維持する道ではなく、以前から憧れていたUFCのチャンピオンを目指す道を選んだのです。
2021年にプロデビュー2021年にはプロ格闘家として活動を開始。
修斗などで経験を積み、2022年にはUFCがアジア地域の有望選手を発掘する大会「Road to UFC Season 1」に参戦します。
ここで中村選手は圧倒的な勝ち上がりを見せました。
- 準々決勝:ググン・グスマンに1ラウンド3分24秒、キーロックで一本勝ち。
- 準決勝:野瀬翔平に1ラウンド2分21秒、KO勝ち。
- 決勝:風間敏臣に1ラウンド33秒、KO勝ち。
3試合すべてを1ラウンドで決着させ、トーナメント優勝を果たしました。
UFC公式プロフィールによると、3試合の合計時間はわずか6分18秒です。
風間敏臣との決勝戦は33秒KO特に注目されたのが、2023年2月4日の決勝戦です。
対戦相手は日本人ファイターの風間敏臣選手。
試合開始から積極的に攻めた中村選手は、左フックで相手を倒し、わずか33秒でKO勝ちを収めました。
この勝利によってRoad to UFC Season 1のバンタム級優勝が決まり、UFC契約を獲得します。
レスリングの世界王者が、打撃でも相手を倒せることを世界に示した瞬間でした。
アメリカン・トップチームへの移籍UFCで勝ち続けるには、レスリングだけでなく、打撃、寝技、ケージ際の攻防など、総合的な技術が必要です。
中村選手はフロリダに拠点を置く名門ジム、アメリカン・トップチーム(ATT)でトレーニングしています。
UFCの公式プロフィールには、堀口恭司選手やコーディ・ダーデン選手とともに練習していることも紹介されています。
2025年のU-NEXTのインタビューでは、ATTでの練習や堀口選手からのアドバイスについても語っています。レスリングを生かしながらMMAファイターとして完成度を高めることが、練習のテーマになっています。
【UFC戦績10勝2敗の内訳】勝利数だけでは分からない実力
中村選手のプロ通算戦績は、2026年9月のヒースタンド戦終了時点で10勝2敗です。
ただし、ここで注意したいのは、10勝2敗がUFC本戦だけの戦績ではないという点です。
プロデビュー後の修斗やRoad to UFCでの試合も含めた、プロMMA全体の通算成績です。
UFC本契約後の本戦5試合に限ると、3勝2敗となります。
10勝の決着方法| 勝利の方法 | 勝利数 | 特徴 |
|---|---|---|
| KO・TKO | 6勝 | 打撃による決着 |
| 一本勝ち | 1勝 | キーロック |
| 判定勝ち | 3勝 | 3ラウンドを戦い抜く |
| 合計 | 10勝 | プロ通算 |
勝利のうち6勝がKO・TKOという数字は、レスリング出身という経歴から考えると興味深いデータです。
組み技を得意とする選手でありながら、打撃でも高い決定力を発揮しています。UFC公式プロフィールもKO勝利6回、サブミッション勝利1回と紹介しています。
UFC参戦後の主な試合結果| 日付 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2023年8月26日 | ファーニー・ガルシア | 判定勝ち |
| 2024年2月17日 | カルロス・ヴェラ | 判定勝ち |
| 2025年1月18日 | ムイン・ガフロフ | 判定負け |
| 2025年8月2日 | ネイサン・フレッチャー | 1R1分02秒TKO勝ち |
| 2026年9月26日 | ブレイディ・ヒースタンド | 2R4分07秒一本負け |
この5試合が、UFC本戦での3勝2敗に当たります。
【2026年9月最新情報】ブレイディ・ヒースタンド戦の結果と敗因
2026年9月26日、米ネバダ州ラスベガスのMETA APEXで開催されたUFCファイトナイト・ラスベガス121大会。
中村選手は米国のブレイディ・ヒースタンド選手とバンタム級で対戦しました。
日本時間では9月27日の開催です。
試合結果は、2ラウンド4分7秒、リアネイキドチョークによる一本負けでした。
試合展開はどうだった?日刊スポーツの試合報道によると、1ラウンドは打撃を中心とした攻防が展開されました。
中村選手はサウスポーから蹴りなどを繰り出し、積極的に応戦。
しかし、2ラウンドに入るとグラウンドでの攻防が中心になります。
中村選手は一度ヒースタンドをケージ際に追い込んだものの、その後の組み技の攻防でバックを奪われました。
最後は背後から裸絞めを極められ、タップアウト。これがプロキャリア2敗目となりました。
ブレイディ・ヒースタンドとはどんな選手?ブレイディ・ヒースタンドは米国出身のUFCバンタム級ファイターです。
今回の対戦で特に注目されたのは、レスリングエリートとして知られる中村選手に対し、グラウンドで主導権を握り、最終的にバックから一本を奪ったことです。
この結果は、中村選手にとって単なる勝敗以上の課題を突きつけました。
レスリングの技術を持つことと、MMAにおける寝技の攻防で優位に立つことは、必ずしも同じではありません。
相手のバックを許した後の防御や、組み技からのポジション争いは、今後の改善ポイントとして注目されます。
試合後に中村選手が語ったこと日刊スポーツによると、中村選手は試合後、自身のXで初めて経験する敗戦への悔しさを明かしました。
そのうえで、次のように投稿しています。
学んで成長していく覚悟です。
レスリング時代も含めて初めてと感じるほどの敗戦だったと振り返りながら、格闘技を続けていく意思を示しました。
2026年3月の欠場から復帰まで実は、2026年は順調な試合スケジュールではありませんでした。
中村選手は3月にルアン・ラセルダとの対戦が予定されていましたが、膝の怪我によって欠場。
本人の公式サイトでも、2026年2月8日付でUFCファイトナイト・ラスベガス114の欠場が発表されています。
その後、9月にヒースタンドとの試合で復帰しました。前戦のネイサン・フレッチャー戦から約1年1か月ぶりの実戦でした。
中村倫也の次戦予定は?2026年11月2日現在、UFC公式プロフィールに次回対戦カードや試合日程は掲載されていません。
したがって、次戦の相手や開催日を確定情報として紹介することはできません。
今後の注目点は、9月の敗戦からどのように立て直すかです。
特に次の3点が焦点になります。
- グラウンドでバックを取られた際の防御力。
- レスリングを生かした攻防の組み立て。
- 打撃と組み技を組み合わせた総合的な戦術。
現時点では次戦発表を待つ段階であり、対戦相手を予想だけで確定扱いすることはできません。
【俳優・中村倫也との違い】読み方が違う同姓同名の別人
中村倫也(りんや)
総合格闘家・UFC選手
中村倫也(ともや)
俳優・芸能活動
検索時に混乱しやすいのが、俳優の中村倫也さんとの違いです。
2人は同じ漢字表記ですが、読み方も職業も異なります。
公式プロフィールで比較| 比較項目 | 格闘家 | 俳優 |
|---|---|---|
| 名前 | 中村倫也 | 中村倫也 |
| 読み方 | りんや | ともや |
| 英語表記 | Rinya Nakamura | Tomoya Nakamura |
| 生年月日 | 1995年3月23日 | 1986年12月24日 |
| 出身 | 埼玉県 | 東京都 |
| 職業 | 総合格闘家 | 俳優 |
| 主な活動 | UFCバンタム級 | 映画・ドラマ・舞台・声優 |
格闘家のプロフィールはUFCや修斗、俳優のプロフィールは所属事務所トップコートの公式情報が確認の基準になります。
俳優の中村倫也は2026年もドラマ・映画で活躍俳優の中村倫也さんは、トップコート所属の俳優です。
2026年にはTBSドラマ『DREAM STAGE』で吾妻潤役を演じ、NHK Eテレのコマ撮りアニメ『ルカと太陽の花』第3章ではルカ役の声を担当しました。
また、映画『君のクイズ』にも主演しています。
こちらはUFCの中村倫也選手とは別の芸能活動です。
検索するときは、次のように使い分けると情報を探しやすくなります。
- 格闘技の試合や戦績を知りたい:中村倫也 りんや UFC
- レスリングの経歴を知りたい:中村倫也 U-23世界選手権
- 俳優の出演作品を知りたい:中村倫也 ともや 俳優
【プロの結論】中村りんやの本当の評価は10勝2敗だけでは決まらない
中村倫也選手を評価する際、単純な勝率だけを見るのは十分ではありません。
注目すべきなのは、レスリングで世界王者になった選手が、25歳というタイミングでMMAに転向し、わずか数年でUFCとの契約を勝ち取ったキャリアです。
Road to UFCでの3試合連続1ラウンドフィニッシュは、その潜在能力を示す実績でした。
一方で、2025年のムイン・ガフロフ戦、2026年のヒースタンド戦と、UFCでの敗戦も経験しています。
特に2026年9月の敗戦は、打撃だけでなく、寝技を含む総合力をさらに高める必要性を示した試合でした。
中村倫也を評価するときの3つの判断基準1. レスリングの実績とMMAの実力を区別する
U-23世界王者という経歴は大きな強みです。ただし、レスリングの世界王者であることが、そのままUFCでの勝利を保証するわけではありません。
2. KO数だけでなく総合力を見る
10勝のうち6勝がKO・TKOという数字は魅力的です。しかし、UFCバンタム級のトップ戦線で戦うには、打撃、レスリング、寝技、防御を組み合わせた能力が大切です。
3. 直近の試合と次戦の内容を重視する
過去の優勝実績だけで現在の実力を判断するのではなく、直近の試合で見えた課題と、その後の修正を確認することが大切です。
中村選手は31歳。レスリングの経験とMMAで培った打撃を持つ選手として、今後どのような進化を見せるのかが焦点になります。
【中村りんやに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:中村りんやとは誰ですか?
A1:UFCバンタム級で戦う日本人総合格闘家の中村倫也選手です。読み方は「なかむら・りんや」。2017年U-23世界レスリング選手権の優勝者です。
Q2:中村倫也の現在の戦績は何勝何敗ですか?
A2:2026年9月26日のブレイディ・ヒースタンド戦終了時点で、プロ通算10勝2敗です。勝利の内訳はKO・TKO6勝、一本1勝、判定3勝です。
Q3:2026年9月の試合結果はどうなりましたか?
A3:ブレイディ・ヒースタンドに2ラウンド4分7秒、リアネイキドチョークで一本負けしました。日本時間では9月27日の試合です。
Q4:中村倫也は俳優の中村倫也と同一人物ですか?
A4:別人です。格闘家は「りんや」、俳優は「ともや」と読みます。同じ漢字を使っていますが、職業もプロフィールも異なります。
Q5:中村倫也はどこのジムに所属していますか?
A5:米国フロリダ州を拠点とするアメリカン・トップチーム(ATT)でトレーニングしています。
Q6:中村倫也の次戦はいつですか?
A6:2026年11月2日現在、次戦の日程や対戦相手は公式発表されていません。
Q7:中村倫也はなぜレスリングから総合格闘技に転向したのですか?
A7:以前からMMAへの転向を考えており、東京オリンピック後さらに次の五輪を目指すと年齢的にMMAへの挑戦が難しくなると判断したためです。25歳で転向を決断しました。
まとめ:中村りんやは世界王者の実績を持つUFCファイター
中村倫也(なかむら・りんや)選手は、専修大学でレスリングを磨き、2017年のU-23世界選手権で優勝した日本人総合格闘家です。
25歳でMMAに転向し、Road to UFC Season 1のバンタム級トーナメントを制覇。2023年にUFCデビューを果たしました。
2026年9月のブレイディ・ヒースタンド戦では一本負けを喫し、プロ通算戦績は10勝2敗となっています。
今回の敗戦は、世界王者としてのレスリング技術だけでは乗り越えられないMMAの難しさを示す結果でもありました。
一方、本人は敗戦後も競技を続け、成長していく意思を表明しています。
俳優の中村倫也(ともや)さんと混同されやすい名前ですが、格闘家の中村選手は「りんや」と読みます。
今後の注目要点は、ヒースタンド戦で露呈したグラウンドの課題をどう克服し、UFCバンタム級で再び勝利をつかむか。 10勝2敗という数字の先にある、次の試合での進化が期待されます。
主な情報確認先:UFC公式選手プロフィール・試合結果、博報堂公式レスリング実績発表、修斗公式選手紹介、RDX SPORTS JAPAN本人インタビュー、日刊スポーツ試合報道、トップコート公式プロフィール。