ファンタジーステークスの過去10年を振り返ると、1番人気の安定感がある一方、15番人気のカルチャーデイが優勝した2023年のように、人気薄の馬が上位を独占する大波乱も起きている。特に注目したいのは、人気別成績だけでなく、出走キャリアや前走馬体重によって好走馬の特徴がはっきり表れている点だ。
2026年のKBS京都賞ファンタジーステークスは、10月31日(土)に京都競馬場の芝1400メートル・外回りで開催される。JRA公式データ分析による過去10年の成績では、3着以内馬30頭中11頭が6番人気以下。加えて、優勝馬10頭すべてがキャリア2戦以内という興味深い共通点もある。2026年の出走馬と早朝オッズも踏まえ、歴代優勝馬から高配当の背景、予想で重視したい条件まで整理する。
【まず押さえたい】ファンタジーステークスとは?2026年の開催概要とレースの特徴

2歳牝馬限定・GⅢ・芝1400m
ファンタジーステークスは、2歳牝馬を対象としたJRAのGⅢ競走。1996年に牝馬競走体系の整備に伴って新設され、阪神ジュベナイルフィリーズへ向かう有力馬が集まる重要な前哨戦として位置づけられている。
このレースの特徴は、まだ競走経験の少ない2歳牝馬が中心となることだ。古馬や3歳以上の重賞と異なり、過去の実績だけで能力を比較するのが難しい。新馬戦の勝ち方、2戦目での成長、距離適性など、限られた材料から将来性を見極める必要がある。
2026年の開催情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レース名 | 第31回KBS京都賞ファンタジーステークス |
| 開催日 | 2026年10月31日(土) |
| 競馬場 | 京都競馬場 |
| コース | 芝1400m・右外回り |
| 発走予定 | 15時45分 |
| 格付け | GⅢ |
| 出走条件 | 2歳オープン・牝馬 |
| 負担重量 | 馬齢 |
2026年は京都競馬場での開催。過去10年のデータを利用する場合、2020~2022年の3年間は阪神競馬場で実施されていた点を理解しておきたい。
つまり、2016~2019年と2023~2025年は京都、2020~2022年は阪神という開催履歴になる。距離は同じ1400メートルでも、競馬場の違いによって求められる適性は変わる。
【過去10年の歴代優勝馬】2016~2025年の結果・人気・3連単配当を一覧比較
ファンタジーステークスの過去10年を分析するうえで、最初に確認したいのが歴代優勝馬と単勝人気、そして3連単配当だ。
2016年から2025年までの優勝馬を並べると、1番人気が勝つ年もあれば、10番人気以下が勝つ年もある。特に2022~2024年は高配当が続き、波乱含みの重賞という側面が際立った。
2016~2025年の歴代優勝馬一覧出典:JRAの競走成績データ、各年のレース結果および過去の配当記録。配当は100円あたり。
歴代優勝馬から見える3つの特徴1.1番人気の実力馬が勝ち切る年も多い
2016年のミスエルテ、2018年のダノンファンタジー、2020年のメイケイエール、2025年のフェスティバルヒルは、いずれも1番人気で優勝した。
人気上位馬が能力を発揮しやすい条件もあり、単純に穴馬だけを狙うレースではない。
2.10番人気以下の優勝も発生している
2022年には10番人気のリバーラ、2023年には15番人気のカルチャーデイが優勝した。
特にカルチャーデイの勝利は、過去10年を象徴する波乱のひとつだ。
3.開催場が戻った2023年以降も高配当が続いた
京都競馬場に戻った2023年には、カルチャーデイが15番人気で勝利。2024年には不良馬場のなか、4番人気のダンツエランが優勝した。
2025年は1番人気のフェスティバルヒルが勝ったものの、2着には10番人気のショウナンカリスが入っている。
このように、京都開催に戻ったからといって堅い決着に限定されるわけではない。
【JRA公式データ分析】ファンタジーステークスの人気別成績と穴馬の狙い方
2026年のJRA公式データ分析で、まず注目したいのが単勝人気別成績だ。
過去10年の3着以内馬30頭を集計すると、6番人気以下の馬が11頭を占めている。全体の約36.7%に相当する数字であり、人気薄を完全に切り捨てるのは危険だ。
単勝人気別成績| 単勝人気 | 1着-2着-3着-着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-2-1-3 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 0-1-3-6 | 0% | 10.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 6~10番人気 | 2-4-1-42 | 4.1% | 12.2% | 14.3% |
| 11番人気以下 | 1-1-2-25 | 3.4% | 6.9% | 13.8% |
出典:JRA「2026年KBS京都賞ファンタジーステークス データ分析」。過去10年。
この数字から読み取れるのは、1番人気を軸にしながら、6番人気以下にも馬券の余地を残す必要があるということだ。
1番人気の3着内率は70%。10回中7回は3着以内に入っているため、軸候補としては信頼できる。
ただし、1番人気の勝率は40%。残る6回は勝ち切れていない。1番人気を無条件に1着固定する買い方には注意が必要だ。
6番人気以下の穴馬が好走する理由2歳牝馬戦では、出走経験の少なさが人気形成に影響する。
新馬戦を圧勝した馬は評価を集めやすい一方、前走で敗れた馬や、重賞で目立たない着順だった馬は能力を過小評価されることがある。
しかし、2歳馬は一度の敗戦だけで能力を判断できない。距離が合わなかった、相手が強かった、展開が向かなかったといった要素が、着順に影響するからだ。
穴馬を探す際は、単勝人気よりも次の条件を確認したい。
- 前走で勝ち馬と大きく離されていない。
- 1400メートルへの距離適性がある。
- 前走で一定の末脚を発揮している。
- キャリアが浅く、成長余地がある。
- 前走馬体重が450kg以上である。
2023年のファンタジーステークスは、歴代でも特に印象的な波乱決着だった。
優勝したのは、酒井学騎手が騎乗した15番人気のカルチャーデイ。単勝オッズは70.8倍だった。
2着には9番人気のドナベティ、3着には12番人気のシカゴスティングが入り、上位人気馬が馬券圏内を外した。
その結果、3連単は230万6370円。過去10年の最高配当となった。
この結果が示しているのは、人気薄が1頭だけ突っ込むケースと、上位3頭すべてが人気薄になるケースでは、馬券の組み立て方が大きく異なるということだ。
2023年のような決着を毎年期待するのは現実的ではない。しかし、人気薄を3着候補から外さない考え方には十分な根拠がある。
【キャリア別成績と前走馬体重】勝ち馬に共通する重要データ
2026年のJRA公式データ分析で、予想に活用しやすいのがキャリア別成績と前走馬体重だ。
2歳牝馬の重賞では、競走経験が多いほど有利とは限らない。むしろ、過去10年の優勝馬にはキャリアの浅さという共通点がある。
キャリア別成績は2戦以内の馬が優勢JRAの集計では、過去10年の優勝馬10頭はすべてキャリア2戦以内だった。
加えて、3着以内に入った30頭のうち28頭はキャリア3戦以内。経験の浅い馬が上位を占める傾向が明確に表れている。
| 通算出走数 | 1着-2着-3着-着外 | 3着内率 |
|---|---|---|
| 1戦 | 4-2-1-22 | 24.1% |
| 2戦 | 6-2-3-45 | 19.6% |
| 3戦 | 0-4-6-20 | 33.3% |
| 4戦 | 0-1-0-8 | 11.1% |
| 5戦 | 0-1-0-2 | 33.3% |
| 6戦 | 0-0-0-1 | 0% |
ここで注意したいのは、3戦馬の3着内率が33.3%と高い点だ。
ただし、3戦馬は過去10年で一度も優勝していない。2着4回、3着6回という内訳であり、馬券圏内には入るものの、勝ち切る馬は少なかった。
そのため、馬券を組み立てる際には次のように評価を分ける方法がある。
- 1着候補:キャリア1~2戦の馬を優先。
- 2着候補:キャリア2~3戦で安定した走りを見せている馬。
- 3着候補:3戦以上でも前走内容や距離適性に魅力がある馬。
この区別は、単にキャリアの少なさだけで馬を選ぶよりも合理的だ。
前走馬体重450kg以上の馬に注目もうひとつ注目したいのが、前走馬体重だ。
JRA公式データでは、前走馬体重450kg以上の馬と450kg未満の馬で、3着内率に大きな差が出ている。
| 前走馬体重 | 1着-2着-3着-着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 450kg未満 | 2-6-2-57 | 3.0% | 11.9% | 14.9% |
| 450kg以上 | 8-4-8-41 | 13.1% | 19.7% | 32.8% |
450kg以上の馬は3着内率32.8%。450kg未満の14.9%と比較すると、約2.2倍の差がある。
勝率でも450kg以上が13.1%、450kg未満が3.0%と、明確な違いが見られる。
もちろん、馬体重だけで能力が決まるわけではない。小柄でも優れた瞬発力を持つ馬はいるし、馬体の大きな馬でも距離や展開が合わなければ力を発揮できない。
重要なのは、450kgという数字を絶対条件にしないことだ。
特に2歳馬は成長途上にあるため、前走からの馬体重の増減や、競走内容と合わせて判断したい。
なお、このデータはあくまで前走時点の馬体重を対象としている。2026年の出走時馬体重と混同しないようにしたい。
【京都芝1400mと阪神開催時の過去成績】コース変更が予想に与える影響
ファンタジーステークスの過去10年を分析するとき、見落とせないのが開催場の変更だ。
2020~2022年は京都競馬場の改修工事に伴い、阪神競馬場で開催された。2023年から京都に戻り、2026年も京都芝1400メートル・外回りが舞台となる。
京都芝1400m外回りのコース傾向京都芝1400メートル外回りは、向正面の2コーナー出口付近からスタートする。
最初のコーナーまでの距離が比較的長く、スタート直後から激しい位置取り争いになるとは限らない。
特徴的なのは、コースの高低差と3~4コーナーの形状だ。
- スタートから約200メートルで上り坂に入る。
- 3コーナー付近に向けて約3.9メートル上る。
- 3コーナー半ばから下り坂に転じる。
- 下りの勢いを利用して4コーナーを回る。
- 直線は約400メートルで、ほぼ平坦。
この構造から、京都芝1400メートルでは単純な短距離型のスピードだけでなく、長く脚を使える持続力も求められる。
前半で無理に先行した馬が最後に失速するケースもあれば、直線で鋭く伸びる差し馬が台頭することもある。
JRAも、パワーとスピードの持続力が必要なコースとして説明している。
2020~2022年の阪神開催はどうだった?阪神開催だった3年間の優勝馬は次のとおり。
| 年度 | 優勝馬 | 人気 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | メイケイエール | 1番人気 | 25,620円 |
| 2021年 | ウォーターナビレラ | 2番人気 | 2,670円 |
| 2022年 | リバーラ | 10番人気 | 467,700円 |
この3年間だけを見ると、2020年と2021年は比較的上位人気が順当に勝利した一方、2022年には10番人気のリバーラが優勝して高配当となった。
3連単467,700円という結果は、阪神開催でも波乱が発生することを示している。
ただし、3年分だけのデータで阪神開催と京都開催の優劣を断定することはできない。
2026年の予想では、阪神時代の結果を参考にしながらも、京都外回りへの適性を優先して評価するのが妥当だ。
京都に戻った2023年以降の特徴京都開催に戻った2023年は、カルチャーデイが15番人気で優勝。2024年は不良馬場でダンツエランが勝ち、2025年はフェスティバルヒルが1番人気で勝利した。
3年間の結果だけでも、馬場状態と人気順の組み合わせが大きく異なっている。
特に2024年は雨による不良馬場で、15番人気のベルビースタローンが3着に入った。馬場が悪化した場合、良馬場での末脚や持ち時計だけでは評価しきれない部分が出てくる。
【2026年最新】出走馬・早朝オッズから見る注目馬と波乱の可能性
2026年のファンタジーステークスは、京都芝1400メートルで11頭が出走予定となっている。
JRAの出馬表では、0時44分時点の単勝オッズも掲載されている。以下はその時点の数字であり、最終オッズではない。
2026年の単勝オッズ上位馬| 馬名 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|
| ブライトスクリプト | 2.5倍 | 1番人気 |
| イモージェン | 5.6倍 | 2番人気 |
| ニクスルーナ | 6.8倍 | 3番人気 |
| ビスケットサンド | 7.6倍 | 4番人気 |
| フェリチタ | 10.8倍 | 5番人気 |
ブライトスクリプトは、2026年の早朝オッズで1番人気に支持されている。
父はサートゥルナーリア。京都芝1400メートルの新馬戦を勝ち上がり、初戦から距離適性を示した。
JRA出馬表によると、新馬戦は16頭立てで1着。前走馬体重は500kgだった。
過去10年の優勝馬に共通するキャリア2戦以内という条件に加え、前走馬体重450kg以上というデータにも合致する。
加えて、京都芝1400メートルを経験している点は評価材料だ。
ただし、重賞での経験がないことは課題。初めての重賞で相手が強化されるなか、同じパフォーマンスを発揮できるかが焦点となる。
イモージェン:重賞2着の実績と馬体重が焦点イモージェンは、函館2歳ステークスで2着に入った実績を持つ。
父はサリオス。母はシーリアで、母系にはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアといったGⅠ馬がいる。
新馬戦を勝ち、続く函館2歳ステークスでも好走。キャリア2戦という条件は、JRAの過去10年の勝ち馬データに合致する。
一方、前走馬体重は434kg。450kg以上という好走データには届いていない。
ただし、函館2歳ステークスではフェリチタとほぼ差のない2着だった。実績面では十分に評価できる馬であり、馬体重だけを理由に評価を下げすぎるのも避けたい。
ニクスルーナ:500kgの馬体と3戦目の成長ニクスルーナは、過去10年のデータでは優勝馬が出ていないキャリア3戦のカテゴリーに該当する。
一方で、前走馬体重は500kg。450kg以上の条件を満たし、芝1400メートルで勝利した経験もある。
新馬戦は5着だったが、その後2着に前進し、3戦目で初勝利を挙げた。
キャリア2戦以内という勝ち馬の共通条件からは外れるものの、成長力を考慮すれば軽視できない存在だ。
ビスケットサンド:1400m経験と重賞3着が強みビスケットサンドは、今回と同じ1400メートルの経験があり、前走の中京2歳ステークスでは3着に入った。
通算2戦というキャリアは、過去10年の優勝馬の条件に合致する。
加えて、前走馬体重は456kg。JRAが好走傾向として挙げる450kg以上もクリアしている。
今回の出走馬のなかでは、キャリア、距離経験、前走馬体重という3つの観点でバランスが取れている。
フェリチタ:重賞勝ちの実績をどう評価するかフェリチタは、函館2歳ステークスを制した重賞勝ち馬だ。
父はタワーオブロンドン。新馬戦も勝利しており、通算2戦2勝という実績を持つ。
JRAの出走馬情報では、世代初の重賞勝ち馬として紹介されている。
一方、前走馬体重は442kgで、450kg以上の好走条件には当てはまらない。
それでも、2戦2勝という無敗の実績と重賞勝利は高く評価できる。馬体重の統計だけで取捨を決めるべきではない好例だ。
2026年の馬場状態にも注意JRAの出馬表には、早朝時点で天候は小雨、芝は稍重と表示されている。
もちろん、15時45分の発走時点で同じ状態とは限らない。
ただし、馬場が悪化した場合には、2024年の不良馬場でダンツエランが勝ったレースも参考になる。
良馬場での瞬発力だけでなく、道悪への対応力やパワー、最後まで脚を持続できるかも判断材料に加えたい。
【プロの結論】2026年のファンタジーステークス予想で重視したい5つの判断基準
過去10年のデータと2026年の出走馬を照らし合わせると、ファンタジーステークスの予想では、単勝人気だけを基準にするよりも複数の条件を組み合わせることが重要になる。
特に重視したいのは次の5点だ。
1.キャリア2戦以内を1着候補の中心にする過去10年の優勝馬はすべてキャリア2戦以内だった。
2026年の出走馬では、ブライトスクリプト、イモージェン、ビスケットサンド、フェリチタなどがこの条件に該当する。
一方、キャリア3戦以上の馬も2着や3着には入っているため、すべて消す必要はない。
2.前走馬体重450kg以上をプラス評価する前走馬体重450kg以上の馬は3着内率32.8%。
2026年の出走馬では、ブライトスクリプト、ビスケットサンド、ニクスルーナなどがこの条件に該当する。
ただし、イモージェンやフェリチタのように450kg未満でも重賞実績を持つ馬は、能力や前走内容を優先して評価したい。
3.1番人気を軸にしても過信しない1番人気の3着内率は70%。信頼度は高いが、勝率は40%にとどまる。
そのため、1番人気を軸にしつつ、2~5番人気の馬を組み合わせる考え方が基本になる。
加えて、6番人気以下の馬を相手候補に加えることで、配当面の可能性も広がる。
4.京都外回りへの適性を確認する2026年は京都芝1400メートル外回りで行われる。
1400メートルの経験があるか、長く脚を使えるか、コーナーから直線にかけてスムーズに加速できるかを確認したい。
特に新馬戦で逃げ切った馬については、前走の勝ち方だけでなく、重賞で他馬からマークされたときに対応できるかも重要だ。
5.穴馬は6~10番人気だけでなく11番人気以下にも目を向けるJRA公式データでは、11番人気以下も過去10年で3着以内に4頭入っている。
カルチャーデイのような極端な人気薄が勝つケースは多くないが、人気の低さだけを理由に切るのは危険だ。
狙うなら、前走での敗因が明確で、距離延長やコース替わりによって巻き返せる余地がある馬を選びたい。
2026年の注目ポイントを
ニクスルーナのようなキャリア3戦馬は、1着候補としての過去データは弱いものの、2・3着候補として検討する余地がある。
なお、これは過去の統計と出走馬情報に基づく分析であり、確定的な着順予測ではない。最終的には馬場状態、馬体重、直前のオッズも確認したい。
【ファンタジーステークスの過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ファンタジーステークスの過去10年で最も人気薄の優勝馬は?
2023年のカルチャーデイです。15番人気で優勝し、単勝オッズは70.8倍でした。2着に9番人気のドナベティ、3着に12番人気のシカゴスティングが入り、3連単は230万6370円となりました。
Q2:ファンタジーステークスは1番人気が強いレース?
過去10年の1番人気は4勝、2着2回、3着1回で、3着内率は70.0%です。比較的安定していますが、勝率は40.0%なので、1番人気だけで決まるレースではありません。
Q3:ファンタジーステークスで好走しやすいキャリアや馬体重は?
過去10年の優勝馬は全頭キャリア2戦以内です。また、前走馬体重450kg以上の馬は3着内率32.8%で、450kg未満の14.9%を上回っています。ただし、いずれも過去の傾向であり、個々の馬の能力や適性も考慮する必要があります。
まとめ:ファンタジーステークス過去10年の傾向から2026年の波乱を読む
ファンタジーステークスの過去10年を振り返ると、1番人気の安定感と人気薄の台頭という、2つの特徴が共存している。
JRA公式データで特に注目したいのは、次の3つだ。
- 優勝馬10頭すべてがキャリア2戦以内。
- 前走馬体重450kg以上の馬は3着内率32.8%。
- 3着以内馬30頭中11頭が6番人気以下。
2023年のカルチャーデイによる230万馬券、2024年のダンツエランによる62万馬券、2022年のリバーラによる46万馬券は、このレースが持つ波乱の可能性を象徴している。
2026年は京都芝1400メートル外回りでの開催。ブライトスクリプトやビスケットサンドのように過去の好走条件に合う馬だけでなく、重賞実績のあるイモージェンやフェリチタ、成長力を見せるニクスルーナにも注目したい。
最も大切なのは、人気順をそのまま能力順と考えないことだ。
キャリア、前走馬体重、距離適性、開催場、馬場状態を組み合わせて評価すれば、上位人気馬の信頼度と穴馬の可能性を両方考慮できる。
2026年のファンタジーステークスも、過去のデータを土台にしながら、当日の条件変化を見極めることが予想の精度を高めるポイントになる。