大森元貴が作詞・作曲を手掛けた楽曲が、ディズニーのアトラクションやパーク内エンターテイメントで実際に使用された音楽コラボレーションです。
2025年4月23日、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで開催された記者発表会でコラボが正式発表されました。オリエンタルランドの発表によると、東京ディズニーリゾートが掲げる「ゲストに夢や感動を届けたい」という思いと、Mrs. GREEN APPLEのエンターテインメントに対するビジョンが重なったことが実現の背景にあります。
コラボの中心人物は大森元貴大森元貴は、Mrs. GREEN APPLEのボーカル・ギターを担当するメンバーです。
同バンドは2013年に結成され、2015年にメジャーデビュー。2020年の活動休止を経て、2022年にフェーズ2として活動を再開しました。
大森はバンドの楽曲制作を中心的に担っており、今回のディズニーコラボでもテーマソングの作詞・作曲を担当しています。
大森元貴は以前からディズニー好きだった?2025年4月23日の発表会見で、大森は東京ディズニーリゾートへの思いを語っています。
音楽ナタリーなどの会見レポートによると、大森は東京ディズニーリゾートについて、子どもの頃から好きだったこと、メンバー全員でプライベートでもよく遊びに行く場所だったことを明かしました。
つまり、今回のコラボは仕事として初めてディズニーと接点を持ったというだけではなく、以前から親しんできた場所との特別な仕事だったわけです。
コラボ決定時の大森元貴のコメントオリエンタルランドの公式発表には、大森のコメントも掲載されています。
夢が夢を繋ぎ、またその夢が広がっていく
大森は、普段から大切にしているドキドキやワクワクを今回の楽曲とコラボレーションに注ぎ込みたいという思いを示しました。
この言葉は、ディズニーとMrs. GREEN APPLEの双方が大切にしてきたエンターテインメントの方向性を象徴しています。
【コラボ実現の経緯】ウォルト・ディズニー本社訪問から楽曲制作まで

今回の企画で注目したいのは、楽曲制作に先立ってメンバーがアメリカのディズニー関連施設を訪問していたことです。
2025年4月23日の会見報道によると、Mrs. GREEN APPLEの3人は同年1月下旬、アメリカ・カリフォルニア州を訪問。ディズニーランドやウォルト・ディズニー・イマジニアリングの本社を見学しました。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは、ディズニーのテーマパークやアトラクションなどの企画・設計を担う組織です。
訪問時には、パークのジオラマを見学したほか、現地スタッフと楽曲について話し合う機会もあったと報じられています。
大森は、ウォルト・ディズニーが使用していた部屋も見学し、創造性に触れたことへの感動を語りました。
なぜMrs. GREEN APPLEが選ばれたのか背景にあるのは、両者が共有するエンターテインメントへの価値観です。
- 東京ディズニーリゾート:ゲストに夢や感動を届ける。
- Mrs. GREEN APPLE:音楽を通じて世界中の人々にワクワクやドキドキを届ける。
オリエンタルランドの発表では、この両者の思いが重なったことがコラボ実現の理由として説明されています。
また、スポニチの報道では、ディズニー側からのオファーによって企画が実現したと伝えられています。
アーティスト側が既存曲を提供するだけではなく、ディズニーの世界観やアトラクションの演出を意識した楽曲制作に取り組んだ点が特徴です。
【楽曲を解説】ベイマックスのハッピーライドとびしょ濡れハーバースプラッシュ
今回のコラボを代表する楽曲が、「Carrying Happiness(Tokyo Disney Resort Version)」です。
Mrs. GREEN APPLEが2025年の夏イベントのために書き下ろしたテーマソングで、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの複数のコンテンツで使用されました。
1.ベイマックスのハッピーライド東京ディズニーランドの人気アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」では、従来の6曲のオリジナルソングに、Mrs. GREEN APPLEの楽曲が追加されました。
期間限定で楽しめる7曲目として登場したのが「Carrying Happiness(Tokyo Disney Resort Version)」です。
このアトラクションは、ベイマックスが操縦する乗り物に乗り、音楽に合わせて左右に動くライド型アトラクションです。
今回のコラボでは、次のような特徴がありました。
- 既存の6曲にMrs. GREEN APPLEの楽曲を追加。
- 期間限定で7曲の中からランダムに選曲。
- 乗車時にゲストが好きな曲を指定することはできない。
ディズニー公式の音楽リリース情報によると、2025年8月6日には全7曲を収録したアルバム『「ベイマックスのハッピーライド」スペシャルバージョン』も発売されました。
加えて、実際のアトラクション体験に合わせたヒロとベイマックスのセリフ入りバージョンと、セリフなしバージョンが制作され、合計14曲が収録されています。
2.びしょ濡れハーバースプラッシュもう一つの舞台が、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで開催された「“びしょ濡れ”ハーバースプラッシュ」です。
こちらは大量の水を浴びながら夏らしい演出を楽しむイベントです。
Mrs. GREEN APPLEの楽曲は、特にスプラッシュタイムで使用されました。
2025年のオリエンタルランドの発表では、期間限定楽曲を楽しめるのは1日6回程度予定されていたスプラッシュタイムのみと説明されています。常時流れているわけではありませんでした。
3.テーマソング「Carrying Happiness」のリリース「Carrying Happiness」は、パーク内だけでなく音源としても楽しめるようになりました。
| 発売・配信日 | 音源・作品 | 内容 |
|---|---|---|
| 2025年7月1日 | Tokyo Disney Resort Version | イベントテーマソングの先行配信 |
| 2025年7月19日 | Carrying Happiness | フルサイズの楽曲を配信 |
| 2025年7月25日 | サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort | イベント関連音楽を収録したデジタルアルバム |
| 2025年8月6日 | ベイマックスのハッピーライド スペシャルバージョン | 7曲のセリフ入り・なし、計14曲を収録 |
発売日と収録内容は、ユニバーサル ミュージックとディズニー・ミュージックの公式発表で確認できます。
ここで押さえたいのは、「Carrying Happiness」と「Carrying Happiness(Tokyo Disney Resort Version)」が関連する音源であり、パーク向けのバージョンがイベントのテーマソングとして使用されたことです。
【出演歴まとめ】大森元貴とディズニーの紅白・音楽番組での共演
大森元貴とディズニーの関係を調べると、2025年の夏イベント以外にも、重要な出演歴があります。
特に混同されやすいのが、2023年の紅白歌合戦と2025年の東京ディズニーリゾートとのコラボです。
第74回NHK紅白歌合戦「アンダー・ザ・シー」2023年12月31日に放送された第74回NHK紅白歌合戦では、ディズニー創立100周年を記念した特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」が披露されました。
大森元貴は、大泉洋、LE SSERAFIMとともに、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の楽曲「アンダー・ザ・シー」を歌唱しています。
この企画では、ほかにも次の楽曲が披露されました。
- 「いつか王子様が」:橋本環奈、浜辺美波
- 「アンダー・ザ・シー」:大泉洋、大森元貴、LE SSERAFIM
- 「フレンド・ライク・ミー」:山寺宏一、櫻坂46、Stray Kids
- 「ウィッシュ~この願い~」:生田絵梨花
- 「小さな世界」:紅白出演者有志
Mrs. GREEN APPLEも「小さな世界」のパフォーマンスに参加しました。
この紅白出演は、2025年の東京ディズニーリゾートとの正式な楽曲コラボより前の出来事です。
したがって、紅白出演がそのまま2025年のコラボ企画だったというわけではありません。
2025年7月1日:東京ディズニーランドでスペシャルグリーティング2025年7月1日には、イベント開幕を翌日に控えた東京ディズニーランドにMrs. GREEN APPLEの3人が登場しました。
大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架がミッキーマウス、ミニーマウスとともにオープンカーに乗り、パレードルートを走行するスペシャルグリーティングが実施されました。
コラボ楽曲「Carrying Happiness」が流れる中、ゲストに手を振って挨拶する特別な企画でした。
2025年7月19日:音楽の日で「星に願いを」を披露加えて、TBS系音楽特番『音楽の日2025』では、東京ディズニーリゾートを舞台にしたスペシャルパフォーマンスが放送されました。
大森が東京ディズニーランドのシンデレラ城を舞台に歌ったのは、ディズニー映画『ピノキオ』の名曲「星に願いを」です。
同番組ではMrs. GREEN APPLEとして「Carrying Happiness」も披露されました。
この出演は、2025年のコラボがパーク内のアトラクションだけでなく、テレビの音楽パフォーマンスにも広がったことを示す出来事でした。
【年代別年表】大森元貴とディズニーの関係を時系列で整理
ここまでの情報を整理すると、ディズニーとの接点は大きく3つに分けられます。
1. 2023年:紅白歌合戦でディズニー作品の楽曲を歌唱。
2. 2025年:東京ディズニーリゾートとの初の日本人アーティスト楽曲コラボ。
3. 2026年:同じ夏イベントで2年連続のコラボレーション。
大森元貴・Mrs. GREEN APPLEとディズニー関連企画の主な出来事
【2026年11月最新】ディズニーコラボは現在も開催中?再コラボの内容と今後
2026年もMrs. GREEN APPLEと東京ディズニーリゾートのコラボレーションが実現しました。
2026年4月21日、Mrs. GREEN APPLEの公式サイトが再コラボを発表しています。
開催期間は2026年7月2日(木)から9月14日(月)まででした。11月3日現在、この期間はすでに終了しています。
2026年も「Carrying Happiness」が採用2026年も、2025年に制作された「Carrying Happiness(Tokyo Disney Resort Version)」がテーマソングとして使用されました。
主なコラボ対象は次の3つです。
- 東京ディズニーランド「ベイマックスのハッピーライド」
- 東京ディズニーランド「ベイマックスのミッション・クールダウン」
- 東京ディズニーシー「“びしょ濡れ”ハーバースプラッシュ」
東京ディズニーランドでは、ベイマックスのハッピーライドのほか、ベイマックスのミッション・クールダウンでも楽曲が使用されました。
東京ディズニーシーでは、ハーバースプラッシュのスプラッシュタイムに楽曲を合わせた水の演出が展開されました。
2026年はコラボグッズとメニューも登場2026年の大きな特徴は、音楽だけでなく商品面でもコラボが広がったことです。
公式発表では、7月1日からコラボグッズやメニューの販売が予定されました。
具体的には次のような企画です。
- Mrs. GREEN APPLEのロゴと音楽を楽しむベイマックスをデザインしたグッズ。
- 夏のパークで楽しめるコラボレーションメニュー。
- Mrs. GREEN APPLEの楽曲に連動して光るペンライト。
- コラボレーションドリンク。
2025年が主に楽曲とアトラクションを中心にした企画だったのに対し、2026年はパークでの買い物や飲食まで楽しめる展開となりました。
2026年現在、楽曲は聴ける?イベント期間中のパーク内演出としての使用は、9月14日で終了しています。
一方、「Carrying Happiness」は2025年に正式配信された楽曲です。パークでの期間限定演出が終了したことと、音源そのものの配信が終了することは別の話です。
また、2025年に発売された「ベイマックスのハッピーライド」スペシャルバージョンの音源も、アトラクションでの期間限定演出とは区別して考える必要があります。
2027年以降のコラボについては、次回の公式発表を待つ段階です。
【プロの結論】大森元貴とディズニーのコラボが特別な理由
今回のコラボを評価するうえで、押さえておきたい要点は3つあります。
1.アーティストの楽曲がアトラクションの体験そのものに組み込まれた今回の最大の特徴は、楽曲が単なるイベント会場のBGMではなく、アトラクションの体験に組み込まれたことです。
特にベイマックスのハッピーライドでは、乗り物の動きと楽曲が組み合わさることで、音楽を聴くだけでは得られない体験が生まれました。
2.ディズニーとの関係は一度限りで終わらなかった2025年の企画が終了した後、2026年にも同じテーマソングを使ったコラボが実現しました。
これは、単発の記念企画から継続的なパーク展開へと発展したことを示しています。
さらに2026年はグッズやメニューにも範囲が広がっており、音楽とキャラクター、パーク体験を組み合わせた企画として進化しました。
3.紅白出演と東京ディズニーリゾートの公式コラボは区別する検索すると、紅白歌合戦の「アンダー・ザ・シー」と2025年のディズニーコラボが一緒に紹介されることがあります。
しかし、両者は別々の企画です。
- 2023年:紅白歌合戦のディズニー100周年記念メドレー。
- 2025年:東京ディズニーリゾートの夏イベントとの公式楽曲コラボ。
- 2026年:同じ夏イベントとの2年連続コラボ。
この違いを理解すると、大森元貴とディズニーの関係がどのように発展してきたのかが明確になります。
【よくある質問】大森元貴とディズニーに関するFAQ
Q1:大森元貴とディズニーのコラボ曲は何ですか?
「Carrying Happiness(Tokyo Disney Resort Version)」です。Mrs. GREEN APPLEが2025年の「サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort」のために書き下ろしたテーマソングです。
Q2:大森元貴はベイマックスのハッピーライドの曲を担当したのですか?
はい。Mrs. GREEN APPLEの楽曲が、既存の6曲に加わる期間限定の7曲目として採用されました。大森元貴はテーマソングの作詞・作曲を担当しています。
Q3:大森元貴は紅白でディズニーの何を歌いましたか?
2023年12月31日の第74回NHK紅白歌合戦で、大泉洋、LE SSERAFIMとともに『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」を披露しました。
Q4:大森元貴はディズニーが好きなのですか?
2025年4月の記者発表会で、東京ディズニーリゾートは子どもの頃から好きで、メンバーとプライベートでもよく訪れていた場所だと語っています。
Q5:2026年もディズニーとのコラボはありましたか?
ありました。2026年7月2日から9月14日までの「サマー・クールオフ」で、前年に続いて楽曲が採用され、グッズやメニューも展開されました。11月現在、イベントは終了しています。
Q6:大森元貴はディズニー映画にも出演していますか?
今回の代表的な接点は、ディズニー作品の楽曲歌唱やパークでの音楽コラボです。2025年には『ピノキオ』の「星に願いを」を披露しています。これは映画の声優出演とは異なる音楽活動です。
まとめ:大森元貴とディズニーの関係は2025年から2026年へ
大森元貴とディズニーの関係は、2023年の紅白歌合戦での「アンダー・ザ・シー」の歌唱をはじめ、2025年の東京ディズニーリゾートとの本格的な楽曲コラボ、2026年の2年連続企画へと発展してきました。
特に重要なのは、2025年に実現した日本人アーティスト初の東京ディズニーリゾートのアトラクション楽曲コラボです。大森元貴が作詞・作曲を手掛けた「Carrying Happiness」は、ベイマックスのハッピーライドやびしょ濡れハーバースプラッシュを彩りました。
2026年には同じ楽曲が再び採用され、コラボグッズやメニューも登場。単発の音楽企画にとどまらない広がりを見せています。
2026年11月現在、今年の夏イベントは終了していますが、紅白歌合戦、音楽の日、2年連続のパークコラボという実績は残っています。今後、新しいディズニー企画が発表されるのかにも注目です。