横山裕と24時間テレビの軌跡|105キロ完走と募金最終額、走った理由を解説
SUPER EIGHTの横山裕と日本テレビ系「24時間テレビ」の関係が大きな注目を集めたのは、2025年の「24時間テレビ48」でチャリティーランナーを務めたことがきっかけだった。2025年7月31日にランナー就任が発表され、8月30日から31日にかけて挑戦した距離は105キロ。2014年に城島茂が走った101キロを超え、横山は両国国技館で見事に完走した。
この挑戦には、少年時代の経済的な苦労、病気で亡くなった母親への思い、そして児童養護施設で暮らした経験のある2人の弟との家族の歴史が重なっていた。加えて、募金額についても重要な更新がある。放送終了時点では7億40万8600円だったが、2026年7月13日に24時間テレビチャリティー委員会が公表した最終的な寄付額は7億9186万1759円となっている。
【2025年7月31日】横山裕が24時間テレビ48のチャリティーランナーに選ばれた理由

横山裕のランナー就任が発表されたのは、2025年7月31日放送の日本テレビ系「ヒルナンデス!」だった。木曜レギュラーとして出演していた横山本人が、番組内でチャリティーランナーを務めることを明らかにした。
当時44歳だった横山は、幼少期に経済的な不安を抱えて暮らした経験を公にし、同じような境遇にいる子どもたちの存在を知ってもらいたいという思いを語った。
「僕は子どものころ、経済的にも不安の中で生きていました」
加えて、走ることで支援を必要としている子どもたちの力になりたいという趣旨のコメントを発表。自分一人で社会を変えられるとは考えていないとしながらも、挑戦を通じて多くの人に問題を知ってもらいたいという姿勢を示した。
今回の起用には、番組制作側の意図もあった。
「24時間テレビ48」の総合プロデューサー・宮崎慶洋氏は、前年にやす子が児童養護施設のために走った企画を引き継ぎ、子どもたちを支援する活動を続けられるランナーを探していたと説明している。
その際、日本テレビ系の番組「人生で1番長かった日」で横山が自身の過去や弟たちの児童養護施設での生活について語っていたことが、起用を相談するきっかけになったという。
つまり、単に知名度や体力だけで選ばれたのではない。本人の経験と番組が取り組もうとしていた子ども支援のテーマが重なったことが、出演の経緯にあった。
横山の思いを受け、今回は目的別募金として「マラソン子ども支援募金」が設けられた。マラソンそのものだけでなく、寄付の目的を明確にした点も2025年の企画の特徴だった。
【時系列まとめ】横山裕の105キロマラソンと相葉雅紀・城島茂との関係
2025年の挑戦を理解するうえで注目したいのが、2014年の城島茂とのつながりだ。
横山は2014年の「24時間テレビ37」にも関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)のメンバーとして出演していた。当時のチャリティーマラソンランナーはTOKIOの城島茂。城島は43歳で101キロを走破した。
それから11年後、今度は横山自身がランナーとなる。日本テレビの事前インタビューでも、横山は城島の101キロを超えたいという目標を語っていた。
2025年のマラソンでは、事務所の同期で親交の深い相葉雅紀がスターターとして登場。横山にとって特別な存在がスタート地点に駆けつけた。
| 時期・人物 | 出来事・関係 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2014年8月 | 城島茂 | 24時間テレビ37のランナーとして101キロを完走。横山は関ジャニ∞のメンバーとして番組に出演。 |
| 2025年7月31日 | 横山裕 | ヒルナンデス!でチャリティーランナー就任を発表。 |
| 2025年8月27日 | 日本テレビ | 横山への事前インタビューを公開。城島の101キロを超える目標や走る理由を紹介。 |
| 2025年8月30日 | 相葉雅紀 | スターターとして登場。午後8時11分に横山が105キロマラソンをスタート。 |
| 2025年8月31日 | SUPER EIGHT | 村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義がゴール地点で横山を迎えた。 |
| 2025年8月31日 | 横山裕 | 午後8時45分、105キロを完走。 |
| 2026年7月13日 | 24時間テレビチャリティー委員会 | マラソン子ども支援募金の最終寄付額7億9186万1759円を公表。 |
特に相葉雅紀の登場は、横山にとって大きな意味を持つ場面だった。スターターが誰なのか事前に知らされていなかった横山は、相葉が姿を現すと驚き、2人は感極まった様子を見せた。
また、105キロという距離には城島への敬意も込められていた。単に過去の記録を超えることだけが目的ではなく、先輩が挑んだ距離を自分も超えたいという、横山自身の目標が反映されていた。
【走った理由】横山裕の母親と2人の弟、少年時代の苦労
横山裕がチャリティーマラソンに挑戦した理由を理解するには、本人が2025年の番組で明かした家族の歴史を知る必要がある。
母親との暮らしと経済的に厳しかった少年時代報道によると、横山は3歳のときに両親が離婚し、母親のもとで育った。母親は横山が5歳のときに再婚し、その後、6歳下と8歳下の異父弟が生まれた。
幼い横山にとって、弟たちは大切な存在だった。一方で家庭の経済状況は厳しく、家計を支えるために中学校卒業後、建設会社に就職した。
工事現場で働きながら芸能活動にも取り組み、作業着のままレッスンに向かうこともあったという。仕事と芸能活動を両立しながら、家族の生活を支えようとしていた。
母親の病気と弟たちの児童養護施設での生活その後、母親ががんを患い、入退院を繰り返すようになる。さらに家庭の事情が変化し、生活が困難になったことで、幼い弟2人は一時的に児童養護施設で暮らすことになった。
横山は当時、まだ若く、自分の力だけでは家族の状況を変えられないことに苦しんだという。母親は2010年に亡くなったと報じられている。
横山はその後も弟たちを支え、生活費や学費などを援助してきた。2025年の番組では、弟たちが暮らしていた児童養護施設を約20年ぶりに訪問。施設に保管されていた当時の日誌を読み、離れて暮らしていた弟たちの様子を初めて知ることになった。
日誌には、テレビに出演する兄の姿を見て喜んでいた弟の様子や、兄に会いたい気持ちが記されていた。横山にとって、自分が知らなかった弟たちの当時の思いに触れる機会となった。
弟たちへの思いがマラソンへの決意につながった2025年8月30日の放送では、横山が弟たちの生活していた施設を訪れた経験も紹介された。施設では前年のやす子による児童養護施設募金を通じて届けられたテレビが、子どもたちに利用されていた。
横山は、支援によって子どもたちの生活に変化が生まれていることを目の当たりにし、自分が走る意味を改めて感じたという。
また、弟から「兄ちゃんすごいな」と連絡があったことも明かしている。マラソン当日には弟から贈られた栄養ドリンクの素を持参していたことも報じられた。
横山にとって、この挑戦は単なるテレビ番組の企画ではなかった。過去の自分と同じように、経済的な事情や家庭環境によって困難を抱える子どもたちに、支援が届くきっかけをつくるための挑戦だった。
【感動のゴール】横山裕は105キロをいつ完走した?
横山裕が走ったのは、2025年8月30日から31日に放送された「24時間テレビ48」の子ども支援マラソンだ。
スタートは8月30日午後8時11分。相葉雅紀がスターターを務め、横山は両国国技館を目指して走り始めた。
走行距離は105キロ。2014年の城島茂の101キロを上回る距離であり、横山が事前に掲げていた目標でもあった。
もちろん、道のりは順調ではなかった。長時間の走行で疲労が蓄積し、右足を痛める場面もあった。途中で何度も心が折れそうになったと振り返っている。
それでも、家族や仲間、支援を必要とする子どもたちへの思いを胸に走り続けた。
そして8月31日午後8時45分、横山は両国国技館でゴール。SUPER EIGHTのメンバー4人が見守るなか、105キロを走り切った。
ゴールではSixTONESの松村北斗から頼まれたという「マツケンサンバ」のポーズを披露しながら、両手を挙げてゴールテープを切ったことも話題になった。
その後、横山は天を見上げ、亡き母に向けて言葉を届けた。
「おかん、今見てんのか?俺、やったぞ!マジでやったぞ!」
加えて、弟たちが協力してくれたことへの感謝も口にした。ゴールの瞬間に見せた涙は、105キロという距離を走り切った達成感だけではなく、長年抱えてきた家族への思いが重なったものだった。
【募金額の真相】7億40万8600円は最終金額ではない?2026年の公式発表
横山裕のマラソンとともに大きな注目を集めたのが、「マラソン子ども支援募金」の金額だ。
ここでは、検索されることの多い7億40万8600円と、2026年に発表された最終額を区別する必要がある。
放送終了時点の募金額は7億40万8600円2025年8月31日のゴール時点で発表された募金額は、7億40万8600円だった。
この数字は、横山が105キロを完走した放送終了時点で集まっていた金額だ。前年のやす子による児童養護施設募金の最終額5億493万6310円を上回る規模となった。
そのため、当時のニュースでは「7億円超の募金」として大きく報じられた。
2026年7月13日に公表された最終寄付額は7億9186万1759円重要なのは、その後も募金の集計と支援活動が続いていたことだ。
24時間テレビチャリティー委員会は2026年7月13日、「横山さんのマラソン子ども募金」の最終寄付額を7億9186万1759円と公表した。
つまり、7億40万8600円は放送終了時点の数字であり、2026年11月2日現在の最終額として扱うべき数字は7億9186万1759円となる。
集まった募金はどこに使われる?公式発表によると、寄付金は児童養護施設、母子生活支援施設、子ども食堂やフードパントリーなどへの支援に活用される。
支援対象と内容は次のとおりだ。
- 児童養護施設:全国608施設を対象に、外食体験、レジャー体験、教育支援、職員の資格取得や研修会などを支援。
- 母子生活支援施設:全国197施設を対象に、外食体験、家財道具・家電製品、食支援などを実施。
- 子ども食堂・フードパントリー:全国715か所を対象に食支援を実施。
また、寄付金の一部は翌年度以降に繰り越し、複数年にわたる子ども支援に活用する計画も公表されている。
なお、「24時間テレビ48」全体の最終寄付金総額は20億1332万6946円。横山のマラソン子ども支援募金は、そのうち7億9186万1759円を占める。
こうした数字を見ると、横山の挑戦はゴールした時点で終わったわけではないことが分かる。実際の支援につながる寄付金の集計と活用までが、企画の重要な一部になっている。
【2026年現在】横山裕の最新活動と24時間テレビ歴代ランナーとの関係
2026年11月2日現在、横山裕はSUPER EIGHTのメンバーとしての活動に加え、ソロプロジェクト「ROCK TO YOU」でも音楽活動を展開している。
STARTO ENTERTAINMENTの公式情報には、2026年4月のデジタルシングル「ピストル/感情迷子」、7月26日発売のアルバム「ROCK FOR YOU」、8月18日から10月7日まで開催された「ROCK FOR YOU LIVE TOUR」が掲載されている。
2025年のチャリティーマラソンは、横山の芸能活動における大きな節目となったが、2026年も音楽を中心に活動を続けている。
24時間テレビ歴代チャリティーランナーとの比較横山の105キロを考える際、比較対象として特に重要なのが2014年の城島茂だ。
城島は2014年の「24時間テレビ37」で101キロを走破。当時43歳で挑戦し、横山がその記録を超えることを目標に掲げた。
また、2024年にはやす子が児童養護施設のための募金を目的に走り、2025年は横山が子ども支援をテーマにしたマラソンを引き継いだ。
歴代ランナーを比較する場合、走行距離だけで優劣を判断するのは適切ではない。年齢、コース、企画の目的、支援対象などが異なるためだ。横山の105キロは、城島への敬意と、自身の家族の経験を社会的な支援につなげる目的が重なった挑戦として見ることができる。
【プロの結論】横山裕の105キロは募金と継続支援まで見て評価したい横山裕の24時間テレビ出演を振り返るとき、注目すべき要点は3つある。
第一に、ランナー起用の背景に本人の実体験があったこと。経済的に苦しい家庭で育ち、弟たちが児童養護施設で暮らした経験が、子ども支援という企画のテーマに結びついていた。
第二に、105キロという距離には城島茂への敬意と、横山自身の目標が反映されていたこと。2014年に番組のメインパーソナリティーとして出演した横山が、11年後にランナーとして挑戦したという関係性も見逃せない。
第三に、募金の成果を放送終了時点だけで判断しないこと。7億40万8600円という数字だけでなく、2026年に公表された7億9186万1759円という最終寄付額と、実際の支援内容まで確認することが大切だ。
芸能人のチャリティー企画を評価するときは、完走記録や感動的な場面だけでなく、寄付金の集計方法、支援対象、使途の公表、継続的な支援の有無を見る必要がある。横山の挑戦は、マラソンの結果と、その後の支援活動を分けて追うことで、より立体的に理解できる。
【横山裕と24時間テレビ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:横山裕は24時間テレビで何キロ走りましたか?
A1:2025年の「24時間テレビ48」で105キロを走りました。2025年8月30日午後8時11分にスタートし、翌31日午後8時45分に両国国技館でゴールしています。
Q2:横山裕が24時間テレビで走った理由は何ですか?
A2:自身が少年時代に経済的な苦労を経験し、2人の弟も一時期、児童養護施設で暮らしていたことが背景にあります。同じように困難を抱える子どもたちを支援したいという思いから挑戦を決意しました。
Q3:横山裕のマラソン募金の最終金額はいくらですか?
A3:2026年7月13日に24時間テレビチャリティー委員会が公表した最終寄付額は7億9186万1759円です。2025年8月31日の放送終了時点で発表された7億40万8600円とは異なります。
Q4:マラソンのスターターは誰でしたか?
A4:嵐の相葉雅紀です。横山と事務所の同期で親交が深く、サプライズでスタート地点に登場しました。
Q5:横山裕は城島茂の記録を超えたのですか?
A5:はい。2014年に城島茂が走った101キロに対し、横山は2025年に105キロを完走しました。
Q6:2026年現在、横山裕は何をしていますか?
A6:SUPER EIGHTとしての活動に加え、ソロプロジェクト「ROCK TO YOU」を展開しています。2026年にはアルバム「ROCK FOR YOU」の発売や全国ツアーを行いました。
まとめ:横山裕の24時間テレビは105キロ完走の先にある子ども支援が重要
横山裕と24時間テレビの関係は、2025年のチャリティーランナー就任によって新たな意味を持った。少年時代の経済的な苦労、母親との別れ、弟たちを支えてきた経験が、子どもたちのために走るという決意につながった。
105キロの完走は、2014年の城島茂の101キロを超える挑戦でもあった。相葉雅紀のスターター、SUPER EIGHTのメンバーによるゴールでの出迎え、そして亡き母への言葉は、2025年の番組を象徴する場面となった。
加えて、マラソン子ども支援募金は最終的に7億9186万1759円に達し、全国の児童養護施設や母子生活支援施設、子ども食堂などへの支援につながっている。
2026年現在も横山裕は音楽活動を続けている。105キロを走った記録だけでなく、その挑戦を通じて集まった寄付金が子どもたちの生活にどう生かされていくのか。今後も支援活動の報告に注目したい。
主な根拠資料: 日本テレビの番組公式発表、24時間テレビチャリティー委員会の2026年7月13日付最終寄付額報告、STARTO ENTERTAINMENT公式活動情報、オリコン、ENCOUNTなどの報道を参照しています。