2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』は、2026年9月28日放送開始。主題歌にはYOASOBIの書き下ろし楽曲「咲き誇れ」が採用された。
物語は、明治・大正・昭和を生き、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルにした作品。主人公の人生と重なるように、出会いや別れを経ながら前に進む姿を音楽で描いている。
今回の楽曲には、YOASOBIのコンポーザーAyaseが制作に参加。宇野千代の生家やゆかりの場所を訪れ、その人生に思いを巡らせながら書き下ろしたという。
また、作品と連動する小説「桜(はな)の命は不滅なり」は小説家・綿矢りさが執筆。音楽と文学の両面から『ブラッサム』の世界を広げる企画となった。
「咲き誇れ」の配信開始日は2026年10月14日。歌唱はikura、作詞・作曲・編曲はAyaseが担当している。ドラマの初回放送から約2週間後にフル音源が配信された形だ。公式発表では、楽曲のミュージックビデオも同日に公開された。
『風、薫る』Mrs. GREEN APPLE「風と町」2026年度前期の『風、薫る』では、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を担当した。
作品は、明治時代を舞台に、看護の世界に飛び込んだ二人の女性の人生を描く物語。見上愛と上坂樹里が主人公を演じ、当時の社会の中で新しい道を切り開いていく姿が描かれた。
主題歌はドラマの放送開始日と同じ3月30日ではなく、2026年4月13日に配信リリースされた。
ユニバーサル ミュージックの発表によると、楽曲では移り変わる町の風景と、時代が変わっても変わらず吹き続ける風という対照的なテーマが描かれている。
人生の変化や人とのつながりを扱う作品の内容とも響き合う楽曲だ。
2025年から2026年の主題歌にも注目2026年の2作品だけでなく、直前の2025年度にも印象的な主題歌が続いた。
『ばけばけ』の「笑ったり転んだり」は、ハンバート ハンバートが書き下ろした楽曲。2025年9月29日の放送開始に合わせて注目を集め、10月1日に配信された。
同ユニットは、松江という物語の舞台にゆかりがあり、制作に際して作品の背景や関連する場所を調べたことも公式サイトで紹介している。
2026年3月25日には、同曲の「THE FIRST TAKE」バージョンも配信された。オリジナルとは異なる歌とピアノを中心としたシンプルな演奏も楽しめる。
【歴代一覧】2024年〜2026年の朝ドラ主題歌・歌手・発売日を比較

まずは、検索されることの多い近年6作品を整理する。
| 作品名・放送時期 | 歌手 | 主題歌 | 配信日 |
|---|---|---|---|
| ブラッサム(2026年度後期) | YOASOBI | 咲き誇れ | 2026年10月14日 |
| 風、薫る(2026年度前期) | Mrs. GREEN APPLE | 風と町 | 2026年4月13日 |
| ばけばけ(2025年度後期) | ハンバート ハンバート | 笑ったり転んだり | 2025年10月1日 |
| あんぱん(2025年度前期) | RADWIMPS | 賜物 | 2025年4月18日 |
| おむすび(2024年度後期) | B'z | イルミネーション | 2024年10月7日 |
| 虎に翼(2024年度前期) | 米津玄師 | さよーならまたいつか! | 2024年4月8日 |
放送年度・作品名は番組情報、配信日は各アーティスト・レーベルの発表に基づく。
この6曲には、作品のために制作された楽曲が並ぶ。アーティスト名だけでなく、配信日まで把握しておくと、ドラマの放送開始日と音源の発売日を混同せずに済む。
近年の朝ドラ主題歌を作品別に見る『虎に翼』米津玄師「さよーならまたいつか!」
2024年度前期の作品で、2024年4月8日に配信された。主人公・猪爪寅子の人生を描くドラマの主題歌として書き下ろされた楽曲で、米津玄師の公式サイトでも作品とのタイアップが紹介されている。
『おむすび』B'z「イルミネーション」
2024年度後期の作品。2024年10月7日に配信が始まった。平成から令和を生きるヒロインの青春を描く作品に、B'zの新曲が起用されたことも話題になった。
『あんぱん』RADWIMPS「賜物」
2025年度前期の作品で、2025年4月18日に配信リリース。RADWIMPSの公式発表では、3月31日の放送開始に先駆けて主題歌への起用が発表されていた。
『ばけばけ』ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
2025年度後期の作品。2025年10月1日に配信された。日々の暮らしにある喜びや苦労を感じさせる、二人の歌声が印象的な楽曲だ。
『風、薫る』Mrs. GREEN APPLE「風と町」
2026年度前期の作品。2026年4月13日配信。作品の舞台となる明治の社会や人々のつながりを、普遍的な風と町の情景に重ねている。
『ブラッサム』YOASOBI「咲き誇れ」
2026年度後期の作品。2026年10月14日配信。宇野千代の人生をモデルにした物語に合わせ、Ayaseが楽曲を書き下ろした。
【2000年代】朝ドラ主題歌の歴代一覧!懐かしい名曲と歌なしテーマ曲
2000年代は、現在のようにすべての作品で有名歌手のボーカル曲が流れるわけではなかった。
オーケストラやピアノ、サックスなどによる器楽曲をテーマ音楽として採用する作品もあり、作品ごとに音楽の形式が異なっていた。
代表的な作品を放送年順にまとめる。
2000年〜2004年- 2000年『私の青空』:テーマ曲(チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団)
- 2000年『オードリー』:倉木麻衣「Reach for the sky」
- 2001年『ちゅらさん』:Kiroro「Best Friend」
- 2001年『ほんまもん』:千住明「君を信じて」(テーマ曲)
- 2002年『さくら』:テーマ音楽「SAKURA」
- 2002年『まんてん』:元ちとせ「この街」
- 2003年『こころ』:吉俣良によるテーマ曲
- 2003年『てるてる家族』:RYTHEM「ブルースカイ・ブルー」(歌唱版)
- 2004年『天花』:MISIA「名前のない空を見上げて」
- 2004年『わかば』:福山雅治「泣いたりしないで」
- 2005年『ファイト』:榊原大「ファイト」メインテーマ
- 2005年『風のハルカ』:森山直太朗「風花」
- 2006年『純情きらり』:大島ミチルによるテーマ曲
- 2006年『芋たこなんきん』:FAYRAY「ひとりよりふたり」
- 2007年『どんど晴れ』:小田和正「ダイジョウブ」
- 2007年『ちりとてちん』:佐橋俊彦「The Wonder Years〜あの素晴らしき歳月に〜」
- 2008年『瞳』:山下康介によるメインテーマ
- 2008年『だんだん』:竹内まりや「縁の糸」
- 2009年『つばさ』:アンジェラ・アキ「愛の季節」
- 2009年『ウェルかめ』:aiko「あの子の夢」
2000年代の特徴は、歌唱曲と器楽曲が共存していたことだ。
例えば『ちゅらさん』の「Best Friend」は、Kiroroの代表的な楽曲としても知られる。一方、『ほんまもん』の「君を信じて」は千住明によるテーマ曲で、歌手が歌うポップスとは性格が異なる。
また、『てるてる家族』の「ブルースカイ・ブルー」は、放送途中から歌唱版が使用された経緯がある。単純に曲名だけを並べると見落としやすい部分だ。
【2010年〜2023年】朝ドラ主題歌の歴代人気曲を年代別に総まとめ
2010年代からは、J-POPを代表するアーティストの起用が目立つようになった。
2010年〜2014年| 放送年 | 作品名 | 主題歌・テーマ曲 |
|---|---|---|
| 2010年前期 | ゲゲゲの女房 | いきものがかり「ありがとう」 |
| 2010年後期 | てっぱん | 葉加瀬太郎「ひまわり」 |
| 2011年前期 | おひさま | 平原綾香「おひさま〜大切なあなたへ」 |
| 2011年後期 | カーネーション | 椎名林檎「カーネーション」 |
| 2012年前期 | 梅ちゃん先生 | SMAP「さかさまの空」 |
| 2012年後期 | 純と愛 | HY「いちばん近くに」 |
| 2013年前期 | あまちゃん | 大友良英「あまちゃん オープニングテーマ」 |
| 2013年後期 | ごちそうさん | ゆず「雨のち晴レルヤ」 |
| 2014年前期 | 花子とアン | 絢香「にじいろ」 |
| 2014年後期 | マッサン | 中島みゆき「麦の唄」 |
| 放送年 | 作品名 | 主題歌 |
|---|---|---|
| 2015年前期 | まれ | 「希空〜まれぞら〜」 |
| 2015年後期 | あさが来た | AKB48「365日の紙飛行機」 |
| 2016年前期 | とと姉ちゃん | 宇多田ヒカル「花束を君に」 |
| 2016年後期 | べっぴんさん | Mr.Children「ヒカリノアトリエ」 |
| 2017年前期 | ひよっこ | 桑田佳祐「若い広場」 |
| 2017年後期 | わろてんか | 松たか子「明日はどこから」 |
| 2018年前期 | 半分、青い。 | 星野源「アイデア」 |
| 2018年後期 | まんぷく | DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ」 |
| 2019年前期 | なつぞら | スピッツ「優しいあの子」 |
| 2019年後期 | スカーレット | Superfly「フレア」 |
『あまちゃん』は大友良英が手がけたインストゥルメンタルのオープニングテーマであり、劇中歌「潮騒のメモリー」とは区別する必要がある。
また、『まれ』の「希空〜まれぞら〜」は合唱曲で、一般的なソロ歌手による主題歌とは異なる。
2020年〜2023年| 放送年 | 作品名 | 主題歌 |
|---|---|---|
| 2020年前期 | エール | GReeeeN「星影のエール」 |
| 2020年後期 | おちょやん | 秦基博「泣き笑いのエピソード」 |
| 2021年前期 | おかえりモネ | BUMP OF CHICKEN「なないろ」 |
| 2021年後期 | カムカムエヴリバディ | AI「アルデバラン」 |
| 2022年前期 | ちむどんどん | 三浦大知「燦燦」 |
| 2022年後期 | 舞いあがれ! | back number「アイラブユー」 |
| 2023年前期 | らんまん | あいみょん「愛の花」 |
| 2023年後期 | ブギウギ | 中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」 |
この時期は、ロックバンド、シンガーソングライター、ソロ歌手、ユニットなど、起用される音楽ジャンルがさらに広がった。
特に『カムカムエヴリバディ』の「アルデバラン」は、親子三代の物語に寄り添う楽曲として印象を残した。
『ブギウギ』の「ハッピー☆ブギ」は、中納良恵、さかいゆう、趣里という組み合わせが特徴的で、作品の音楽的な世界観をそのままオープニングに持ち込んだ楽曲でもある。
【人気ランキング】NHK連続テレビ小説の歴代主題歌で人気なのは?
朝ドラ主題歌の人気を考える際には、楽曲の知名度だけでなく、ドラマとの結びつきや、視聴者がどれだけ作品の記憶と重ねているかもポイントになる。
ただし、NHKが発表した公式の歴代総合ランキングが存在するわけではない。民間のアンケート調査では、調査対象や投票期間によって結果が異なる。
2010年以降の人気曲ランキング2023年に公開されたランキングーの調査では、2010年以降の朝ドラ主題歌を対象に、10,038人へのウェブアンケートを実施している。
上位5曲は次のとおり。
| 順位 | 作品名 | 主題歌 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ゲゲゲの女房 | ありがとう/いきものがかり | 1,247票 |
| 2位 | あさが来た | 365日の紙飛行機/AKB48 | 910票 |
| 3位 | マッサン | 麦の唄/中島みゆき | 625票 |
| 4位 | らんまん | 愛の花/あいみょん | 564票 |
| 5位 | なつぞら | 優しいあの子/スピッツ | 476票 |
この調査では、幅広い年代の視聴者に知られた楽曲が上位に入っている。
直近5年間の人気曲ランキング2024年10月にシネマトゥデイが発表した、過去5年間の朝ドラ主題歌に関する人気投票では、次の結果となった。
1. AI「アルデバラン」/『カムカムエヴリバディ』:515票
2. 米津玄師「さよーならまたいつか!」/『虎に翼』:382票
3. B'z「イルミネーション」/『おむすび』:194票
4. あいみょん「愛の花」/『らんまん』:193票
5. スピッツ「優しいあの子」/『なつぞら』:133票
この結果で興味深いのは、『虎に翼』の主題歌が放送中の投票で2位に入っている点だ。
一方、『カムカムエヴリバディ』の「アルデバラン」は、放送終了後も支持を集めていた。
つまり、放送中の話題性と、作品が終わった後に残る人気は、必ずしも同じではない。
【プロの結論】朝ドラ主題歌の人気を左右する3つの要素歴代の楽曲を振り返ると、人気を支える要素は大きく3つに整理できる。
1. 作品のテーマと楽曲の相性
ドラマの主人公が困難を乗り越える姿と、楽曲の歌詞やメロディーが重なると、視聴者の記憶に残りやすい。
「ありがとう」「愛の花」「アルデバラン」などは、作品の印象と楽曲を結びつけて思い出す人も多い。
2. 毎朝聴くことで生まれる親しみ
朝ドラは日々の生活の中で視聴される番組だ。同じオープニングを繰り返し聴くことで、曲そのものが生活のリズムに溶け込んでいく。
一般的なドラマ主題歌とは異なる、朝ドラならではの接触頻度がある。
3. アーティストの個性と新しい発見
YOASOBI、Mrs. GREEN APPLE、米津玄師、RADWIMPSなど、普段から音楽シーンで活躍するアーティストの起用は、ドラマを普段見ない音楽ファンにも作品を知ってもらうきっかけになる。
朝ドラの主題歌は、番組のための音楽であると同時に、アーティストの新しい魅力を届ける場にもなっている。
【発売日・配信情報】朝ドラ主題歌を聴く方法と間違えやすいポイント
朝ドラの主題歌を探す際、意外と混同しやすいのが放送開始日と配信開始日、そして主題歌と劇中歌の違いだ。
放送開始日と配信日は別々に確認する例えば、2026年の2曲は次のように整理できる。
- 『風、薫る』:3月30日放送開始、4月13日配信。
- 『ブラッサム』:9月28日放送開始、10月14日配信。
ドラマの初回放送日に音源も同時発売されるとは限らない。
また、配信シングルとCDアルバムの発売日は別になる場合もあるため、購入する場合は作品の公式ディスコグラフィーを確認したい。
主題歌・テーマ曲・挿入歌は違う朝ドラの音楽情報を調べるときは、次の3つを区別すると分かりやすい。
| 分類 | 意味 | 代表例 |
|---|---|---|
| 主題歌 | 作品のオープニングなどで使用される歌 | 「咲き誇れ」 |
| テーマ曲 | 作品を象徴する音楽。歌なしの場合もある | 『あまちゃん』オープニングテーマ |
| 挿入歌 | ドラマ本編の場面で使用される楽曲 | 『あまちゃん』「潮騒のメモリー」 |
特に2000年代の作品には、歌唱曲ではなく器楽曲をメインテーマとして使用したものがある。
そのため、歴代一覧を調べるときは「主題歌」という検索語だけでなく、「テーマ曲」「オープニングテーマ」も併用すると見つけやすい。
【よくある質問】NHK朝ドラ主題歌に関するFAQ
Q1:2026年最新の朝ドラ主題歌は誰が歌っていますか?
A1:2026年度後期の『ブラッサム』はYOASOBIの「咲き誇れ」、2026年度前期の『風、薫る』はMrs. GREEN APPLEの「風と町」です。
Q2:朝ドラ『ばけばけ』の主題歌と発売日は?
A2:ハンバート ハンバートの「笑ったり転んだり」です。2025年10月1日に配信リリースされました。
Q3:朝ドラ『あんぱん』の主題歌は何ですか?
A3:RADWIMPSの「賜物」です。2025年4月18日に配信が開始されました。
Q4:朝ドラ『おむすび』と『虎に翼』の主題歌は?
A4:『おむすび』はB'zの「イルミネーション」、『虎に翼』は米津玄師の「さよーならまたいつか!」です。
Q5:朝ドラの歴代主題歌で人気の曲は何ですか?
A5:調査によって異なりますが、「ありがとう」「365日の紙飛行機」「麦の唄」「花束を君に」「アルデバラン」「愛の花」などが人気ランキングで上位に挙がっています。
Q6:2000年代の朝ドラ主題歌にはどんな曲がありますか?
A6:倉木麻衣「Reach for the sky」、Kiroro「Best Friend」、MISIA「名前のない空を見上げて」、福山雅治「泣いたりしないで」、森山直太朗「風花」、竹内まりや「縁の糸」などがあります。歌のないテーマ曲も存在します。
Q7:朝ドラ主題歌の発売日や配信日はどこで確認できますか?
A7:NHKの番組公式情報に加え、担当アーティストの公式サイトやレコード会社のリリース情報が参考になります。放送開始日と配信開始日は分けて確認してください。
まとめ:NHK朝ドラ主題歌は2026年も名曲が続く!歴代曲とともに楽しもう
NHK朝ドラの主題歌は、2000年代の器楽曲やテーマ音楽から、2010年代以降の人気アーティストによる歌唱曲まで、時代とともに大きく変化してきた。
2024年の米津玄師「さよーならまたいつか!」、B'z「イルミネーション」、2025年のRADWIMPS「賜物」、ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」、そして2026年のMrs. GREEN APPLE「風と町」、YOASOBI「咲き誇れ」と、作品ごとに異なる音楽の魅力がある。
特に2026年は、YOASOBIとMrs. GREEN APPLEという現代の音楽シーンを代表するアーティストが、それぞれ異なる時代背景のドラマに楽曲を提供したことが大きな見どころだ。
歴代の主題歌を探すなら、作品名・歌手名・曲名・放送年度の4点をセットで確認するのがおすすめ。さらに配信日まで押さえておけば、懐かしい名曲を聴き直す際にも迷わない。
朝ドラの物語とともに生まれた楽曲は、放送が終わっても色あせない。2026年の新曲をきっかけに、過去の名曲を改めて聴き比べてみるのも面白い。