「仮面ライダー ロケット」と検索すると、仮面ライダーフォーゼのロケットスイッチやロケットモジュール、さらには特殊形態のロケットステイツなど、複数の関連ワードが見つかります。これらは同じものを指しているわけではありません。通常形態で使う装備なのか、変身に使用するアイテムなのか、それとも能力そのものが変化したフォームなのかによって、設定上の役割が異なります。
中心となるのは、2011年に放送を開始した『仮面ライダーフォーゼ』です。主人公の如月弦太朗が使用するフォーゼドライバーとアストロスイッチによって、ロケットを利用した飛行や加速攻撃を実現します。加えて、劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』では、両腕にロケットモジュールを装備するロケットステイツが登場しました。2026年現在、東映の公式仮面ライダー図鑑に掲載されている設定をもとに、それぞれの違い、変身方法、初登場作品、必殺技を整理します。
【まず答え】仮面ライダーのロケットはフォーゼの何を指す?

仮面ライダーのロケットという言葉は、主に『仮面ライダーフォーゼ』に登場する3つの要素を指します。それがロケットスイッチ、ロケットモジュール、ロケットステイツです。
この3つは別々の存在ですが、互いに連動しています。ロケットスイッチがエネルギーを利用するための操作・制御アイテムであり、ロケットモジュールが実際に推進力や攻撃力を生み出す装備です。そして、ロケットスイッチスーパーワンを使用して変身する特別な姿がロケットステイツです。
仮面ライダーフォーゼの基本設定仮面ライダーフォーゼは、平成仮面ライダーシリーズ第13作として2011年に登場した作品です。仮面ライダー生誕40周年記念作品でもあり、「宇宙」と「学園青春ドラマ」を大きなテーマにしています。
主人公は如月弦太朗。天ノ川学園高校を舞台に、仮面ライダー部の仲間たちとともにさまざまな事件に立ち向かいます。
フォーゼの特徴は、四肢に装備するモジュールを戦闘状況に応じて切り替えられることです。ロケットだけでなく、ランチャー、ドリル、レーダーなど、多彩な機能を持つ装備を使い分けます。
ロケットに関係する3つの名称の違い最初に押さえたいのは、スイッチとモジュールとステイツを混同しないことです。
- ロケットスイッチ:ロケットモジュールを起動するためのアストロスイッチ。
- ロケットモジュール:腕に装着して推進力や加速パンチを生み出す装備。
- ロケットステイツ:専用のロケットスイッチスーパーワンによって変身する特殊形態。
つまり、「ロケットを使うフォーゼ」と「ロケットステイツに変身したフォーゼ」は同じ意味ではありません。通常のベースステイツでもロケットモジュールは使用できます。
【通常形態の秘密】No.01 ロケットスイッチとロケットモジュールの能力・仕組み
通常の仮面ライダーフォーゼがロケットを使用する場合、中心となるのがNo.01 ロケットスイッチです。
No.01 ロケットスイッチとは?No.01 ロケットスイッチは、アストロスイッチの一種です。フォーゼドライバーに装填してスイッチをオンにすることで、ロケットモジュールを使用できるようになります。
東映公式図鑑によると、テレビ本編での初登場回は第1話「青・春・変・身」。放送日は2011年9月4日です。ただし、テレビ本編に先駆けて2011年8月6日公開の『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』にも登場しています。
アストロスイッチは、宇宙空間に存在するエネルギーであるコズミックエナジーの力を引き出し、物質化させる機能を持っています。フォーゼの装備を動かすための重要なシステムです。
ロケットモジュールの能力と仕組みロケットモジュールは、フォーゼの右腕に装着するフォーゼモジュールの一種です。高性能ロケットブースターとして機能し、移動と攻撃の両方に利用できます。
東映公式図鑑に掲載されている設定では、ロケットブースターによって急上昇し、加速を利用したパンチを繰り出すことが可能です。その破壊力は約4tとされています。
特に注目したいのが、ロケットモジュールの内部構造です。
- スピアヘッドフォワード:先端ブロック。推力によってパンチの破壊力を高める。
- ブースターケイシング:本体ブロック。コズミックエナジーを物質転換したものを推進剤として利用する。
- エグゾーストスラスター:推進ノズル。出力や進行方向を調整する。
一般的なロケットのように大量の推進剤を貯蔵するタンクを必要としない点も特徴です。コズミックエナジーを利用することで、コンパクトな装備ながら高い推力を実現しています。
通常形態ではどのように使う?通常のベースステイツでは、フォーゼドライバーにロケットスイッチを装填して起動すると、右腕にロケットモジュールが出現します。
その用途は大きく3つあります。
- 飛行・上昇:ロケットの推進力で高く飛び上がる。
- 加速攻撃:噴射による勢いを拳に加えて敵に攻撃する。
- 他のモジュールとの連携:ドリルなどの装備と組み合わせ、強力な必殺技につなげる。
ロケットモジュールの魅力は、単純な飛行装置にとどまらないことです。攻撃の起点にも、移動の補助にも、必殺技の加速装置にもなる汎用性の高い装備として設計されています。
【徹底比較】ロケットスイッチ・ロケットステイツ・関連フォームの違い
ここでは、東映公式図鑑に掲載されている情報をもとに、ロケットに関係するアイテムやフォームの位置づけを比較します。
| 名称 | 分類・役割 | 主な特徴・登場情報 |
|---|---|---|
| No.01 ロケットスイッチ | アストロスイッチ | 通常形態でロケットモジュールを起動する。第1話に登場。 |
| ロケットモジュール | フォーゼモジュール | 推進力を利用して上昇・加速パンチを行う。破壊力は約4t。 |
| ロケットスイッチスーパーワン | 特殊なアストロスイッチ | 美咲撫子が生み出したアイテム。ロケットステイツへの変身に使用。 |
| ロケットステイツ | 特殊形態 | 両腕にロケットモジュールを装備。推力は通常のロケットモジュールの1.5倍。 |
| ロケットドリルステイツ | 特殊形態 | クリアドリルスイッチを使用。ロケット噴射でドリル攻撃を強化。 |
特に間違えやすいのが、No.01 ロケットスイッチとロケットスイッチスーパーワンです。
No.01は通常形態でロケットモジュールを使用するためのスイッチです。一方、ロケットスイッチスーパーワンは、フォーゼをロケットステイツへステイツチェンジさせるための特殊なスイッチです。
名前に共通して「ロケット」が含まれているため混同しやすいものの、役割は明確に異なります。
ロケットステイツは何が違う?最大の違いは、両腕にロケットモジュールを装備していることです。
通常のベースステイツでは右腕にロケットモジュールを装着しますが、ロケットステイツでは左右両方の腕を推進装置として使用できます。東映公式図鑑では、推力が1.5倍に強化されたロケットモジュールを2基搭載すると説明されています。
両腕から推進力を得られるため、単純な加速だけでなく、より複雑で変則的な動きも可能です。攻撃と機動力を一体化させたフォームという点に、ロケットステイツの個性があります。
【変身方法を解説】ロケットステイツはいつ登場した?
ロケットステイツへの変身で必要になるのが、ロケットスイッチスーパーワンです。
ロケットステイツへの変身条件東映公式図鑑によると、ロケットスイッチスーパーワンは美咲撫子(SOLU)が生み出したアストロスイッチです。
このスイッチをフォーゼドライバーに装填することで、如月弦太朗が変身する仮面ライダーフォーゼはロケットステイツへとステイツチェンジできます。
変身時の掛け声は「ロケット!スーパー!ロケット・オン!」です。
通常形態で使うNo.01 ロケットスイッチとは異なり、ロケットスイッチスーパーワン自体が特殊形態への変身に関係するアイテムとなっています。
初登場は『MOVIE大戦 MEGA MAX』ロケットステイツの初登場作品は、2011年12月10日公開の『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』です。
ここで押さえておきたいのは、ロケットスイッチスーパーワンのテレビ本編での初登場回が第41話「部・活・崩・壊」(2012年7月1日放送)であることです。
つまり、ロケットステイツとその変身アイテムは、テレビ本編より先に劇場版で登場していました。テレビシリーズの放送順だけを追っていると、初登場の時系列を取り違えやすい部分です。
ロケットスイッチスーパーワンと美咲撫子の関係ロケットステイツの設定を理解するうえで重要なのが、美咲撫子(SOLU)の存在です。
東映公式図鑑では、ロケットスイッチスーパーワンを生み出した人物として美咲撫子が記載されています。単なる既存スイッチの強化版ではなく、特別な経緯を持つアイテムであることが分かります。
この設定によって、ロケットステイツは通常のアストロスイッチを換装して作るフォームとは異なる位置づけになっています。
【必殺技を完全整理】ライダーロケットドリルキックとロケットステイツの技
仮面ライダーフォーゼのロケット関連で、もう一つ検索されやすいのが必殺技です。特に「ライダーロケットドリルキック」と「ライダーダブルロケットドリルキック」は、名前が似ているため注意が必要です。
ライダーロケットドリルキックライダーロケットドリルキックは、通常のベースステイツが使用するリミットブレイク技です。
右腕のロケットモジュールで高く飛び上がり、左脚に装着したドリルモジュールで敵を貫く攻撃です。
東映公式図鑑に掲載されている破壊力は15t。ロケットの推進力とドリルの貫通力を組み合わせた、フォーゼを代表する必殺技の一つです。
ライダーロケットドリル宇宙キックさらに強力な技として、ライダーロケットドリル宇宙キックがあります。
こちらはマシンマッシグラーとパワーダイザーを利用する多段式の攻撃です。フォーゼを敵とともに宇宙空間へ打ち上げ、左脚のドリルモジュールで敵を貫きます。
公式設定上の破壊力は45t。通常のライダーロケットドリルキックとは、攻撃の仕組みも威力も異なります。
ロケットステイツのライダーきりもみクラッシャーロケットステイツの代表的な必殺技が、ライダーきりもみクラッシャーです。
敵を宇宙空間へ飛ばし、キックによって距離を取った後、両腕のロケットモジュールで加速。錐揉み回転しながら敵を貫く攻撃です。
劇中ではサドンダスとの戦いで使用され、これを撃破しています。
両腕のロケットを活用することで、通常形態の攻撃とは異なる回転突撃を実現している点が特徴です。
ライダーダブルロケットドリルキックロケットステイツを代表するもう一つの技が、ライダーダブルロケットドリルキックです。
両腕のロケットモジュールで空中を加速し、左脚に装着したドリルモジュールで敵に飛び蹴りを放ちます。
『MOVIE大戦 MEGA MAX』の最終決戦では、仮面ライダーオーズ スーパータトバ コンボとの連携によって、この技を超銀河王に繰り出しました。
ここで混同してはいけないのが、通常形態のライダーロケットドリルキックとの違いです。名前は似ていますが、後者は右腕のロケットを使用するベースステイツの技、前者は両腕のロケットを使用するロケットステイツの技です。
【混同注意】ロケットドリルステイツとロケットステイツは別フォーム
ロケット関連の設定でもう一つ重要なのが、ロケットドリルステイツです。
名前が似ているためロケットステイツの強化版と考えられがちですが、東映公式図鑑では別の特殊形態として紹介されています。
ロケットドリルステイツの登場作品ロケットドリルステイツは、『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ』に登場するフォームです。小学館の応募者全員サービスとして、2012年6月号から応募が開始されました。
変身に使用するのは、仮面ライダーアマゾンによって届けられたクリアドリルスイッチです。
クリアドリルスイッチの力を反映した形態で、右腕にドリル型モジュールを装備します。このドリルはロケット噴射によって攻撃の勢いを増すことができます。
必殺技はライダーロケットドリルブラストロケットドリルステイツの必殺技は、ライダーロケットドリルブラストです。
劇中ではサドンダスβを撃破し、12日間にわたって続いた激闘に終止符を打ちました。
ロケットステイツが両腕のロケットモジュールによる加速と突進を特徴とするのに対し、ロケットドリルステイツはドリル型モジュールとロケット噴射の組み合わせに重点を置いています。
3つのロケット関連形態・技を見分けるポイント- ロケットステイツ:ロケットスイッチスーパーワンで変身する特殊形態。両腕にロケットを装備。
- ロケットドリルステイツ:クリアドリルスイッチを使って変身する特殊形態。右腕のドリル型モジュールにロケット噴射を組み合わせる。
- ライダーロケットドリルキック:ベースステイツの必殺技。ロケットとドリルの組み合わせによる攻撃。
つまり、ロケットドリルという言葉が含まれていても、フォーム名なのか必殺技名なのかによって意味が変わります。作品や使用アイテムまで確認すると、混同を防げます。
【2026年版】仮面ライダーのロケットを理解するためのおすすめ視聴順
ロケット関連の設定を映像で確認したい場合は、登場時期とアイテムの関係を意識すると理解しやすくなります。
まずはテレビ本編第1話を確認最初に見るべきなのは、『仮面ライダーフォーゼ』第1話「青・春・変・身」です。
如月弦太朗がフォーゼドライバーを使って変身する流れや、通常形態のロケットモジュールの使い方を確認できます。ロケットスイッチとモジュールの基本的な関係を理解するには最適です。
ロケットステイツはMOVIE大戦 MEGA MAXで確認次に確認したいのが、2011年12月10日公開の『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』です。
ロケットステイツの初登場作品であり、両腕のロケットモジュールを利用した戦闘や、仮面ライダーオーズ スーパータトバ コンボとの連携技が見どころです。
ロケットスイッチスーパーワンは第41話も確認ロケットスイッチスーパーワンのテレビ本編での登場を確認したい場合は、第41話「部・活・崩・壊」が該当します。放送日は2012年7月1日です。
劇場版での初登場とテレビシリーズでの登場を区別して見ることで、ロケットステイツがどのような位置づけのフォームなのか、より理解しやすくなります。
さらに特殊フォームまで知りたい場合は、『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ』を確認すると、クリアドリルスイッチによる別のフォームチェンジも把握できます。
2026年時点で作品を見返すなら、通常形態のロケットモジュール、劇場版のロケットステイツ、超バトルDVDのロケットドリルステイツという順番で整理すると、装備とフォームの違いが分かりやすくなります。
【よくある質問】仮面ライダーのロケットに関するFAQ
Q1:仮面ライダーフォーゼのロケットスイッチは何番ですか?
A1:通常形態で使用するロケットスイッチは「No.01」です。フォーゼドライバーに装填して起動すると、ロケットモジュールを使用できます。
Q2:ロケットステイツへの変身に必要なアイテムは何ですか?
A2:ロケットスイッチスーパーワンです。美咲撫子(SOLU)が生み出したアストロスイッチで、フォーゼドライバーに装填することでロケットステイツへステイツチェンジできます。
Q3:ロケットステイツの初登場作品は何ですか?
A3:2011年12月10日公開の『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』です。テレビ本編でのロケットスイッチスーパーワンの初登場は第41話です。
Q4:ロケットモジュールの破壊力はどれくらいですか?
A4:東映公式図鑑では、ロケットモジュールを使用した加速パンチの破壊力は約4tとされています。また、ロケットステイツでは推力が1.5倍に強化されたモジュールを両腕に装備します。
Q5:ライダーロケットドリルキックとライダーダブルロケットドリルキックの違いは?
A5:ライダーロケットドリルキックはベースステイツの技で、右腕のロケットと左脚のドリルを使います。一方、ライダーダブルロケットドリルキックはロケットステイツの技で、両腕のロケットによる加速を利用してドリルキックを放ちます。
Q6:ロケットドリルステイツはロケットステイツの強化形態ですか?
A6:東映公式図鑑では別の特殊形態として扱われています。ロケットステイツはロケットスイッチスーパーワンで変身し、ロケットドリルステイツはクリアドリルスイッチで変身します。
まとめ:仮面ライダーのロケットはスイッチ・装備・フォームの違いが重要
仮面ライダーのロケットを理解するうえで大切なのは、No.01 ロケットスイッチ、ロケットモジュール、ロケットステイツをそれぞれ区別することです。
通常のベースステイツでは、No.01 ロケットスイッチを使って右腕のロケットモジュールを起動します。ロケットモジュールはコズミックエナジーを利用した高性能ブースターであり、飛行や加速パンチに活用できます。
一方、ロケットステイツはロケットスイッチスーパーワンによって変身する特殊形態です。両腕に装備されたロケットモジュールによって、通常形態を上回る推力と機動力を発揮します。その初登場作品が『MOVIE大戦 MEGA MAX』であることも要点です。
加えて、ロケットドリルステイツやライダーロケットドリルキックなど、似た名称を持つ別のフォーム・必殺技も存在します。
2026年に改めて『仮面ライダーフォーゼ』を振り返るなら、単にロケットという共通名称でまとめるのではなく、「何のアイテムで起動するのか」「どのフォームで使うのか」「どの必殺技につながるのか」という3つの視点で整理するのがおすすめです。
宇宙をテーマにしたフォーゼらしい機動力と、アストロスイッチによって戦い方を変える独自のシステム。その魅力を象徴する装備こそが、ロケットモジュールなのです。
主な事実確認資料:東映「仮面ライダー図鑑」・公式作品ガイド
- ロケットステイツの設定・初登場・必殺技:
- No.01 ロケットスイッチの設定と初登場:
- ロケットモジュールの構造・能力:
- ロケットスイッチスーパーワンの設定:
- ベースステイツの必殺技と威力:
- ロケットドリルステイツの設定: