最も気になる2026年の発表スケジュールについて、現段階で確定している情報と、前年の実績から考えられる流れを分けて整理します。
2026年のファン投票日程はまだ確定していない2026年11月2日時点で、JRAによる有馬記念ファン投票の開始日・締め切り日・中間発表日・最終結果発表日は未公表です。
そのため、インターネット上で見かける11月19日開始、11月26日第1回中間発表、12月3日第2回中間発表といった日程は、JRAの正式発表と区別する必要があります。
参考になるのは、2025年に実施された第70回有馬記念のスケジュールです。JRAは2025年11月17日に投票開始を告知し、11月20日から12月7日まで投票を受け付けました。中間発表は2回、最終結果は12月11日という流れでした。
2025年と2026年の投票日程比較前年の実績と2026年の公表状況を並べると、次のようになります。
出典:JRAの第70回有馬記念ファン投票開始告知、2026年有馬記念競走情報。2026年の投票日程は未確定です。
2026年の発表日はいつごろになりそう?2025年は11月下旬に第1回中間発表、12月上旬に第2回中間発表、12月中旬に最終結果という順番でした。
2026年も同様の時期に実施される可能性はありますが、前年と同じ曜日や日付になるとは限りません。第71回有馬記念は前年より1日早い12月27日開催です。投票期間や発表間隔が変更される可能性も考慮する必要があります。
日程を確認する際は、JRAニュースの「有馬記念ファン投票スタート」という告知と、その後に掲載される第1回・第2回中間発表の記事が基準になります。
【順位はどう変わる?】2025年の中間発表と最終得票数ランキング

2026年の順位がまだ発表されていない段階で、過去の得票数ランキングを確認するなら、直近の第70回有馬記念の結果が参考になります。
2025年はレガレイラが第1回中間発表から最終結果まで1位を維持しました。一方、上位馬の得票数は投票期間が進むにつれて大きく伸びています。
第1回中間発表の上位馬JRAが2025年11月27日に公表した第1回中間発表では、レガレイラが287,909票で1位でした。2位はクロワデュノール、3位はメイショウタバルです。
- 1位:レガレイラ 287,909票
- 2位:クロワデュノール 271,092票
- 3位:メイショウタバル 198,994票
- 4位:マスカレードボール 197,205票
この段階での有効投票数は3,185,453票でした。上位2頭は約1万7,000票差で、接戦になっていたことが分かります。
第2回中間発表では順位がどうなった?12月4日の第2回中間発表でも、レガレイラが461,007票で首位を維持しました。クロワデュノールが432,659票で続き、3位にはマスカレードボールが浮上しています。
- 1位:レガレイラ 461,007票
- 2位:クロワデュノール 432,659票
- 3位:マスカレードボール 316,795票
- 4位:メイショウタバル 314,643票
- 5位:ベラジオオペラ 310,618票
有効得票数は5,114,430票まで増加しました。第1回では3位だったメイショウタバルが4位となり、マスカレードボールが3位に順位を上げた点も特徴です。
2025年の最終結果・得票数ランキング2025年12月11日に発表された最終結果では、レガレイラが612,771票を獲得して1位となりました。有効投票数は6,852,342票です。
最終結果の上位10頭は次のとおりです。
第70回有馬記念ファン投票・最終結果
出典:JRA「有馬記念ファン投票 最終結果発表!」。
この結果から分かるのは、中間発表の順位が最終結果を完全に決めるわけではないということです。2025年は上位2頭の順位こそ変わりませんでしたが、3位以下では順位の入れ替わりが起きています。
また、得票数そのものも投票期間中に増加します。中間発表の数字は、その時点までに集まった支持の規模を表すものであり、最終的な人気順位とは分けて考える必要があります。
【2026年最大の変更点】ファン投票上位10頭の優先出走権はどうなる?
2026年の有馬記念で特に注目したいのが、ファン投票上位馬の出走馬決定ルールです。
JRAは2026年3月8日、宝塚記念と有馬記念の出走馬決定方法を変更すると発表しました。変更の目的は、ファン投票で上位になった馬の出走機会を確保することです。
従来のルールと2026年の新ルール従来は、第1回特別登録を行った中央馬の中からファン投票上位10頭を優先していました。
しかし、特別登録後に出走を取りやめる馬が出ると、ファン投票11位以下の馬が自動的に優先枠へ繰り上がるわけではありませんでした。
この問題を受けて、2026年からは優先対象を決めるタイミングが第2回特別登録(出馬投票)に変更されています。
新ルールで優先される馬の条件2026年の有馬記念では、以下の条件を満たす中央馬のうち、ファン投票上位10頭が優先対象となります。
- 第2回特別登録(出馬投票)を行っていること。
- ファン投票の順位が50位以内であること。
- 上記の条件を満たす馬の中で得票数が上位10頭に入っていること。
つまり、単純にファン投票の最終順位が10位以内なら出走できるという仕組みではありません。実際に出馬投票を行うことも条件です。
また、投票順位50位以内という制限が設けられているため、51位以下の馬はファン投票による優先枠の対象になりません。優先対象の10頭がそろわない場合などは、残る出走枠をほかの選定基準で決定します。
JRAの2026年有馬記念公式レース情報にも、新しい優先出走条件が掲載されています。
なぜルールが変更されたのか?背景にあるのは、2025年の有馬記念で浮き彫りになった出走馬選定の問題です。
ファン投票で上位に入った馬が第1回特別登録後に出馬投票を行わなかった場合、従来の選定方法では、別の馬が優先枠に入れないケースがありました。
JRAは2026年3月の発表で、ファン投票によって出走馬を決めるという競走の理念に立ち返り、出走を予定している上位馬がより確実に選定されるよう、選定時期を変更したと説明しています。
この改定によって、ファン投票の順位と実際にレースへ出走する意思の両方が、これまで以上に選定に反映される仕組みになりました。
【有馬記念ファン投票の仕組み】投票対象・発表方法・レースとの関係
有馬記念のファン投票は、年末のグランプリに出走してほしい馬をファンが選ぶ制度です。通常の競走とは異なり、競馬ファンの支持が出走馬選定に直接関係する点に大きな特徴があります。
投票対象となる競走馬は?2025年のJRA公式案内では、投票対象はJRA所属の現役競走馬のうち3歳以上でした。投票方法はパソコンやスマートフォンを利用したWEB方式です。
2026年の具体的な投票対象や受付方法は、今年の正式告知で確認する必要があります。
第1回・第2回中間発表と最終結果の違い3種類の発表には、それぞれ異なる役割があります。
- 第1回中間発表:投票序盤の人気動向を確認できる最初のランキング。
- 第2回中間発表:投票が進んだ段階での順位や得票数を確認できるランキング。
- 最終結果発表:投票締め切り後に確定した得票数と順位を公表するもの。
中間発表は、その時点での集計状況を示すものです。第1回の順位がそのまま最終順位になるとは限りません。
特に、投票期間の後半に支持が集まる馬や、秋のGⅠで好走した馬がランキングを上げる可能性もあります。最終順位を判断するには、第1回と第2回の順位だけでなく、得票数の増減にも注目することが大切です。
有馬記念がファン投票を重視する理由有馬記念の前身は、1956年に創設された「中山グランプリ」です。
JRA公式の競走史によると、日本中央競馬会第2代理事長だった有馬頼寧氏が、ファン投票によって出走馬を選ぶ、プロ野球のオールスター戦のような競走を提唱したことが創設の背景にあります。
1957年には、有馬氏の功績を称えて現在の「有馬記念」に改称されました。ファンの支持をレースの出走馬選定に反映するという考え方は、創設時から続く有馬記念の大きな特徴です。
中山競馬場の芝2500mが生み出す見どころ有馬記念は中山競馬場の芝2500m、内回りコースで行われます。
JRAのコース解説によると、スタート地点は外回り3コーナー付近で、すぐに内回りコースへ合流します。最初の4コーナーまでの距離が短く、序盤から位置取りが重要になるコースです。
加えて、最後の直線は310mと短い一方、ゴール前には高低差2.2mの急坂があります。単純な瞬発力だけでなく、スタミナやコーナリング、騎手の判断も問われます。
こうしたコースの特徴も、ファン投票で支持される人気馬が本番でどのような走りを見せるのか、という楽しみにつながっています。
【間違えやすいポイント】2026年の投票順位を見るときの注意点
有馬記念の中間発表を確認する際には、いくつか混同しやすい情報があります。
誤解1:第1回中間発表の1位が最終結果でも1位になるこれは必ずしも正しくありません。
2025年はレガレイラが第1回から最終結果まで首位を守りましたが、すべての馬が同じ順位を維持するわけではありません。第2回中間発表で順位が入れ替わった馬もいます。
誤解2:ファン投票10位以内なら必ず出走できる2026年の新ルールでは、第2回特別登録(出馬投票)を行った中央馬であること、さらに投票順位50位以内であることが条件です。
したがって、投票順位だけで出走を確定させることはできません。
誤解3:中間発表の数字が最終得票数になる中間発表の得票数は、途中段階の集計です。投票締め切り後に公表される最終結果とは異なります。
2025年は第1回の有効投票数が3,185,453票、第2回が5,114,430票、最終結果が6,852,342票でした。発表の段階によって集計規模が異なることが分かります。
情報を見極めるための3つの判断基準- 日程:JRAが公表した告知日・投票期間・発表日なのか、前年実績からの予想なのかを区別する。
- 順位:第1回、第2回、最終結果のどの集計なのかを確認する。
- 出走条件:ファン投票順位だけでなく、第2回特別登録と50位以内という条件も確認する。
2026年の有馬記念を追いかけるうえで、最も見落としたくないのは、ファン投票の人気ランキングと実際の出走馬選定が別の段階で進むという点です。
ファン投票は、競走馬に対する支持を数字で表すものです。一方、実際にレースへ出走するには、登録や出馬投票などの条件を満たす必要があります。
そのため、ランキング上位馬をチェックするときは、単に順位だけを見るのではなく、最終得票数、投票順位50位以内かどうか、出走に向けた登録状況まで確認することが大切です。
中間発表は人気の動向を知るための資料、最終結果は投票の集計結果、出馬投票後の情報は実際の出走馬を判断する資料として、それぞれ役割を分けて見ると、有馬記念の全体像をつかみやすくなります。
【有馬記念中間発表2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の有馬記念ファン投票の第1回中間発表はいつですか?
A1:2026年11月2日時点では、JRAから正式な発表日は公表されていません。2025年は11月27日でしたが、2026年の日程は正式告知を待つ必要があります。
Q2:2026年の第2回中間発表と最終結果はいつ分かりますか?
A2:どちらも2026年11月2日時点では未公表です。参考として2025年は、第2回中間発表が12月4日、最終結果発表が12月11日でした。
Q3:有馬記念のファン投票で1位になった馬は必ず出走できますか?
A3:必ず出走できるわけではありません。2026年の新ルールでは、第2回特別登録(出馬投票)を行った中央馬のうち、ファン投票順位50位以内の上位10頭が優先対象です。
Q4:2026年の有馬記念はいつ、どこで開催されますか?
A4:2026年12月27日(日曜)、中山競馬場の芝2500mで開催予定です。第71回の記念大会となります。
Q5:2025年の有馬記念ファン投票1位はどの馬でしたか?
A5:レガレイラです。最終得票数は612,771票で、2位のクロワデュノールは566,330票でした。
Q6:有馬記念のファン投票はどこで確認できますか?
A6:JRA公式サイトのニュース・レース情報で確認できます。投票開始のお知らせ、第1回中間発表、第2回中間発表、最終結果の順に公表されるため、各発表の集計時点にも注目してください。
まとめ:有馬記念中間発表2026は公式日程の発表待ち!12月27日のグランプリに注目
2026年の有馬記念ファン投票は、11月2日時点で投票開始日や第1回・第2回中間発表、最終結果発表の日程が未公表です。2025年の実績から11月下旬から12月上旬にかけて発表が行われる可能性はありますが、具体的な日付はJRAの告知によって確定します。
第71回有馬記念の開催日は2026年12月27日(日曜)。舞台は中山競馬場の芝2500mです。
そして、今年はファン投票上位馬の優先出走条件が変更された点も見逃せません。第2回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票順位50位以内の上位10頭が優先対象となります。
2025年のレガレイラやクロワデュノールのように、中間発表から最終結果までの順位変動を追いかけることも、ファン投票ならではの楽しみです。
まずはJRAの正式な投票開始告知に注目し、第1回中間発表から最終ランキングまで、得票数と順位の変化を確認していきましょう。