柄本佑と柄本時生は、俳優の柄本明と角替和枝の間に生まれた実の兄弟です。2人の間には姉にあたる長女もおり、柄本家は長女・長男の佑・次男の時生という3人きょうだいで構成されています。
2018年11月に文春オンラインが掲載した柄本夫妻の家族についての記事でも、長女に続いて1986年に佑、1989年に時生が誕生したことが紹介されています。
父は名優・柄本明、母は女優・角替和枝
父:
日本を代表する俳優の一人。劇団東京乾電池を主宰し、舞台・映画・テレビで長く活動しています。息子たちにとって父であると同時に、演技を学ぶ師匠でもあります。
母:
舞台やドラマで活躍した女優。柄本明と1981年に結婚し、2018年10月27日に64歳で亡くなりました。
柄本家の特徴は、家庭と演劇の世界が非常に近いところにあったことです。
2026年6月7日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」では、佑が実家について、地下が稽古場兼劇場になっていたと説明しています。2階が住居という造りだったため、父親が芝居の稽古で厳しく接した相手が、家に帰れば母親だったというエピソードも明かされました。
柄本佑の姉はどんな人?柄本佑と柄本時生には、姉にあたる長女がいます。
文春オンラインの記事によると、姉は映画製作関係の道に進んだとされています。一方、俳優として広く活動する弟2人とは異なり、姉の個人名や詳しいプロフィールは同記事でも紹介されていません。
そのため、柄本家を「父・母・兄・弟」の4人家族として紹介するのは正確ではありません。長女を含めた3人きょうだいという構成を押さえておく必要があります。
【年齢差とプロフィール】柄本佑と柄本時生は約3歳違い

2人の年齢差は、一般に3歳差と紹介されています。
ただし、生年月日を細かく比較すると、実際の間隔は約2年10か月です。
- 柄本佑:1986年12月16日生まれ
- 柄本時生:1989年10月17日生まれ
2026年11月2日時点では、佑が39歳、時生が37歳です。時生は2026年10月17日に37歳の誕生日を迎えています。
兄弟のプロフィール比較注目したいのは、3歳という年齢差だけではありません。
2人は同じ俳優という職業を選びながら、それぞれ異なる個性とキャリアを築いています。兄の佑は映画での存在感や幅広い役柄で評価され、弟の時生は独特の個性を生かし、映画・テレビ・舞台で活躍してきました。
兄の知名度が先行する場面もありますが、時生自身も2008年に俳優賞を受賞するなど、早い時期から演技者として評価を獲得しています。
【柄本時生のデビュー秘話】兄・佑のオーディションが俳優人生の始まり
柄本時生の俳優デビューには、兄・佑が関係しています。
実は、時生が最初から俳優になることを明確な目標にしていたわけではありません。
2015年のORICON NEWSのインタビューで、時生は俳優になったきっかけについて、兄に届いたオーディションを自分が受けて合格したことだと説明しています。
映画『Jam Films S』の「すべり台」が出発点時生が合格したのは、オムニバス映画『Jam Films S』に収録された短編作品「すべり台」のオーディションでした。
経緯を整理すると、次のようになります。
- 2003年:「すべり台」のオーディションに合格。
- 2005年:作品が公開され、主演として映画デビュー。
- 2008年:出演作品により第2回松本CINEMAセレクト・アワード最優秀俳優賞を受賞。
この経歴は所属事務所ノックアウトの公式プロフィールにも掲載されています。
もともとは宮大工になりたかった?もう一つ興味深いのが、時生の進路に関するエピソードです。
ORICON NEWSのインタビューでは、時生がもともと宮大工になりたかったことにも触れられています。
俳優の父と兄を持ち、演劇が身近な家庭に育ったものの、家族と同じ職業を最初から目指していたわけではありませんでした。
一方で、兄が映画の現場で大人たちと話す姿を見て、格好いいと感じていたことも語っています。
この話から見えてくるのは、柄本時生の俳優人生が、単純に父親の仕事を引き継いだものではないということです。
偶然のオーディションが入り口となり、そこから本人の演技経験と実績が積み重なっていきました。
【柄本佑と柄本時生の共演】兄弟ユニットET×2と舞台の軌跡
柄本兄弟の関係を理解するうえで欠かせないのが、演劇ユニット「ET×2」です。
ET×2は、柄本佑と柄本時生が結成した兄弟ユニット。単なる兄弟共演ではなく、2人が俳優として同じ作品に向き合うための活動でもあります。
ET×2が結成されたきっかけ2017年都民芸術フェスティバルの公式インタビューで、佑はユニット結成のきっかけを説明しています。
始まりは、叔母がアゴタ・クリストフの戯曲『ジョンとジョー』を読み、2人で演じてみたらどうかと提案したことでした。
そこからユニットを作る話になり、名字の頭文字「E」と、佑・時生の名前の頭文字「T」を組み合わせて「ET×2」と名付けられました。
幼い頃から劇団東京乾電池が身近にあった2人にとって、劇団員が協力して舞台を作り上げる姿も、ユニット結成の動機になったそうです。
代表的な共演舞台『ゴドーを待ちながら』ET×2の代表的な公演として知られるのが、サミュエル・ベケット作の不条理演劇『ゴドーを待ちながら』です。
2014年8月、下北沢のザ・スズナリで上演され、2017年1月には再演されました。
2017年の公演では、父・柄本明が演出を担当。兄弟2人にとって、俳優としての父親と本格的に向き合う舞台にもなりました。
この舞台は、2019年公開のドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』にも記録されています。
映画では、2017年の稽古場にカメラが入り、父が演出家として息子たちに向き合う様子や、演劇を通じた親子の関係が描かれています。
舞台と映画の両方を通じて、柄本家の演劇に対する姿勢を知ることができる作品です。
【柄本佑と弟の兄弟仲】2026年に明かされたケンカゼロの関係
柄本兄弟の仲の良さが改めて話題になったのが、2026年のテレビ出演です。
特に注目されたのは、2月21日放送のTBS系「A-Studio+」と、6月7日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」でした。
2026年2月「A-Studio+」で語った兄弟の日常2026年2月20日放送の「A-Studio+」で、佑は弟との関係について語りました。
2人は互いの出演作品を見て感想を伝え合う関係だといいます。
時生が舞台に出演したときも、佑が作品について感想を伝えることがあり、その会話の最後には父・柄本明が作品を見たかどうかが話題になるそうです。
佑は時生について、仲のいい兄弟だと思うと話しました。
また、時生が開設したゲーム実況のYouTubeチャンネルについても、楽しんで見ていると語っています。
2026年6月「おしゃれクリップ」で明かしたケンカゼロさらに注目されたのが、6月7日の「おしゃれクリップ」です。
佑は時生との関係を聞かれ、次のように答えています。
「仲は良いです。ケンカ? 全然ないんですよ。ゼロですね」
2026年6月7日放送「おしゃれクリップ」での柄本佑の発言。スポニチアネックス報道より。
番組では、幼少期の兄弟エピソードも紹介されました。
柄本家がよく利用していた下北沢のカフェのオーナーによると、子供の頃、時生がいじめっ子に遭遇した際、佑が助けに行ったことがあったそうです。
兄が弟を守るという、幼少期からの関係性が伝わるエピソードです。
父・柄本明という存在が兄弟を結びつけた佑は兄弟の関係について、父親の存在も大きいと説明しています。
柄本明は芝居に関して非常に厳しく、稽古では息子たちにも劇団員と同じように接していたといいます。
そのため、佑は時生との関係を、兄弟でありながら父に立ち向かう同志のようなものと表現しました。
時生も2025年5月の「アナザースカイ」で、兄について役者としての同志だと語っています。父親が演出家になると緊張感のある稽古になる一方、稽古が終われば普段の親子関係に戻るという話も明かしました。
この関係は、単に兄弟同士が仲良しというだけではありません。
同じ仕事をするからこそ互いの苦労や演技への姿勢を理解でき、厳しい父親のもとで共通の経験を積んできたことが、2人の結びつきを強くしていると考えられます。
【柄本時生の現在】2026年の出演作品と安藤サクラとの関係
2026年現在も、柄本時生は映画・テレビ・舞台・配信作品と幅広く活動しています。
所属事務所ノックアウトの公式プロフィールには、2026年の出演情報として、次の作品が掲載されています。
2026年の主な出演・活動
BS時代劇『大岡越前9』
2026年9月6日スタート。NHK BS・BSP4Kの時代劇シリーズ。
『スイス時計の謎』
Huluオリジナル作品。有栖川有栖役として出演。
映画『シンシン アンド ザ マウス』
真壁幸紀監督作品。2026年6月26日公開。
映画『口に関するアンケート』
清水崇監督作品。2026年7月3日公開。
舞台でも活動を続けており、所属事務所の2026年出演作品には「コントと音楽 vol.7『今宵、丸の内で』」「KERA CROSS 第七弾『シャープさんフラットさん』」「冒険者たち」などが掲載されています。
映像作品だけに活動を限定せず、舞台にも継続して出演している点は、時生のキャリアを理解するうえで押さえておきたいところです。
2026年1月には兄弟でゲーム実況も2026年1月7日には、時生のYouTubeチャンネル「ゲーマーじゃないけど時生です」に兄の佑が登場しました。
動画のタイトルは「兄が遊びにきました」。
2人でゲームを楽しむ様子が公開され、時生は自身のInstagramでも兄の出演を報告しています。
芸能活動とは異なる、兄弟の自然なやり取りを見られる内容として話題になりました。
2026年2月の「A-Studio+」でも佑がこのYouTube活動を肯定的に受け止めていることを明かしており、兄弟の交流が現在も続いていることがうかがえます。
安藤サクラと柄本時生の関係は?
は柄本時生の義姉
兄・柄本佑の妻であり、時生にとっては義理の姉にあたります。2012年に佑と結婚しました。
実は、時生と安藤サクラは、佑と安藤が結婚する前から映画で共演した関係でした。
2022年5月30日放送の「徹子の部屋」で、時生は安藤との結婚が決まった際、とてもうれしかったと話しています。
その理由について、安藤のことが好きだったからと説明し、義姉を「お姉ちゃん」と慕う気持ちも明かしました。
安藤サクラ自身も俳優として活動する人物であり、柄本家と安藤家は結婚によって親戚関係になりました。
俳優の奥田瑛二、エッセイストの安藤和津、映画監督の安藤桃子らも関係するため、両家には映画・演劇に関わる人物が多くいます。
【柄本佑の弟に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:柄本佑の弟は誰ですか?
A1:俳優の柄本時生です。父は柄本明、母は角替和枝で、兄弟そろって俳優として活動しています。
Q2:柄本佑と柄本時生の年齢差は何歳ですか?
A2:一般的には3歳差です。正確な生年月日の間隔は約2年10か月です。2026年11月2日時点では佑が39歳、時生が37歳です。
Q3:柄本時生の俳優デビュー作品は何ですか?
A3:映画『Jam Films S』の短編「すべり台」です。兄・佑に届いたオーディションを時生が受けて合格し、2003年にデビューが決まりました。映画は2005年に公開されました。
Q4:柄本佑と柄本時生は仲が良いですか?
A4:はい。2026年6月放送の「おしゃれクリップ」で、佑は弟とケンカしたことがないと語っています。また、作品の感想を伝え合ったり、一緒にゲームを楽しんだりする関係です。
Q5:柄本佑と柄本時生の共演舞台は何ですか?
A5:兄弟ユニットET×2による『ゴドーを待ちながら』が代表的です。2014年に上演され、2017年には父・柄本明の演出で再演されました。
Q6:柄本佑に姉はいますか?
A6:います。柄本佑には長女にあたる姉がいます。報道では映画製作関係の道に進んだと紹介されています。
Q7:安藤サクラと柄本時生はどんな関係ですか?
A7:安藤サクラは兄・柄本佑の妻で、時生の義姉です。時生は結婚前から安藤と映画で共演しており、結婚が決まったときに喜んだことも明かしています。
まとめ:柄本佑の弟・柄本時生は兄弟愛と独自の演技力を持つ俳優
柄本佑の弟は、俳優の柄本時生です。
2人は約3歳差の実の兄弟で、父・柄本明と母・角替和枝のもと、演劇や映画が身近にある家庭で育ちました。
時生の俳優デビューは、兄に届いたオーディションを受けたことがきっかけでした。その後、独自の演技力を磨き、映画・ドラマ・舞台で活躍する俳優へと成長しています。
特に注目したいのは、次の3点です。
- 家族の絆:姉を含む3人きょうだいで、両親も俳優という演劇一家。
- 俳優としての関係:ET×2を結成し、『ゴドーを待ちながら』などの舞台で共演。
- 2026年の兄弟仲:佑が「ケンカはゼロ」と語り、作品の感想交換やゲーム実況でも交流を続けている。
柄本兄弟の魅力は、親の知名度に頼るだけではなく、互いに一人の俳優として認め合っている点にあります。
兄の佑は映画やドラマで存在感を発揮し、弟の時生も独特の個性を武器に映像作品や舞台で活動を続けています。
柄本時生は、柄本佑の弟という肩書だけでは語りきれない、確かなキャリアを持つ俳優です。 これからも兄弟それぞれの活躍と、再び実現するかもしれない舞台での共演に注目が集まります。