2023年秋の新ドラマは、人気シリーズの続編から話題のオリジナル作品、漫画原作のヒューマンドラマまで、幅広いジャンルがそろったシーズンだった。2023年10月期には、水谷豊と寺脇康文が出演する『相棒 season22』、鈴木亮平主演の『下剋上球児』、松岡昌宏主演の『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』などが放送され、視聴率でも存在感を示した。
2026年現在、当時の作品を振り返ると、リアルタイムの平均視聴率で首位だった作品と、録画視聴を含む総合視聴率で強さを見せた作品には違いがある。ここでは、2023年10月期の主要ドラマ15作品を曜日別に整理し、放送局、放送時間、主演キャスト、主題歌を紹介。加えて、相棒season22や下剋上球児の平均視聴率、ビデオリサーチが公表した総合視聴率を照合し、作品の人気と実績を比較する。
【2023年秋ドラマの全体像】10月期は人気シリーズと新作が競演

2023年10月期の秋ドラマは、2023年10月から12月にかけて放送された作品を中心とする。
特徴的だったのは、長年支持されてきたシリーズ作品と、新しい視聴者層を開拓するオリジナル作品が同じシーズンに並んだことだ。
代表的な作品を挙げると、次のようになる。
- 『相棒 season22』:水谷豊・寺脇康文による刑事ドラマの新シーズン
- 『下剋上球児』:鈴木亮平主演の高校野球を題材にしたヒューマンドラマ
- 『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』:松岡昌宏主演の人気シリーズ
- 『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』:二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演
- 『いちばんすきな花』:多部未華子、松下洸平らが出演する人間関係を描いたドラマ
- 『セクシー田中さん』:木南晴夏主演の漫画原作ドラマ
- 『フェルマーの料理』:高橋文哉と志尊淳が料理の世界を演じる作品
ジャンルも刑事、スポーツ、家族、恋愛、料理、コメディーと多彩だった。
なお、2023年秋のドラマ一覧を調べる際には、10月に新しく始まった作品と、以前から続いている作品を区別する必要がある。
特に『相棒 season22』は2023年10月に始まったシーズンだが、2024年3月まで続く2クール作品だった。一方、『どうする家康』は2023年1月から放送されていたNHK大河ドラマであり、秋に始まった新ドラマではない。
この違いは、後述する視聴率ランキングを比較するときにも重要になる。
【曜日別ドラマ一覧】放送局・放送時間・キャスト・主題歌を総まとめ
2023年10月期の主要15作品を曜日別に整理した。
以下の放送時間は当時のレギュラー放送枠を基準としている。主題歌は公式発表や当時の番組情報に基づく。
月曜21時の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』は、二宮和也、中谷美紀、大沢たかおという3人を中心に展開した作品だ。
クリスマスイブの1日を軸に、複数の人物の物語が交差する構成が特徴だった。
続く22時の『トクメイ!警視庁特別会計係』は、橋本環奈が主演。警察組織のお金に着目した設定がユニークで、刑事ドラマに経費管理という視点を加えていた。
火曜日:シリーズの安定感と青春ストーリー『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』は、松岡昌宏演じる三田園薫の活躍が再び描かれた。
伊野尾慧や桜田ひよりも出演し、シリーズ特有の家事の知識や家庭の秘密を描く展開が続いた。
一方、『マイ・セカンド・アオハル』は広瀬アリス主演。人生の再スタートや大学生活を題材にした青春ラブストーリーで、なにわ男子の道枝駿佑との共演も話題になった。
水曜日:長寿シリーズと家族ドラマ、音楽エンタメ水曜日は作品の個性が特に際立った。
『相棒 season22』は水谷豊と寺脇康文のコンビが中心。長く続く刑事ドラマとして、固定視聴者を持つ強みを発揮した。
『コタツがない家』は小池栄子主演のホームコメディー。家族の関係や日常の問題をユーモラスに描いた。
『パリピ孔明』は向井理が諸葛孔明を演じ、上白石萌歌演じる英子の音楽活動を軍師として支える異色の作品だった。
木曜日:人間関係と恋愛を深く描く2作品『ゆりあ先生の赤い糸』は菅野美穂主演。家族や愛情、人生の選択などを扱ったヒューマンドラマだ。
『いちばんすきな花』は多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠という4人が主要人物を演じた。
恋愛だけに限定せず、人との距離感や孤独、友情のあり方を描いたことが特徴だった。
金曜日:法律ドラマと料理ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』は、ムロツヨシと平手友梨奈が共演。法律事務所を舞台にしたバディー的な展開が見どころだった。
『フェルマーの料理』は高橋文哉と志尊淳が主演。数学と料理を結びつけた独自の世界観を持ち、料理をテーマにした作品として注目された。
土曜日:税金をテーマにした社会派エンタメ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』は菊池風磨主演。
市役所の納税課を舞台に、税金を滞納する人々の事情と公務員の仕事を描いた。
単なる税金の徴収を題材にするのではなく、生活事情や社会問題を物語に組み込んだ点が特徴だった。
日曜日:スポーツ、恋愛、社会派漫画原作日曜21時の『下剋上球児』は、鈴木亮平主演の高校野球ドラマ。弱小野球部の成長と、指導者や生徒たちの葛藤を描いた。
22時の『たとえあなたを忘れても』は堀田真由と萩原利久が出演するラブストーリー。記憶障害を抱える人物と、夢を追いかける人物の関係が中心となった。
22時30分の『セクシー田中さん』は木南晴夏主演。昼間の姿とベリーダンスを踊る姿という二面性を持つ女性を通して、自分らしく生きることを描いた。
【2023秋ドラマ視聴率ランキング】平均視聴率トップ15を比較
2023年秋ドラマの実績を比較するうえで、まず押さえておきたいのが平均視聴率だ。
テレビズキなどの視聴率集計資料によると、2023年10月期の主要作品では『相棒 season22』が11.30%でトップ。『下剋上球児』が9.63%で続いた。
以下は、関東地区の世帯リアルタイム視聴率を基準にした平均値だ。
2023年10月期・単位:%・小数点第2位まで
1. 相棒 season22:11.30%
2. 下剋上球児:9.63%
3. 家政夫のミタゾノ 第6シリーズ:7.30%
4. うちの弁護士は手がかかる:6.56%
5. ゆりあ先生の赤い糸:6.23%
6. コタツがない家:6.09%
7. セクシー田中さん:6.07%
8. ゼイチョー:5.49%
9. ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~:5.34%
10. マイ・セカンド・アオハル:5.14%
11. いちばんすきな花:5.12%
12. トクメイ!警視庁特別会計係:5.09%
13. フェルマーの料理:5.05%
14. パリピ孔明:4.47%
15. たとえあなたを忘れても:約3.19%
『相棒 season22』
11.30%
テレビ朝日・水曜21時
首位となった『相棒 season22』の強さは、シリーズが積み重ねてきたブランド力にある。
水谷豊演じる杉下右京と、寺脇康文演じる亀山薫のコンビは、過去のシリーズを知る視聴者にとって親しみのある存在だ。
加えて、1話完結型の事件を基本とする構成は、途中から視聴しても物語に入りやすい。
新規視聴者を獲得するだけでなく、従来のファンを維持できることが、安定した視聴率につながったと考えられる。
2位:下剋上球児は9.63%
『下剋上球児』
9.63%
TBS・日曜21時
『下剋上球児』は、人気シリーズの続編ではなく、新しい作品として高い数字を記録した点が大きい。
鈴木亮平を中心に、黒木華、井川遥、小日向文世らが出演。高校野球という幅広い世代に親しまれる題材を扱い、スポーツの勝敗だけでなく、教育や人間関係にも焦点を当てた。
最終回までの平均視聴率は9.63%。秋ドラマの新作としては際立った実績だった。
3位:家政夫のミタゾノ 第6シリーズは7.30%
『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』
7.30%
テレビ朝日・火曜21時
第6シリーズも安定した実績を残した。
松岡昌宏演じる三田園薫のキャラクターは、シリーズを通して確立されている。家政婦ならではの視点で家庭の秘密を見抜き、問題を解決していく展開が作品の魅力だ。
また、家庭で使える掃除や料理の知識が盛り込まれるため、エンターテインメントと実用的な情報が共存している。
視聴率の数字だけでは見えにくい、シリーズ作品ならではの固定ファンの存在も評価したい。
視聴率ランキングから読み取れること上位3作品には、それぞれ異なる強みがある。
| 作品 | 強み | 視聴者に支持される要素 |
|---|---|---|
| 相棒 season22 | シリーズの継続力 | おなじみのキャラクターと事件解決 |
| 下剋上球児 | 新作としての訴求力 | スポーツと人間ドラマ |
| 家政夫のミタゾノ6 | 独自の作品フォーマット | コメディーと生活情報 |
注目すべきは、『相棒』だけが長寿シリーズだから首位になったわけではないことだ。『下剋上球児』も9%台を記録しており、新作でも題材と出演者、ストーリーがかみ合えば高い視聴率を獲得できることを示した。
【総合視聴率を検証】どうする家康・下剋上球児・相棒の実績は?
平均視聴率ランキングと合わせて確認したいのが、ビデオリサーチによる総合視聴率だ。
ここで重要なのは、平均視聴率と総合視聴率は同じ指標ではないという点である。
総合視聴率とは何かビデオリサーチの定義では、総合視聴率はリアルタイム視聴とタイムシフト視聴のいずれかで視聴した割合を示す。
タイムシフト視聴は、放送後7日以内の録画視聴が対象となる。
両方で視聴した人は重複して数えない。つまり、次のような関係になる。
- リアルタイム視聴率:放送と同時に見た割合
- タイムシフト視聴率:放送後に録画で見た割合
- 総合視聴率:両方の視聴者から重複分を除いた割合
なお、TVerなどのインターネット見逃し配信は、このタイムシフト視聴率には含まれない。
そのため、総合視聴率は録画視聴も含めたテレビ視聴の広がりを確認するための指標として使える。
ビデオリサーチ公表の総合視聴率ランキングビデオリサーチが2024年1月16日に公表した2023年秋ドラマの調査では、総合視聴率の上位に次の作品が並んだ。
関東地区・世帯総合視聴率。各作品の対象放送回の数値
1位 どうする家康・最終回
2023年12月17日・NHK総合18.6%
2位 下剋上球児
2023年10月15日・TBS17.2%
3位 相棒
2023年10月25日・テレビ朝日17.2%
4位 家政夫のミタゾノ
2023年10月10日・テレビ朝日14.5%
この結果には興味深い違いがある。
平均視聴率では『相棒 season22』がトップだったが、総合視聴率では『どうする家康』の最終回が18.6%で首位となった。
また、『下剋上球児』と『相棒』は、世帯総合視聴率でともに17.2%を記録している。
個人全体の総合視聴率では、どうする家康が11.4%、下剋上球児が11.0%、相棒が10.0%だった。
なぜ『どうする家康』が総合視聴率で1位なのか『どうする家康』は松本潤主演のNHK大河ドラマで、2023年1月から12月まで放送された作品だ。
秋の新作ドラマではないが、2023年秋の視聴率調査期間に放送されていたため、ビデオリサーチのランキングに登場している。
特に最終回は2023年12月17日に放送され、世帯総合視聴率18.6%を記録した。
大河ドラマは日曜日の20時という固定された放送枠を持ち、長期間にわたって物語を追いかける視聴者がいる。最終回という節目も視聴行動に影響したと考えられる。
ここで注意したいのは、18.6%が『どうする家康』の全話平均視聴率ではないことだ。これは最終回という特定の放送回の総合視聴率である。
平均視聴率と総合視聴率のランキングを同じ土俵で比較すると、こうした違いを見落としてしまう。
下剋上球児は録画視聴でも存在感『下剋上球児』は、リアルタイム視聴だけでなくタイムシフト視聴でも高い数値を残した。
ビデオリサーチのデータでは、2023年11月19日放送回のタイムシフト視聴率は、個人4.8%、世帯7.7%だった。
スポーツを題材にした作品は、試合の展開や登場人物の成長を追いかける楽しさがある。放送時間にリアルタイムで見られなかった視聴者が、後から録画で視聴する行動とも相性がよい。
この結果は、リアルタイムの数字だけでは作品の視聴規模を十分に把握できないことを示している。
【歴代シリーズ比較】相棒 season22とミタゾノ6は過去作からどう変化した?
2023年秋ドラマの特徴をより深く理解するには、過去のシリーズとの比較も欠かせない。
今回のシーズンでは、『相棒』と『家政夫のミタゾノ』がシリーズ作品として上位に入った。
相棒 season21とseason22の視聴率比較『相棒』は2000年の単発ドラマを経て、2002年に連続ドラマとしてスタートした刑事シリーズだ。
2022年10月からのseason21では、亀山薫役の寺脇康文が約14年ぶりに復帰。season22でも水谷豊とのコンビが継続した。
視聴率を比較すると、次のようになる。
- season21の平均視聴率:約13.34%
- season22の2023年秋クール平均:11.30%
- season22の全20話平均:約11.18%
season22の秋クール平均は、season21の平均を下回っている。
ただし、season22は秋クールの9話分と全20話の平均を区別する必要がある。また、season21とseason22では放送期間や各回の構成も異なる。
それでも11%台を維持したことは、長寿シリーズとしての視聴基盤の強さを示している。
家政夫のミタゾノは第6シリーズでも安定『家政夫のミタゾノ』は2016年に第1シリーズがスタートした。
歴代の平均視聴率を見ると、次のような推移が確認できる。
| シリーズ | 放送年 | 平均視聴率 |
|---|---|---|
| 第1シリーズ | 2016年 | 7.6% |
| 第2シリーズ | 2018年 | 6.7% |
| 第3シリーズ | 2019年 | 6.7% |
| 第6シリーズ | 2023年 | 7.3% |
第6シリーズの7.3%は、第1シリーズの7.6%に迫る数字だ。
長く続くシリーズでは、キャラクターや基本設定が視聴者に浸透する一方、マンネリ化が課題になる。
しかし、三田園という強烈なキャラクター、毎回異なる家庭の問題、家事の豆知識という基本フォーマットを維持することで、作品独自の魅力を保っている。
下剋上球児はシリーズ作品と何が違ったのか『下剋上球児』には、相棒やミタゾノのような過去シーズンとの比較対象がない。
その代わり、作品単体でどこまで視聴者を引き込めるかが評価の中心になる。
鈴木亮平の演技力に加え、野球を通して描く生徒たちの成長、指導者の葛藤、家族との関係など、複数のテーマが重なっていた。
シリーズの知名度に頼らず、平均9.63%を記録した点は、2023年秋ドラマの中でも特筆すべき実績だった。
【プロの結論】2023年秋ドラマは視聴率だけで人気を判断できない
2023年秋ドラマを振り返ると、作品の実績を評価する際には、少なくとも3つの視点が必要になる。
第一に、リアルタイム平均視聴率。
放送時間にどれだけ視聴者を集めたかを把握できる。『相棒 season22』の11.30%は、シリーズの固定ファンと安定した放送枠の強みを示している。
第二に、総合視聴率。
録画視聴を含めて作品がどれだけ見られたかを確認できる。『下剋上球児』や『どうする家康』の数字は、放送時刻だけでは測れない視聴の広がりを示した。
第三に、作品の継続性と独自性。
長寿シリーズは過去作からの支持を得やすい。一方、新作はストーリーやキャスト、テーマ設定によって新しいファンを獲得する必要がある。
2023年秋は、この両方が高い水準で競い合ったシーズンだった。
作品選びの判断基準2023年秋ドラマをこれから視聴する人には、次のような選び方がおすすめだ。
- 安定した刑事ドラマが好きな人:『相棒 season22』
- スポーツと感動的な人間ドラマが好きな人:『下剋上球児』
- 笑いと実用的な生活情報を楽しみたい人:『家政夫のミタゾノ』
- 家族の関係を描く作品が好きな人:『コタツがない家』
- 恋愛や人間関係をじっくり味わいたい人:『いちばんすきな花』『ゆりあ先生の赤い糸』
- 料理や専門分野を題材にした作品が好きな人:『フェルマーの料理』
- 音楽や異色の設定を楽しみたい人:『パリピ孔明』
視聴率ランキング上位だからといって、必ずしもすべての人に合うわけではない。作品のジャンル、ストーリー、出演者、音楽を総合的に見て選ぶことが、満足度の高いドラマ視聴につながる。
【新ドラマ2023年秋】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2023年秋ドラマで平均視聴率が最も高かった作品は?
A1:2023年10月期の主要ドラマでは、『相棒 season22』が平均11.30%で1位だった。2位は『下剋上球児』の9.63%、3位は『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』の7.30%。
Q2:2023年秋ドラマで最も総合視聴率が高かった作品は?
A2:ビデオリサーチの2023年秋ドラマ調査では、『どうする家康』の最終回が世帯総合視聴率18.6%で1位だった。2位は『下剋上球児』の17.2%、3位は『相棒』の17.2%。いずれも特定の放送回の数値であり、全話平均ではない。
Q3:2023年秋ドラマでおすすめの作品は?
A3:安定した刑事ドラマなら『相棒 season22』、感動的なスポーツドラマなら『下剋上球児』、コメディーなら『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』がおすすめ。恋愛や人間関係を重視するなら『いちばんすきな花』や『ゆりあ先生の赤い糸』も候補になる。
Q4:どうする家康は2023年秋の新ドラマなの?
A4:厳密には違う。『どうする家康』は2023年1月に始まったNHK大河ドラマで、秋に新しく始まった作品ではない。ただし、2023年10月から12月の視聴率調査期間にも放送されていたため、秋の総合視聴率ランキングに含まれている。
Q5:2023年秋ドラマの主題歌で注目されたアーティストは?
A5:藤井風、Superfly、SEVENTEEN、なにわ男子、Hey! Say! JUMP、LE SSERAFIM、由薫、10-FEETなど。作品ごとに異なる音楽が採用され、ドラマの世界観を支えた。
Q6:相棒 season22の平均視聴率11.30%は全20話の数字?
A6:違う。11.30%は2023年10月から12月までの秋クールに放送された前期9話分の平均値。season22は2024年3月まで続く2クール作品で、全20話の平均値とは区別する必要がある。
まとめ:2023年秋ドラマはシリーズの強さと新作の実力が光ったシーズン
2023年10月期の秋ドラマは、『相棒 season22』『下剋上球児』『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』が平均視聴率の上位を占めた。
一方、総合視聴率では『どうする家康』が世帯18.6%でトップとなり、リアルタイム視聴だけでは見えない作品の広がりも明らかになった。
今回のシーズンで特に注目したいのは、長寿シリーズと新作の両方が、それぞれ異なる形で視聴者の支持を集めたことだ。
『相棒』はシリーズの継続力、『家政夫のミタゾノ』は独自の作品フォーマット、『下剋上球児』は新作としての物語の力を示した。
2026年に2023年秋ドラマを振り返る際も、平均視聴率、総合視聴率、出演者、主題歌、シリーズの歴史を組み合わせて見ることで、当時のテレビドラマの魅力をより立体的に理解できる。
単純なランキングだけでは測れない作品ごとの個性こそ、2023年秋ドラマを振り返る大きな楽しみだ。