2026年11月現在、来年2027年のNHK大河ドラマは、松坂桃李主演の『逆賊の幕臣』に決定しています。主人公は、幕末の江戸幕府で財政・外交・軍事の改革に取り組みながら、明治新政府によって「逆賊」と見なされ、42歳で非業の最期を遂げた実在の幕臣・小栗忠順(小栗上野介)です。脚本は『おかえりモネ』『きのう何食べた?』などを手がけた安達奈緒子が担当し、勝海舟役には大沢たかおが出演します。
放送開始日は2027年1月10日(日)に決定。11月2日には音楽担当の大間々昂や語りを務める青木崇高も発表され、放送に向けた制作情報がさらに充実しました。小栗忠順と勝海舟の関係、幕末の近代化に果たした功績、2026年最新の出演者情報、史実とドラマの違いまで、視聴前に押さえておきたいポイントを整理します。
【来年2027年の大河ドラマは『逆賊の幕臣』!放送日・あらすじ・基本情報】

2027年の大河ドラマは、NHK大河ドラマ第66作『逆賊の幕臣』です。
2025年3月3日に制作と主演が発表され、主人公の小栗忠順を松坂桃李が演じることが明らかになりました。
2026年11月2日にはキービジュアルや音楽担当者も発表され、作品の世界観が徐々に具体化しています。
放送日・時間・制作スタッフ| 項目 | 発表内容 |
|---|---|
| 作品名 | 逆賊の幕臣 |
| 放送年 | 2027年 |
| 大河ドラマ | 第66作 |
| 主演 | 松坂桃李 |
| 主人公 | 小栗忠順 |
| 放送開始日 | 2027年1月10日(日) |
| 初回 | 15分拡大版 |
| 脚本 | 安達奈緒子 |
| 勝海舟役 | 大沢たかお |
| 語り | 青木崇高 |
| 音楽 | 大間々昂 |
| 時代考証 | 岩下哲典、門松秀樹 |
放送時間は、NHK総合で毎週日曜午後8時から8時45分まで。NHK BS、BSP4Kでも放送予定です。
初回は通常より15分拡大されます。NHK ONEでの同時・見逃し配信も案内されています。
『逆賊の幕臣』のあらすじ物語の出発点は、万延元年(1860年)。
主人公の小栗忠順は、日米修好通商条約の批准書交換を目的とした遣米使節団の中核としてアメリカへ渡ります。
当時の日本は、黒船来航によって長年続いた対外政策の転換を迫られていました。欧米列強との技術力や軍事力の差は大きく、幕府には国家の仕組みそのものを見直す必要が生まれていたのです。
アメリカで西洋の工業技術や軍事力を目の当たりにした小栗は、日本が独立を保つためには近代的な産業と軍備を整えなければならないと考えます。
帰国後は幕府の要職を歴任し、財政改革、外交交渉、軍制改革、横須賀製鉄所の建設などに奔走します。
しかし、国内では開国派と攘夷派の対立が激化。幕府の財政も逼迫し、薩摩・長州などの勢力が政治の主導権を握ろうと動き始めます。
やがて徳川幕府は崩壊。小栗自身も新政府軍に捕らえられ、1868年に処刑されます。
NHKの公式あらすじが掲げる大きなテーマは、歴史の勝者ではなく、敗者となった幕臣の視点から幕末を描くことです。
龍馬や西郷隆盛を中心に語られることの多い幕末史を、幕府の内部から見直す構成が作品の特徴です。
脚本・音楽・ビジュアルにも注目脚本を担当する安達奈緒子は、『おかえりモネ』『透明なゆりかご』『きのう何食べた?』などで知られる脚本家です。
本作では、国家の危機に直面した幕臣たちの政治的な葛藤だけでなく、小栗の家族や盟友との関係も描かれます。
2026年11月2日には、音楽を大間々昂が担当することが発表されました。NHK交響楽団との共演も予定されており、壮大な歴史ドラマを音楽面から支えます。
また、題字とキービジュアルのアートディレクションは木谷友亮、人物デザイン監修は柘植伊佐夫、キービジュアルの撮影は高梨遼平が担当します。
特に題字には、小栗が日常的に書き残した手書きの線を取り入れ、几帳面な役人としての顔と、既存の枠組みを越えようとする内面の強さを表現したと説明されています。
単なる時代劇のビジュアルではなく、主人公の人物像そのものをデザインに反映している点も興味深いところです。
【主人公・小栗忠順とは何者?幕末の近代化に挑んだ功績】
『逆賊の幕臣』を理解するうえで欠かせないのが、主人公・小栗忠順の実際の経歴です。
小栗忠順(1827~1868年)は、江戸幕府に仕えた旗本で、上野介(こうずけのすけ)の官途名から小栗上野介とも呼ばれます。
現在では横須賀製鉄所の建設を推進した人物として知られていますが、その活動は造船や軍事だけにとどまりません。
小栗忠順の生涯を年表で整理| 年代 | 出来事 | 歴史的な意味 |
|---|---|---|
| 1827年 | 江戸・神田駿河台に生まれる | 幕臣小栗家の長男 |
| 1843年 | 初めて江戸城に登城 | 将軍にお目見え |
| 1859年 | 目付となる | 幕府の中枢で活動 |
| 1860年 | 遣米使節の一員として渡米 | 西洋の技術や制度を視察 |
| 1862年 | 勘定奉行などを歴任 | 幕府の財政・行政を担当 |
| 1865年 | 横須賀製鉄所の建設開始 | 日本の工業近代化を推進 |
| 1868年 | 役職を罷免され、権田村へ | 戊辰戦争の時代を迎える |
| 1868年5月27日 | 新政府軍により処刑 | 42歳で生涯を終える |
国立国会図書館の「近代日本人の肖像」でも、渡米後の勘定奉行・軍艦奉行としての活動や、横須賀製鉄所建設、軍制改革への貢献が紹介されています。
① 遣米使節としてアメリカで近代文明を視察1860年、小栗は日米修好通商条約の批准書交換使節の一員として渡米しました。
この渡航は、単なる外交上の儀礼ではありません。
当時のアメリカでは、造船技術や工業生産、軍事設備などが発展していました。日本との技術格差を実感した小栗は、帰国後の政策に海外で得た知識を反映させていきます。
横須賀市の観光情報では、小栗がアメリカから精巧なねじを持ち帰ったエピソードも紹介されています。
大量生産された精密部品を見て、日本も同じような工業製品を作れる国にならなければならないと考えたという話です。
この逸話は、小栗が単に外国の制度を学んだだけではなく、日本の産業基盤そのものを変えようとしていたことを象徴しています。
② 横須賀製鉄所の建設を推進小栗忠順の最大の功績として挙げられるのが、横須賀製鉄所の建設です。
1865年、幕府はフランスの技術協力を得て、横須賀で製鉄所・造船所の建設に着手しました。
フランスから招聘された技術者レオンス・ヴェルニーが現場を指揮し、近代的な造船施設の整備が進められました。
ここで重要なのは、小栗が目指していたのが単に外国から軍艦を購入することではなかった点です。
- 自国で船舶を建造する技術を持つ。
- 機械や部品を生産する工業基盤を整える。
- 外国の技術者から知識を吸収する。
- 軍事力と産業力を一体で強化する。
つまり、小栗の構想は日本の産業構造を変えることにありました。
幕府が倒れた後も造船所の建設は新政府に引き継がれ、横須賀造船所、さらに横須賀海軍工廠へと発展していきます。
国立公文書館の歴史資料でも、この施設が日本の近代化に果たした役割が説明されています。
③ なぜ小栗忠順は「逆賊」とされたのか小栗は幕府の財政・外交・軍事を担い、近代化政策を推進しました。
しかし、1868年に戊辰戦争が始まると、幕府内部では新政府軍に対する対応をめぐって意見が分かれます。
小栗は強硬な抗戦論を主張しましたが、幕府内で罷免され、上野国権田村へ退きました。
その後、新政府軍に捕らえられ、1868年5月27日に処刑されます。
ここで注目したいのが、近代化を推進した人物でありながら、最終的には旧幕府側の人間として歴史の敗者になったことです。
小栗が進めた横須賀製鉄所のような事業は新政府にも引き継がれました。
政治体制が変わっても、彼が構想した技術基盤やインフラは日本の近代化に役立ったのです。
小栗忠順は、政治的には敗者となった一方、産業政策の面では後世に大きな影響を残した人物でした。
【小栗忠順と勝海舟の関係は?ライバルであり理解者だった2人】
『逆賊の幕臣』で大きな見どころとなるのが、小栗忠順と勝海舟の関係です。
勝海舟は幕末の海軍改革や江戸城無血開城で知られる人物です。一方、小栗は幕府の財政・外交・産業政策を担った実務型の官僚でした。
2人は同じ幕府に属しながら、近代国家を実現する方法について異なる考えを持っていました。
2人の違いは「幕府をどう変えるか」NHKの公式あらすじでは、2人の国家構想の違いが明確に示されています。
小栗忠順:幕府を改良して、新しい統治の仕組みをつくる。
小栗は幕府という組織を維持しながら、財政、外交、軍事、産業の制度を改革しようとしました。
彼にとって重要だったのは、個人の能力だけに依存するのではなく、国家として機能する仕組みを整えることです。
勝海舟:幕府の解体も視野に入れ、実力ある個人が活躍できる新しい時代を目指す。
勝は薩摩や長州、イギリスなどとも関係を築きながら、従来の幕府の枠組みにとらわれない近代化を構想していました。
この違いが、2人の政治的な立場を分けることになります。
小栗忠順と勝海舟の関係を比較| 比較項目 | 小栗忠順 | 勝海舟 |
|---|---|---|
| 俳優 | 松坂桃李 | 大沢たかお |
| 立場 | 江戸幕府の幕臣 | 江戸幕府の幕臣 |
| 主な役割 | 財政・外交・軍事・産業改革 | 海軍・外交・政治交渉 |
| 近代化の考え方 | 幕府の制度を改良 | 幕府の解体も視野に入れる |
| 人物像 | 堅実なエリート官僚 | 人間関係を築く実践型 |
| ドラマでの関係 | 対立しながらも互いを認める | 小栗の最大のライバルで理解者 |
公式あらすじによると、物語の冒頭では、小栗がアメリカの軍艦ポウハタン号に乗り込み、遣米使節として渡航する一方、勝海舟は随行する咸臨丸に乗船しています。
NHKの作品紹介では、この2つの航海を対照的に描いています。
後世には咸臨丸の航海が広く知られる一方、小栗の渡米とその後の活動は、比較的知られていません。
この歴史的な記憶の差をドラマの出発点にしているところが興味深い部分です。
ただし、2人を単純に敵対関係として理解するのは適切ではありません。
NHKの公式ストーリーでは、自分にはない才能を互いに認め、対立しながらも一目置き合う人物として紹介されています。
2025年10月に勝海舟役として大沢たかおが発表された際も、小栗忠順の最大のライバルであり理解者という位置づけが示されました。
この2人の関係性は、単なる政治的な対立ではなく、時代の変化にどう対応するかという思想の違いを映し出すものです。
【逆賊の幕臣キャスト・出演者一覧!2026年11月最新情報】
『逆賊の幕臣』は、主演の松坂桃李だけでなく、実力派俳優が多数参加する豪華なキャスティングも注目されています。
2026年11月3日現在、これまでに発表された主な出演者を役柄ごとに整理します。
① 主人公・小栗家・勝家の関係者| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| 小栗忠順 | 松坂桃李 |
| 小栗忠高(父) | 北村有起哉 |
| くに(母) | 鈴木京香 |
| みち(妻) | 上白石萌音 |
| 小栗忠道(養子) | 齋藤潤 |
| 勝海舟 | 大沢たかお |
| たみ(勝海舟の妻) | 瀧内公美 |
| 栗本鋤雲 | 青木崇高 |
| 荒川祐蔵 | 草川拓弥 |
| 武笠祐左衛門 | ANI |
| 佐藤藤七 | 甲本雅裕 |
特に注目したいのが、上白石萌音演じる妻・みちと、鈴木京香演じる母・くにです。
小栗の家庭生活を描くことで、政治の世界での厳格な姿とは異なる人物像が見えてくることが期待されます。
また、青木崇高が演じる栗本鋤雲は、小栗の生涯を通じた盟友として位置づけられています。
11月2日には青木が語りも担当することが発表されました。本人は小栗に寄り添うような語りを届けたいという意向を明かしています。
② 江戸幕府・政治の中心人物| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| 井伊直弼 | 岡部たかし |
| 安積艮斎 | 中村雅俊 |
| 阿部正弘 | 岩田剛典 |
| 徳川家慶 | 宅麻伸 |
| 徳川家定 | ふかわりょう |
| 徳川家茂 | 神尾楓珠 |
| 徳川斉昭 | 柄本明 |
| 鳥居耀蔵 | 北村一輝 |
| 建部政醇 | 飯尾和樹 |
| 駒井朝温 | 高橋光臣 |
| 滝川具挙 | 宮野真守 |
| 朝比奈昌広 | 芝大輔 |
| 三野村利左衛門 | 荒川良々 |
このグループでは、幕府内部の政治的な対立や改革をめぐる駆け引きが重要なテーマになります。
特に井伊直弼は、小栗を見いだして幕政の中心へ引き上げた人物として描かれます。
また、安積艮斎は小栗の恩師です。小栗の思想形成に関わった人物として、物語の序盤から重要な役割を担います。
③ 朝廷・薩摩・長州の重要人物| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| 孝明天皇 | 眞栄田郷敦 |
| 明治天皇 | 奥野壮 |
| 岩倉具視 | 山中崇 |
| 鷹司政通 | 長塚京三 |
| 吉田松陰 | 中村倫也 |
| 高杉晋作 | 寛一郎 |
| 島津久光 | 斎藤工 |
| 島津斉彬 | 西岡德馬 |
2026年10月9日に発表された中村倫也、寛一郎、斎藤工、西岡德馬の4人は、薩摩・長州勢を代表する出演者です。
吉田松陰と高杉晋作が登場することで、幕府側だけではなく、倒幕を目指す人々の思想や行動も描かれることになります。
また、眞栄田郷敦が孝明天皇、奥野壮が明治天皇を演じる点にも注目です。
④ 2026年11月2日に発表された最新スタッフ情報
語り:青木崇高
栗本鋤雲役との兼任。小栗忠順に寄り添う語りを担当します。
音楽:大間々昂
NHK交響楽団との共演を予定。作品の音楽を担当します。
題字・キービジュアル:木谷友亮
小栗の人物像と時代を越える意志を題字に反映しています。
2026年11月2日の発表で、出演者だけでなく音楽やビジュアル面の制作陣も明らかになりました。
なお、上記は11月3日までに公表された主な配役です。全出演者の最終確定リストという意味ではありません。
【逆賊の幕臣の史実とドラマの違いは?注目すべき3つの見どころ】
歴史上の実在人物を扱う大河ドラマでは、実際に起きた出来事と、人物の心理や人間関係を描くための創作を区別して見ることが大切です。
『逆賊の幕臣』も、史実を土台にしながら、政治的な駆け引きや人物同士の関係をドラマとして構成しています。
① 小栗忠順の渡米と横須賀製鉄所建設は史実小栗忠順が1860年に遣米使節として渡米したこと、帰国後に幕府の要職を歴任したこと、横須賀製鉄所の建設を推進したことは歴史的に確認できる事実です。
また、1868年に新政府軍によって処刑されたことも、国立国会図書館や高崎市の資料で確認できます。
一方、ドラマに登場する人物同士の会話、心理描写、個々の場面の詳細は、脚本による表現を含みます。
② 小栗と勝の対立は思想の違いを描くための構成小栗と勝の関係について、公式あらすじは次のような対比を打ち出しています。
- 小栗は幕府の制度を改良して新しい統治機構をつくろうとする。
- 勝は幕府を解体してでも新しい時代の仕組みを実現しようとする。
- 2人は異なる道を歩みながら、互いの能力を認め合う。
これは作品の人物解釈として明確に示されている部分です。
実際の歴史上の関係を、単純な敵対や個人的な確執だけで説明するのは適切ではありません。
③ 「逆賊」という呼び名は歴史の勝者と敗者を考えるための題名本作のタイトルである「逆賊の幕臣」は、視聴者に強い印象を与えます。
小栗は徳川幕府に忠誠を尽くし、幕府の近代化を推進しました。しかし、幕府が倒れると、旧幕府側の人物として処刑されます。
一方、彼が進めた横須賀製鉄所の建設は新政府にも引き継がれました。
ここに、政治的な評価と実際の功績が必ずしも一致しないという歴史の難しさがあります。
小栗を単純に悲劇の英雄として描くのではなく、なぜ彼の功績が広く知られるようになるまで時間がかかったのか、どのような政治的な事情があったのかという視点も見どころになります。
史実を知るために注目したい場所ドラマをより深く楽しみたいなら、小栗忠順ゆかりの土地にも注目したいところです。
- 横須賀市:横須賀製鉄所の建設に関係する近代化遺産が残る地域。
- 高崎市倉渕町:小栗が晩年を過ごし、最期を迎えた場所。
- 東善寺:小栗忠順の菩提寺として知られる場所。
2026年10月31日には高崎芸術劇場で『逆賊の幕臣』のプレリュードイベントが開催され、上白石萌音、青木崇高、草川拓弥、甲本雅裕らが登壇しました。
出演者が小栗ゆかりの場所を訪れたことも報じられています。
【歴代大河ドラマとの比較!『逆賊の幕臣』ならではの魅力】
2027年の『逆賊の幕臣』を楽しむうえで、過去の大河ドラマと比較するのもおすすめです。
幕末を題材にした大河ドラマは過去にも数多く制作されていますが、主人公の立場によって描かれる歴史は大きく異なります。
『龍馬伝』『青天を衝け』との違い| 作品 | 主人公 | 主な視点 |
|---|---|---|
| 龍馬伝(2010年) | 坂本龍馬 | 幕末の変革を進める志士 |
| 青天を衝け(2021年) | 渋沢栄一 | 経済・産業と近代国家の形成 |
| 豊臣兄弟!(2026年) | 豊臣秀長 | 戦国時代の天下統一 |
| 逆賊の幕臣(2027年) | 小栗忠順 | 江戸幕府内部から見た近代化 |
『龍馬伝』は、坂本龍馬を中心に幕末の政治変革を描いた作品です。
『青天を衝け』は渋沢栄一の生涯を通じて、経済や産業の発展、近代日本の形成を描きました。
一方、『逆賊の幕臣』は、幕府の制度改革を進めた小栗忠順を主人公にしています。
同じ幕末・明治維新という時代でも、誰の視点から歴史を見るかによって、物語の意味が変わることが分かります。
2026年の『豊臣兄弟!』が戦国時代の兄弟と天下統一を中心に描くのに対し、2027年は幕末の国家改革と政治的な敗者に焦点が移ります。
『逆賊の幕臣』がおすすめなのはどんな人?特に楽しめそうなのは、次のような人です。
- 幕末や明治維新の歴史が好きな人。
- 坂本龍馬や西郷隆盛とは違う人物の視点から幕末を見たい人。
- 日本の近代化や産業の発展に興味がある人。
- 政治、外交、軍事の駆け引きを描いたドラマが好きな人。
- 松坂桃李、大沢たかお、上白石萌音らの共演に期待している人。
反対に、戦闘シーンや有名な志士たちの活躍を中心にした従来型の幕末ドラマを期待している人は、少し違った印象を受ける可能性があります。
本作の中心にあるのは、戦場での英雄的な活躍だけではなく、国家を支える制度や産業をどうつくるかという問題だからです。
【プロの結論】2027年大河ドラマは幕末の歴史を再発見する作品『逆賊の幕臣』の最大の魅力は、歴史の表舞台で活躍した有名な志士ではなく、幕府の中で日本の近代化を進めた小栗忠順を主人公に選んだことです。
小栗は政治体制の転換に敗れましたが、彼が推進した横須賀製鉄所は、その後の日本の工業化や造船技術の発展につながりました。
ここには、政治的な勝利と歴史的な功績は必ずしも同じではないという、現代にも通じるテーマがあります。
加えて、勝海舟との関係を通じて、同じ目的を目指していても、そこに至る方法や組織のあり方については異なる考え方が存在することも描かれます。
歴史上の人物を善悪だけで分類するのではなく、それぞれが何を守ろうとし、どのような未来を目指していたのかを考える。そこに本作の知的な面白さがあります。
【2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:来年2027年の大河ドラマは何ですか?
2027年のNHK大河ドラマは『逆賊の幕臣』です。松坂桃李が主演し、幕末の幕臣・小栗忠順の生涯を描きます。
Q2:『逆賊の幕臣』の放送開始日はいつですか?
2027年1月10日(日)に放送開始予定です。初回は15分拡大版で、NHK総合では毎週日曜午後8時からの放送予定です。
Q3:小栗忠順役と勝海舟役は誰ですか?
小栗忠順役は松坂桃李、勝海舟役は大沢たかおです。2人は幕末の近代化をめぐって異なる考えを持ちながらも、互いの能力を認め合う人物として描かれます。
Q4:『逆賊の幕臣』の脚本家は誰ですか?
安達奈緒子です。『おかえりモネ』『透明なゆりかご』『きのう何食べた?』などを手がけています。
Q5:小栗忠順は実在した人物ですか?
実在した江戸幕府の幕臣です。1860年に遣米使節として渡米し、帰国後は幕府の要職を歴任。横須賀製鉄所の建設などを推進しました。1868年5月27日に新政府軍によって処刑されています。
Q6:勝海舟と小栗忠順は仲が悪かったのですか?
単純な敵対関係ではありません。近代化の方法について異なる考えを持っており、ドラマでは対立しながらも互いを認めるライバルとして描かれます。
Q7:『逆賊の幕臣』のナレーションと音楽担当は誰ですか?
語りは青木崇高、音楽は大間々昂です。青木は小栗の盟友・栗本鋤雲役も兼任します。
まとめ:2027年の大河ドラマは小栗忠順の知られざる功績に注目
2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、松坂桃李主演で、幕末の幕臣・小栗忠順の生涯を描く歴史ドラマです。
2027年1月10日(日)放送開始予定で、脚本は安達奈緒子、勝海舟役は大沢たかお、語りは青木崇高、音楽は大間々昂が担当します。
2026年11月現在、上白石萌音、鈴木京香、青木崇高、中村倫也、寛一郎、斎藤工、西岡德馬ら豪華キャストも発表されています。
作品の大きな見どころは、次の3点です。
1. 小栗忠順が進めた横須賀製鉄所建設など、日本の近代化への貢献。
2. 松坂桃李と大沢たかおが演じる、小栗忠順と勝海舟の思想的な対立と相互理解。
3. 明治維新を勝者だけではなく、旧幕府側の敗者から見直す新しい歴史の視点。
幕末史を知っている人にも、これまで小栗忠順という人物を知らなかった人にも、新しい発見がある作品になりそうです。
2027年の放送に向けて、出演者の追加発表や公式情報にも注目しておきたいところです。