2026年大会の確定オーダーは、大会公式サイトに掲載された10月12日午前7時25分発行の最終オーダー表で確認できます。
各チームは6人の正選手と2人の補員を登録。以下は、実際にレースで走った6区間の選手をまとめたものです。
全22チームの確定区間オーダー出典:大会公式確定オーダー表、日刊スポーツの最終エントリー一覧。太字は注目選手および当日変更で入った選手。
22チームという数字の内訳にも注意出雲駅伝の22チームは、すべて同じ条件で順位を競う大学チームという意味ではありません。
大会要項では、地区学連から選ばれた20チームに、米国のアイビーリーグ選抜1チーム、オープン参加の中国四国学連選抜1チームを加えた構成になっています。
つまり、公式の順位を争う21チームと、オープン参加の1チームという内訳です。中国四国学連選抜も6区間を走りますが、通常の総合順位とは区別されます。
【暫定版と確定版を比較】出雲駅伝2026の当日変更選手は5人

今回の大会で、暫定オーダーと最終オーダーの間に変更があったのは、國學院大學、駒澤大学、アイビーリーグ選抜の3チームです。
変更された区間は合計5枠。単なる区間配置の入れ替えではなく、補員として登録されていた選手が正選手に入る形で変更されました。
当日変更選手一覧| チーム | 区間 | 暫定オーダー | 確定オーダー |
|---|---|---|---|
| 國學院大學 | 4区 | 尾熊迅斗 | 野中恒亨 |
| 駒澤大学 | 3区 | 谷中晴 | 植阪嶺児 |
| 駒澤大学 | 5区 | 安原海晴 | 池谷陸斗 |
| アイビーリーグ選抜 | 2区 | Jackson Shorten | Myles Hogan |
| アイビーリーグ選抜 | 3区 | Damian Hackett | Graham Blanks |
國學院大學・4年・主将
暫定オーダーでは補員だった野中が、当日変更によって4区に起用されました。3連覇を目指すチームにとって、エースの投入は大きな戦略変更でした。
野中は実際のレースで4区を17分14秒で走り、区間2位を記録。区間新記録をマークする好走でした。
國學院大學は一時総合6位まで順位を下げましたが、野中の走りによって順位を4位まで押し上げています。
その後、5区の飯國新太も区間3位の好走を見せ、最終的には2時間6分54秒で総合2位となりました。
駒澤大学:植阪嶺児と池谷陸斗を投入駒澤大学・4年・3区
暫定オーダーの谷中晴に代わり、3区に起用されました。
駒澤大学・1年・5区
安原海晴に代わって5区に入り、大学1年生ながら出走しました。
駒澤大学は3区と5区の2枠を同時に変更しました。植阪は4年生の経験を生かす配置、池谷は新戦力の起用という意味合いを持つオーダーです。
最終結果は2時間7分45秒で総合7位。大会記録を更新したものの、優勝争いには届きませんでした。
アイビーリーグ選抜:海外選手も2区間を変更アイビーリーグ選抜も2人を変更しました。
- 2区:Jackson ShortenからMyles Hogan
- 3区:Damian HackettからGraham Blanks
変更後のアイビーリーグ選抜は総合3位。2時間7分24秒という好記録で、日本の大学勢に割って入りました。
海外チームの選手層とスピードが、今大会でも存在感を示した結果です。
【補員交代ルール】当日変更は何人まで?区間変更はできる?
出雲駅伝のオーダーを理解するうえで、混同しやすいのが「正選手」「補員」「区間変更」の違いです。
2026年の大会要項では、各チームは正選手6人と補員2人を登録することになっていました。
2026年大会の補員交代規定| 項目 | 大会規定 |
|---|---|
| 正選手 | 6人 |
| 補員 | 2人 |
| 当日変更 | 1チーム最大2人 |
| 変更対象 | 正選手と補員の交代 |
| 正選手間の区間変更 | 認められない |
| 変更手続き | 10月12日午前7時~7時20分 |
| 最終確認 | 午前7時25分 |
たとえば、暫定オーダーで4区に尾熊迅斗、補員に野中恒亨が登録されていた場合、当日変更によって野中を4区に投入することは可能です。
実際に國學院大學がこの方法を採用しました。
正選手同士の区間シャッフルは不可一方、すでに正選手として登録された6人について、1区の選手を2区に移動させるような自由な区間変更は認められていません。
この点は非常に重要です。
当日変更という言葉だけを見ると、チームが自由に選手の配置を組み直せるように感じますが、実際には補員との交代という範囲に限られています。
変更できる期限は午前7時20分2026年大会では、10月12日の午前7時から7時20分までが変更手続きの時間でした。
午前7時25分には最終メンバー表の確認が行われています。
したがって、テレビ中継開始後やレース直前に自由に選手を入れ替えられる制度ではありません。
【出雲駅伝2026の区間距離とコース】6区間45.1kmを解説
出雲駅伝は、大学三大駅伝のなかでも総距離が短く、スピードが勝負を左右する大会です。
2026年大会も、島根県の出雲大社正面鳥居前をスタートし、出雲ドーム前でフィニッシュする全6区間45.1kmで行われました。
各区間の距離と中継地点| 区間 | 距離 | スタート・中継地点 |
|---|---|---|
| 1区 | 8.0km | 出雲大社正面鳥居前~出雲市役所・JAしまね前 |
| 2区 | 5.8km | 出雲市役所・JAしまね前~ゆめタウン斐川前 |
| 3区 | 8.5km | ゆめタウン斐川前~JAラピタひらた店前 |
| 4区 | 6.2km | JAラピタひらた店前~鳶巣コミュニティセンター前 |
| 5区 | 6.4km | 鳶巣コミュニティセンター前~島根ワイナリー前 |
| 6区 | 10.2km | 島根ワイナリー前~出雲ドーム前 |
| 合計 | 45.1km | 全6区間 |
最も長いのはアンカーが走る6区の10.2kmです。
全体の約22.6%を占める距離で、前半の展開によっては最後の区間で大きな逆転が起きる可能性があります。
2026年大会では、早稲田大学の工藤慎作がこの6区を担当しました。
最短区間は2区の5.8km一方、最短は2区の5.8kmです。
距離が短いからこそ、序盤からスピードを上げられる選手の起用が効果的です。
実際に早稲田大学は1年生の本田桜二郎を配置し、15分42秒で区間賞を獲得しました。
出雲駅伝は箱根駅伝のような長距離適性だけでなく、短い区間で高いスピードを発揮できる選手をどう配置するかも勝負を左右します。
【2026年の注目選手と戦力比較】早稲田・國學院・駒澤・中央・青学の結果
2026年大会では、各大学の主力選手の配置が大きな注目を集めました。
ここでは、検索されている5大学のオーダーと実際の結果を振り返ります。
早稲田大学:工藤慎作を6区に配置した優勝オーダー早稲田大学の大きな注目点は、最終6区に4年生の主将・を配置したことです。
また、2区には1年生の本田桜二郎、4区には同じく1年生の新妻遼己を起用しました。
若手のスピードと上級生の安定感を組み合わせた布陣です。
実際の結果は以下の通りです。
- 2区・本田桜二郎:15分42秒、区間賞
- 4区・新妻遼己:17分10秒、区間賞・区間新
- 5区・山口竣平:17分35秒、区間賞・区間新
- 6区・工藤慎作:29分00秒、区間賞
工藤は最終区間で2位以下を引き離す走りを披露。早稲田大学を16年ぶりの優勝に導きました。
國學院大學:野中恒亨の4区投入で逆転を狙う國學院大學は前回までの優勝実績を背景に、3連覇を目指して大会に臨みました。
しかし、最終オーダーではエースの野中恒亨を補員から4区へ投入する変更がありました。
野中は17分14秒で区間2位。さらに5区の飯國新太も17分39秒で区間3位となり、終盤に追い上げました。
最終順位は2位。優勝には届かなかったものの、2時間6分54秒という大会新記録を残しています。
中央大学:岡田開成を2区に配置中央大学・3年・2区
2026年の中央大学は、エース格の岡田を2区に配置。3区には三宅悠斗、4区には濵口大和を起用しました。
中央大学は1万メートルの上位平均タイムでも高い水準を誇るチームとして、優勝候補の一角に挙げられていました。
実際の総合順位は5位、タイムは2時間7分36秒。
上位7チームが大会記録を更新する高速レースのなかで、中央大学も従来の大会記録を上回る結果を残しました。
青山学院大学:石川浩輝が1区を担当青山学院大学・2年・1区
1区に配置され、8.0kmのスタート区間を担当しました。
青山学院大学は鳥井健太、飯田翔大、小河原陽琉、黒田然、前川竜之将というメンバーを並べました。
しかし、最終順位は11位、2時間9分53秒。
優勝争いに加わることはできませんでした。選手個人の能力だけでなく、6区間を通じたチーム全体の流れが順位に直結することを示す結果でした。
駒澤大学:植阪と池谷の当日変更が焦点駒澤大学は3区に植阪嶺児、5区に池谷陸斗を起用しました。
特に池谷は1年生。短い距離でスピードを発揮する若手選手の抜てきが注目されました。
1区には1年生の鈴木大翔を配置し、その鈴木が22分42秒で区間賞を獲得しています。
一方、総合順位は7位。2時間7分45秒でした。
スタート区間で区間賞を獲得しながらも、最終的な優勝争いには届かなかった点は、駅伝における選手配置と総合力の難しさを表しています。
【出雲駅伝2026結果と区間賞】早稲田大学が16年ぶりの優勝
2026年10月12日に開催された第38回大会は、早稲田大学が2時間5分56秒の大会新記録で優勝しました。
早稲田大学の出雲駅伝優勝は2010年以来16年ぶり、通算3度目となります。
総合順位とタイム| 順位 | チーム | 総合タイム |
|---|---|---|
| 1位 | 早稲田大学 | 2:05:56 |
| 2位 | 國學院大學 | 2:06:54 |
| 3位 | アイビーリーグ選抜 | 2:07:24 |
| 4位 | 順天堂大学 | 2:07:33 |
| 5位 | 中央大学 | 2:07:36 |
| 6位 | 帝京大学 | 2:07:41 |
| 7位 | 駒澤大学 | 2:07:45 |
| 8位 | 日本大学 | 2:08:15 |
| 9位 | 創価大学 | 2:08:31 |
| 10位 | 城西大学 | 2:09:22 |
| 11位 | 青山学院大学 | 2:09:53 |
12位以下は関西大学、札幌学院大学、東北学連選抜、皇學館大学、信州大学、京都産業大学、広島経済大学、第一工科大学、金沢学院大学、北海道大学の順でした。
オープン参加の中国四国学連選抜は2時間19分11秒でフィニッシュしています。
全6区間の区間賞一覧| 区間 | 選手 | 大学 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 1区・8.0km | 鈴木大翔 | 駒澤大学 | 22:42 |
| 2区・5.8km | 本田桜二郎 | 早稲田大学 | 15:42 |
| 3区・8.5km | シャドラック・キップケメイ | 日本大学 | 22:56 |
| 4区・6.2km | 新妻遼己 | 早稲田大学 | 17:10 |
| 5区・6.4km | 山口竣平 | 早稲田大学 | 17:35 |
| 6区・10.2km | 工藤慎作 | 早稲田大学 | 29:00 |
特筆すべきは、早稲田大学が2区、4区、5区、6区の4区間で区間賞を獲得したことです。
さらに3区のキップケメイ、4区の新妻、5区の山口は区間新記録を樹立しました。
上位7チームが従来の大会記録2時間7分51秒を上回ったことも、2026年大会の特徴です。
単に早稲田大学が強かったというだけでなく、全体のレース水準そのものが大きく上がった大会でした。
【出雲駅伝区間エントリーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:出雲駅伝2026の確定区間エントリーはいつ発表されましたか?
A1:2026年10月12日です。大会公式の確定オーダー表は午前7時25分発行で、日刊スポーツも午前7時50分に最終オーダーを報じました。
Q2:出雲駅伝2026で当日変更された選手は誰ですか?
A2:國學院大學の野中恒亨、駒澤大学の植阪嶺児と池谷陸斗、アイビーリーグ選抜のMyles HoganとGraham Blanksです。合計3チーム5枠が変更されました。
Q3:國學院大學の野中恒亨は何区を走りましたか?
A3:4区です。暫定オーダーでは補員でしたが、当日変更で正選手に入り、17分14秒で区間2位を記録しました。
Q4:早稲田大学の工藤慎作は何区を走りましたか?
A4:最終6区です。10.2kmを29分00秒で走り、区間賞を獲得しました。
Q5:中央大学の岡田開成は何区に配置されましたか?
A5:2区です。3年生として5.8kmの区間を担当しました。
Q6:出雲駅伝の補員は何人まで交代できますか?
A6:2026年大会の規定では、1チーム最大2人までです。正選手と補員の交代は可能ですが、正選手同士の区間変更は認められていません。
Q7:出雲駅伝2026の総合優勝はどこですか?
A7:早稲田大学です。2時間5分56秒の大会新記録で、2010年以来16年ぶり3度目の優勝を果たしました。
Q8:出雲駅伝2026の全区間の距離は何kmですか?
A8:全6区間45.1kmです。1区8.0km、2区5.8km、3区8.5km、4区6.2km、5区6.4km、6区10.2kmで構成されています。
まとめ:出雲駅伝2026は確定オーダーと当日変更が勝負を分けた
2026年の第38回出雲駅伝では、10月9日の暫定オーダーから10月12日の確定オーダーにかけて、3チーム5枠の選手変更が行われました。
特に注目されたのは、國學院大學の野中恒亨を4区に投入した変更と、駒澤大学の植阪嶺児・池谷陸斗の起用です。
一方、早稲田大学は工藤慎作を6区に配置し、本田桜二郎、新妻遼己ら1年生の活躍もあって大会新記録で優勝しました。
今回の大会から読み取れる要点は3つあります。
- 確定オーダーを確認すること: 10月9日の暫定版だけでは、実際に走った選手を把握できない。
- 補員交代の仕組みを理解すること: 当日変更は最大2人までで、正選手間の区間移動はできない。
- 区間配置と実際の結果を照合すること: エースの配置だけでなく、若手選手の区間賞やチーム全体のつながりが総合順位を左右する。
出雲駅伝2026は、早稲田大学の16年ぶりの優勝と大会記録更新によって幕を閉じました。確定オーダーと実際の区間成績を合わせて振り返ることで、各大学の戦略や選手の成長、そして次の全日本大学駅伝・箱根駅伝につながるチームの課題まで見えてきます。
主な参考資料:出雲全日本大学選抜駅伝競走公式サイト(大会要項・確定オーダー・大会結果)、出雲市公式発表、日刊スポーツ、月刊陸上競技、各大学陸上競技部公式発表。