青山学院大学は、箱根駅伝の歴史において優勝回数を積み重ねてきた強豪校だ。
日本テレビの大会公式情報によると、初の総合優勝は第91回大会の2015年。2015〜2018年には4連覇を達成し、2026年の第102回大会までに通算9度の総合優勝を記録している。
第102回大会の総合結果| 項目 | 2026年の結果 |
|---|---|
| 総合順位 | 1位 |
| 総合タイム | 10時間37分34秒 |
| 往路順位 | 1位 |
| 往路タイム | 5時間18分08秒 |
| 復路順位 | 1位 |
| 復路タイム | 5時間19分26秒 |
| 総合優勝回数 | 9回 |
| 連続優勝 | 3年連続 |
往路、復路、総合のすべてで大会新記録を樹立した。従来の総合大会記録は、前年の青学自身が記録した10時間41分19秒。2026年はこれを3分45秒更新した。
総合2位の國學院大學は10時間40分07秒。青学は2位に2分33秒差をつけて優勝した。
この大会で特に注目したいのが、史上初となる「2度目の総合3連覇」だ。以前の4連覇に続き、2024〜2026年にも3年連続で頂点に立った。
歴代メンバーから受け継がれる山の強さ青学の箱根駅伝を振り返ると、山上り・山下りの特殊区間で力を発揮する選手が歴代メンバーに存在する。
例えば、2025年の第101回大会では、野村昭夢が6区で56分47秒の区間新記録を樹立した。
2026年は1年生の石川浩輝が同じ6区を走り、57分15秒で区間3位。1年生歴代1位の記録を残した。
5区では黒田朝日が新たな区間記録を樹立。山上りの主役が代わっても、チームとして特殊区間への対応力を維持している点は興味深い。
また、8区では塩出翔太が3年連続で区間賞を獲得し、2026年には区間新記録まで達成した。歴代メンバーが積み上げてきた実績が、現役選手の目標にもつながっている。
【2026年の青学メンバーを正しく見る】16人・補欠・当日出走の違い

箱根駅伝の選手情報を調べる際、混同しやすいのが「エントリー」「区間エントリー」「当日変更後の出走メンバー」という3つの区分だ。
この違いを整理すると、青学の16人と実際の10人の関係が明確になる。
① 12月の16人エントリーは出場候補者16人は大会に向けて登録された選手全体だ。
この段階では、実際にどの区間を走るのかは決まっていない。各選手の調子やチームの戦略などを踏まえて、次の区間エントリーに進む。
② 12月29日の区間エントリーで10人と補欠6人に分かれる12月29日に発表された区間エントリーでは、10人が1区から10区に配置され、残り6人が補欠となった。
この時点で黒田朝日は補欠登録だった。小河原陽琉と飯田翔大も同様に補欠だったため、3人が当日変更で起用される展開は、事前の区間エントリーだけでは確定していなかった。
③ 当日変更によって最終的な10人が決まる第102回大会の青学は、往路で3人を変更した。
- 1区:荒巻朋熙から小河原陽琉
- 2区:上野山拳士朗から飯田翔大
- 5区:松田祐真から黒田朝日
一方、鳥井健太、中村海斗、遠藤大成の3人は補欠のまま出走しなかった。
箱根駅伝では、往路・復路を通じた変更人数や1日あたりの変更人数に上限がある。第102回大会の青学は、その制度の範囲内で3人を入れ替えた。
つまり、補欠登録は必ずしも出走できないという意味ではない。大会当日の状況に応じて、チームの戦力を最大限に生かすための重要な登録枠なのだ。
【プロの結論】青学の強さはエースだけでは説明できない2026年の青学を評価する際、黒田朝日の5区区間新記録だけに注目するのは十分ではない。
本当に注目すべきなのは、16人の登録選手がそれぞれの立場でチームを支え、当日変更にも対応できる選手層を形成していたことだ。
特に、次の3点が重要になる。
1. 選手層の厚さ: 補欠登録の小河原、飯田、黒田が実際に出走し、それぞれの区間を走り切った。
2. 学年を超えた戦力構成: 1年生の石川が6区で区間3位となり、4年生の主力選手とともに優勝に貢献した。
3. 区間ごとの役割分担: 黒田の5区だけでなく、塩出の8区、佐藤有一の9区など、複数区間で区間賞を獲得した。
箱根駅伝のメンバーを見るなら、単純な持ちタイムや知名度だけでなく、どの区間に配置され、どのような役割を担ったのかまで確認することが大切だ。
【箱根駅伝の青学メンバー2026】よくある質問(FAQ)
Q1:2026年の青学の箱根駅伝メンバーは何人ですか?
A1:公式エントリーは16人です。区間エントリーでは10人が各区間に配置され、6人が補欠登録となりました。当日変更を反映した最終的な出走選手は10人です。
Q2:2026年の青学で補欠から出走した選手は誰ですか?
A2:小河原陽琉、飯田翔大、黒田朝日の3人です。小河原は1区、飯田は2区、黒田は5区に起用されました。
Q3:黒田朝日の2026年箱根駅伝の記録は?
A3:5区で1時間07分16秒を記録し、区間新記録で区間賞を獲得しました。さらに金栗四三杯と大会MVPにも選ばれています。
まとめ:箱根駅伝青学メンバー2026は16人の総合力で3連覇を達成
第102回箱根駅伝の青学は、公式エントリー16人の中から当日変更を経て最終的な10人を決定し、総合10時間37分34秒の大会新記録で優勝した。
特に要点は次のとおりだ。
- 公式エントリーは4年生5人、3年生3人、2年生5人、1年生3人の計16人。
- 当日変更は小河原陽琉、飯田翔大、黒田朝日の3人。
- 黒田朝日は5区で1時間07分16秒の区間新記録を樹立。
- 塩出翔太は8区で区間新、佐藤有一は9区で区間賞を獲得。
- 青学は往路・復路・総合のすべてで大会新記録を達成し、3年連続9度目の総合優勝を果たした。
2026年大会は、黒田朝日の圧倒的な走りと、下級生から4年生までが力を発揮したチーム力が結びついた大会だった。
青山学院大学陸上競技部にとって、4年生の卒業後も優勝経験を持つ選手が残ることは大きな財産となる。第102回大会で経験を積んだ小河原、飯田、折田、佐藤愛斗、石川らの今後の成長も、次の箱根駅伝を楽しみにする理由の一つだ。
2026年の青学メンバーを調べる際は、16人の登録名簿、12月29日の区間エントリー、当日変更後の出走10人を区別すること。 この3段階を押さえれば、選手の交代や区間配置、優勝までの経緯を正確に理解できる。