「クレヨンしんちゃん」と「仮面ライダー」のコラボは、実は一度きりの特別企画ではありません。2007年の『仮面ライダー電王+しん王』をはじめ、2012年の『仮面ライダーフォーゼ』との企画、2022年の『仮面ライダーギーツ』とのスペシャルコラボ、そして2023年の映画『シン・仮面ライダー』とのアニメ共演まで、長年にわたってさまざまな形で実現してきました。
なかでも話題になったのが、2023年3月18日放送の特別エピソード「しん・仮面ライダーだゾ」です。池松壮亮、浜辺美波、柄本佑が映画の役柄そのままに登場し、しんのすけやアクション仮面と共闘する豪華な内容でした。さらに2025年9月には、バンダイから全4種のコラボフィギュアが発売。2026年5月第4週には再販も実施されています。ここでは歴代コラボの経緯から出演者、商品仕様、価格、再販後の入手方法まで整理します。
【結論】クレヨンしんちゃんと仮面ライダーのコラボは何度も実現している

クレヨンしんちゃんと仮面ライダーの関係を調べると、単なるキャラクターの宣伝企画にとどまらない、長い交流の歴史が見えてきます。
両作品に共通するのは、子どもたちに親しまれてきた長寿コンテンツであることです。『クレヨンしんちゃん』は1992年にテレビアニメの放送を開始。一方、仮面ライダーシリーズは1971年にテレビ放送が始まりました。
世代を超えて認知されている2作品だからこそ、アニメと特撮という異なるジャンルを組み合わせても自然な話題性が生まれます。
コラボには大きく3つの形式があるこれまでの企画は、主に次の3種類に分けられます。
- アニメ本編での共演:電王やシン・仮面ライダーのように、しんのすけがライダーの世界に入り込む企画。
- 番組連動型の宣伝企画:ギーツとのスペシャルビジュアルや番組内限定映像など、両作品の放送を活用する企画。
- 立体商品化:しんちゃんが仮面ライダーの姿になったフィギュアなど、映像作品の枠を超えた商品展開。
この区別は意外に重要です。インターネット上では「ギーツとのコラボ回」「シン・仮面ライダーのコラボ回」と一括りにされることがありますが、実際には放送形式も内容も異なります。
特に2023年の「しん・仮面ライダーだゾ」は、映画出演者が映画の役柄で登場する独立したアニメエピソードです。2022年のギーツ企画とは、その位置づけが違います。
【歴代コラボを時系列で整理】電王・フォーゼ・ギーツとの共演
現在につながるコラボの歴史を振り返るうえで、外せないのが2007年の『仮面ライダー電王+しん王』です。
2007年:仮面ライダー電王+しん王最初期の代表的な企画が、2007年8月3日に放送された『仮面ライダー電王+しん王』です。
『クレヨンしんちゃん 真夏の夜にオラ参上!嵐を呼ぶ電王VSしん王60分スペシャル!!』の中で展開されたクロスオーバー作品で、しんのすけが仮面ライダー電王の世界に入り込み、独自のヒーロー姿である「しん王」として活躍しました。
この企画は映像だけで終わりませんでした。バンダイからは「ソフビ魂 仮面ライダー電王+しん王」が商品化され、2008年6月21日に発売されています。
つまり、今回のガシャポン以前にも、アニメの共演をきっかけにした立体商品が存在していたのです。
2012年:仮面ライダーフォーゼとのコラボスペシャル2012年には『仮面ライダーフォーゼ』とのコラボ企画も展開されました。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』や映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』の公開記念企画として、両作品を組み合わせたスペシャルエピソードが制作されています。
仮面ライダー公式の東映作品ガイドにも、フォーゼとクレヨンしんちゃんのコラボ企画が掲載されています。作品の垣根を越えた短編企画が、後年のギーツやシン・仮面ライダーとの交流につながる先例になりました。
2022年:仮面ライダーギーツとのスペシャルコラボ2022年12月5日、テレビ朝日は『仮面ライダーギーツ』と『クレヨンしんちゃん』のコラボ企画を発表しました。
公開されたスペシャルビジュアルでは、しんのすけと仮面ライダーギーツが一緒にライダーキックを決める姿が描かれています。
加えて、2022年12月10日の『クレヨンしんちゃん』と12月11日の『仮面ライダーギーツ』の放送内で、それぞれの番組向けに制作されたスペシャルコラボ映像が登場しました。
この企画が実現した背景には、両作品に関連する企画展が池袋・サンシャインシティで開催されたという接点があります。
クレヨンしんちゃん30周年企画展「しん劇!ケツだけワンダーランドの大冒険」と「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」が同じ施設で開催され、両方の企画展への来場者に特製コラボポストカードを配布する施策も発表されました。
なお、ギーツとの企画は、2023年のシン・仮面ライダーのような本編ストーリー型のコラボエピソードとは異なります。特別映像、ビジュアル、イベントを組み合わせた番組連動企画という位置づけです。
【2023年3月18日放送】「しん・仮面ライダーだゾ」の内容と出演者
歴代企画の中でも、特に注目度が高かったのが2023年3月18日に放送された「しん・仮面ライダーだゾ」です。
映画『シン・仮面ライダー』の公開に合わせて実現した企画で、テレビ朝日系列で午後4時30分から5時まで放送されました。
2023年3月9日にテレビ朝日と映画公式サイトがコラボを発表し、映画の主要キャスト3人がアニメに出演することも明らかになりました。
池松壮亮・浜辺美波・柄本佑が映画の役柄で登場今回の特別回で大きな話題となったのは、映画『シン・仮面ライダー』の主要キャストが、アニメの世界に登場したことです。
出演したのは、池松壮亮、浜辺美波、柄本佑の3人です。それぞれ映画と同じ役柄で登場し、野原しんのすけたちと掛け合いを繰り広げました。
ストーリーはふたば幼稚園のバス襲撃から始まるテレビ朝日の公式エピソード紹介によると、物語では、ふたば幼稚園のバスがSHOCKERに襲撃されます。
園長先生とまつざか先生がオーグにされ、園児たちを乗せたバスをジャックするという、映画の世界観を反映した展開です。
そこへ現れるのが本郷猛と一文字隼人。仮面ライダーと仮面ライダー第2号に変身した2人が、雲オーグと対峙します。
一方、緑川ルリ子も園児たちを救うために別行動を取り、物語の中で重要な役割を担います。
アクション仮面との共闘も実現このエピソードを特別なものにしているのが、クレヨンしんちゃん側のヒーローであるアクション仮面の登場です。
しんのすけとアクション仮面も仮面ライダーに変身し、本郷と一文字に加わって園児たちを助けます。
映画の世界から来たダブルライダーと、しんちゃんの世界でおなじみのアクション仮面が同じ戦いに参加する構成は、両作品のファンにとって見どころの多い演出です。
単にライダーをゲスト出演させるのではなく、アクション仮面という既存のヒーローを物語に組み込んだ点に、クレヨンしんちゃんらしい遊び心があります。
【人物・作品の関係一覧】歴代コラボの違いを比較
ここまで紹介した企画を整理すると、コラボの形式や出演者、商品展開の違いが分かりやすくなります。
| 時期・企画 | 関係する人物・作品 | コラボ形式 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 2007年 電王+しん王 |
仮面ライダー電王・野原しんのすけ | アニメ特別編 | しん王が登場。後にソフビ商品も発売 |
| 2012年 フォーゼ企画 |
仮面ライダーフォーゼ・クレヨンしんちゃん | 映画公開記念の連動企画 | 両作品を組み合わせたスペシャル企画 |
| 2022年12月 ギーツ企画 |
仮面ライダーギーツ・野原しんのすけ | 特別映像・ビジュアル | ライダーキックのコラボビジュアルやポストカード |
| 2023年3月18日 しん・仮面ライダーだゾ |
池松壮亮・浜辺美波・柄本佑 | テレビアニメ特別回 | 映画の役柄で出演。アクション仮面も共闘 |
| 2025年9月 フィギュア発売 |
新1号・新2号・V3・BLACK | ガシャポン商品 | 全4種、1回500円、全高約85mm |
| 2026年5月第4週 フィギュア再販 |
バンダイ・ガシャポン | 再販商品 | 2025年9月発売品と同一仕様 |
この一覧から分かるのは、仮面ライダーとのコラボが、特定の作品だけに限定されていないことです。
電王ではアニメそのもののクロスオーバー、ギーツでは番組間のプロモーション、シン・仮面ライダーでは映画キャストのアニメ出演、そして近年は昭和ライダーを中心にした商品展開へと、企画の方向性が変化しています。
また、仮面ライダーとアクション仮面は別作品に属するヒーローです。アクション仮面はクレヨンしんちゃんの劇中作品に登場するヒーローであり、仮面ライダーシリーズの正式な登場人物ではありません。この違いを押さえると、コラボ作品の面白さがより理解できます。
【2026年最新商品情報】ガシャポンのコラボフィギュア全4種を紹介
アニメの共演だけでなく、2025年から2026年にかけて注目を集めているのが、バンダイの「クレヨンしんちゃん×仮面ライダー コラボレーションフィギュアコレクション」です。
しんちゃんが歴代ライダーの姿になったディスプレイフィギュアで、2025年9月下旬に初登場しました。その後、2026年5月第4週に再販されています。
商品スペックと価格- 商品名:クレヨンしんちゃん×仮面ライダー コラボレーションフィギュアコレクション
- メーカー:バンダイ
- 販売形式:ガシャポン
- 初回発売:2025年9月下旬
- 再販時期:2026年5月第4週
- 価格:1回500円(税込)
- 種類数:全4種
- サイズ:全高約85mm
- 対象年齢:15才以上
- 付属品:全種にクリア素材の専用台座
バンダイの商品情報とガシャポン公式サイトでは、2026年5月の再販品について、2025年9月に発売された商品と同じ仕様であることが案内されています。
ラインナップは昭和ライダー4種類今回のフィギュアは、仮面ライダー新1号、新2号、V3、BLACKという4人のライダーがラインナップされています。
1. しんちゃん×仮面ライダー新1号
シリーズを代表する仮面ライダー新1号との組み合わせです。初代から続くライダーの歴史を象徴するデザインが、しんちゃんのキャラクター造形と一体になっています。
2. しんちゃん×仮面ライダー新2号
新1号と並べて楽しみたい新2号バージョンです。ダブルライダーというシリーズの象徴的な組み合わせを、しんちゃんのフィギュアでも再現できます。
3. しんちゃん×仮面ライダーV3
昭和ライダーを代表する人気キャラクターの一人、V3とのコラボです。新1号・新2号とは異なるライダーの個性を楽しめるラインナップです。
4. しんちゃん×仮面ライダーBLACK
昭和後期のライダーを代表するBLACKも登場します。4種類の中で異なる時代のライダーを並べられるため、シリーズの歴史を感じられる構成です。
全高約85mmとクリア台座が特徴この商品の特徴は、カプセルトイとしては存在感のある全高約85mmというサイズです。
全種にクリア素材の専用台座が付属しており、単体で飾るだけでなく、4種類を並べてディスプレイする楽しみもあります。
一般的な小型マスコットとは異なり、今回の商品は飾って楽しむディスプレイフィギュアとして企画されています。対象年齢も15才以上に設定されています。
【2026年5月再販後の入手方法】500円で全種類そろう?
2026年10月現在、注目すべき点は、5月の再販がすでに終了した時期に入っていることです。
公式ガシャポン商品ページでは2026年5月第4週の発売時期が掲載されていますが、同時に、店舗や地域によって発売時期が異なること、販売が終了している場合があることも案内されています。
全4種を集める場合の予算メーカー希望価格は1回500円(税込)です。4種類を1回ずつ引けた場合、単純計算では次の金額になります。
- 1回:500円
- 2回:1,000円
- 3回:1,500円
- 4回:2,000円
ただし、ガシャポンはランダム形式です。4回引けば必ず全種類がそろうわけではなく、同じ種類が重複する可能性があります。
そのため、全種類を確実に集めたい人は、単品を繰り返し購入する方法だけでなく、コンプリートセットや中古市場の価格も比較するとよいでしょう。
再販後に確認したい販売場所購入先を探す場合は、まずガシャポン公式サイトの商品ページにある設置店舗検索を確認する方法があります。
ただし、公式サイトでも、検索対象は通信機能を持つマシンが設置された店舗に限られ、掲載情報と実際の在庫状況が異なる場合があると説明されています。
近隣店舗で見つからない場合は、ホビーショップや中古フィギュア販売店、フリマ・オークション市場も候補になります。
ただし、二次流通ではメーカー希望価格の500円と販売価格が異なることがあります。購入時には、次の項目を確認してください。
- 4種類すべてがそろっているか
- 未開封品か開封済みか
- 専用台座が付属しているか
- 塗装や造形に目立つ傷がないか
- 送料を含めた総額はいくらか
おすすめできるのは、クレヨンしんちゃんと昭和仮面ライダーの両方が好きな人、コラボ商品をコレクションとして飾りたい人、4種類を並べて楽しみたい人です。
一方、可動フィギュアとしての遊びやすさを重視する人、子ども向けのおもちゃを探している人は、対象年齢15才以上という商品表示や、ディスプレイフィギュアという商品特性を確認してから選ぶのが適切です。
価格だけで購入を判断するのではなく、サイズ、付属品、商品の状態、入手経路まで比較することが、後悔しない買い方につながります。
【プロの結論】クレヨンしんちゃんと仮面ライダーのコラボが長く愛される理由
このコラボの魅力は、単に人気キャラクター同士を並べたことではありません。
仮面ライダーは、時代ごとに異なる主人公や世界観を持ちながら、変身ヒーローという共通のテーマを守ってきたシリーズです。一方、クレヨンしんちゃんは、5歳児の自由奔放な行動を軸に、家族や友人との日常を描いてきました。
両者の組み合わせには、正統派ヒーローの格好よさと、しんのすけの予想外の言動がぶつかり合う面白さがあります。
アクション仮面という存在がコラボの相性を高めている特に注目したいのが、アクション仮面の存在です。
クレヨンしんちゃんには、もともとアクション仮面という劇中ヒーローが登場します。しんのすけ自身もヒーローへの憧れを持っているため、仮面ライダーとの共演に無理がありません。
2023年の「しん・仮面ライダーだゾ」では、この設定が物語の中で生かされました。映画の世界観を持つ本郷と一文字に、しんのすけとアクション仮面が加わることで、異なる作品のヒーロー同士が協力する展開が成立しています。
昭和ライダーの商品化には世代をつなぐ意味がある2025年発売、2026年再販のフィギュアが新1号・新2号・V3・BLACKという昭和ライダー中心の構成になっている点も興味深いところです。
仮面ライダーの歴史を知る大人には懐かしさがあり、クレヨンしんちゃんを通じてシリーズを知った世代には、歴代ヒーローに触れるきっかけになります。
加えて、約85mmというサイズやクリア台座によって、カプセルトイながら飾る楽しみを重視している点も特徴です。
2007年の電王としん王の共演から、2023年のシン・仮面ライダーとの本格的なアニメコラボ、そして2026年のガシャポン再販まで。両作品の交流は、映像から商品へと形を変えながら続いています。
【よくある質問】クレヨンしんちゃんと仮面ライダーのコラボに関するFAQ
Q1:クレヨンしんちゃんと仮面ライダーのコラボ回はいつ放送された?
A1:代表的な企画として、2007年8月3日の「仮面ライダー電王+しん王」、2023年3月18日の「しん・仮面ライダーだゾ」があります。2022年12月には仮面ライダーギーツとのスペシャルコラボ映像も放送されました。
Q2:「しん・仮面ライダーだゾ」に出演した俳優は誰?
A2:池松壮亮、浜辺美波、柄本佑の3人です。池松壮亮は本郷猛/仮面ライダー、浜辺美波は緑川ルリ子、柄本佑は一文字隼人/仮面ライダー第2号として登場しました。
Q3:アクション仮面も仮面ライダーと共闘する?
A3:はい。2023年3月18日放送の「しん・仮面ライダーだゾ」では、しんのすけとアクション仮面も仮面ライダーに変身し、本郷と一文字に加わって園児たちを助ける展開が描かれました。
Q4:ガシャポンのコラボフィギュアは全部で何種類?
A4:全4種類です。仮面ライダー新1号、新2号、V3、BLACKの4種類がラインナップされています。
Q5:コラボフィギュアの価格とサイズは?
A5:1回500円(税込)で、全高約85mmです。全種類にクリア素材の専用台座が付属し、対象年齢は15才以上です。
Q6:2026年5月の再販は新商品?
A6:新規造形の商品ではなく、2025年9月に発売された「クレヨンしんちゃん×仮面ライダー コラボレーションフィギュアコレクション」の再販です。公式ガシャポン情報では2026年5月第4週発売と案内されています。
まとめ:歴代コラボと2026年の商品情報を押さえて楽しもう
クレヨンしんちゃんと仮面ライダーのコラボは、2007年の電王との共演を起点に、2012年のフォーゼ、2022年のギーツ、2023年のシン・仮面ライダーへと展開してきました。
なかでも「しん・仮面ライダーだゾ」は、池松壮亮・浜辺美波・柄本佑という映画の主要キャストが出演し、しんのすけやアクション仮面と共闘する特別なエピソードです。
商品面では、2025年9月に登場したガシャポンのコラボフィギュアが2026年5月第4週に再販されました。全4種、1回500円、全高約85mmという仕様は、両作品のファンにとってコレクション性の高い内容です。
2026年10月現在、再販時期はすでに過ぎているため、購入を検討している場合は公式の設置店舗情報や販売店の在庫、中古市場の状態と価格を確認することが大切です。
アニメの名場面を振り返る楽しみと、歴代ライダーの姿になったしんちゃんを手元に飾る楽しみ。作品の歴史と商品情報の両方を知ることで、この異色のヒーローコラボをより深く味わえます。
主な確認資料・一次情報
- テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」公式ニュース・各話情報
- 『シン・仮面ライダー』公式サイトのコラボ発表
- テレビ朝日『仮面ライダーギーツ』公式ニュース
- 東映「仮面ライダーWEB」作品ガイド
- バンダイ公式商品情報・ガシャポン公式商品ページ
- 魂ウェブ「仮面ライダー電王+しん王」商品情報