2026年11月現在、俳優の横内正さんは85歳。テレビ時代劇『水戸黄門』の初代・格さん役や『暴れん坊将軍』の大岡忠相役で知られるベテラン俳優ですが、現在も舞台を中心に俳優として活動を続けています。特に2026年8月には、シェイクスピアの悲劇『マクベス』で主演を務め、「マクベスを演じた最高齢の俳優」としてギネス世界記録に認定されました。
今回の『MACBETH 2026』では、出演するだけでなく、上演台本と演出も担当。85歳という年齢で世界記録を達成したことは、60年以上にわたって舞台に立ち続けてきた横内さんの俳優人生を象徴する出来事となりました。一方、「俳優人生最後のマクベス」という告知から引退説も気になるところです。実際にはどこまで活動を続けるのでしょうか。
【2026年最新】横内正の現在は85歳!マクベスでギネス世界記録を達成

横内正さんの現在を語るうえで欠かせないのが、2026年8月に達成したギネス世界記録です。
2026年8月28日、東京都中央区の三越劇場で行われた舞台『MACBETH 2026』のプレビュー公演で、横内さんは「マクベスを演じた最高齢の俳優(The oldest professional actor to play Macbeth)」としてギネス世界記録に認定されました。
記録達成時の年齢は85歳58日。単に舞台に出演したというだけではなく、マクベスという非常に台詞量の多い主役を最後まで演じ切ったことが認定につながっています。
ギネス認定は舞台を最後まで演じ切ることが条件テレビ朝日系の報道によると、記録の認定には舞台上で実際に演じ切ることが条件となっていました。そのため、ギネスワールドレコーズの認定員が客席で公演に立ち会い、最後に緞帳が下りる瞬間まで確認したといいます。
認定式は公演終了後に舞台上で実施され、横内さんには公式認定証が贈られました。
85歳でシェイクスピアの四大悲劇の一つである『マクベス』の主人公を演じること自体、大きな挑戦です。しかも横内さんは主演だけでなく、上演台本と演出も担当しています。
今回の記録は、長年の俳優経験だけでなく、作品全体を組み立てる演劇人としての能力も示すものになりました。
本人は90歳での挑戦にも意欲2026年8月28日の日刊スポーツの報道によると、認定証を受け取った横内さんは喜びを語り、次は90歳での挑戦にも意欲を示しました。
「これをまた励みにして、今度は90歳に挑戦します」
85歳で世界記録を達成した直後に、さらに5年後を見据える姿勢は印象的です。
もちろん、90歳での公演がすでに決定しているわけではありません。しかし、本人が将来の舞台への意欲を公に示したことは、引退説を考えるうえでも重要な材料です。
【プロフィール】横内正の生年月日・年齢・俳優座時代の経歴
横内正さんは1941年7月1日生まれ。福岡県北九州市出身の俳優です。
2026年11月現在は85歳。俳優だけでなく、演出家、上演台本の執筆者、声優、ナレーターとしても活動してきました。
横内正の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 横内正(よこうち・ただし) |
| 生年月日 | 1941年7月1日 |
| 年齢 | 85歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 福岡県北九州市 |
| 所属 | T.Y.プロモーション |
| 芸歴 | 俳優座養成所第13期卒業 |
| 主な活動 | 俳優・演出家・声優・ナレーター |
| 代表的なテレビ作品 | 『旅路』『水戸黄門』『暴れん坊将軍』 |
| 代表的な舞台作品 | 『ハムレット』『リア王』『マクベス』『十二夜』 |
| 2026年の実績 | 「マクベスを演じた最高齢の俳優」としてギネス世界記録認定 |
横内さんの本格的な俳優人生が始まったのは1964年です。俳優座養成所を経て俳優座に入団し、シェイクスピアの『ハムレット』でフランシスコー役を務めました。
この作品は日生劇場での公演で、横内さんにとって俳優としての出発点となりました。
興味深いのは、後年の代表的な活動につながるシェイクスピア作品との縁が、キャリアの最初から存在していたことです。
1967年にはNHKの朝のテレビ小説『旅路』で鉄道員役の主人公を演じ、テレビ俳優としても知名度を高めました。
その後、時代劇への出演によって幅広い視聴者に親しまれるようになります。
【代表作を振り返る】水戸黄門の格さんから暴れん坊将軍の大岡忠相まで
横内正さんと聞いて、多くの視聴者が思い浮かべるのは、やはり時代劇での姿と考えられます。
特に『水戸黄門』と『暴れん坊将軍』は、長期間にわたって出演した代表作です。現在のシェイクスピア俳優としての活動とは異なる、テレビスターとしての横内さんの魅力を知るうえで欠かせません。
『水戸黄門』では初代・格さんを約8年間担当1969年、横内さんはTBSの人気時代劇『水戸黄門』に出演。初代格さん役を約8年間務めました。
格さんは、水戸光圀に付き従う助さんと並ぶ重要な人物です。正義感と誠実さを持ち、悪人を懲らしめる場面では作品の見せ場を担います。
横内さんの落ち着いた声と存在感は、この役柄とも相性がよく、長く視聴者の記憶に残ることになりました。
時代劇の主要人物を長期間演じた経験は、その後の俳優人生にも大きな影響を与えたと考えられます。
『暴れん坊将軍』では大岡忠相役を約19年間担当もう一つの代表作がテレビ朝日系『暴れん坊将軍』です。
横内さんが演じたのは、大岡越前守忠相、すなわち大岡忠相役。将軍・徳川吉宗を支える重要人物として、作品に欠かせない役割を担いました。
所属先のプロフィールや舞台公演の公式紹介資料では、同役を19年間務めた経歴が紹介されています。
『水戸黄門』の格さんが身体を張って悪を懲らしめる役柄だったのに対し、『暴れん坊将軍』の大岡忠相は、政治や裁きに関わる知的で落ち着いた人物です。
異なる性格の役を長期間演じ分けたことも、横内さんの俳優としての幅を示しています。
その他のドラマ・映画の代表作品横内さんの出演歴は時代劇だけにとどまりません。
- 『旅路』:NHKの朝のテレビ小説で主人公を担当。
- 『風林火山』:NHK大河ドラマで清水吉政役。
- 『天地人』:NHK大河ドラマで小早川隆景役。
- 『山村美紗サスペンス』:狩矢警部役として出演。
- 『リーガル・ハイ』:現代ドラマにも出演。
- 『新・男はつらいよ』:映画出演作の一つ。
- 『沈まぬ太陽』:映画出演作の一つ。
加えて、声優やナレーターとしても活動し、テレビドラマ、映画、舞台、朗読など、幅広い表現分野に関わってきました。
【シェイクスピア俳優としての現在】リア王主演からマクベス2026まで
横内正さんの俳優人生を理解するうえで、もう一つ重要なのがシェイクスピア作品への取り組みです。
テレビ時代劇の印象が強い横内さんですが、舞台では古典劇にも積極的に挑戦してきました。特に70代以降は、主演だけでなく上演台本や演出まで担当するようになり、演劇人としての新たな側面を見せています。
75歳で『リア王』に初主演2016年、横内さんは75歳でシェイクスピアの『リア王』に主演しました。
『リア王』は、老いた王が娘たちとの関係を通して権力や愛情、人間の弱さと向き合う悲劇です。主人公には長い台詞だけでなく、複雑な感情を表現する高い演技力が大切です。
横内さんは2017年にも同作に主演し、2018年公演では上演台本に加えて演出も担当。さらに2024年にも『リア王2024』で主演を務めました。
年齢を重ねてから大作の主演に挑戦し続けてきたことは、テレビでの代表作とは別の評価につながっています。
2019年に77歳で初めてマクベスを演じる2019年には『マクベス』に初挑戦しました。
『マクベス』は、野心に駆られた将軍が王位を手に入れようとし、やがて罪悪感や恐怖に追い詰められていく物語です。
主人公は、権力欲、疑念、恐怖、後悔といった複雑な心理を表現しなければなりません。舞台上での存在感と台詞の説得力が求められる役柄です。
横内さんは2021年にも同作を再演。2026年の公演は自身3度目のマクベスとなりました。
『MACBETH 2026』はシリーズ通算9作目2026年の『MACBETH 2026』は、「横内正×シェイクスピア」シリーズの通算9作目として企画されました。
公演は2026年8月28日のプレビューを経て、8月29日に東京・三越劇場で開幕。9月2日までの公演として発表されていました。
横内さんが担当したのは次の三つです。
- 主演:マクベス役を演じる。
- 上演台本:舞台で上演するための台本を担当する。
- 演出:作品全体の構成や俳優の表現をまとめる。
原作はウィリアム・シェイクスピア。翻訳には英文学者・演劇評論家の小田島雄志氏による翻訳作品が使用されました。
共演者には一色采子、松村雄基、大鶴義丹、三浦浩一、中丸新将、大沢逸美、森奈みはる、笠井信輔らが名を連ねました。
日刊スポーツの取材では、横内さんは今回の舞台に歌やダンスを取り入れたことにも触れ、視覚的にも聴覚的にも楽しめる作品を目指したと説明しています。
単に過去の名作を再演するのではなく、毎回新しい工夫を加える。その姿勢こそが、シリーズを継続させてきた理由の一つです。
【引退説の真相】横内正は俳優を引退する?「最後のマクベス」の意味
2026年の横内さんについて検索する人が気になるのが、引退説です。
そのきっかけになったのは、『MACBETH 2026』が「俳優人生最後のマクベス」と紹介されていたことです。
ただし、ここで注意したいのは、最後のマクベスと俳優人生そのものの終了は、まったく別の意味だという点です。
本人は「最後だと言った覚えはない」と説明2026年7月22日の制作発表会見では、今回のマクベスが最後の挑戦とされていることについて質問が出ました。
日刊スポーツによると、横内さんは「最後だと言った覚えはないんだけど」と笑いながら話しています。
この発言から分かるのは、少なくとも本人が俳優活動全体の引退を表明したわけではないということです。
また、8月28日のギネス認定式では、90歳での挑戦にも意欲を示しました。
「最後の役」と「引退」は混同しないことが大切舞台の告知で使われる「最後のマクベス」という表現は、特定の役柄への最後の挑戦を意味します。
横内さんの場合、2019年に初めてマクベスを演じ、2021年に再演し、2026年に3度目の挑戦を果たしました。今回の公演を一区切りとする意図があったとしても、ほかの作品への出演や演出活動まで終了するという意味にはなりません。
実際に本人は90歳への挑戦を口にしており、俳優としての意欲は健在です。
2026年11月現在、横内正さんが俳優を引退したという公式発表は確認できません。
【今後の舞台出演と近況】横内正は90歳まで活動を続けるのか
85歳でギネス世界記録を達成した横内さん。次に注目されるのは、今後どのような舞台に出演するのかという点です。
2026年の活動で明らかになったこと2026年の『MACBETH 2026』は、横内さんの舞台活動における大きな節目となりました。
これまでの経験を生かし、主演、上演台本、演出を自ら担当。共演者とともに一つの作品を作り上げ、85歳で世界記録を達成しました。
一方、2026年11月現在、今回確認できる所属事務所の公開プロフィールや公演発表では、次回の舞台について具体的な公演日程は確認できません。
したがって、90歳での舞台出演は本人が示した将来的な目標であり、現段階で決定済みの公演情報として扱うことはできません。
横内正の活動を支える三つの強み横内さんの今後を考える際には、俳優としての活動を支える特徴にも注目したいところです。
1. 長年の舞台経験
1964年の俳優座入団から60年以上にわたって舞台に関わってきました。シェイクスピア作品から時代劇、ミュージカルまで、幅広いジャンルを経験しています。
2. 演出・上演台本まで担当できる総合力
役を演じるだけでなく、作品の構成や演出にも携わってきました。『リア王』や『マクベス』の取り組みは、その経験が生かされた代表例です。
3. 観客を楽しませることを重視する姿勢
日刊スポーツの取材では、『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』での経験を通じて、芸術性だけでなく、観客に楽しんでもらうことを意識するようになったと語っています。
こうした経験は、年齢を重ねてからの舞台づくりにもつながっています。
【プロの結論】横内正の俳優人生60年が示すものとは
横内正さんのキャリアを振り返ると、単純に「時代劇で人気を得た俳優」という説明だけでは、その魅力を十分に捉えられません。
注目すべきなのは、テレビで広く知られるようになった後も、舞台で新しい表現に挑戦し続けてきたことです。
テレビ時代劇で培った大衆性と古典劇の融合『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』での長期出演は、視聴者に分かりやすく伝える演技を磨く機会になりました。
一方、『リア王』や『マクベス』では、登場人物の内面を深く掘り下げる表現が大切です。
この二つの経験を持つことが、横内さんの独自性です。
シェイクスピア作品を難解な古典として提示するのではなく、観客に楽しんでもらえる舞台として届けようとする姿勢には、テレビ時代劇で培った大衆性が生きていると考えられます。
85歳でのギネス認定はキャリアの終着点ではないギネス世界記録は、年齢だけを評価するものではありません。実際に舞台上で主役を演じ切るという条件がありました。
85歳という年齢で、主演だけでなく演出や上演台本まで担ったことは、横内さんが演劇の現場に深く関わっていることを示しています。
また、本人が90歳への挑戦に言及したことからも、今回の記録を単なる引退記念として受け止めるのは適切ではありません。
横内正の現在を調べるときの判断基準今後の情報を追う際は、次の三点を区別すると、引退説や活動休止に関する誤解を避けやすくなります。
- 公演の終了:一つの舞台が終わったという事実であり、俳優活動の終了ではない。
- 特定の役からの卒業:マクベスを最後に演じる可能性と、俳優として引退することは別問題。
- 次回公演の発表:本人の意欲と、実際に決定した出演スケジュールは区別する必要がある。
こうした視点で見ると、横内正さんの現在は「引退した大ベテラン」ではなく、85歳で新たな記録を達成し、次の挑戦を見据えている現役の演劇人という姿が浮かび上がります。
横内正の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:横内正は2026年現在何歳ですか?
A1:1941年7月1日生まれで、2026年11月現在85歳です。2026年8月には85歳58日でマクベスを演じ、ギネス世界記録に認定されました。
Q2:横内正はギネス世界記録を何で達成しましたか?
A2:舞台『MACBETH 2026』でマクベスを演じ、「マクベスを演じた最高齢の俳優」として認定されました。2026年8月28日のプレビュー公演後に公式認定証が贈られています。
Q3:横内正は引退したのですか?
A3:2026年11月現在、俳優引退の公式発表は確認できません。「最後のマクベス」という告知はありましたが、本人は最後だと言った覚えはないと説明し、90歳への挑戦にも意欲を示しています。
Q4:横内正の水戸黄門での役は何ですか?
A4:TBS系『水戸黄門』で初代格さん役を務めました。出演期間は約8年間と紹介されています。
Q5:暴れん坊将軍では何の役を演じましたか?
A5:大岡越前守忠相、通称・大岡忠相役です。約19年間にわたって同役を務めた代表的な出演歴があります。
Q6:横内正はリア王にも出演していますか?
A6:はい。2016年に75歳で初主演し、2017年、2018年にも出演。その後、2024年にも『リア王2024』で主演を務めています。
Q7:横内正の次の舞台出演は決まっていますか?
A7:2026年11月現在、今回確認できる公開情報では次回公演の具体的な日程は発表されていません。本人は90歳での挑戦にも意欲を示していますが、次回出演が正式決定したという情報とは区別する必要があります。
まとめ:横内正の現在は85歳でも現役!90歳への挑戦に期待
横内正さんは2026年11月現在85歳。1964年に俳優座へ入団して以来、60年以上にわたって俳優として活動してきました。
『水戸黄門』の初代格さん役や『暴れん坊将軍』の大岡忠相役で幅広い世代に親しまれ、その後も『リア王』『マクベス』などのシェイクスピア作品に挑戦。2026年8月には『MACBETH 2026』で主演、上演台本、演出を担当し、「マクベスを演じた最高齢の俳優」としてギネス世界記録に認定されました。
「最後のマクベス」という言葉から引退説が浮上しましたが、俳優活動全体の引退を発表した事実はありません。本人も90歳への挑戦に意欲を示しています。
次の舞台出演については具体的な発表を待つ必要がありますが、85歳で世界記録を達成したことは、横内さんの俳優人生における大きな節目です。
時代劇で愛された俳優から、シェイクスピア作品を自ら作り上げる演劇人へ。横内正さんの60年以上に及ぶ歩みは、年齢を重ねても新しい表現に挑み続けることの意味を伝えています。
今後、90歳という新たな節目にどのような舞台を見せてくれるのか。長年のファンはもちろん、今回のギネス認定をきっかけに横内さんを知った人にとっても、これからの活動が楽しみです。
主な確認資料: 所属事務所T.Y.プロモーション公式プロフィール、2026年8月のギネス認定に関するテレビ朝日系報道・TBS NEWS DIG・日刊スポーツの報道、舞台『MACBETH 2026』制作発表資料、舞台『リア王2024』公演資料。